なんで私はここ(魔女の結界)にいるんでしょう。
確か私は友達(笑)と別れていつもの帰り道を歩いていたはずです……あれ?前も同じことがあったような?デジャブ?とりあえず使い魔に会わないようにしないと……「やあ桜木桃花」えっキュウべえ!
「えっ……なんでいるんですか?」
「なんでって君が魔女の結界に入っていくのが見えたから追いかけてきたんだよ。」
「えっ!私自分から入って行ったんですか!?それで気づかないとかどんだけ鈍感なんですか私!?」
「僕自身は君を守れるような力はないけどもしもの場合契約して魔法少女にすることができるからね。」
な、なるほど……まさかこんな早く契約する機会が来るとは思いませんでしたよ……出来ればこれからも来て欲しくなかったっていうのが本音ですが……いやまだ諦めませんよ!まだ契約しなくても脱出できるかも知れません!希望を諦めてはいけませんよ。ほら某主人公も言ってるじゃないですか、希望は前に進むんだ!そして前には使い魔がいるんだ!……あれ?
「キャー!」
なんで!なんでいるんですか!ていうかなんでここまで近くに居るのに私は今の今まで気づかなかったんですか!?私って本当に鈍感てへっ……ってやってる場合じゃないです!逃げるんだよぉぉ!
私は使い魔を背に走りました、当然のように着いてくる使い魔しかし前の使い魔よりは遅く差が縮まることがないのが幸いです!そのまま振り……きれればよかったですね前の魔女の結界の時と違って使い魔が右から左から上から下からワラワラ増えていきます……泣きそうです。
左右からやってくる使い魔の間をやっとの思いで縫って走っていく私は実はもう体力の限界はとっくのとうに来ています。しかし走るのをやめたら死ぬので止まれません……辛いです。
もう恐怖のあまり頭が愉快なことになっています、もはや笑えてきました。ある意味極限状態です。
そして──囲まれました。
「はぁはぁ……クッここまでですか……」
「桜木桃花早く契約するんだ!でないと殺されちゃうよ!」
なんかキュウべえが言ってます……倹約?そういえば私は自他共に認める倹約家でして周りからは倹約の桃花と呼ばれてましたよ……嘘ですすみません……まず私はそこまで倹約家でもありません、お年玉とか1日でなくなります……じゃなくて!
「はぁはぁ……キュウべえ……私……契約するよ。」
「わかった願いを言ってくれ桜木桃花。」
「私の願いは──誰にも頼らずとも戦える強さだ!」
「わかったよ桜木桃花、君の願いはエントロピーを凌駕した!」
そして私を光が包んだ。
よっしゃ!疲れたが終わった!では皆さんこれからもよろしくお願いします!