俺ガイル二次創作です。
①ブラウザバックするなら今がその時です!
②キャラ崩壊しないよう努めますがご都合主義的展開等ある場合があります。
③筆者は一色いろはと三浦優美子推しです。
ご了承下さい。
言わずもがな人は皆私利私欲のために生きている。
テレビやようつべで流れるスターが、じぇいでポップに歌ってみたところで、現実は空気は読まなきゃいけないし、誰かと違うことに躊躇って当然である。
なにそれ厳しい。誰かスターかスター性くれないかしらん。あったらいいな無敵時間。先生のお説教から逃げるのとか超楽そう。とか八幡考えてみたり!やだ、無敵時間じゃなくて無駄な時間でした!てへっ☆
「120円ね」
「うす」
時を駆けることなく、ポケットから素直に50円玉二枚と5円玉三枚1円玉五枚きっちりおばちゃんに支払いメロンパンを受け取る。
だからそんな怪訝そうな顔で見ないで。ちゃんとあるから全々全財産だから。
「……ちょうどね」
聞き届けると同時にさっとステルス。
昼休みの購買なんて戦場だ。南無三南無三。
「あれ?おばちゃん?あーしのメロンパンは?」
「あぁ、それならさっき……」
ベストプレイス、到着。
昼休みくらい一人で静かに過ごしたい。いやまあ普段から一人なので変わったのは文字通り場所だけなんですけどね。
「というか、あーしのって」
どっこいしょと腰を下ろしふと耳に残った言葉が反芻した。どっかに名前書いてあったりするのか?これ。予約制なら並べておくなよメロンパン。
禍根を残すことに関しては右に出るものはいない自負がある。また何かやっちゃいましたかね。
今朝珍しく慌てて出てきた小町を全力で送り届けたら、愛妹弁当を家に忘れたことに気付き取りに戻ろうなんなら帰ろうとペダルに足を乗せ――。
『あぁ、お兄ちゃんの分作る時間なかったから、忘れてないよ?真っ直ぐ学校行ってね』
『えぇ……』
おっとこれは禍根じゃなくて遺恨でした。小町は悪くない。これは全部朝が悪い。
「わりと美味いなこれ」
予約したくなる気持ちが分からなくもない。生地しっとりメロンで。外はがりがりな感じで。
初めてマッ缶と出会ったときには及ばないがそれに匹敵するかもしれない。
はは一ん。小町ちゃんはこの出会い見越してわざと忘れてたんだね!……好き///ああ、風が気持ちいいなぁ。
「ちょっと聞いてんの?」
「あん?」
ああ、俺を呼んでたのね。ナチュラルに聞き流してたわ。なんか近付いてきてるなとは思ってたけど。
俺はこいつを知っている。というかクラスメイト全員の名前を覚えてるまである。相手は俺のこと覚えてないだろうけどな。
確か三浦優美子とかいう。横のは由比ヶ浜結衣だったか。
「ええっと優美子?多分その人違うんじゃないかなーって」
「いいから結衣。これはあーしの問題だしこういうのはっきり言わないと、あんたさマジキモいから」
「おぉう……」
前言撤回、全然知らない人でした。
え?なにわざわざそんなこと言いに来たの?暇なの?罰ゲームかな?俺Cryに泣くと余裕だ。おっと誤字泣。
知らないかも知れないから言っとくけどそれは女子同士でやってるかもだけど俺からしたら実刑だからね。
「うん、まじキモい。次やったら警察とか学校とか通報するから……うん。すっとした」
え?俺いつの間にか嘆きの泉になってたのん?
「じゃ、そういうことだから名前覚えたかんね」
いや、俺自己紹介してないんだが……。
「帰ろ結衣」
「え、あぁ、うん」
踵を返す金髪とてとてと寄ってくる由比ヶ浜。
「そのごめんね?優美子最近気が立ってるみたいで」
「い、いや別に気にしてないし……」
近い近いそういう無邪気な行動がですね、多くの男子を勘違いさせ、結果、死地へと送り込むことになるんですよ?
わかったら、今後、『ボディタッチをしない』『休み時間や放課後、男子の席に座らない』『忘れ物をしても男子から借りない』、以上のことに気をつけて行動してくださいね。
「そ、そっか!なら良かった!じゃ、あたしも行くね」
なんだったの。今の。
にしても登校してからまだ一週間も経っていないのに唐突にキモいと言われるなんてまちがっている。