「では桜木桃花に魔女狩りの騎士団でのルールを教えますね。」
「ルール?ですか……」
「はい。メモとかはおそらく持ってきてないと思いますのでこんなものがあるんだ程度に覚えておいてください。大丈夫ですよ本当に簡単な物ですから。」
「わかりました。」
「では、ルールは5つあります。
1つ決闘の禁止、魔法少女の武器は危ないですからね、特に希菜さんの武器はもはや対人の暗殺武器ですからね。ただし例外があって、武器や固有魔法抜きの組手はこれには含まれないんですよ。準備運動みたいなものですからね。」
「な、なるほど……」
「ですが1人このルールに不満な方がいるんですよねねえ希菜さん?」
「ムッ当たり前だろ!組手なんかあんたの独壇場じゃないか!」
「可憐さん、それは希菜さんのただの逆恨みです。」
「なんだと!」
「おいおい希菜?未だに1度も勝てないからって醜いぜ?」
「それはお前もだろ桐谷!前に無様に顔面から落っこちたくせに!」
「てめぇ……てめぇの小綺麗な顔面も土に埋めてやろうか!」
「やってみやがれ!脳筋のバカが!」
「ハイハイ!喧嘩は終わりですよ!それに希菜さん、口調崩れてますよ?あといつもの笑顔はどうしましたか?」
「うるさいな!元々はあんたが余計なこと言ったからだろうが!このゴリラが!」
その瞬間ピキッ
何かが切れる音と空間が歪む幻覚を見た
「はあ……では1度お互いなんの制限もなくやってみますか?私は構いませんよ?」
花見さんはさっきまでのように優しそうに微笑んでますが1箇所だけ違いました目がまったく笑ってない。
さっきまでギャーギャー文句を言っていた志倉さんが初めて静かになって目を見開いています。
「どうしますか?やりますか?」
私には殺りますかに聴こえました。
「……チッわかりましたよ〜すみませんでした〜もう文句言わないよ〜」
「わかってくれたなら嬉しいです♪私も大人げなかったですねすみませんでした。」
そう言って花見さんは頭を下げました。
「ふんっ!べーっだ。」
志倉さんは拗ねた子供みたいでした。
「あの……花見さんって……」
「……希菜さんみたいなのがいてもここがチームとしてやっていけるのは……可憐さんの強さのおかげでもあります……」
「チームを纏めるのに適している人間は2種類います。ひとつは圧倒的カリスマ性を持つものこの人に着いていきたいと思わせる人です可憐さんもカリスマは持っていますが私が今言ったものには含まれません可憐さんが持っているものはもうひとつ……圧倒的な力。この人には逆らいたくない、逆らったら殺されると思わせるような力です。」
「花見さんってそんなに強いんですか……」
「ええ……強いですよ……私達4人を同時に相手に出来るくらいにはね……」
「魔法少女を同時に4人!」
私は実際に白野さんの戦いを見ています魔法少女になりたての私なんかじゃ逆立ちしても勝てないような強さを持っていました多分ですがそのレベルが4人……花見さんどれだけ強いんですか!?それに喧嘩売った(すぐに引っ込めたが)志倉さんって……
「ただのバカですよ。感情的なバカです。」
「えっ出てましたか!」
「いえ、言いたいことはわかったので。」
「おい!颯!誰が感情的なバカだ!桐谷の奴と一緒にすんじゃねえよ!」
「さっきからてめぇは何回私をバカにすりゃあ気が済むんだ!本当に土に埋めてやろうかコラァ!」
ギャーギャー!
「……これがあと4回続くんですか?」
「え〜っと……ごめんね?」
否定して欲しかったです。
うん…短いけどキリがいいからここまで!とりあえず花見可憐さんの強さが発覚しました…やりすぎました。