TSしたダン・モロの胃がマッハで蜂の巣になって「クソが」って言ったガルパン転生《連載版》 作:道長(最近灯に目覚めた)
キャラ崩壊、下ネタ注意。
ダン・モロの出番も中身も知能もありません(知能指数5くらい)
仕事の忙しさから逃げるために、頭空っぽにして書きました。
それでもよろしい方どうぞ
「とりあえず、皆やる気になってくれて良かった……けど」
私、角谷杏の手元の書類に載っているのは戦車の整備に必要な部品、機材のまとめである。
「みんな頑張ってたもんね。でも一回の練習試合でこんなにお金がかかるなんて……、はい、概算です」
副会長の小山柚子が計算機片手に同意すると、ため息をつきながら計算用紙を私に差し出した。予想通りとはいえ、0の多さに辟易する。
「柚子ぅ~。これって実は0が1つ消えたりしなーい?」
「無理だよ。多少は切り詰められるかもしれないけど、大会のことを考えたらこれくらい買わないと。むしろまとめて買う分、安くなってるんだよ?」
「だよね~。でも予算が足りないよー」
当たり前だが試合をすれば戦車は壊れる。壊れれば修理をしなくてはいけない。そうなれば新たな部品が必要になる。特に特殊カーボンを使用した装甲は、安全のため使用回数が制限されている。そのため優勝前提に計算すると、オーバーホールも勘定に入れなくてはいけないわけで。
「それでも自動車部のおかげで、設備投資が最低限で済んだから助かったね」
「そだねー。もし人員含めて1からって考えたらゾッとする」
自動車部のおかげで整備は何とかなっている。設備も流用(それも元々は戦車道用のものだったようだが)出来るため、そこが経費0で確保できたのは大きかった。整備員を外部から募ることになったら……、考えたくもない。
「とは言っても無いものは無いんだよ。他に切り詰められる所あった?」
「部活動にもかなりがまんしてもらってるからこれ以上は……。あとは学園艦そのものの維持費になっちゃう」
「それは学校内だけで済む範疇を越えてるから却下。うーん。実家に頭下げるか~」
やだなー、でも背に腹は代えられないし。
「文科省にお願いして、他校と同じく補助金出してもらうしかないんじゃ……」
そんな私を見かねて、柚子が気をつかってくれた。いくら彼女しかいないとはいえ油断した。我ながら大分疲れている。
「それだったらサラ金に手を出した方がマシだよ。貸しを作ったら、それを盾に約束を反故にされるかもしれない」
「杏!? それでもサラ金は流石にまずいよ!?」
「ジョーダンだよ。冗談。まともになんてやってられないって。こんなの」
こういうときは干し芋を食べるにかぎる。……うん、おいしい。やっぱり大洗学園艦の干し芋は……最高やなって。ビニール袋に入った大量生産品だが、それでもこれが口に入ると心が落ち着く。
気を利かせた柚子が、お茶を淹れてくれていた。
一応無理を通してもらっている形なのだ。直接の援助を受けるのは、誰がどう考えても悪手になる。何よりアレに、これ以上頭を下げるのは面白くない。
「はい、お茶。鴉羽ちゃんがいたら、なんとかしてくれるかな?」
「あんがと。いや、ポッポちゃんでもこれは無理でしょ」
会計係の席は現在空席だ。謹慎期間は今日までだったはずだが、今は何をしているやら。「ちょっと出かけるから誤魔化しといて」と言われたので先生方には適当に言い含めてはいるが。
「でも、鴉羽ちゃんだよ?」
「これで金銭面までカバーし始めたら、ちょっと無敵過ぎない?あの子」
腰まである黒髪ロングの超絶美人で運動関係はほぼ全てで校内一(男子トップクラス、ただしカナヅチ)、勉強をさせれば上の中(おそらく加減している)、口調こそ時折男性的だが、それが頼もしいという女子も多い。
何より、ある一部分の装甲がヒッジョーに分厚い。追加装甲でも付けてるんじゃないかと思ったが、素(しかもサラシで押さえ付けてあった!)だったことに知った時の衝撃たるや。
プールの授業で発覚した時、本人は「邪魔」と言い放ったが。そして同意する桃と柚子を見て、悲憤のあまり3人をプールに突き飛ばした私は悪くない。カナヅチということも、そこで初めて知った。あんなデカイ浮き袋が2つ付いてるのに。シリコンか?シリコンなのか? でも水に浮いてたんだよな〜。
(頼りにはなるんだけどね)
桃以外で、深部ブロックの生徒が言うことを聞くのはポッポちゃんだけだし、文科省と面談の日取りを決める時、渋った相手に彼女が話し出したら急にアポがとれたり、あげくの果てに燃料が高騰した時は、どこからともなくタンカーを呼び出して、直接給油させたりした。
……あれ? 結構なんとかなるんじゃない?
「いやいや、いくらポッポだってこの額を現金で準備するのは……、お金のことは一旦置いといて、実際の試合について考えようか。西住ちゃんは流石だったねー」
資金に関しては、生産的な考えが浮かびそうに無いので、今はどけておこう。ということで練習試合を整理をしよう。
結果的に負けてしまったが、練習試合とはいえ聖グロリアーナ相手にフラッグ車のタイマンまで持ち込めたのなら、全国大会出場の最低ラインはクリア出来ている。
「杏がもうちょっと真面目だったら、勝てたんじゃないですか?……会長としては合格なんだね」
「もうちょい西住ちゃんが不甲斐なかったら、私が引っ張ろうと思ったんだけど、あの様子なら指揮は一任した方がいいかなー」
今回のことで皆、西住ちゃんをトップとして認めただろう。
指揮官には、用意できる最高の人材を据えられた。あとは各々の練度を底上げしかない。幸い、ある程度全て教えられる卵ちゃんがいる。
「そういや卵ちゃんは結局、どこかのチームに加わったりはしなかったんだ」
「諸星さんは「車長以外だと足並みが乱れやすいし、今回は様子見する」って言ってたよ? 」
そして生憎オレに車長の適正は無いとも。
分からなくもない。少し黒森峰時代を調べさせてもらったが、練習はともかく、実戦では本人の気弱な性格が災いして、思った以上の成果があげられていない。プレッシャーのかかる車長は、なおのことだろう。
逆に技術は人並み以上にあるから、こうやって素人に一から教えるのは、結構上手かったりする。気質についても、出来ない人間に合わせられるというか。仮に西住ちゃん1人でやっていたら大変だっただろう。
「まあ、適材適所ってやつかな」
茶をすすったあと、新たな干し芋を手につけるとノック音が聞こえた。
「失礼します。久し振りね、会長、副会長」
「鴉羽ちゃん! 大丈夫だった?」
「ポッポちゃんおひさー。干し芋食べる?」
今は遠慮します。と手で制すポッポちゃん。相変わらずの美人である。同じ美人系でも、五十鈴ちゃんとはまた違ったタイプだ。清楚だけど、どこか妖艶というか、落ち着いてるけど活動的というか。
「どこ行ってたの? 鴉羽ちゃん」
「ちょっとね。副会長、これお土産。開けてみて」
そう言って近寄っていた柚子に、鞄を直接手渡した。
普通は中から取り出して渡すのでは? と思ったが、土産に文句を言う気は無いのか、柚子は素直に受け取った。
「わぁー、ありがとう。何かな?」
「ほほーん。黄金色のお菓子かい? 殊勝な心掛けだ。誉めてつかわ……」
チャックを開けると諭吉さんが顔を覗かせた。勿論束でだ。
2人の呼吸が、止まった。
スゥー……、ハァー……。
思考停止した頭を再起動するために、肺が破れんばかりに目一杯深呼吸をする。
「……鴉羽ちゃん?」
笑顔の鴉羽に問い掛けた。それでも声は震えていた。自分で分かるくらい。
「必要でしょ? それ」
「いや、どうやって手に入れたの?」
柚子は笑顔のまま固まっている。あっちはまだ復帰出来そうにない。
横から見ていた私ですらこのザマなのだ。直接受け取っていたら、自分もショックで凍りついていただろう。
「どうやってって……、稼いだだけだけど?」
「だからどうやってって聞いてるの。方法、過程」
「ああ、なるほど」
そうすると事も無げに
「体でだけど?」
凍り付いていた空気がピシリと音を立てた気がした。私は干し芋を取り落とし、柚子は床にぺたんとへたりこむ。
「え。どうしたの2人とも?」
その言葉からたっぷり5秒程固まったあと。
「何やってるの鴉羽ちゃん!」
いつもの柚子からは想像が出来ない、凄まじい剣幕だ。ポッポの肩を掴む両手はプルプル震え、涙目で精一杯睨み付けている顔は泣いているのか、怒っているのかわからない。
「そんなことで解決したってダメだよ!」
「そんなこと……? たしかに誉められたものではないかもしれないけど、これは正当な報酬。資金洗浄は済んでるし、何なら直接物資にすればいいんじゃない」
「そういう問題じゃないよ!」
「ちょ、ちょっと揺すらないで、副会長! 肩が、首が」
「柚子。気持ちは分かるけど抑えて抑えて。そのままだと、ポッポちゃんの首がパイルダーオフするから」
青天井で感情を昂らせていた柚子だが、私の声は届いたようで、渋々と言った風体で手を離した。代わりに怒りの混じった強い視線を、ポッポに向け続けているが。
「うん。資金はありがたいけど、柚子が言う通りだね。これは受け取れない」
「……まずかった?」
当たり前だよ!
と、言いたかったが、イマイチ分かっていない顔をしているため胸の内に押し留めた。
「色々言いたいことはあるけどさ。1番気に入らないのは、私達に話もしないで1人で解決しようとしたこと」
相談されたら一もなく二もなく、ポッポを止めただろうが。
「このお金を受け取ったら、ポッポ1人に学園艦のことを背負わせたことになっちゃうからね。せめて私達は共犯者にしてくれないと」
それでも無理なら、それしかないのなら、片棒くらい担がせて欲しかった。
「学園艦の命運と個人の人生、どっちを優先するって言われたら、なんも言えないよ? けど簡単に学園艦って答えられるほど、ポッポの幸せも軽くはないんだ。うん」
西住ちゃんをムリヤリ戦車道に引き込んだ私が言っても、説得力は皆無だけどね~。
改めて干し芋をつまみながら、チラリとポッポの顔色を伺うと神妙な顔で考え込んでいた。
「……そうか。もしかしたら、また、繰り返す所だったのか」
「ごめん。聞こえなかった」
「ただの独り言。気にしないで、次からは相談するから」
「次がないことを祈りたいね」
「全くね」
なんでもないと言いたげな顔をしているので、あまり深入りしない方がいいだろう。
柚子も黙ってる間に少しクールダウン出来たようだ。相変わらず不機嫌ではあるが。
「しっかし結構な金額だね」
「額相応。今回は謹慎期間、目一杯を駆使して働いたから」
「謹慎期間目一杯……」
柚子が想像してしまったのか、微妙に顔を赤くして呟いた。想像力豊かなのは良いことだが、時と場合によると思う。……でも人間、未知への好奇心ってのは大事だよね。うん。
これは純粋な知的好奇心だ。やましいことは、一切ない。
「ええ。都合上、拘束期間は長いし、仕込みも随分かかったわ」
「拘束……、仕込み……」
柚子、余計なことを言わないで。私も釣られて変な想像しちゃうから。黒のアレな感じのアレに、蠢くアレとか。あれ? もしかしたらアレな縄?
加速する想像と干し芋を食べる速度に対して言語能力と思考力が反比例していく。これもう(怒ってんのか盛ってんのか)分かんねえな?
「今回のクライアントは随分紳士的な方でね、ちょっと手こずっちゃったの」
それは紳士という名の変態じゃなかろうか。
気がつけば手元の干し芋が失くなっていた。喉もかさついていたので、お茶を一気に飲み干すと、再び干し芋にかじりつく。
想像にアレな感じの中年のオッサンが追加された。下卑た笑みをで口元を歪ませ、アレな格好でポッポににじり寄っていく。アレな目のポッポは、アレな感じでアレしていて……。
反応しなくなった柚子が気になって見てみると、真っ赤な顔で目をぐるぐる回していた。
おい。さっきの剣幕はどうした。柄じゃないことだからって切り換えが早すぎない?
「ある程度選ばせてもらったから仕方ないとはいえ、まどろっこしいのは苦手なんだけどね。……どうしたの2人とも?」
「いや。うん。そうだね。パパっとヤって終わりの方が楽? でしょ?」
そういう経験がないため、想像しか出来ないがきっとそうなのだろう。……脊髄で会話してしまったことに微妙に後悔する。これ経験アリと思われてない?
ポッポは私の憂いを肯定するように、渋い顔で頷くと。
「うーん。でもそういうのはこう……受け取る側が後ろめたいでしょ? 会長は問題なくても周りがね? 多少、稼げたのは事実だけど」
いったいナニが違うんですかねぇ……?
あっ(本番無しとか)。そっかぁ(縛られるんじゃなくて縛る側だったり)……。確かにポッポには鞭とか足とかハイヒールの方が似合うね。このお金はポッポの血と涙っていうより、オッサンの汚い悲鳴と体液ってわけ? ヴォエッ!
ん? てことはなに、謹慎期間中ずっと女王様だったの?
謹慎ってなんだよ(哲学)。
「どっちもどっちだよ!? 会長! まさかご経験が……」
「違う違う! 想像だよ!そーぞー。イメェイジ(無駄に良い発音)! 私は柚子みたくムッツリじゃないからさ!」
「そ、それは杏だって同じでしょ!? 未経験なら似たようなものじゃ……」
「ベッドの下、ブックカバー」
「な、なんでそれを……」
それは男子高校生みたいな所に隠すヤツが悪い。冗談でやって実物を見つけてしまった時、桃と一緒に気まずい空気になってしまったことは黙っておこう。
サイズに比例して性欲は増す理論、あると思います。
焦った様子で口をパクパクさせていた柚子だが、短く息を吐くと、意を決した顔で口を開いて。
「杏も結構、エグいの持ってるよね?」
「…… なんのことかな?」
「キャスターの二重底。ピンク」
「ブフッ! ケホッ! ケホッ!」
干し芋が気管に入った。いや。なんで? なんで?
「杏が何か隠すとしたらどこかなーって思って、デ◯ノートがあったからキャスターの底を見たら……」
「使ってないからノーカウントだよ! ノーカウント! 大体、ポッポが押し付けてきたものだし!」
「私のだってそうだよ! 鴉羽ちゃんが……!」
息を荒げながら、2人で渦中の人物を見やると、ソイツは心底不思議そうな顔をして。
「どちらも記憶にはあるが、なんでそんな話になってるの?」
「「いや、原因はポッポ(鴉羽ちゃん)でしょ!!」」
あらゆる元凶のあまりにあんまりな態度に、思わず2人で叫んでしまった。しかし、どうもポッポは、事態が呑み込めていないようだ。
「いや。だからなんでここで◯◯◯◯やら×××が出てくるんだ。私はそんなこと一言も」
「うら若き乙女がそんなこと堂々と言うな!」
私の大声にポッポは押し黙った。
さらっと言ってるけど、これが非◯女の余裕なのか?
キスですらドラマの話なのに、△△△とか漫画の話なんですけどぉ!
ましてや□□□□□とかファンタジーですけどぉ!
第一こっちは血縁以外、男に触れたことがない(真実)純粋培養(ほんとぉ?)のお嬢様育ち(笑)なんですけどぉ!
「話してないけどさぁ! 一言も発してないけどさぁ! 連想するじゃん? 清純な(?)女子校生に話す内容じゃないじゃん!? 事実だとしても
隣で茹で蛸みたくなってる柚子が、首をブンブン縦に振って同意してくれる。そりゃあ千切れんばかりに。
だが、それでもポッポは首を捻っている。
だから分からないのはこっちだって!
「だからなんで、傭兵稼業の話でそんなことになる?」
「またいった、ちょっといい加減に……ん?」
今何て言った?
「ん?」
鴉羽ちゃんがポッポじゃなくてオウムになってしまった。
そしてこの時、出会ってから初めて、3人の心が完全に一致した。
「「「ん!?」」」
下世話な話が多いので閲覧注意。
角谷杏
実は割りと王道の少女漫画が好み。ありえないと思いつつも、お姫様になりたい願望が捨てきれない。
何がとは言わないが頻度は週一でするかしないかくらい。ストレスが溜まるとするタイプで結構激しい。した後はなんか負けた気分になる。
小山柚子
弟の影響もあり意外と少年漫画も読む。とは言っても少女漫画の方が多いが。お嫁さんより母親に憧れているタイプ。家族は多い方が幸せになれると思っている。
することがない時とか寝る前にしちゃう。頻度は週二回くらい。布団の中であんまり動かないで行う。ボーッとしてることも多く、途中で寝てしまうことも。
読む範囲は雑多。そもそも紙の本が物珍しく、面白いと思ってる。だが悲劇は嫌い。王道の騎士とお姫様の物語とかも苦手。美人だが、今のところ誰かと付き合う気はない。
頻度はかなりの不定期。玩具も買ってみたが本人曰く「なんか思ってたのと違う」。
正直色々だるいと思ってる。口調とは裏原に、一番TSに違和感を感じていたりする。順応はしているが。
なにこれ〜?
こんだけ間隔あけて、こんなもんしか書けないとか恥ずかしくないの?
おう、さっさと低評価つけるんだよ。あくしろよ。嘘です。ごめんなさい。
もっと進む予定だったのに変な方向に筆が走った。なんかキリが良かったのと、疲れたのでこんな感じに。ホントはみんな大好きダン・モロが出てくるまで書く予定だったし、ガルパンキャラももっと真面目だった。正直やり過ぎたと思ってる。あんまり不評なら消します。
あとガルパンSS書いてる身としては大変言いにくいのですが、筆者は戦車を全然知りません。分かる方、チームマヨネーズに似合う戦車を教えてください。
なんかの間違いで書くかもしれない。出荷とか、オーロラソースとか。
活動報告やメッセージにでも書いてくれればなと。
ちなみに私は、鴉も山猫も軽めの中量二脚(AALIYAH及びWG)がベースで、鴉はそこから重めのGA中量二脚、山猫はLAHIREまでの軽量二脚のイメージがありますが皆さんどうでしょう? ご意見お待ちしてます。
次の話があればお会いしましょう(震え声)。
せめてfAでの鴉と山猫とダン・モロのやり取りを書くまでは行きたいんですけど(身の丈に合わぬ願望)