「こんにちはみんな。客人だぜ!」
そう言って桐谷さんが人をいや服装的に魔法少女を連れてきました。
「あらら〜珍しい客人ですね。」
全身を黒と黄色で纏った魔法少女です彼女は何者なんでしょう?全員驚いた……というより警戒しているような……1人颯さんが殺気?を出しています。何事!?
「桜木さんはしらないわよね。紹介するわ、前に言った海帝市に拠点を持つ魔法少女組織blackchariotsのリーダーの鮫嶋沙羅(さめじまさら)さんよ!敵だからよろしくはしなくていいわよ?ただ武器を向けるのは良くないわね、私が手こずる位強いからね。まあ負けないけれど。」
花見さんが手こずるレベルですか!?というか魔法少女組織のリーダー!?やばいです色々情報入ってきました!
「ああ……新人か、こっちも別によろしくやるつもりは無いから安心しろ。」
「えっとよろしくじゃないから……よろしかない?」
「桜木さん……それは日本語としてどうなんでしょうか……。」
う、うるさいやい!
「で?その偉大なるblackchariotsのリーダー様がこんな立派なアパートに何の用ですか?残念ながら今私たちは遊んでいる時間が無いから紅茶も出せないわよ?どうでもいいことなら今ここで潰すわ。」
怖っ姐さん怖いです!しかも皆さん戦闘態勢とってますし!
「まあ急かすな……とは言わないさ、あれか?誰かに宣戦布告されたか襲撃でもされたか?」
「それがどうしました?」
「ならこの情報は役立つはずだ。」
「……話は聞きましょう。」
「直入に言う、俺達と同盟を組め「お断りします。」」
早っ!えっ同盟!?という暇もない凄いスピードの断り方でしたよ。どれだけ嫌いなんですか!
「まあそうだろうな、だからこっちも手札は揃えてきた。」
「へ〜?私達がどれだけあなた達が嫌いかわかって言っているなら滑稽物ですが。」
「まず1つdoreiku(ドレイク)と薔薇の連合が同盟を結んだ。」
「doreiku?」
初めて聞く名前です。
「……おそらくCANAANを殲滅した3人が所属している組織ですね。」
「ええー!?」
「正解だ。」
なんですと!
「それは何処情報なのかしら?」
「うちの新人だ怪しい魔法少女らしき人物を海帝市の境界線辺りで聞き耳立ていたんだと。」
「なるほど……だから名前もわかったんですね。」
「えっと信じるんですか?」
「今の所嘘は言ってないみたいです。」
わかるんだ凄いです。
「ちなみにその新人さんは?」
「見つかって重症をおって帰ってきやがったよ。話を聞いたんだが遠くから狙撃されて目の前で殺された。」
「あらら〜やっちまったね〜。」
志倉さんがニヤニヤしながら聞いています。しかし鮫嶋さんは気にした様子を見せません。志倉さんはつまんなそうにソファーに寝転びました、また拗ねてます。
「それがうちの颯じゃないとかは思わなかったんですか?」
「ああ……うちに目が良い奴がいるんだ。そいつが言うには髪の色は茶髪、それにそっちの狙撃手とは違うと言っていた。写真を見せたから間違い無いはずだ。」
「あらあら写真の許可はした覚えはないんですが。」
「済まないな、こっちも急ぎだったから仲間に念写してもらった。」
「まあそれくらいじゃあ罰を与えることはしませんよ?ねえ颯さん?」
「……(こくっ)」
「ごめんなさいね。颯さんったら前のそちらとの揉め事の件まだ引きずっているみたいで……。」
「ああ……あの半殺しにしたことか?」
「いえいえ、貴方のところの副リーダー様が颯さんの大事なアクセサリーを壊したみたいで〜。」
「そういう事か……おそらく大事なものなんだろうなすまなかったな。」
「(きっ)」
「許してくれないみたいですね。」
「まあ許せとは言わないさ。」
「確かにその2つの組織が同盟を組むのは厄介ですね……しかしまだ弱いです。私達はこの人数で大多数に何度も勝ってきました。今回もやることは変わりませんよ。」
「新人も居るのにか?」
「…………」
「今回はお互いキツいと思うんだ、実際俺は焦ってる。あんたも表に出ていないがそうなんだろう?相手が薔薇の連合だけなら兎も角イレギュラーなdoreikuとの同盟で来るんだ。相当優秀な作戦をお持ちなんだろうな?魔女狩りの騎士団団長花見可憐殿?」
「そのことをあなたに話して、私達になんの得があるんですか?」
「ふん!強がんなって、実際このまま話していてもあんたらも苦しいだけだろだから──あんたらに私の命を預けてやるよ。」
「命?」
すると鮫嶋さんはソウルジェムを取り出しましたするとそのソウルジェムに銀色のワイヤーが巻き付きました。そして銀色の藁人形?を花見さんに渡しました。
「おいそこの新人、ソウルジェムが魔法少女の本体だってことは知ってるよな?」
「はい……一応!」
「ならいいか。結論を言うとこのソウルジェムに巻きついているワイヤーは藁人形と連動している。何が言いたいのかわかるよな?」
「……なるほどこの紐を引けばそのソウルジェムは弾け飛び、貴方は死ぬってわけですね。」
「えっ!?」
「そういう事だ。」
「本当に引けば弾け飛ぶのかしら?」
「やってみるか?弾け飛べば1グループ敵が追加するぜ?」
「…………」
「残念だったな、お前はそれを持った時点で要求を飲むしかないんだよ。ちなみに大事に持ってないと紐が解けるかもしれねえぜ?さあ選べよ1対3か2対2かをよ。」
「花見さん……」
「くっやられました……!いや最初から負けていたのかも知れません……わかりました要求を呑みましょう……」
「じゃあ同盟成立だな?握手でもしとくか?」
「結構です。ちなみに解除方法はあるんですか?いえ愚問でしたね……」
「あるぜ?敵同盟倒すまで教えねえがな!だがヒントはやるよ。解除も藁人形だ。まあ変にいじくんない方がいいぜ?これは警告だ。あっと連絡先渡しとくぜ、21:00に連絡くれ、その時に詳しい話をする。じゃあな。」
そうして鮫嶋さんは帰っていきました。
「すまねえ、私が連れきたばかりに……」
「気にしないでください、いずれ辿りつかれていましたよ。それに私も不甲斐なくてすみません……」
「気にしないでくださいよ!流石に渡されたら終わりなんて分かりませんよ!」
「私は今回の同盟は嫌ですが……必要ではあったと思います。今回の敵は今までとは違う……そう思うんです。勘ですがね。」
「ん〜あれ?もう帰ったのかあいつ。」
「はあ……希菜さんは呑気ですね……」
白野さんが呆れています。
「あっ?しょうがねえだろ?あの場じゃ私達が考えても邪魔なだけだろ?じゃあもう寝るしかないだろ。」
「…………はあ……」
白野さんは何かを諦めたみたいです
「しかしこれは面白いゲームを用意してくれましたね……」
「ゲーム……ですか?」
「そうです。あの話に嘘はありませんでしたしかし──ホントのことも言ってません。」
「ホントのこと……ですか?」
「そうです。あの人は一言も言わなかったんですよ藁人形が1つだけとは!」
ぽくぽくぽくちーん!……はい?
「つまりですね解除と破裂装置が一緒にあるこの藁人形ですがそれがふたつあるとあなたならどうしますか?桜木さん?」
「それは自分で持って……あっ!」
「そうです鮫嶋さんはいつでも解除ができるんですよ。」
「ずるい!酷くないですか!」
「しかし解除も出来ない。」
「えっ?」
「私達との同盟がありますからね、この藁人形とソウルジェムに巻きついているワイヤーは繋がっています。つまりです、ワイヤーが外れたらこちらの藁人形も何かしらの変化が起きますよ。十中八九消えると思いますが……つまりです。この同盟はどちらかがベストタイミングで相手を裏切れるかというゲームなんですよ。鮫嶋さんが勝てば私達はいいように使い潰され、私が勝てば鮫嶋沙羅というblackchariotsの主戦力を潰せる。正直私達は不利ですが勝てないゲームではありません。」
花見さんは先程とは違って生き生きしながら語っています。
「さあ私達はdoreikuにも薔薇の連合にもblackchariotsにも負けません!私に任せてください!私は、私達は勝ちますよ!」
「おー!」
「はい!」
「おうよ!」
「……はい!」
「了解リーダー!」
そして私達の魔法少女大戦が幕を開いた!
長かった…今回は数少ない花見さんが負ける回でしたいや勝てるビジョン見えないっすでは乙じゃあの〜