ヴィランの後始末も終わり、体育館も木造からコンクリートに改修され、通常の日常に戻ろうとしていたある日、伊賀ちゃんが、こんな事を言ってきた。
「ムッさん!キーザンくん!響香ちゃん!レク大会が!レク大会が!」
「イカちゃんどうしたのよ。レク大会がどうしたの?」
「興奮しすぎてたのです。さっき、先生からレク大会が途中で終わったから学習発表会という名目でレク大会を再び開催すると告げられたのです。」
「なるほど?そこでチームファーストもなんかしてよ。って言われたと。」
「そうなのです。でも、ファーストの演奏は一応終了してはいるのです。」
「どうしたもんかねぇ。じゃあ、さ。アンコール!って形で一曲だけやってみる?ネタはもうないしさ、マジメに。」
「ウチとしては、やるならとことんロックにやりたい。」
「ロックか。うちのバンドは相手の度肝を抜いて音でぶん殴るスタイルだから2回目とか考えてなかったな。」
「勝つことを考えなくてもいいんじゃない?どうせあれ以上の演奏は無理だし、付け焼き刃の演奏で勝てるほどうちの先輩たちは甘かねぇだろ。」
「それもそうだね。じゃ、気楽にマジメにカッコよく演奏しますか!」
〜〜〜学習発表会にて〜〜〜
「全校生徒の命を救ったヒーローはアンコール!に応えてやってきたぁ〜!今日は『個性』禁止だが、やれるのか?大地矛盾と〜!チームファーストの面々です!どうぞ!」
司会の声たかだかに期待を背負わされ、過剰と言えるレベルの注目を浴びて緊張もする。
「チームファーストです!一応、演奏は終了してるので、真面目にカッコよく演奏だけ。行くよ!みんな!」
〜〜〜演奏終了後〜〜〜
「かっこいい演奏してくれたチームファーストの面々に大きな拍手を〜!お次は〜」
演奏が終わり、舞台袖に戻るといつもより真剣な目をした先輩方の姿があった。
「チームファーストの演奏、カッコよかったよ。でも、『個性』なしの演奏をしなきゃなんて困ったよ。僕の『個性』を使って感動させる算段だったのに。でも、勝つよ。チームサードはこの学校最強のチームだからね。」
音で殴るのではなく、心を震えさせるような優しい音色、決して物理的に揺らすわけでも驚かせるわけでもないチームファーストと正反対の音色。しかし、聞くものを虜にする圧倒的音色。うっとりして永遠に聞いていられそうなその音色はスーザン先輩の「ありがとうございました!」の一言で幕を閉じ、聞くものは皆スタンディングオベーションをする。
〜〜〜部室にて〜〜〜
「勝てるわけねぇだろ!!!」
部室について矛盾が叫んだ言葉だった。
「レク大会が続行してたらこの演奏に『個性』だぁ?ムリムリムリムリ」
「先輩たちすごかったのです。」
「でも、ウチらも2年後には絶対追いつく。そのためにはきちんと練習しないと!」
青山不在タグがこの小説についているのですが、原作の状況によりこのタグを消去してよいか質問します。
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取っていい
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展開上仕方なければ取っていい
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展開的に難しくなければ取らないでほしい
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絶対に取っちゃだめ