どうもお久しぶりです。原田孝之です。いないとは思いますが、いきなり二章あとがきを見てくださった方は始めまして。
いかがでしたでしょうか。二章を少しでも楽しんで頂ければ幸いです。
とはいえ、相も変わらずUAは伸び悩んでいますね(笑)。ここまでくると、半ば意地のようになっています。やっと通算UA千を達成しました。感慨深いような、悲しいような複雑な気持ちです。
と思ったら、二章最終話を投稿後ニ十分でしおり更新した人がいます。
ありがとう!! やったぜ!! 君は最高だ!! ついでに感想もよろしく。
とまあ、私の話はここまでにしまして、小説の中の話に移行しましょう。
今回のテーマは少年の進路という点に焦点を合わせました。私としても、皆様としても進路に悩まれた経験はあると思いますが、そんな鬱屈した思いとのしかかってくる現実を描かせていただきました。とはいえ、一章に比べてダークさが濃くなっているので、しんどいなーという思いに駆られながら書きました。心に少しでも残れば嬉しく思います。
また、召喚ものとしては、ようやく真打の登場と言ったところでしょうか。アイコンにもなっているボルケーノドラゴンやゼウスを登場させました。皆様が思った通りの登場とはいかなかったかも知れませんが、私としては、かなり満足のいく登場回でした(とくにゼウス)。コイツを出して欲しい、という要望がございましたら、感想欄にてお待ちしております。叶えられるとは確約できないのですが。
さて、前章のあとがきでサスペンス要素を入れると予告させていただきましたが、結局こんな感じに落ち着きました。サスペンスといっても、ミステリーではない、という点がミソですね。私が小説を書く上で注意している点といいますか、これだけはやるまいと考えているのが、ミステリーに足を突っ込む事です。なぜか、というとやはり本格的ななぞ解きには手を出すべきではないと考えているからです。そこで、謎はあるけど解かせないとか、ゲームみたいにお使い形式で謎を紐解くという、いわゆる読者に平等ではない形で描かせていただきました。フェアじゃないという方もいらっしゃるかもしれませんが、この小説を読む方でミステリにそこまで拘りがないと勝手に判断させて頂きました。文句は基本的には受け付ける予定ではありますが、この点だけは譲れません。ミステリは素人作家には鬼門。これだけは勘弁していただきたいと考えています。
また、二章ではかなりの登場人物、そしてかなりの設定を明かしました。これはアンヘルという主人公が農民から都会に住む探索者として成長し、社会情勢に対する理解を描いたつもりなのですが、設定を考えるというのは中々難しくて大変でした。なぜ、異世界転生が流行ったのかという考察記事を拝見したことがあるのですが、著者によれば日本の価値観を持った人間が異世界に移ることで、主人公の思想的な部分で違和感を感じさせなくなり、書くのが簡単になるとありました。ですが、実際に書いてみると、簡単になったような気がしません。世界を描くって難しいなぁと思いました。
登場人物に関しては、二章に出てきた人物はこれからも重要になってきますので(というか、これ以降ほとんど主要人物が入れ替わる)、皆さん覚えていただけると幸いです。
さて、では話すことも尽きたので私の読書歴について明かしたいと思います。
とはいっても、最近読んだ一般文芸や文学作品について話しても仕方ないと思いますので、別の話をしたいと思います。ただ、ライトノベルはめっきり読まなくなってしまったため、ウェブ小説、中でもお気に入りの作品を上げたいと思います。
偉大なる槻影大先生の作品を上げるまでもないと思いますので割愛致しますが、他にも有名な無職転生、魔法科高校の劣等生、リゼロなどは除外しましょう。あの書籍化作品群を入れると、話がそればかりになってしまいます。当然といえば当然ですが、私以外にもっと詳しい方が確実にいらっしゃいますので、そちらを参考にしてください。(というか、小説家になろう様の作品についてここで語っていいのか? だめだったら即消します)
私が高校のとき、ランキングに乗るような作品を除いて好きだった作品がひとつあります。よく探せば他にもたくさんありますが、その中でも印象が強く、それでいてあまり評価されていない作品です。
それはキャプ本さまの「世界を撃て」です。
2020年9月25日現在、総合ポイント586とまったく有名ではない作品で、更新も9年以上前に途絶えているのですが、その作品はなかなか忘れられません。
一応、参考までに概要を書かせていただきました。
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軽薄な主人公レイは取り立てて特徴のない男だった。彼の噂は酷いもので、たいして強くもないのにAランクになった、とか、相棒である魔術師バルドが強いのであって、彼は強くなどないのだ、と言われている。
しかし、そんな彼には目的があった。過去にしでかした、己の欲望のため犠牲、その贖いのために。
親友の禿魔法使い、王国騎士団長の堅物ガール、正体不明の辻斬りを仲間に加えて行く冒険譚。ここに開幕。
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どうですかね。良さが伝えられていると良いのですが。まあ、端的に言うとダークな冒険譚になるんですかね。読んでみたいと思っていただければ幸いです。ただ、更新は絶望的ですが。
また話が長くなりましたね。作者の感性はこんな雰囲気だと思ってください。オススメがあれば感想ついでに添えていただけると嬉しいです。(いや、ほんと。感想待っているよ!!)
最後になりますがまた予告をさせてください。
次回はついに学園編となります。一応士官学校の話ですが、あまりミリタリー色の強い学校ではなく、よくある一般的な異世界学園的な話にします(軍学校が好きな人はごめんなさい。でも、そんな学校書けないよ)。また、話の中心は二章とは違って探索ともう一つの二本立てになります。これまでとは雰囲気も一変しますので、ぜひお楽しみに。
あと、宣伝をさせてください。
槻影大先生の作品、「嘆きの亡霊」新刊が8月31日に発売されました。最悪、私の作品は読まなくても構いませんので、偉大なる作品、槻影大先生をよろしくお願いいたします。
§ § § 登場人物紹介 § § §
■メインキャラクター
〇アンヘル(15)
収入が安定し、食事環境が改善。身長がぐんぐんと伸びた。けれども、その平凡な顔つきから散々な言われよう。哀しみに染まった。この章は大体地獄。つらたんまる。でも頑張った。
新しく買った剣はアリベールの融資によるもの。五千コインという日本円にして約五百万にあたる金額を無利子無担保で借りている。剣の銘はアリベールのつるぎ。それを聞いたアリベールがぼこぼこにしたことは言うまでもない。今は借用証剣アリベールⅡと呼んでいる。彼女には内緒。
士官学校入学試験のため、アリベールにつきっきりで勉強を教わった。頭があがらない。
・シィール(種族名:プレシィ―ル)【眷属】
水・ドラゴンタイプの眷属。いわゆる御三家のひとつ。
進化して強くなった。あまり出番がないことには不満を持っている。基本戦術はブレス一択。
・リーン(種族名:グリーンカーバンクル)【眷属】
回復要員として大活躍。眷属内でもっとも活躍している。
実は召喚されずとも勝手に出てくることができ、よく自室のお菓子を盗み食いしている。
・フレア(種族名:レッドコドラ)【眷属】
「火山龍現る 下」で登場したボルケーノドラゴンの子供。
実際に倒して屈服させたわけでもなく、もともと気性が荒い火龍なのでまったく指示を聞かない。貰った高レベルのポケモン状態。
生まれたばかりゆえ、情緒が発達していない。好きな遊びは放火。怖くてなかなか召喚できない。アンヘルの傷が絶えないのはコイツのせい。
〇マカレナ(18)
快活。いわゆる元気っ子。茶髪に低身長。商会連中の人気者でもある。
頭の悪さと婚約破棄から父親に見放されている。けどめげない。
妹のアリベールとは仲がいいような悪いような。けれど、嫌い合っているわけではない関係。
実はアンヘルより年上。
〇ホアン(16)
赤毛と高身長がトレードマークの青年。
影が薄くて悲しい二章と思いきや最後で大活躍(でいいよね?)。
ちゃんと士官学校上級課程に受かっている。今後も登場するけど、皆応援してくれよな。
〇アリベール(15)
マカレナの妹にしてスリート商会の次期当主。父親とは経営方針で対立している。幼い頃から頭がよく、アンヘルの家庭教師ができるほど。幼少期には文学作品を書いたことも。
ラストで過去に向き合い、このままではいけないと奮起。少しづつ歩けるようになった。
相変わらず情けないアンヘルを見て嘆きながらも、少しづつ大きくなっていく背中に不思議な感情を覚えている。
〇クナル(17)
戦闘民族ラシェイダの銀髪褐色の美人さん。ただし男。
本名はユーバンク・アーバスノット・タフリン・クナル。
ラシェイダの名前は、(父が名付けた名前)+(母が名付けた名前)+(自分の幼名)+(成人の儀の時に自分で名付けた名前)。なので語順が普通と逆。
薄着に超でかい大剣を持った戦闘狂。人間性も常人とは乖離している超人。
女より武器が好き。部屋は蒐集した武器だらけ。おかげで金欠。
明らかに物理現象に反した動きや回復能力を見せる。アンヘルとは犬猿の仲だが、実力は認めている。
〇テリュス(15)
探索者ギルドの受付嬢。新人担当として人気。
実は道場兼私塾の末っ子で、育ちがいい。
幼い年齢で国営の探索者ギルドに入れたのはコネのおかげ。
〇アンヘリノ(35)
禿頭の大男。強い、でかい、経験豊富でかなり強い。
性格は残忍そのものだが、クナルと違って戦闘狂というわけではなく、あくまでも戦闘という極限状態の中で揺れ動く精神状態および相手の憎しみが好きなだけ。本質的には戦いが好きなわけではない。
頭のおかしい主の元、好き勝手やれて万歳。
〇サンティアゴ(19)
ちょっと頭のおかしい奴。でも金で捻じ伏せる。そこにシビれずぅ! あこがれずぅ!
正直ルトリシアみたいな高貴な女が大好物だが、手を出すと速攻ぶっ殺されることも知っている。実は、危機回避能力が高い。
〇ルトリシア・リーディガー・エル・ヴィエント(15)
アンヘルを助けた美貌の少女。翡翠の君と社交界で呼称されている。
高い魔力、絶大な権力といろんなものを持っているが、それゆえに大きな責任を背負っている。
アンヘルが召喚士だと知っている数少ない一人。
〇エルンスト・オーゲル・シュタール(16)
法政家の次男。実家にいたころから、貴族内の権力ゲームに飽き飽きしており、実家を飛び出し探索者となった。ただ、吟遊詩人に語られたことで父親の耳に届き、来年からは士官学校へ通うことになっている。
まったく出てこないが死んだわけではない。
■サブキャラクター
〇バルド(29)
若いころ苦労して掴んだ成功の芽を、酌婦につぎ込んでぶち壊した。
頭は良くないが、人に好かれる性格だった。
作中内の粗野な言動はほとんど悪魔のせい。
〇ハーヴィ―・スペルト・スキピオ(16)
腕をぶっ飛ばされた騎士。ルトリシアからの評価を大きく下げた。
〇ダビド・クビノ(30)
リックガル糊港の検閲官。仕事のとき、奴隷の少女ララノアを拾う。
〇ララノア【微笑む太陽】(17)
日本にいたらアイドルJKになれるクラスの美少女。アルン人。不幸体質。
〇イゴル(13)
父親を失くした少年。ロゴスの村で出会った義勇兵の一人。
〇リコリス(9)
幼過ぎていろんなことが分からない。ロゴスの村で出会った義勇兵の一人。
〇ミチェル(45)
マカレナとアリベールの父親にしてスリート商会の当主
〇リカルド(16)
ウィルキン武器屋で遭遇した武芸者。かなりの浪費家。
〇エマ(16)
ウィルキン武器屋で遭遇した武芸者。弓が得意。
〇イマノル(19)
スリート商会の護衛。結構強い。
〇ホセ(14)
ユメで登場。頑張っている。二章でも出せてよかった。次は四章で登場予定。
〇ナタリア(15)
ユメで登場。ホセと一緒に頑張っている。
■どうでもいいけど覚えて欲しい設定
〇士官学校
15~17才に入学する志願制の学校。
オスゼリアスには、簡易課程(2年)、一般課程(5年:定員500)、上級課程(5年:定員100)がある。
上級課程は帝都とオスゼリアスだけ