ロックマンZX Re:   作:イオ・りん

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セルパンが公開したものとは一体・・・・・・・・・そしてバリアンとセルパン、旧知の2人の再開に何が起きるのか?
また、ヴァンとエールに待ち受けるものは?


ロックマンZX Re:File㉑

セルパンの会見が始まり、バリアンは真剣に話を聞いていた。通信機に手を当てながら、プレリーにも情報を伝えようとしていた。

 

「イレギュラーが現れる日々に、私も心を痛めております。そこでよりイレギュラーの撃退にあたる為、私はこちらの開発の移行を始めたいと思います」

 

何言ってやがるんだ・・・・・・全部お前のせいだってのに。けどまぁ、今そんな事言っても信じてくれるハズもねぇがな。

 

「こちらは対イレギュラー用に開発を行っている、戦闘アーマー、通称フォルスアーマーです。手始めに我が警備隊に配備させ、後に各国の警備部隊にも配備していく予定です」

 

フォルスロイドを模したアーマーってか。なるほど、軍事力でも強化しようって根端か。あるいは・・・・・・・・・・・・・

 

「これらの普及によって、イレギュラーが1日でも早く現れなくなる事を、私は祈ります」

 

その言葉に拍手喝采が絶えなかった。表向きじゃ、セルパンの野郎は英雄様だもんな・・・・・・・・・

しかし、こんなモンを作って大量に出回れば・・・・・イレギュラー騒ぎって所じゃなくなるな。

モデルVと一緒に使って世界征服でも企んでやがるなこりゃ。

 

「ありがとうございます。皆様のご期待に添えるよう、我々も精進して参ります!」

 

さて・・・・・・会見も終わって、解散・・・・・なワケないけどな。

 

「素晴らしい会見でしたね。流石は我らが英雄のセルパン社長ですな」

 

俺はパトラとか言う社長秘書に話しかけ、近づいた。

 

「あなたは・・・・・・なるほど、では後程スイートルームまでお越しください、セルパン様には私が話を通しておきます」

 

彼女は俺に耳打ちで話した。思ったより話が早いな。こうもあっさりだと余計に怪しすぎるが・・・・・・・

 

「お話はセルパン様に伺っております。古い友人だと」

 

既にそこまでお見通しか、全く人気者は辛いぜ。

 

「あぁ、是非会見に来て欲しいと言われてね、古い友人としてゆっくり話をしたくてね」

 

そういう事にしておこう。その方があちらさんにとっても都合がいい、バレようが構わない、俺の目的は中に入り込むワケじゃないからな・・・・・・・・・・・・・・

 

そしてバリアンはパトラの後に付いていき、スイートルームへ入っていった。

 

「こちらを、もうしばらくしたら来ますので、少々お待ちください」

 

「これはどうも」

 

パトラはバリアンに紅茶を差し出した。

 

「う~ん、コイツはいい香りだ」

 

紅茶の匂いを嗅ぎながら、バリアンはポケットの中から丸く小さな機械を取り出し床に転がした。

すると、丸い機械は自動に転がってパイプの中に入っていった。

 

「さて・・・・・社長様はお忙しいのかね~」

 

窓を眺め紅茶を飲むバリアン。同じく窓を見つめていたパトラが振り返った。

 

「その様ですね、では、それまでの間・・・・・」

 

パトラが甘い声でバリアンの方に近づきYシャツのボタンを1個づつ外し始めた。

 

「オイオイ、スイートルームのサービスとはそんな大胆なのか・・・・・・っ!?」

 

ニヤリと笑いながら、3つ目のボタンを外した時、パトラの胸元から小さな金属が見えた。

・・・・・・・・・・・・・・モデルVのカケラだった。

 

「しまっ――――――――――!?」

 

モデルVのカケラが光り出すと共に、バリアンはソファの後ろに隠れた――――――――――!!

光が消えると、そこにはパンドラの姿があった。

 

「そういう事か・・・・・・・」

 

「このまま、生かしては帰せない」

 

さっきまでのパトラの喋り方を一変し、大人しい女の子の様な口調となったパンドラに、バリアンは驚いていた。

 

「まさか社長秘書がモデルVを使って来やがるとはな・・・・・・・」

 

「久しいな、バリアン」

 

額縁のある壁が開き、そこからセルパンがスイートルームに入って来た。

 

「ハッ・・・・・随分デカい態度じゃねぇか、セルパン」

 

かつての旧友を前にするバリアンとセルパン、2人の関係とは・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

同じ頃、ヴァンとエールは―――――――――――――――

 

「見えて来た、あの島だな」

 

エリアJへと繋がる無人島までボートで向かう中、遂に島を発見した。

 

「ん?何か反応が・・・・・・・・・・」

 

ボートに搭載されているソナーから、大きな黄色い反応を検知した。その時、波が大きくなり、ボートが揺れる。

 

「なっ・・・・・何だ!?」

 

海の中から、黄色い触手と赤い触手をしたイレギュラーが浮上してきた。

 

「こんな所で・・・・・・・やるぞ!」

 

「うっ・・・・・・うん!!」

 

ライブメタルを取り出し、ヴァンはモデルLXに、エールがモデルZXに変身した。

 

「っ・・・・・デカいわりに随分早い動きをしやがる・・・・・・・!?」

 

触手の連続攻撃に動きが追い付かないヴァン。

2人共敵の攻撃を弾くのに精一杯だ。

 

「このままじゃ前に進めない・・・・・・」

 

防戦一方で先へ進めないヴァンとエール。何とか打開策を練ろうとしているが・・・・・・・・・・・・

 

「せめてボートから引き剥がせれば・・・・・・なら!」

 

エールはモデルHXに変身し、ボートから飛び上がった。

 

「ほら、こっちだよ!!」

 

飛び上がったエールに、触手が集中して襲いかかって来た。

 

「エイっ!!」

 

近づいて生きた黄色い触手を1本斬り落とした。しかし、背後にいた赤い触手に巻き付かれてしまった。

 

「エール!よくも――――――――――!!」

 

ハルバートを振り回し、エールに巻き付いている触手を根元から斬り落とした。

 

触手を失い、狂いだしたのか、海の中で触手は暴れ、渦潮を発生させた。

 

「なっ、コイツ――――――――――っ!?」

 

渦潮に飲み込まれそうになるヴァンに、エールが中に飛び込み手を伸ばした――――――――――

 

「ヴァン―――――――――――――――」

 

「エール――――――――――」

 

ヴァンも手を伸ばしエールの手を掴んだと同時に、渦潮の中に飲み込まれてしまった―――――――――――――――

 

 




一体2人はどうなるのか?

社長秘書って、お色気要素があると最高ですよね。あんなスイートルームのサービスは自分も受けたいです(笑)モデルVはいりません。

次回、無人島には辿り着いているのか?
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