色々な事情が詰め詰めで書く暇がありませんでした…
少ないですが読んでくださっている方々、すいませんでした。
では、本編どうぞ。
9.紅い館へお邪魔します
あ、ありのまんま今の状況を話すぜ!なんか少女に懐かれてベタベタとされつつ、頬擦りをされているぜ!何を言っているのかわからないと思うが、俺にも分からねえ!
元はといえば、アレはー
ー回想ー
「おっじゃましま〜す!って美鈴さん寝てますね…」
俺は昨日の夜にこの“紅魔館”で働くことを早苗さんに提案され、(半ば強制的に)今日の朝にここへ連れてこられた。
そして今その館へ着いたのだが、門の前に居る門番らしき女性が鼻提灯を出して寝ていたのだ。
「う〜ん。美鈴さんの許可がないと此処入れないからな〜どうしたもんでしょう?」
その女性の様子を見て早苗さんは困っている。まあそりゃそうだよなぁ。普通は門番の許可なきゃ通れないもんな。肝心の門番寝てるけど。
「あはは…それで?この人が起きるまで待ちますか?」
「いや、この様子じゃなかなか起きないでしょう。だから起こすのがいいと思うんですよね」
「起こす…ですか。じゃあ揺さぶったりしてみますかね?」
「いや、そんなまどろっこしいことしなくていいわ」
「「!?」」
俺と早苗さんが2人で考えこんでいると、いなかった筈の後ろから銀髪のメイドが現れた。
「ってなんだ、咲夜さんじゃないですか。驚かさないでくださいよ」
「あら、ごめんなさいね?ところで貴方誰?」
急に現れたメイドは早苗さんに軽い挨拶をした後、俺に話を振ってきた。女性を待たせるのは良くないので俺はすぐに返答する。
「どうもこんにちは。昨日この“幻想郷”にやってきた外来人です。名前は神代 輝。輝って呼んでください。貴方は?」
「あら、ご丁寧にどうも。私はこの“紅魔館”の完璧で瀟洒な従者、十六夜 咲夜よ。以後お見知りおきを。それで早苗?なんの用で今日は来たのよ?」
「それがですね、咲夜さん。今日はお願いがあってきたんです」
「何?信仰してくださいってお願いなら聞けないわよ?」
「そんなんじゃないですよ。お願いっていうのはですねー『チュドーン!』は!?なに!?」
早苗さんが俺の話をしようとした瞬間に大きな爆発音がした。
すると、焦ったようにメイドの人は呟く。
「チッ。妹様かしら。悪いけど、早苗!また後日にしてくれるかしら?」
そう言ってメイドの人は消えた。なんの前触れもなく。一体どんな能力なんだ?
「仕方ないですね…一回戻りましょうか神代さん」
早苗さんはそう言うが、俺は絶対に残らなくちゃいけない気がした。
「いや、あそこに向かおう早苗さん。すっごく嫌な予感がする」
「え?そうは言いますがね、神代さん。多分あの爆発音がした原因は、“フランドール・スカーレット”とと言うめちゃくちゃに強い吸血鬼の仕業です。私はまだしも、貴方行ったら死ぬかもしれませんよ?」
「それでも行かなきゃダメな気がするんです。アレは此処で止めなきゃいけない。下手をすれば霊夢とかまで危険かも…」
「え!?それは良くないですね。此処は止めに行きましょう!そうすれば守矢の巫女の印象も上がるかもしれませんしね!」
霊夢の話題を出した瞬間一気に意見が変わった。この人チョロいな。あと後半部分がめっちゃゲスい。
「じゃあいきましょう早苗さん」
「はい!」
ーーー
そして俺たちは爆発した原因の場所にやってきた。おーおーぐちゃぐちゃ。すると、奥から爆発音と声が聞こえてきた。
「くっ…おやめください妹様!」
「あはははははは!もっと頑張ってくれなきゃつまらないわ!咲夜!」
金髪の少女がさっきのメイドにめちゃめちゃ弾幕を撃っていた。これは不味いかも。これは弾幕ごっこじゃない。メイドにする気はないが、これは“殺し合い”だ。
「あはははははは!もっと!もっと!もっと頑張ってよ!頑張んなきゃ壊れちゃうよ!?」
「くっ!幻符 殺人ドール」
そうメイドが言うと、幼女の周りにナイフが現れた。しかし幼女は焦る様子もなく、
「キュッとして…ドカーン!」
そう言うと周りのナイフが吹き飛び、メイドさんも吹き飛ぶ。
「あれ?咲夜?もう壊れちゃったの?つまんなーい!あ!腕とか壊せば動くかな?」
狂ってる。俺はそう感じた。俺がまずいと思ったのはこれか。
「なら俺が相手になろうか?お嬢さん。」
ひとまず、あのメイドさんから注意をそらなくちゃな。
「あれ?お兄さんだーれ?でもまあいいか!相手になってくれるの!?なら壊してもいいんだよね!?」
「なっ!神代さん無茶です!貴方が叶う相手じゃない!」
「大丈夫です、早苗さん。とりあえず、そのメイドさんを安全な場所に避難させてあげてください。あと傷の手当ても」
「〜〜!どうなっても知りませんよ!」
さて、早苗さんとメイドさんはいなくなったな。
「ねえ!早くしようよ!」
「ごめんね。待たせたな。じゃあ、どうぞ?」
「あはははははは!お兄さん、簡単に壊れないでよね!いくよ!
禁忌 クランベリートラップ!」
さて、頑張りますかね。まずはこのスペルをどうにかしなきゃな。
「無符 何もなかった。いいね?」
俺がそうスペルを唱えると、少女の弾幕は消える。これは名前はふざけてるが、相手の弾幕を消し去る便利なスペルだ。それを見た少女は、
「あはははははは!面白い!面白いねお兄さん!私を楽しませて!
禁忌 ファーオブアカインド!」
少女がそのスペルを唱えると、目の前の少女が4人に増えた。なるほど、ポーカーから取ったのか。そのまんまだな。
「ボサッとしてると壊れるわよ!禁忌スターボウブレイク!」
なるほど、すごく威力高そうだな。しかも4人に増えているから量が多い。でも、なんも関係ないがな。
「反射 フルカウンター」
俺は全ての弾幕を弾き返し、少女は驚いていた。そのせいか、弾き返ってきた自分の弾幕に被弾した。
「きゃあっ!分身が!」
「悪いが、止まる気はないぞ。陽符 サンライト」
早苗さんはこの少女が吸血鬼だと言っていた。なら太陽の光なんて辛いだろう。
「やあ!熱い熱い!」
「やっと隙を見せたな。とりあえず、眠っとけ。幻符 夢への誘い」
「なっ!…zzz」
「よっと。これで大丈夫かな」
俺は寝て地面に落ちていく少女を抱き上げ、彼女の中の暴走した“狂気”を取り除いた。
さて、あのスペルは浅く眠られる技だからそろそろ起きるだろう。
「う、う〜ん」
噂をすればなんとやらと言うやつか、少女が目を覚ました。
「そうだ!わたし、私!あの、黒いのに」
「落ち着け。お前の中の“狂気”は取り除いた。ひとまず安心しろ」
俺がそう告げると、少女は涙目でこっちを向いて
「うわーん!怖かったよ!私が私じゃなくなるかと思った!怖かったよーーー!」
「よしよし。よく頑張ったな。ところで、君の名前は?」
「フラン、フランドール・スカーレット。フランって呼んでね!」
「そうか。俺は神代 輝だ」
「よろしくね!私のお兄様!」
ーーー
そう言って俺は懐かれて今に至る。
俺に頬をスリスリと擦り付け、「お兄さまぁ〜」と甘い声で甘えている。この絵面は見られたらヤバー
「神代さん!音がしなくなりましたけど大丈夫ですかってうわあ…神代さんそういう趣味だったんですね…」
「ちょっと待て早苗さん!?何を考えてる!?」
「いえ別に?ロリコンだったなんてと思って引いているわけじゃないですよ?」
「絶対そうだろ!違う!違うからぁぁぁ!」
こうして、俺は早苗さんにロリコン扱いされて軽く引かれるのだった。
はい、こんな感じで。今回は終わります。
色々と忙しくて、小説をかけませんでした、すいません。
それですが、これからなんだか忙しくなりそうなので、不定期に更新という形にしたいと思います。暇が有れば書くようにするので、気長にお待ち下さい。
高評価、お気に入り登録、コメントくれると嬉しいです。
では、また次話で。