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「あらら〜こっちも襲撃受けたみたいですね」
「あ、えっと……おかえりなさい……」
「……おかえり。」
「おお〜可憐!おかえり。遅かったな、なんだそんなに強かったか?こっちは雑魚ばかりだったぜ。」
「いえいえそんなに強かったわけじゃないですよ〜ただちょっと色々あったんです。」
「へ〜色々ね、で、何でchariotsのリーダーが来てるんだ?」
「はいそれについてもこれから話しますよ最初はですね……」
その後花見さんから聞いた話は衝撃的なものでした。blackchariotsがほぼ壊滅したこと、私の素質がdoreikuのリーダーが人為的に作ったかもしれないこと、そして花見さんと鮫嶋さんが薔薇の連合、私がdoreikuから狙われていることでした。
「なるほど……自分だけの幻想郷ですか。まあこれはいいでしょう。」
「あれ?私の素質のことはスルーですか!?」
「いや……特に気にすることでもないですし、いやわかってるんですよ?おそらく貴方の持つエネルギーを使い何かしようとしているし相手に渡ったら不味いことになるから貴方を守らなきゃいけないってことは。ですが元々貴方は守られる側でしたから少し意識して守るレベルに上がっただけです。やることは今までと大して変わりません。」
もう少し驚いて欲しかったです、私の驚き損じゃないですか……
「しかし薔薇の連合を1日でですか。」
「あら、別に無茶ではないと思いますよ?」
「まあ……そうかもしれませんが……しかしdoreikuが黙って見てるとは思いませんし……」
「それに拠点はわかってるんでしょう。」
白野さんがスルーされた!?
「……はい、薔薇の連合は私達と同じくblackchariotsとかみたいに拠点をコロコロ変えたりしませんしね……おそらく罠もいくつか仕掛けてあると思いますよ。」
「しかし罠が怖くては攻められないでしょう?」
「はあ……ごもっともです。」
「あの……思ったんですが……その……ここはどうしますか?」
描写してなかったけど皆さん死体が沢山転がってる所で話してますからね……
「ああ……ここは大丈夫ですよさっき掃除屋さんに依頼しましたからね。」
「掃除屋さん!?」
「いえいえ多分桜木さんが思っている掃除屋さんとは違いますよ。掃除屋さんとは魔法少女関連のトラブルで起きた問題や死体の後始末をしてくれるある魔法少女のことですよ」
「そういう魔法少女がいるんですか……」
「はい。グリーフシードとそのテリトリーでの魔女狩りを許可するだけで仕事をしてくれるので、この周囲の組織は私達も含め全員使ってますよ。むしろ敵に回すのがデメリットですからね。」
「なるほど……」
「そうですね……ここの死体の処理なら早くて半日。部屋の修復は2日くらいでしょうか?」
「おお……1人でですか?」
「ええ、掃除屋が複数人とは聞いたことはありませんしね。」
「その魔法少女も長いんですか?」
「ええ、掃除屋さんは掃除屋歴5年目らしいわ。」
「5年目!?」
掃除屋やが5年なら魔法少女はもっとやっているはずです。12歳から始めても17歳いやもはや少女と言えるのだろうか。
「だから弱いってことはないでしょう、他の魔法少女と余り関わらない魔法少女でも5年以上生きる者を私はあまり知らないわ。それを長い間色んな組織や魔法少女と戦いじゃないとはいえ1人で渡り合えるくらいなんですもの。相当な魔法少女よ。」
「……やっぱり5年生きるのって凄いんですね……」
「そうね……確かにそうだわ。桜木さん確かに魔法少女は基本的に短命だわ毎回魔女と戦い時に魔法少女と戦う。そして負ければほとんどの場合死が待っている。私だって最初は負けて死にかけたりしたし、魔法少女の末路を知った時だって絶望して涙を流したわ。それにその時はこのチームもなかったからその絶望や不安も自分で背負っていくしかなかった。」
あの花見さんも負ける時はあったんだ、それに花見さんには最初は頼れる仲間もいなかったんです。今の自分がどれだけ恵まれているのか実感しました。
「それでもね、私は希望を……生きるのを諦めたことはなかったわたとえ未来が暗く絶望しかなくても光り輝く未来を自分で切り開いていけると信じていたから!」
「……光り輝く未来。」
「それにね。」
「それに……?」
「魔法少女は希望を振りまく者よ?未来に絶望してちゃ出来ないじゃない。」
花見さんは私に笑顔で言いました。
「はい!そうですね。」
「ふふふっ、元気になったわねさっきまで元気なかったから心配しちゃった。」
「あはは……やっぱり気づいちゃいましたか。」
「確かにこの死体の山は最初はきついでしょうね……それに。」
花見さんはそういうと志倉さんに近づいて
(ゴンッ)
志倉さんの頭に向かって拳を振り下ろしました。
「いっった!」
「希菜さん?貴方桜木さんを虐めたでしょう。それに貴方なら殺傷力の高い颯さんとは違って殺さないように出来たと思うんですが?」
「いやだって「花見さんそれ嘘です」まだ何も言ってねえよ!?」
「わかってますよ。どうせ敵が強かったとか言うつもりでしょう。花見さんには嘘はきかないんですから、素直に説教を受けてくださいよ。」
「ちっ……はあ……確かに手加減は出来たし桜木に対してはやりすぎたよ!反省はしてない(ゴンッ)「いってぇ!」いやじゃあどうすればいいんだよ!」
「決まってるじゃないですか、反省してその歪んだ人格が正常になるまで殴る!」
「いや勘弁して下さい!私が悪かったです。もうあんな悪ふざけはもうしませんし桜木の前ではあんな大量殺人はしません!」
志倉さんは秒で土下座した。
「……まあ色々言いたいことはありますが、嘘は言っていないみたいですので今回は矯正の刑は免除しますよ。」
いや……流石です姐さん……
「桜木さん。今回は私の編成ミスでした。すみません。」
そして花見さんは頭を下げてきました。
「そ、そんな気にしないでください!私も最初に魔法少女の戦いのことを聞いていたのにどこか他人事の様に感じていて、今回のことで目が覚めました。いつも落ち込んでいられませんしね。」
私は元気アピールをしました。
「そう言っていただけるとありがたいです。これからも魔法少女として生きている限り目の前で魔法少女が死んだり魔女化してしまったり……自分の手で相手を殺さなければならないこともあります。」
「……っ!」
「それでも生きるのをやめないでください。未来に絶望しないでください。それだけはお願いします。」
「わかりました。覚えときます……」
「ありがとうございます。」
花見さんはニッコリ笑うとスっと表情を真剣なものに変え言いました。
「では時間もありませんし薔薇の連合への襲撃する編成を考えたいと思いますね。」
「あの……それについてなんですが。」
「はい、桜木なんでしょう?」
「また志倉さんと颯さんと組ませてもらえないでしょうか……」
「へ?」
「…………」
「えっと……流石にあの二人は辛くないですか?」
「確かにそうですがいつかは慣れないといけませんしそれに私は颯さんや志倉さんとも仲良くなりたいんです。今回の件で距離が空くのは嫌です!」
「はあ……あのなぁ?桜木今回は遠足行く訳じゃなくて敵地に乗り込むんだぜ?流石に「いいですよ」いいのかよ!?」
「ありがとうございます!」
「颯さん希菜さん反対はありますか?」
「……まあリーダーの言うことだから異論はないよ。」
「私も問題おりませんよ。」
「ではチームは
桜木さん、颯さん、希菜さんの先攻チーム
鮫嶋さん、白野さん、美玲さんの追撃チーム
花見可憐の遊撃チームで決定しますね。」
「おい1人チームからハブれてるんだが。」
「気にしたら負けですよ……」
「ちなみに作戦とかはないので名前で察してください。」
「適当だな!?」
「しょうがないですよ……聞いた感じ作戦読まれているらしいですし……」
白野さんと桐谷さんもいいコンビですね。
「では1時間後に薔薇の連合への──襲撃を開始します。」
桜木さん人を殺すサポートには罪悪感ありますが死んでしまった敵に対しては結構ドライになってしまいました…信じてください本当は純粋ないい子なんです!