東方狂幻録〜普通に生きちゃいけない男の物語〜   作:きつね。

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はいどうもこんばんは。作者のきつね。でございます。
前話で夜月白蓮様と尊虎様からお気に入り登録をいただきました。ありがとうございます。これでアンケートを取るまで3分の1になりました。当面の目標は30人と決めています。
これからも頑張るのでよろしくお願いします。
毎度のごとく長くなってすいません、本編どうぞ。


8.明日の行く先は

前回のあらすじ。

嘘ついてテキトーに作った設定が信じられて“化物”になりました、まる。

 

「面倒臭いことになったなあ」

 

あの後何事もなくご飯を食べ終え、今は食器を洗っているところだ。

そして俺は食器を洗いながら、先程の女性との会話のことを考えていると、自然にこの言葉が出てきていた。

はぁー、やっちまった。いやまあ、ある意味成功したのだが。

紫さんに、いやさんいらねえや。紫にあんな嘘をついてしまったがために、俺は幻想郷で“外の世界で化物扱いされていた”という設定が残ってしまった。これが広まれば俺は“そういう”目でしか見られなくなるだろう。そうなった場合かなり面倒だ。

だってあれ嘘だし。なんか悲惨な体験とかしてるわけでもないし。

俺が洗いながらめんどくささに頭を抱えていると、

 

「ちょっとあんた。食器洗い終わったらすぐこっちきなさい。話があるから」

 

と、霊夢からお呼びがかかった。それに対して俺は

 

「わかった。後すぐで終わるから少し待っててくれ」

 

と返答した。

さてさて、なんの話なのやら。

 

 

ーーー

 

 

 

食器を洗い終わった俺は霊夢の話とやらを聞くために、居間にいる。…何故か早苗さんも同席しているが…

 

「それで?話って何霊夢?」

 

「話っていうのはね、ずばり、あんたの今後のことよ」

 

まあ、そうだろうな。うん、そうだと思った。いつまでも俺をここに置いておくわけにもいかんしな。

 

「そこで、あんたに聞きたいことがあんのよ。あんた、やりたいこととかある?」

 

「どうして?」

 

「あんたがやりたいことがあんならそれを優先させてやろうかと思ったからよ。それで?なんかあるわけ?」

 

「いや、特にないけど、その優先させるって口調から、何か俺にやって欲しいことがあるわけ?」

 

「察しがよくて助かるわ。実はその通りあんたの腕を見込んで、異変解決の助けをして欲しいの。勿論、唯とは言わないわ。異変を解決すればば、紫って女が報酬をくれるから、お金なら支払われるし、なんならー

 

「なんなら?」

 

「な、な、なんなら…わた、私の家に住み込みでもい、いいわy「神代さん、料理屋を始めるなんてどうでしょう!?」ちょっと早苗!?」

 

霊夢が赤面しながら提案してきた住み込みの話は住み込むと言う単語を聞いた瞬間に目の色を変えた早苗さんによって阻止された。そして早苗さんは続ける。

 

「神代さんはとても料理が上手いじゃないですか。だから人間の里で料亭をすれば人気間違いなしですよ!」

 

視点change!

輝視点→早苗視点

 

そんなことはさせない。させてなるものか。

今、私は全力でこの男が霊夢さんの家で住み込みで働くのを阻止している。私の霊夢さんの家に住み込ませるなど絶対に許さない!

だから私はこのアイデアを告げる。

 

「神代さんはとても料理が上手いじゃないですか。だから人間の里で料亭をすれば人気間違いなしですよ!」

 

そう、この男に人間の里で暮らさせることだ。

幸い、この男はとても料理が上手い。だから最もな理由を作れる。

それだけじゃない、この男を人里に行かせることで、もう一ついいことができる。

それは、この男が人里で彼女が出来るかもしれないことだ。

今の幻想郷には、2年前のアレのせいで男が少ない。しかもこの男はかなりのイケメンだ。かなりモテるだろう。

沢山の女性がいるのなら、1人ぐらい好みの女がいるだろう。その人と恋仲になれば霊夢さんは私のものだ。

すると、彼がこんなことを言う。

 

「料亭を開くって言っても、俺金なんてないから、食材も仕入れられないし、店を建てることだって出来ないぜ?」

 

「そ、そうね。あんたは今お金ないし、お店を建てられるまでは私の手伝いをしながら異変解決をー「ご安心を霊夢さん、神代さん。私にいい考えがあります」早苗、喰い気味に言ってくんのやめなさいよ!?」

 

ふっふっふっ。私にぬかりはない。私には秘策がある。

 

「確かに異変を解決するのはいいと思います。神代さん強いですし。ですが、この博麗神社に住むより、“紅魔館”で住み込みで働いた方がお金も貯まります!」

 

「こ、紅魔館?」

 

そう、私の秘策とは、彼を紅魔館で働かせることだ。

 

 

「はい!お金が貯まるまで、紅魔館で執事をしながら異変解決をすればあっというまに貯まります!だから明日!私と一緒に紅魔館に行きましょう、神代さん!」

 

私の作戦は完璧だ。

 

 

視点change!

早苗視点→輝視点

 

俺の明日からの処遇はどうなるかの審議中、半ば強引に早苗さんに料亭をすることに決められた俺は半ば強引に早苗さんに職場を紹介され、半ば強引に明日連れていくと言われた。

いや俺の未来強引に決められスギィ!

とゆーわけで、明日から俺の住居は紅魔館になりそうだ。




はい、こんな感じで。今回は終わります。
次話からは紅魔館編です。
いつも通り高評価、お気に入り登録、コメントくれると嬉しいです。
では、また次話で。
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