どうも、お久しぶりです。原田孝之です。いきなり三章あとがきを見てくださった方は初めまして。楽しんでいただけたら幸いです。
三章も終えてやっと感想をいただくことができました。通算UAも二千に届いていますね。感慨深いですが、悔しい思いもあったりします。こんなマイナーな作品書いておいてなんですが、いっちょ前にプライドだけはあるみたいですね。もっと跳ねろー、と幻想を抱く毎日です。
三章については、ある論理クイズ『十七匹のラクダ』と『七つの魔剣が支配する』というライトノベルを参考に書かせて頂きました。北京ダックさま。どうでしょうか。予想を裏切る展開にできていましたか? もしそうなら最高ですが、オチがわかったとしても伏線をうまく張れていたということなので、良かったと思っています。もし電波だなぁと思ったならば、感想で言っていただければ今後の勉強とするのでよろしくお願いします。
と、ここらで近況報告は終了させていただきまして、まず、頂いた感想の話をしたいと思います。
感想は北京ダックさまから頂いたのですが、まず、驚いたのは、パズドラを知らずに読んでいるということです。一章のあとがきに記させて頂きましたが、この小説は、基本パズドラを知っている層に向けて書いております。しかし、その層以外から感想が来ているということは、もしかしたらハーメルン界隈にはパズドラ民がいない、のかもしれません。
と、まあ、こんなやらかしをいきなりしている私なのですが、次の文。これも中々衝撃でした。抜粋します。
「主人公がうじうじしすぎていてストレスのたまる展開が多かった」
私的には、主人公アンヘルはあまりうじうじしているつもりがありませんでした。無論、まったく悩みがないわけではないのですが、それでも、主人公の気弱で意見がないところと、怒りで我を忘れたり、人を利用するような狡猾さなんかが入り混じった、普通に見えるけれども、完全に善良ではない、等身大の高校生から一歩ずれた人物を描いているつもりでした。
この小説を書くにあたって、実はよく参考にした作品があります。
「としよし」先生作の「不揃いな勇者たち」です。この作品は、前回紹介させていただいた、「世界を撃て」よりもさらに海外ファンタジー(というか古き良きファンタジー)要素に、なろうで一般的な葛藤などを組み入れた、いわば王道ファンタジー作品です。
私は気が付きました。結構うじうじ主人公すきじゃない? と。そこで、自己分析のため、自分が好む作品を上げてみました。作品が好み、ではなく、主人公が好きな作品です。こんなラインナップになりました。
甲殻のレギオス
ガンダムSEED
SUIT(マイク・ロス)
ファンタスティック・ビースト
アルジャーノンに花束を
とまあ、明らかに、悩みの多い主人公が好きだということが判明しました。他にも、槻影大先生の作品や、入間人間先生の作品が好きなのですが、そちら側は変人主人公だと思っているので候補からは除外しました。
つまり、作者は、悩みの多い変人が好きなんだなぁ、という分析結果でした(笑)。
ここでひとつ、ライトノベルの基本を勉強しました。本曰く、物語は大きくわけて二つに分類されるそうです。それは、いわゆる一般人が物語を通して大きく成長する『成長物語』。主人公が他者に影響を与えて成長させる『英雄物語』。ライトノベル売れ筋の基本は、どちらかというと英雄物語のほうがいい、らしいです。
へー、と非常に参考になる情報でした。
というわけで、私が目指さなければならない方向性は、英雄物語だということがわかりました。ただ、この作品で路線変更すると、主人公像がぶれてしまいますので、私の何時出すかわからない次回作で、うじうじしすぎない主人公を描きたいと思いますので、その際は、成長したなこいつ、と思っていただければ幸いです。
さて、語ることもつきましたが、もう少し文字数を稼ぎたいので、くだらない駄文に付き合ってくださると恐縮です。
今回なにを話そうか、と考えたのですが、好きな作品をいくつか上げたので、その中の一つを語りたいと思います。その作品の名前は「ガンダムSEED」です。いわずと知れた超名作で、この作品でも設定をパクったりしてますので、気づいた方もいらっしゃったかもしれません。
ただ、この作品、非常にアンチも多いので、語り合うとだいたい喧嘩になります。なので、登場人物のひとりに話を絞ります。
ヒロイン「フレイ・アルスター」です。
どうですかね(ここからは知っている前提で話させて頂きます)。正直、嫌いだと思う方も多いかもしれません。私も幼い頃はそうでした。子供ながら、主人公を操り、感情を剥き出しにして行動するさまを好きになれる人間は少ない、とは思います。
ただ、最近、もう一度ガンダムSEEDを見る機会がありまして、その際に、それほど悪印象を持たなくなりました。
これが、大人になるということなんだな、とその時は感じたのですが、皆様はどうでしょうか? 子供のころは清純派ヒロインが好きでしたが、大人になると、寛容さが生まれるというか、多様な魅力が理解できるようになりました。
中でもわかるようになったのは、強い女性像についてです。たとえば、ハウスオブカードで登場するヒロイン(というかパートナー?)は、浮気もするし、主人公の男を権力を持つ人物くらいにしか思っていません。この愛(この単語は平素でかくにはかなり気恥ずかしい)を持たない、けれど、なにか超越した利害関係による深い結びつきが存在するのは、酷く美しいものに映ります。映画のスターダムとしては独立した女性像が描かれやすいですが、将来的には、どちらの女性も魅力的に描けるような、そんなアマチュア作家になれれば、と考えています。
ちなみに、好きなヒロインは誰か? という質問には、こう返します。
その名前は、西尾作品のヒロイン。物語内の質問で「好きな作家は?」に対して「夢野久作」と答えた彼女です。それだけで、なんというか、すごく魅力的に映りました。皆様はどのようなヒロインが好みですか? できれば、感想欄で上げていただければ、また、あとがきのネタにしたいと思いますのでよろしくお願いします。
PS
恒例の宣伝です。
槻影大先生がリメイクをやっています。みんな、ぜったいに見てね!
そして、次回予告ですが、むだに短編をやります。三話構成です。皆さんお楽しみに!
§ § § 登場人物紹介 § § §
■メインキャラクター
〇アンヘル 主人公
オスゼリアス士官学校二回生伍科七八エルサ小隊所属。課外活動は絵描きの座「プルコープ」に所属している。上級生の貴族の子女に惹かれて入ったとは口が裂けてもいえない。
過酷な過去から常識が変遷し、ちょこちょこクレイジーな面が出るようになる。
・シィール(種族名:プレシィ―ル)【眷属】
水・ドラゴンタイプの眷属。いわゆる御三家のひとつ。出番はほぼなし。
・リーン(種族名:グリーンカーバンクル)【眷属】
回復要員として大活躍。眷属内でもっとも活躍している。出番なさすぎ。
・フレア(種族名:レッドドラゴン)【眷属】
「火山龍現る 下」で登場したボルケーノドラゴンの子供。地味に進化しており、手持ちの眷属内では最強の能力を誇る。
〇クナル 士官学校の同級生
オスゼリアス士官学校二回生上科二一クナル小隊所属。女に良くモテるが、かわりに同級生から異常なまでに嫌われている。ただ、あまりの強さから遠巻きにされているので、最近は平和。日頃は最低限しか講義に出席せず、訓練に明け暮れている。時折アンヘルを連れて依頼に望むが、どちらが疫病神なのか、だいたい不幸な目に合う。
〇イズナ ヒロイン
大神祇官ドミティオスが連れてきた増援。弓が得意で、抜けるような蒼穹の髪と瞳が特徴的。テリュスの生家に入り浸っている。
〇テリュス ヒロイン
アンヘルが雇われている道場の娘。彼女自身も高い能力を持つ。
〇ドミティオス
アンヘルに騒動を持ってきた張本人。この人物の依頼が元となって事態は進行することとなる。
〇アリベール スリート商会の娘
すでに父親から経営権を半分ほど譲られ、実直に事業を展開している。これまでの技術至上主義的な発想を捨ててより多角的に活動しているが、これまでの世評と相まって特段優れた成果を残せたわけではない。ただ、プロビーヌ商会が不祥事で落ちてゆくので、相対的に事業展開が進んでいる。対等に話せる存在がアンヘルだけになっている。
〇ユーリ 同じ小隊の仲間
〇ソニア 同じ小隊の仲間
〇エセキエル 同じ小隊の仲間
〇エルサ 同じ小隊の仲間
〇アルバ・エゴヌ アンヘルと同寮
〇ベップ アンヘルと同寮。軍戯盤倶楽部に所属している。
■サブキャラクター
〇マカレナ アリベールの姉。
〇ホアン エルンスト派閥に所属している。彼の出番はまだ来ない。
〇アグリッサ ドミティオスの部下
〇イドゥン 敵
〇三バカ テリュス家騒動で出会う男たち
〇ドミンゴ テリュスの兄
〇セリノ テリュスの兄
〇エルンスト 特科
〇ルトリシア 特科
〇クロエ 特科
〇ユースタス 特科