「ここだぁぁぁぁ!」
私が振り下ろした剣が魔女の頭を真っ二つにしました魔女に血がなくて良かったです血とか吹き出てたらおそらく魔女狩りの度に吐いてました。
パチパチパチパチッ
「凄いですね〜兎さんから聞いていましたが魔女狩り2回目でここまでですか〜」
手を叩きながら私を賞賛してくれているのは姐さん……もとい花見可憐さんです。私の戦いが見てみたいということで同行しています。ちなみに花見さん……変身していません、危ないんじゃないかと聞いたんですが、大丈夫大丈夫とニコニコしながら使い魔を投げ飛ばしたり殴り飛ばしたりしていました。流石姐さんパネェっス。
「……確かに予想より早く終わりましたね……私のサポート要らなかったんじゃないですか?」
「いえ!白野さんのアドバイスやサポートがなければここまで早く終わりませんでしたよ!」
「そうですか……ふあぁ……」
「白野さん眠そうですね、ちゃんと寝てますか?」
「寝てますよ?10時間ほど……」
「10時間!?」
「睡眠はいくらとっても足りませんよ……それに頭が痛いんですよね……」
「10時間も睡眠取っていれば頭も痛くなりますよ!」
「うるさいですね……貴方は私のお母さんですか?」
「まあまあ、兎さんも社会に出たらそんなに寝れなくなるので今から寝る時間を減らしてみるのはどうですか?いきなりやるのは辛いかもしれませんし、週に何回かでもいいので。」
「……まあ可憐さんが言うなら……」
「ふふふ、ありがとうございます♪」
「白野さんが従順だ〜」
「うるさいですね……」
「あっそうだ、花見さん!」
「はい、なんでしょう?」
「他の人の武器は白野さんから聞いたんですけど花見さんのだけ知らないんです!花見さんって何を使うんですか?」
「ふふふ、私はですね。」
「花見さんは……」
「秘密です!」
「ガクッ……そんなぁ。」
「まあ私が戦う時に一緒にいたら見れますよ?その時のお楽しみです。」
「むむむ……わかりました。」
「うん!物分りが良くてよろしい!もしなっとくしてなかったら私の武器が桜木さんの血を吸うところでしたよ♪」
「…………」
あっ危なかった……追求しなくて良かったです。
「もう冗談ですよ♪冗談♪」
いえ……冗談に聞こえなかったです。
「あの……桜木さん、ソウルジェムの濁り取った方がいいですよ?」
見ると確かにソウルジェムは少し濁っていました。
「わかりました!」
そして私は昨日倒した魔女のグリーフシードを私のソウルジェムに当てました。ソウルジェムの濁りは取れていきます。
「ふう……そいえばグリーフシードって汚れが溜まったらどうすればいいんですか?」
「グリーフシードはキュウべえに渡せば処理をしてくれますよ〜」
「花見さんありがとうございます!」
「いえいえ♪」
「それにしても……もしかして桜木さんって魔法少女の素質があるんじゃないですか?」
「魔法少女の素質ですか?」
「はい……魔法少女といっても素質によって力も違いますし私と可憐さんみたいになのがいい例ですまあ……可憐さんは魔法少女の素質だけじゃないですが……キュウべえは何か言ってませんでしたか?」
「いや……特に何も言われてませんが……」
「なるほど〜つまりキュウべえは桜木さんの素質について話す必要が無かったもしくはわざと話さなかったのどちらですかね〜後者なら理由がわかりませんが……」
「ところがどちらでもないんだよ。」
「あっキュウべえ!」
「やあ桜木桃華、久しぶりだね。」
そこにはいつの間にか魔法少女のマスコット(?)兼魔法の使者キュウべえがいました。
「どういうことですか?」
「契約する前の桜木桃華の素質はごく一般的なレベルだったんだ、しかし契約した瞬間に何倍にも膨れ上がったんだよ。今まで見た事のない現象だから僕の方でも調べることにしたんだ。」
「契約をした瞬間に素質が上がった……ですか……ちなみになにかわかったことはあったんですか?」
「それが全く分からないんだよそれに過去に例がないから調べられることが少ないって言った方がいいかな?」
「なるほど……桜木さんはただの可哀想なぼっちではなかったんですね……」
「酷い!?」
「失礼……口が滑りました……」
失言って言って欲しかったです。
「とりあえず今のところは分かっていることも少ないからね、今言えることは少ないんだ。」
「わかりました。ありがとうございますキュウべえ。」
「それじゃあまたね。」
そうしてキュウべえは姿を消しました。
「なるほど……キュウべえでもあまり分かっていませんか……」
「不思議なこともあるんですね〜」
「え〜っとつまり私は凄いのかな?」
「……何倍にも膨れ上がったって言ってましたしね……相当すごいでしょう……しかししっかり経験積んでいかないと宝の持ち腐れですよ……頑張ってくださいね……」
「はい!頑張ります!」
私はこの時知りませんでしたこの力がある人の思惑の結果でこのあとの戦いのきっかけになるとは。
遠くではその光景を黒い影が見ていた。
「しっかり魔法少女になりましたね。魔力も予想以上、戦闘力はまだまだです……計画は順調ですね。これならプランAで大丈夫そうですね……花見可憐がいるのは厄介ですが問題ありません。では始めましょう、私の野望のために!」
次の瞬間そこに黒い影は居なかった。
カ──ン!カ──ン!カ──ン!
「貴方の願いは叶えられました。これで貴方の母親は助かるでしょう!」
「ありがとうございます!なんてお礼をしていいことでしょう」
「いえいえ!お礼なら私ではなくあの方にしましょう!」
「あの……前から思っていたのですが小波様が言うあの方とはどなたのことなんでしょう?」
「あの方の名前は教えることは出来ませんが、私を絶望から救ってくれた方であなた方の願いを叶えることを私に命じてくださった方です!」
「そうなんですか……では貴方は……いえあの方はなんのために私達の願いを叶えてくださるのですか?」
「それは──あの方の夢の為ですよ。」
物語が動き出した。
ふー…1章完結!2章の題名が思いつかないな…次の話は時間かかりそうです主に2章の題名のせいで