超高校級の純粋カップル 【Yes!プリキュア5GoGo!×ダンガンロンパ】   作:夏月煉

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前回の続きから入りま~す!
それぞれの夕食の様子ですけどね(笑)
あと、りんと清多夏のペアだけ長め&今後に関わる伏線?みたいなのがあります。
あと、前回が6月の上旬だったので、大和田くんの誕生日回をお送りします。
予告にもあった通り、かれんさんがケーキを作ります。
一応、りんとくるみにアドバイスをもらいつつ作る感じです。
では、第6話、スタートナリ~!

かれん「くるみ、少しいいかしら?」
くるみ「どうかしたの、かれん?」
かれん「明日、紋土くんの誕生日だから、ケーキを作るつもりなんだけど・・・よかったら、少しアドバイスをもらえないかしら?」
くるみ「わかったわ! なら、りんも呼んでおくわね!」
かれん「ありがとう。あと、チョコレートケーキにするつもりなんだけど・・・」
くるみ「・・・チョコレートケーキはね、クリームや生地に混ぜるチョコの割合が大切よ! 入れすぎるとくどいし、入れなさすぎだと味気なくなってしまうのよ!」
かれん「・・・やっぱり、くるみに頼んで正解だったわね。」
くるみ「もちろんよ! チョコに関することなら、わたしにまかせなさい!」

かれん「というわけで、『超高校級の純粋カップル』第6話!」
くるみ「『紋土の誕生日会とかれんの愛情』!」
かれん・くるみ「始まるわよ。(!)」


第6話 紋土の誕生日会とかれんの愛情(前編)

かれん・紋土ペア

 

かれん「紋土くん、ごはんできたわよ。」

紋土「・・・」

かれん「? どうかしたの?」

紋土「いや、かれんさん見てたら、なんだか懐かしい感じになんだよな・・・」

かれん「・・・私はお母さんじゃないわよ? せめてお姉さんにしてくれるかしら?」ゴゴゴ

紋土「は、はい・・・」

かれん「あと、そのとうもろこしみたいな髪型なんだけど・・・一回イメチェンしてみたらどうかしら?」

紋土「さすがにこれだけは譲れねぇな。いくらかれんさんの頼みでも・・・」

かれん「・・・他の髪型も見てみたいのよ。」

紋土「・・・わかった。今度俺の誕生日に1日だけ変えてやるよ。」

かれん「せめて私の誕生日も・・・」

紋土「・・・まぁ、近いからそれもいいけどよ、あんまり期待しないでくれ。」

かれん「(これは楽しみね!)」

 

こまち・蘭太郎ペア

 

こまち「蘭太郎さんって、料理も上手いのね。素晴らしいわ!」

蘭太郎「そ、そんなことはないっすよ!」

こまち「そうだわ! かれんと紋土さんの誕生日が近いから、二人で和菓子を作ってプレゼントしましょう!」

蘭太郎「ナイスアイディアっす! それで、何にするっすか?」

こまち「そうね・・・これは改めてまた考えましょうか。」

蘭太郎「じゃあ、そろそろ食事にするっす!」

 

うらら・シロップペア

 

うらら「シロップ、どう? 久しぶりのわたしのカレーは?」

シロップ「・・・やっぱりうららのカレーが一番だな!」

うらら「ホント?! よかった~、作った甲斐があるよ!」

シロップ「それに、前よりも美味くなってるぜ!」

うらら「そ、そうかな?」

シロップ「あぁ、うららのカレーなら、毎日でも食べたいくらいだ!」

うらら「じゃあ、毎日とは言わないけど、結婚したら、もっと美味しいカレーを作ってみせるから!」

シロップ「は、話が進み過ぎだ!!!」

 

くるみ・小吉ペア

 

小吉「で、メニューは何なの?」

くるみ「今日は餃子よ。しっかり包んでよね!」

小吉「えぇ、餃子って包むの大変じゃん! ・・・はぁ、セレスちゃんが居れば少しは楽なのに・・・」

くるみ「? なんでセレスさんなの?」

小吉「あれ、知らないの? セレスちゃんは栃木出身だから、餃子が大好物なんだよ。しかも、プロ並に作るのが上手いんだよ。」

くるみ「し、知らなかったわ・・・でも、意外ね。セレスさんはそういうのは苦手だと思ってたわ。」

小吉「あ、餃子が特別なだけだよ?」

くるみ「そういうものなのね・・・」

 

のぞみ・帆鷹ペア

 

のぞみ「ねぇねぇ、わたしもハンバーグの形作りたい!」

帆鷹「いいけどよ、ちゃんと空気が抜けるようにやってくれよ?」

のぞみ「大丈夫! 小さい頃、ここだけは何回もやったから!」

帆鷹「ならいいけどさ・・・そうだ! せっかくだし、いろんな形のハンバーグを作ろうぜ!」

のぞみ「さんせ~い!」

りん・清多夏ペア

 

りん「きよたんめっちゃ料理上手いじゃん! あたしだったら、こんなにフワフワなオムレツなんて作れないよ!」

清多夏「そ、そうか? 特に変わったことはしていないが・・・」

りん「ま、オムライスも出来たし、弟達呼んでくる。」

 

数分後

 

りん・清多夏「・・・」

??「お姉ちゃん、この人は?」

??「あぁ・・・(察し)」

りん「えぇ~っと・・・」

清多夏「り、りんの彼氏の石丸清多夏です!」

??&??「えぇ?!」

りん「えっと、こっちは妹のあいと、弟のゆう。」

あい「わ、わたしより先にお姉ちゃんに彼氏が出来るなんて・・・」

りん「ちょっと、それどういう意味よ!?」

ゆう「・・・あれ? もしかして、清多夏兄ちゃん?」

りん・清多夏・あい「へ?」

ゆう「昔、のぞみ姉ちゃんや帆鷹兄ちゃんと一緒に、みんなで遊んだでしょ?」

あい「えぇ?! あの清多夏お兄ちゃん!?」

りん「あんた、よく覚えてたわね・・・」

ゆう「? だってさ、清多夏兄ちゃんが姉ちゃんにプロポーズしてたし・・・」

清多夏「!!??」

りん「ゆう、その話kwsk

あい「ああ!! 思い出した! 確か、お姉ちゃんにビーズで作った指輪を渡してた!」

りん「ちょっと待って!? あい、その指輪って・・・」

あい「お姉ちゃんが机の引き出しの中に、大事にしまってるのだよ?」

りん「・・・」

清多夏「・・・先にオムライスを食べてしまおう。」

りん「・・・そ、そうだよね!」

清多夏「それにしても、あいくんは変わってないが、ゆうくんはかなり落ち着いた感じになったな!」

あい「清多夏お兄ちゃん、呼び捨てでいいよ!」

清多夏「そ、それはさすがに・・・」

ゆう「・・・だってさ、引っ越す前に、『10年後には帰って来て、りんを死ぬまで守って、愛し続ける!!!!!』って言ってたんだから、もう兄弟みたいな感じでいいと思うよ?」

りん・清多夏「!!??」

あい「そういえば、そんときのお姉ちゃんの顔が・・・」ニヤニヤ

りん「そ、その話は終わり!!!」

あい「あれ、また顔赤くなってるよ?」ニヤニヤ

清多夏「い、今でもその気持ちは変わっていないからな!!! 絶対にりんを幸せにしてみせるぞ!!!」

あい「良かったね~、いい旦那さんで。」ニヤニヤ

ゆう「あい、さすがにからかい過ぎだろ・・・」

清多夏「い、いや、まだ旦那では・・・」

あい「今、『まだ』って言いました?!」

りん「あい・・・いい加減にしなさい!!!」

あい「ご、ごめんなさ~い!!!」

清多夏「・・・いつもあぁなのか?」

ゆう「うん。ホント、困ったもんだよ・・・」

 

6/8 放課後

 

のぞみ「ねぇねぇ、この間のお泊まりはどうだった?!」

りん・清多夏「・・・」

かれん「私は初めてじいや以外の人に料理を作ったわ。」

のぞみ「かれんさんの料理・・・何を作ったんですか?」

かれん「リクエストがあったから、肉じゃがを作ったの。シンプルだけれど、意外と難しいのね。」

りん「でも、中学のときに比べたら・・・」

くるみ「・・・あぁ、あのときはね・・・」

りん「出汁をとるだけなのに、あんなに煮干しを入れてたってことを考えたら、かなり上達してるからね。」

こまち「かれんは肉じゃがを作ったのね。私は、蘭太郎さんと、魚の煮付けを作ったわ。」

のぞみ「そ、それって・・・」

うらら「もしかして・・・」

のぞみ・うらら「初めての共同作業!?」

りん「あたしも、きよたんとオムライスを作ったわよ?」

くるみ「わたしは二人で餃子を作ったわ。」

のぞみ「いいなぁ、わたしも二人で料理してみたいなぁ!」

のぞみ以外「そ れ は ム リ !」

のぞみ「ちょっと~!! わざわざみんなで声を揃えて言うことじゃないでしょ~?!」

りん「ということは、帆鷹が作ったの?」

帆鷹「まぁ、そうだけどよ・・・のぞみ、ハンバーグの形作るの、やっただろ?」

のぞみ「あ、そうだった!」

くるみ「ま、そのくらいなら、のぞみでも出来るわよね。」

帆鷹「いや、それがだな・・・」

のぞみ「なんかよくわかんないけど、ハート型にするつもりが、ダイヤモンドの形になってたんだよね~。」

紋土「!?」

のぞみ「って、わたしのことより、清多夏くん! ゆうくんとあいちゃんに会ったでしょ? 昔のこととか、何か話したりしたの?」

りん・清多夏「何もなかった!!!」

りん・清多夏以外「(明らかに怪しい・・・)」

のぞみ「もしかして、清多夏くんがまたすごいセリフを言ってたりして~!」

清多夏「いや、それは昨日ではなくて、昔の話で・・・」

帆鷹「ふぅ~ん・・・『昔』、何かあったんだな?」

清多夏「あ・・・」

りん「・・・わかったわよ。言えばいいんでしょ? 昔、きよたんがビーズで作った指輪をあたしにくれたんだけど・・・」

のぞみ・うらら・帆鷹・小吉「だけど~?」

りん「そのときに・・・プロポーズされたのよ・・・」

りん・清多夏以外「・・・!!??」

清多夏「じ、自分で言うのも何だが・・・引っ越す前に、『10年後には帰って来て、りんを死ぬまで守って、愛し続ける!!!!!』などと言ったようでだな・・・」

のぞみ・うらら・こまち・帆鷹・小吉「熱々のラブコメ展開、キターーーーーーーーーー(°∀°)ーーーーーーーーーー!!!」

清多夏「そ、そんなことより、兄弟の誕生日プレゼントを買いに行くのだろう?」

りん「そ、そうよ! だって、明日でしょ?」

かれん「そうね。そろそろ行かないと、時間がなくなってしまうわね。」

のぞみ「それじゃ、紋土くんのプレゼントを買いに行くぞ~!」

のぞみ・うらら・こまち・帆鷹・小吉「けって~い!」




どうも、夏月煉です。
今回は長くなりそうだったので、前後編にしてみました。
今回、投稿が遅くてすみませんでした!
リアルが忙しくって、書く時間がいつもの3割ぐらいだったんですよ・・・
後編は週末までには投稿します!

今回は前後編なので、次回予告はありません。
では、また次回!

プリキュアかるた

その6 「か」
堪忍袋の緒が切れました!by花咲つぼみ

Q.以下の中の人繋がりのプリキュアキャラで、早く出して欲しいのは誰?(カッコ内にダンガンロンパキャラの名前書きます)

  • 北条響(澪田唯吹)
  • 黒川エレン(戦刃むくろ・江ノ島盾子)
  • 白雪ひめ(大門大)
  • 香久矢まどか(白銀つむぎ)
  • ユニ(煙蛇太郎)

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