TSしたダン・モロの胃がマッハで蜂の巣になって「クソが」って言ったガルパン転生《連載版》 作:道長(最近灯に目覚めた)
う◯こみたいな内容をう◯こみたいな文章力で射出するう◯こ投げ機と化していることに気がついた今日この頃。時間を無駄にすることに関してはコロナの比じゃないかもしれない。
暇で暇でしょうがない人だけが読むことを推奨します。多分カーパルス占拠をとっつきオンリーでクリアを目指す方が、まだ生産的です。
「え? 私の聞き間違い? 今傭兵稼業とか言わなかった?」
「ええ。言ったけど?」
へぇ傭兵稼業。ふーん。
「中東で、ちょっと資源プラントの破壊工作をしてきたの。死人が出ないようにやったから手間取ったわ」
「へえ破壊工作。へぇー」
「へぇー」
さも当然のように話すポッポ。相場は知らないが、場合によってはこれくらいの額を稼ぐのは可能なんだろう。うん。一応、反応している柚子もよく分かってはいないと思われる。
……
「「いやいやいやいや!!」」
柚子とリアクションが完全にシンクロした。ポッポがやらかす時は、これに桃を加えた3人でツッコミを入れるのが常だが、首から腕までの動きが一致するのは初めてだった。(予算再編(物理)を敢行したのは、歴代生徒会でも彼女だけだろう。おかげで戦車道における最低限の予算確保が容易になったが)
「破壊工作ってなにさ!? 石油施設をドカーン、 みたいな!?」
「そんな感じね。安心して、やったのは非合法な所だったから」
「安心とかそういう問題……、問題なんだけど、そうじゃなくてさ 」
「報酬の話? なんか依頼元も被害を受けたらしくてね。想定より安くなったの。無駄な被害を出さなかったから、ほんとは追加報酬が出るはずだったのだけれど」
だから違う。そうじゃない。
「この世界の、どこに、傭兵稼業をする、女子高校生が、いるのかって言ってるんだよ……!」
「JKが戦車に乗ってるんだから、JKの傭兵がいてもおかしくないと思うのだけれど……」
「いや。おかしいから」
特殊カーボンで守られた車内で模擬弾を撃つ戦車道と、生身を本物の銃弾に身を晒す傭兵、どちらが危険かは言うまでもない。あとポッポがJKというと、どことなく生々しい感じがする。
「実際にドンパチするようなヘマはしてないわ」
「鴉羽ちゃん、あなたがどれ位凄い傭兵か私は知りません。ですが、少しでも貴方の命に関わる様なお金の入手方法は、許容出来ません」
横から努めて平坦な声が聞こえた。声の主は悲嘆も怒りもない、真剣な表情の柚子だ。冷静になるのは柚子の方が早かったらしい。
思いっきり溜息をついて、椅子が鳴くほど寄り掛かる。仰ぎ見ても、代わり映えしない古びた天井があるだけだが、言いたいことをまとめるのには十分役立った。
「自分で自分の葬式代稼ぐ様なことは、ご遠慮願いたいよね~。終活にはちょっと早すぎるじゃん?」
柚子と2人で畳み掛けてみたが、どうも相手は納得していないようだ。見るからに、頭上にハテナマークを浮かばせているような仕草をしている。
「……戦車だって危ないでしょ?」
「だから、本物の戦争とは違うじゃん。特殊カーボンだってあるし、戦車はあくまでも競技だよ」
「……戦車が忌避されて女性のものになったのに、何故か最新のMBTが開発されてるし、よくわからん世界だ。スポーツ用品の新作のつもりか? 兵器は何処までいっても兵器だろうに……」
「何か言った?」
「なんでもない。私の感覚が間違っていたようね。もうしないわ」
不満げに反論していたポッポだが、とりあえずは同意してくれた。が、この感じだと何かあればまた1人でやらかすだろう。
今回の傭兵稼業もそうだが、彼女は落ち着いているようで変なところで常識がない。逆に妙なことに詳しかったりする。例えば、ひと昔前に潰れた企業とか。ローゼン○ールなんて初めて聞いた。
「鴉羽ちゃん、これからも無茶や無理をあなたにお願いすることになるけど、あなた1人が犠牲になるような真似はしたくないの。杏や桃ちゃん、これを聞いたら皆そう言うと思うんだ」
「でも実際、資金繰りに困ってるんでしょう?」
「だから皆に話して? 出来る人に頼りきりっていうのは違うよ」
その真摯な態度が反論する気を奪ったのか、ポッポはそれ以上は何も言わず、静かに頷いた。柚子のこうした正攻法での毅然とした態度は、私も真似できない。
「一区切りついたし、お茶でも飲もうか。私が淹れたげるから、2人は座ってて」
「会長、お茶なら私が」
「いいのいいの。たまには自分で淹れたくなる時もあるでしょ。不味いのは出さないよ」
腰をあげようとした柚子を適当に制して、席を立つ。私1人では彼女を黙らせることは難しかっただろうし、これくらいはお安い御用だ。これを機に、少しはポッポが落ち着くといいのだけれど。
「破壊工作ってどんなことをしてきたの?」
「本体を壊すと始末が面倒だからね。主に電子機器とかパイプとか。もちろん人的被害が生じないよう、下準備した状態でね。流石に人を殺したお金は受け取れないでしょ?」
「……うーん。それでもやっぱり躊躇っちゃうかなぁ。誰かに迷惑をかけて稼いだお金なんだよね?」
「人間、生きてる限り誰かに迷惑かけるんだから、多少はね? むしろ被害者はっきりしてる分、クリーンじゃない。正直手間がかかり過ぎて、スフィアを鎮圧したときの方が楽だったかな……」
「それでもだよ。傍を楽にするで働くなんだから。……スフィアを鎮圧って何をやってるの……?」
「ん? あぁ。年寄りの独り言だから気にしないで。昔の話よ。随分昔の、ね」
「年寄りって……」
急須の中の出がらしを捨て、新しい茶葉を蒸している傍らで、2人が楽しげ(?)に談話している。いや、笑顔だけどね?
「ポッポが同い年だとは思えないけどさ、年寄りはないんじゃない? ほいお茶」
「ありがとう。ものの例えよ。昔はちょっと口に出来ないようなこともやってたから。どうしても聞きたい? 好奇心は猫をも殺すって言うけど」
「遠慮しとく。どう見ても死亡フラグじゃん、それ」
お礼を言う柚子にもお茶を渡して、応接セットで三人揃ってお茶を一口。
「そういえば、2人とも私が何で稼いだと思ったの? 何か傭兵以外だと思ってたみたいだけれども」
湯呑みを傾ける角度を誤った。熱湯が口内粘膜を襲う。むせそうになったが気合いでこらえた。
「……いや。とにかく危ない仕事でもしてきたのかなって」
やけどでしびれる舌を必死に回しながらそれっぽく言い繕う。柚子を横目で伺うと、聞こえていない振りをして無言で茶をすすってる。顔面神経痛を患っているような顔で。
私も聞こえていない振りをすれば良かった……!
今更遅い気もするが、誤魔化そうと再び湯呑みを傾ける。熱いお茶が火傷した口内に染みる。
「その割りには、なんで◯◯◯や××××が話に出て……あぁ」
ポッポがポンっと掌を叩く。
「エン◯ーってやつ? 声を掛けられたことは、確かにあったけれども」
「「ブフゥッ!」」
今度は2人とも耐えられなかった。主に声掛け事案のせいで。
「さっきから息ピッタリね。あなたたち」
「一体誰のせいだと思ってるのかな……! 」
「確かにあり得るかも。相場調べたら、ワンチャンこれぐらい稼げたし。◯女ってだけで結構値段あがるのよね~。最近は膜なんて人工で作れるのに」
「おいやめろ」
台詞が完全にこなれたそれである。柚子なんてさっきからむせっぱなしだぞ。
「そっちで稼ぐ気は最初からなかったわ。どうもサービス業は苦手なの」
「サービス業の方達に謝れ。今すぐに。それと傭兵がエン……より健全とは言い切れないと思うんだけど」
声かけ事案については、触れまい。しかしポッポは意地の悪い笑みを浮かべる。ク◯が。
「何言い淀んでるの? ハッキリ言いなさいな、援◯って。それとも正式に援◯交際って言った方がいい? 嫌なら売◯、◯リ、サ◯、選り取り緑よ?」
「いい加減セクハラで訴えるぞ、このエロオヤジ」
「やーねー。想像したのはそっちが先でしょ? 逆ギレとか怖いわー。キレる若者怖いわー。痴漢の冤罪ってこうやってうまれるのねー」
「うっさいわ。傭兵なんて一般女子高校生の収入としてありえんでしょ。You◯uberとか、どっかの社長だとか、旅館の女将でしたの方がまだ現実味があるわ」
「どうどう、2人とも落ち着いて」
やっとこさ咳が収まった柚子が、さも自分だけは冷静なように場を収めようとしてきた。だが私は知っている。生徒会で一番エロいのは彼女だということを。それが被害無しというのは、なんか納得がいかない。
「生徒会のピンク担当が何を偉そうに……」
「ピンク担当!? それ鴉羽ちゃんじゃなくて私なの!?」
「ポッポはピンクっていうより、色々な意味で黒担当じゃん。そんなものぶら下げて、ピンク以外あると思った?」
「それは偏見だよ!」
「うん、柚子はピンク担当ね。私、下着は黒派なの」
「そっち!? 今日は水色です! ピンクじゃありません!」
「それ地味にエグいヤツじゃなかったかしら?」
「う、だってサイズが……」
ポッポの援護射撃が柚子にクリーンヒットしたところで満足。でも微妙に納得がいかないのは何故だろう。2人と案内される売り場が違うからだろうか。
そういやサラシしてない時は、大体黒系だよねポッポ。割りとあだるてぃーな。似合ってるけどさ。
私? それ系はタンスの奥深くに眠ってるとだけ言っておこう。やっぱり助言は聞くもんだね。
「そもそもサラシがあんまりだからって、あなたたちが選んだのだけれど。私は徳用で良かったのに……」
「私と同じで、中々合うサイズがなかったでしょ? 桃ちゃんもそう言って、痛い目見たんだから 」
「そこは気合いで……」
「気合いでどうこうなるものじゃないからね?」
「そうだねー。皆、私みたく子供用で間に合うような量産型◯クじゃないもんねー。私もガ◯ダムになりたいねぇ」
「オレが◯ンダムだ!」とまでは言わないから、「ザ◯とは違うのだよ。◯クとは!」位は言いたかった。
今からでも間に合う? 無理でしょ。
「それはそれでエース専用な気が……。パイロットでちょうどいませんでしたっけ? ◯い彗星って人」
「ああ、それってシャ◯? 確かロリコン疑惑なかった?」
そういやいたね、そんな人。
私も知っているのは話の顛末くらいで、実際に見たわけではないが。
ポッポにいたっては話に全くついてこれないらしい。
そりゃそうか。傭兵やってる人間が、テレビ点けてまで戦争アニメなんか観たくないよね。
「……何だか嫌なエース専用ね。エースというよりボトムじゃないかしら」
「微妙に別な作品が混じっている気が……、なんなら国の代表にまでなったよ?」
「それ本気?
結末については知らないのでなんとも言えない。種類が多すぎて、どれがどれだか分からないのが正直な感想である。
……どうしてこんな話してるんだっけ?
「なんでガ◯ダムの話になってんだろう。えーと、ポッポのお金だけど、これは保留ね。ちょっと経緯が経緯だし」
「私がいいって言ってるんだから、素直に使えば良いのに」
「もうちょいあれば、いっそ本体を買ってもらって個人所有してもらうんだけどさ。完全に一からとなると、税金とか登録料が必要になって多分足りなくなる」
「じゃあもう一回稼いで」
「鴉羽ちゃん?」
「冗談よ副会長。だからその笑顔は止めて、お願い」
この様子を見るに、しばらく無茶はしないだろう。
仮に足りたとしても、今度は燃料費や整備パーツが必要になるから運用コストを考えると微妙なところだ。
……でもあれ? ポッポがこんなことをしてきたということは? いいや、止めておこう。取らぬ狸のなんとやらだ。
さてどうしたもんかね~。
改めて資金運用に頭を悩ませていると、ドタドタと階段を掛け上がる音が聞こえてきた。しかも段々とこちらに近付いてくる。部屋にいる全員が、訝しげに出入口を注視する。
ノックもなしに勢いよく扉が開け放たれた。
「かいちょぉ~!柚子ちゃぁ~ん! 猫山が! 猫山がぁ~!」
騒音の主は広報の桃だった。平時でまとっている、厳格な仮面をかなぐり捨て置いて、泣き叫びながらこっちに駆け寄ってくる。
「カワシマ〜、ちょっと落ち着い……あ」
最初は桃の様子に面食らったが、小脇に抱えられている少女を見てハッとなる。
「桃ちゃんどうした……あ」
柚子も同じだった。一瞬遅れてサーッと顔が青くなり、意味もなく視線をさまよわせた後、対面のポッポの両肩を掴んだ。
あちこちが跳ね回っている銀の短髪と、桃に抱えられている私よりも小柄な身体。顔を見なくても、これに該当するのは大洗の学園艦では一人しかいるまい。頭しか見えないせいで、余計に首を掴まれた猫のように見えた。
その彼女が、のそりと顔を上げる。その先に居るのは
「よう、首輪付き。やはり飼い主がいないと寂しいか?」
「……レイヴン、介護がいないようだが、歩けるのか?」
世の中には絶対に混じり合わないものがある。それをこの二人が、今年の入学式当日にその身をもって教えてくれている。
相反する白と黒は、唯一の共通点である、血のように赤い瞳を通して、互いの意思を理解したのだろう。
「「今からでもあの時の続きをしてもいいぞ?」」
空気の色が変わったように思えた。ただ視線がぶつかっているだけだというのに、つばぜり合いのような緊張感が、あたりに飛び散っている。
ところで諸君、同族嫌悪という言葉をご存知だろうか。あるいは、「喧嘩は同じレベルの人間の間でしか起こらない」でもいい。
「……モモ、いい加減おろしてくれ」
「……柚子、どうか手を放してくれ」
「……とりあえず2人のお茶を淹れようか。どうせネコちゃんも似たような用でしょ?」
角谷杏
好きなガ◯ダムはアカツキ。完全に見た目。
小山柚子
好きなガ◯ダムはバルバトス。理由は弟が観ていたから。他意はない。
河嶋桃
好きなガ◯ダムはセラヴィー。パイロットが眼鏡、トライアルシステム。嫌いになる理由はなかった。
鴉羽唯明
好きなガ◯ダムはヒュッケ◯イン。一体何が違うんだ?
猫山霧音
好きなガ◯ダムはガリル◯ガン(ダム)。違うらしいぞ(違うらしいぞ)。
まーたダンモロが出なかったよ……。タイトル詐欺、ここに極まれり。
女子高生(1名中身おっさん)が駄弁ってるだけやんけ。
流石に次はダンモロが出ます。あと戦車はなんとなくイメージ出来ました。確定ではないので、面白いのがあれば適当に活動報告へどうぞ。
ちなみにカーパルス占拠(ハード)を久しぶりにやったら、全然クリア出来なくてびっくりしました。しゃあないのでスラッグモタコブマーヴを持ち出すハメに……。それでもクリアがやっとで古王は大体落ちるんですが。