神獄塔メアリスケルター 希望の炎   作:謎のコーラX

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ヘンゼルとグレーテル編、本格的に開始です、最初の元ネタ童話は別に読み飛ばしてもらっていいです


第6回

ある森のはずれに、父と母、そして小さな男の子の女の子が暮らしていました、男の子はヘンゼル、女の子はグレーテルという名前で、貧乏な暮らしを強いられていました、父と母はこれ以上ヘンゼルとグレーテルを養うことが出来ず、捨てることに決めました。

ヘンゼルとグレーテルはパンをお弁当に父と母と共に森の中にいき、父と母は木をきり、ヘンゼルとグレーテルは小枝を集めることになりました。

小枝を集めて帰ろうとした時、父と母はいませんでした、しかしヘンゼルのポケットの中に入っていた目印にしていた白い石が父と母と再会させてくれました。

次の日、父と母は再び森にヘンゼルとグレーテルを連れていきました、今度は急であったため、白い石がなく、パンを代わりに目印に落としていきましたが、無くなっていました。

 

「どうして?」

 

と、グレーテルは思いました、それもそのはず、パンくずは昼のうちに鳥に食べられてしまいました。

迷ってるうちに白い鳥に導かれて、お菓子の家にたどり着きます、家にいたおばあさんに歓迎されて中に入り、お菓子を食べました、しかしそのおばあさんは人食いでした、おばあさんはヘンゼルを大きな鳥籠にいれ、グレーテルは手伝いをさせました、

 

「ぐぬぬ、全然太らないね、もういい、鍋で煮て食ってやる!」

 

おばあさんは目が悪いため、今までヘンゼルは落ちていた骨で騙していたが、おばあさんは堪忍袋の緒がきれて、鍋で食ってしまおうと思いました、グレーテルはその手伝いに鍋の火をたかなければいけませんが、ヘンゼルを殺すようなことを進んではできず、グレーテルは、しくしくと泣き出しました。

 

(こんな事なら、森の中でオオカミに食べられて死んだほうがましよ。それだったら、兄さんといっしょに死ねたのに)

 

「グレーテル! なにをぐずぐずしてるんだね。さっさと火をたきな!」

 

おばあさんは包丁を研ぎながら怒鳴りますが兄を殺すことなどテキパキとできるわけがありません。

おばあさんはグレーテルを焼いて食おうとパンを焼く釜戸の中を見ろとグレーテルに言いますが、すぐに焼いて食おうとしてるとグレーテルは察し、知らないふりをしておばあさんを釜戸の中に入らせて、おばあさんを閉じ込めした、そのままおばあさんは焼け死んで、ヘンゼルは鳥籠から脱出し、ヘンゼルとグレーテルは奥にあった宝石類をポケットに詰めるだけ詰めて、ふたりは何日もかけて家に帰ることができました、父と母は泣きながらヘンゼルとグレーテルが帰ってきたことを喜び、ヘンゼルとグレーテルは父と母とおばあさんの宝石類で幸せに暮らしました。

 

○

 

「──さて、なんでジャックをつれてきたの?、マチ」

 

旧学生街エリアに向かう道中、赤ずきんはマチにジャックを連れてきたことを問い詰めた、フユの意向もあって反対はできなかったが、赤ずきんは理由を知りたかった。

 

「まずジャックは血式少年だ、それはフユの口から聞いたな」

 

「まぁね、最初は驚いたけど、けど1ヶ月しても実験用メルヒェン一匹にに苦戦する程度でしょ?」

 

「まぁそのくらいが最低限防衛できるくらいかな、理由はブラッドスケルター化の抑制目的でだ、アリスのあれ見ただろ、まぁアリスくらいなら倒せるが……赤ずきん、マチがブラッドスケルター化したら誰が止まられると思ってる?」

 

「それは……」

 

「ブラッドスケルター化のリスクしょって戦闘するより、護衛一人抱えて戦闘するほうが危険性はない、ジャック、メアリガンの調子は良さそうか?」

 

メアリガン、ジャックの血液を噴射する道具であり、ジャックの血式少女のケガレを浄化するためにハルが作った。

 

「わかったわかった、ジャック、よろしく頼むわね」

 

赤ずきんは笑顔でそう言うとジャックも笑顔で返す。

 

「うん、よろしく赤ずきん」

 

「わかってくれて助かる、それと赤ずきん」

 

「なにさ」

 

「……前から言おうとは思っていたんだが、やっぱり博士のことは捨てきれてないよな、笑顔が若干無理してるぞ」

 

マチは赤ずきんの耳元で小声でそう言った。

 

「あはは、わかっちゃう?」

 

「まぁずっとそんな笑顔だったわけだが、マチ達では埋められないんだな、それは」

 

「……ごめん」

 

「まぁいいさ、先へ進もう」

 

マチ達は進んでいき、旧学生街エリアの前までやって来た。

 

「さて、入る前にマチからこのエリアのことを忠告しておく」

 

「マチ姉、ここにきたことがあるんですの?」

 

「一回ね、まぁとりあえず言わせてもらうが戦闘するな」

 

「メルヒェン相手でも?、それは危険じゃないんですの?」

 

本来シンデレラ、他の血式少女にとってメルヒェンは襲ってくるものだ、それと戦わないのはかなり危険である。

 

「あぁ……ただ襲(・)っ(・)て(・)く(・)る(・)メルヒェンだけだ」

 

「?、メルヒェンって襲ってるやつだけじゃないですの?」

 

「行けばわかるさ、さぁ、入るぞ」

 

マチ達は旧学生街エリアに入った、そこには他の血式少女には驚きの光景が広がっていた。

 

「メルヒェンどうしが──戦っている!?」

 

ジャックもこの光景はさすがに見たことなく、驚いてる。

 

「やっぱりこうなるのか、先に進むぞ、メルヒェンは敵メルヒェン相手にご執心だ、さて、勝手に入ったこと、許してくれよ……ヘンゼル グレーテル」

 

マチは率先して前に出て、血式少年、少女達は先に進んでいった

 

 

 

 

 

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