新作今回からまた始めます!
晴歴(せいれき)19××年
突如現れた謎の深海棲艦とよばれる怪物により人類は全海域から駆逐された。
運搬経路は途絶、各国は孤立を余儀なくされた。
しかしそんな時奇跡が起きた。
異次元より現れた「船」の『力』、『意志』をもつ「艦娘」が現れた。
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極東帝国 海軍本部
金本「ふんふふーん♪」
教科書を抱き抱え、鼻歌を歌いながら一人の少年が歩く。
髪は黒く、背は138センチ、体重わずか28キロ。
その瞳は可愛らしく、宝石を思わせるほど純粋な黒。
彼の名前は
金本晴翔(かねもとはると)10歳
極東帝国 本部中尉
大杉「おっ!晴翔〜!」
そんな少年に声をかける大柄の男。
彼も同じく本部中尉。
大杉 健(おおすぎ けん)18歳
金本「あっ!大杉さん!」
大杉「聞いたぜ!その歳で提督になるんだってな!」
金本「ふえっ!?そうなんですか!?」
大杉「え?お前知らねえのか…」
金本「えっあっはい」
大杉「さっき配属の張り紙出てて名前あったぞ?」
金本「すぐに見てきます!」
大杉「ほんとに大丈夫かよあいつ…」
ーー時系列は進み数ヶ月後ーー
極東帝国 某所 鎮守府
金本「今日からここで提督かぁ…。大丈夫かなぁ僕…」
船を降り、地図を片手に鎮守府を探す。。。のだが
金本「ここどこぉ…(泣)」
案の定迷子となる。
方角を確かめながら歩くも一向に見つからない。
その時だった。
金本「痛っ!」
地図を見て俯いて歩いていたせいか突然硬い岩にでもぶつかったような衝撃に襲われ、尻餅をついてしまう始末。
「ん?すまん。大丈夫か?」
金本「あっ!いえっ!こちらこそすいません、でし…た?」
そこには背が高く、目はルビーのように赤い容姿端麗な女性が立っていた。
「その服…軍の者か?」
金本「え?あっはい。極東帝国 海軍本部中尉、金本晴翔と申します。あの…あなたは?」
長門「失礼、中尉殿。私は長門だ。そして」
「ん?あれ?その子どうしたの?迷子?」
長門「こいつが陸奥だ」
陸奥「?じゃあ、この子が提督さん?」
長門「のようだな」
陸奥「でもこんなところでなにをしているの?鎮守府はあっちよ?」
金本「そ、それが…迷子になっちゃって…。えへへ…」
長門「はぁ…先が思いやられる…。とりあえず迷ったのなら仕方ない。私たちも帰るところだ。一緒に来るといいさ」
金本「ありがとうございます!」
陸奥「それにしても提督さん可愛い顔してるわね♪」
ニコニコと話しかける。
金本「そ、そうですかね…」
長門「確かに。端正な顔立ちをしている」
陸奥「この子食べちゃおうかしら!」
金本「た、たべる!?美味しくないですよ!?」
陸奥「フフッ♪冗談よ♪まだ提督さんには早いわね♪」
長門「陸奥、からかうのはよせ。提督、失礼した」
金本「い、いえ僕は別に」
陸奥「いつか火遊びしましょうねぇ♪」
金本「火遊び?火事にならないようにしないとですね」
長門「陸奥!」
陸奥「はあい♪こわいこわい♪」
長門「はぁ…」