「あっそういえばですけど」
「ん?……なんですか?」
今私たちは学校の屋上で弁当を食べています。少し前の私が見たら悔しさのあまり歯ぎしりをする光景でしょう……まあ白野さんいわく友達では無いらしいですけど。
「前に桐谷さんが魔女狩りは共にやるわけじゃないって言っといたじゃないですか?」
「ああ……そうですね……颯さんと希菜さん以外は基本的に単独で魔女を狩っていますよ……」
「颯さんと希菜さんですか?」
私はパソコンから目を離さない冷静な少女と不気味な笑顔が印象的だがワガママな子供みたいな少女を思い浮かべました。
「あの二人は共に武器が1人で魔女を狩るのに向いていないんです……で1度2人で組んで魔女狩りをした時に相性がいいことに気づいたんです……そこから共に行動するようになりました……」
「そうなんですか……ちなみに2人の武器ってなんですか?」
「颯さんはスナイパーライフル……希菜さんは隠し刃と毒や爆弾ですね……」
「なるほど……」
確かにスナイパーライフルは近くに来られたら困りますし希菜さんはどちらかといえば対人装備ですね……そもそもなんで毒なんて選んだんでしょう?元々魔女ではなく魔法少女と戦う事を想定して選んだとか?……希菜さんだから有り得そうですね……
「……私含め他の3人は特に1人でも困らないですし……むしろバトルスタイルが1人で戦うことに特化しているので他に人がいても邪魔なだけなんです……」
「えっ……と、なんかすみません!」
「ああ……桜木さんのことは気にしていませんよ?今は教えている立場ですし……それに桜木さんがいても戦いやすかったですし……」
「えっ……私そんな空気だったですか!?」
私が落ち込んでいると白野さんはため息をついて言いました。
「そうではありませんよ……私の邪魔になるような動きが無かった……まあなんて言うか初めてにしてはペアで魔女を狩るのが上手かったんですよ……」
「えっ……あ、ありがとうございます!」
「やっぱり自覚なかったんですね……なんかチーム系のスポーツとかやってたんですか?」
「いえ!ずっと帰宅部です!」
「ふむ……では思い当たることは?」
「えっと……あっオンラインゲームですかね!ほら前衛がここにいたら後衛はこう動いた方がいいとか!」
「げ、ゲームですか……いや、でもそれだけであそこまで動けますかね……」
「ですよね……あとは……あっ、あと魔法使ってました!」
「魔法ですか……なるほど……もしかしたら桜木さんの固有魔法は普通の身体強化では無いかもしれませんね……」
「そうなんですか?」
「ええ……私や可憐さんでさえ最初はそこまで動けなかったはずです……私の予想では桜木さんの固有魔法は身体だけではなく思考やその他にも作用しているかもしれませんね……可憐さんの上位互換です……」
「へ〜……ん?ちなみに可憐さんの固有魔法って……」
「身体強化ですよ……まあ可憐さん自体がとても強いのであまり使いませんが使ったら私レベルならダメージの消失があるので瞬殺……とまではいきませんが何も出来ずボコボコにされますね……」
「そんなに……」
「そんなにです……だからメンバーは誰も可憐さんには逆らえません……」
怖いです姐さん……
「まあ……可憐さんは優しいですから基本的には無茶ぶりとかは言いませんがね……性格悪かったら希菜さんとかもうとっくにお陀仏ですよ……」
確かに……
「他に聞きたいこととかはありますか?」
「ああ……じゃあ……」
キーンコーンカーンコーン……
「……時間みたいですね……ではまた次の機会にその質問には答えますね……」
「わかりました!ありがとうございます!」
そうして私達はそれぞれの教室に帰って行ったのです。
やばいです…眠くて進みません…ではおつじゃなあの〜