「では、よろしくお願いします!」
「いいですよ〜そんなに畏まらなくても〜リラックスリラックスです!」
今私たちは魔女の結界の前にいます。あのあとから私は魔女退治など魔法少女の活動関連の時は花見さんと行動することになりました。なぜ白野さんじゃないかと言うと、他の人と組んで慣れといた方が都合がいいということです。
「いえ、私は教えてもらう立場で、それに花見さんは魔法少女の先輩なので。」
「確かにそうですが、今の桜木さんには緊張も見えますし、気にし過ぎでは無いですか?私は先輩後輩とかは気にしませんよ〜落ち着いてくださいね?」
「わ、わかりました!努力します!」
花見さんがそう言ってくれてるんだから、言葉に甘えましょう。
「それでいいんですよ。格差はトラブルの元ですからね〜私達のチームは先輩後輩とかで物事は決めないようにしてるんです。そうした方が楽しいですからね。」
確かに皆さん相手に対して容赦なく話していましたね……
格差が無くても問題起きまくってましたが。
「あの……それとなんですが、花見さん変身しないんですか?」
見ると魔女の結界に居るにもかかわらず、いつもの姿の花見さんがいました。
「使い魔は変身しなくてもどうにかなりますからね〜変身と武器は魔女の所にたどり着いた時のサプライズです!」
そう言って花見さんは私にウィンクをしてきました……確かに花見さん使い魔殴り飛ばせますしね。やっぱり姐さんやばいです……
「では行きましょうか。」
「は、はい!」
「おかしいですね……使い魔が居ません」
「ほんとですね、そうです!もしかして魔女の広場に固まってるのかも!前に白野さんと行った魔女の結界であったんですよ!」
「なるほど……頭を使う魔女ですか、しかしそんなに頻繁にそういう魔女が現れるものでしょうか?」
そう話している次の瞬間花見さんが前に吹き飛んでいきました。
「花見さん!」
後ろを見ると花見さんを吹き飛ばしたであろう犯人の少女が武器を構えていました。
「1人撃破……次だ。」
「くっ。」
ガキンッ!
黒の衣装の魔法少女が振り下ろしてきた武器を私は剣で受け止めました。
私は後ろに下がって横に剣を振りました、それを相手は武器で受け止めて弾き振り下ろしてきました。
しまった!間に合わない!
目を瞑った次の瞬間、ガキンッと金属がぶつかり合う音が前から聞こえてきました。恐る恐る目を開けるとマントを羽織った人が相手の少女の武器を受け止めていました。いや、人じゃない!あれは……人形?
「全く不意打ちなんて酷いですね〜まああまり痛くなかったので良しとしますか。」
振り返ると花見さんが無傷の様子で首を回していました。
「なんだと……!」
これには襲撃者の少女も目を見開き驚いていました。それもそうでしょう、魔法少女に変身していない人間が、魔法少女の攻撃を受けてあまり痛くないって言いながら無傷でいるんですから。
「さてと……桜木さんしばらく任せてごめんなさいね、あとは私に任せてね……30秒で終わらせるから!」
次の瞬間人形が右ストレートを打ちました。それを襲撃者はガードします。しかし人形は途中出てを開き武器を掴みました。
「なっ!?」
人形は武器を襲撃者ごと引き寄せ左手で殴り抜きました。
「グハッ。」
そして襲撃者の少女はそのまま飛んでいき壁にぶつかって停止しました。苦しそうにしていて動く様子もありません……ほんとに一瞬で終わった……30秒もたってないんじゃないですか。
「さてと……いっちょ上がり!ってね、では聞きたいことを聞きますか。」
すると花見さんは襲撃者の少女の前に人形も連れず歩いていきました。
「ではなんで私たちを襲ったのか吐いてもらいましょうか?」
「……ここの魔女を横取りするためだよ。」
「そうですか〜それならもう要は無いので帰しますね〜ってそんな見え見えの嘘に騙されると思っているんですか?」
「ぐはっ。」
そう言って花見さんは襲撃者を蹴り飛ばしました。
「私は襲撃した理由を吐けって言ったんですよ?ほらを吐けなんて一言も言っていません。丁寧に使い魔を殲滅して待ち伏せしといて横取りするため?嘘ならもっとましな嘘を吐けよ。もし襲撃した理由を言わないなら指から順にへし折っていきますよ?」
花見さん怖いです。というかなるほど……だから使い魔がいなかったんですね。
「…………」
「……はあもういいですよ。襲撃のことはいいのでもう帰ってください。ただ黒幕に一言伝言です用があるならあなたが来て下さいってね」
襲撃者は最初戸惑っていましたが、頷き走って逃げていきました。
「あの……良かったんですか?さっきの人を逃がして、それに黒幕って……」
「あれは誰かに送り込まれた刺客ってやつですよ。目を見れば分かります、大したことは知りませんよあの人は、ただ私達を襲撃しろって命令されただけの下っ端です。」
「そうなんですか!」
「ええ、前にも似たようなことがあったので分かります。ああいうのにはいくら尋問や拷問をしても有益な情報は何も出てきませんよ。それなら帰して伝言を渡した方が私達にとって有益です。」
「ほへ〜凄いですね。あの……また同じように襲撃を受けたりはするんでしょうか?」
「その黒幕の考えにもよりますね……1人2人ならまた同じように返り討ちに出来ますが、厄介なのは相手が大規模で10数人来ることですね。私だけなら問題ありませんが、桜木さんはまだ経験が浅いので私も何かを守りながら戦うのは苦手なんですよ。」
「えっと……なんかすみません……」
「気にしないで下さいよ、最初はみんなそんな感じです。私だって最初から10数人相手にできたかって聞かれたらNOと言わざるおえませんし。」
数人ではなく10数人というあたり、花見さんは凄いですね。
「さあ、気を取り直して!さっさと魔女を狩って帰りましょうか。」
「はい!わかりました!」
そうして私達は魔女を狩ってこの日の活動は終わりました、しかし誰がどんな目的で刺客を送ってきたのでしょう……私はふと前に聞いた噂の事を思い出しました。考えすぎでしょうか?あっ花見さんが呼んでいます!早く向かわないと!そこで私はその考えを忘れて花見さんを追いかけました。
「やっぱりあの程度の魔法少女じゃあすぐやられちゃいますか。」
そこにはシスター服をきた少女がその様子を後ろから見ていました。
「沢山用意しても花見可憐さんには通じなさそうですし、生半端な魔法少女は出しても無駄ですね。まあこれは帰ってから考えましょう。ちょうど桜木桃花さんの実力もわかったですし、収穫はありましたしね。」
そう言ってシスター服の少女は振り返り歩いて、魔女の結界からいなくなりました。
まあ…今回はここまで感想くれたら嬉しすぎて泣く(キモイ)まあ今回は花見さんの初戦闘(一瞬で終わった)と武器公開でした〜では乙じゃあの〜