色々思う人もいると思いますが、勘弁してください。
マリンフォード海軍本部で、ちょっとした噂になっている海賊がいた。
「次の議題だが...。ここ近年、名を上げてきたルーキーについてだ」
会議室は一瞬ピリッとなる。
「幾度も我々の送った者達を倒し。遂には、成り立てとは言え少将を倒したセイン海賊団。こいつらの懸賞金をどうするか。誰か意見はないか?」
ざわつく会議室。
そこに一人の男が手を挙げる。
「俺は最低でも五千万は下らねぇと思います。そいつらちょっとばっかしヤバそうです」
これに対し、五千万!?、しかしなぁ、そこまでか?と皆否定的な反応をする。
「ふんっ。たかがルーキーにそんな額を付けるなど愚策だ。奴らを思い上がらせるだけだ」
確かに、少将の件も偶然じゃろ、しかしなぁ、と再び会議室がざわつく。
そこにまた手が挙がる。
「セイン海賊団の危険度はどの位だ?海賊行為など」
「今のところ被害は聞いてないな」
「取り敢えずは様子見ってことでどうだ?」
最初に発言した人以外は賛成の意見を示す。
「ではそういう事で決定だ」
「新たな追っては出さないのですか?」
「そこも今後次第だな」
「あそこの基地はどうするんですか!」
「あそこに基地は必要無いだろ。セイン海賊団があそこら一帯を縄張りにしているようだしな。勝手に他の海賊共を掃除してくれるさ。こちらは人手不足、互いに潰しあってくれるんだから有難いね」
「しかし!」
「くどい!これは決定事項だ」
「ぐっ、わかり、ました」
会議が終わり、ぞろぞろと幹部達が退出していく。
そんな中、男は肩を落として椅子の背もたれに寄りかかる。
「センゴク少将、頑張ってましたね」
そこに一人の女性が話しかける。
「おつるか、俺は納得がいかん。これでは海賊共の思うがままだ。今の海軍は全く抑止力になっていない」
男、センゴクは拳を握りしめる。
センゴクは海軍の現状に納得がいっていなかった。
海軍の掲げる正義も、天上人への姿勢も、そして汚職の
少将の自分では何も出来ないがどうにかしたいと、そう切に思っていた。
「センゴク、ならば変えましょう。私達が変えるのです。私と貴方、今日は何故か居なかったけどガープ、この3人で、ね?」
「俺らで、変える、か。そうだな。俺らで変えよう」
後日、若くして少将の座に座るつる、センゴク、ガープは3人で密かに誓いを立てた。
自分達の力で少しづつ、海軍の現状を変えていこう。
自分の正義に誓って。
「所でガープ?貴方、この前の会議はどうしていなかったの?」
「ガッハッハッハッ!寝坊した!」
「ガープ、お前という奴は……」
「ガッハッハッハッ!」