ロックマンZX Re:   作:イオ・りん

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残るパスコードはモデルPを残すのみ、いよいよ決戦が近づいています!
前回、苦戦を強いられた悩むヴァン・・・・・・・・大丈夫でしょうか?


ロックマンZX Re:File㉘

アトラクション、散りばめられたパンフレット。あの日の光景のままであった。「2人ともご苦労様、今回もよくやってくれたわ」

 

エリアKでのミッションを終え、プレリーに報告を終えたヴァンとエール。今回はかなり苦戦したのかだいぶお疲れな様子だ。

 

「少し休んでくるといいわ、何かあったらすぐに伝えるわ」

 

「あぁ、そうするよ。行こうぜエール」

 

「うん、そうだね」

 

ヴァンとエールは司令室を出た。

 

「さてっと、残るパスコードはモデルPだけか」

 

モデルH、L、F、3つのライブメタルのパスコードのを集める事に成功した。残るはただ1つ、とは言え3つのライブメタルのパスコードの修復にはもう少し時間が掛かるようだ。

 

「えぇ、もう少しでモデルVに近づけるわ」

 

プレリーは残るモデルPの反応があるエリアをくまなく探していた。

 

「・・・・・・・・・」

 

バリアンは顎に手を添えながら考えていた。ヴァンとエールの報告にあったフランマールの感じた気配について。

モデルV以上の存在があるのかと。

 

「これ以上にヤバいモノ・・・・・・・か、そいつがモデルVに対抗出来るモンであればな・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

その頃、食堂でランチを食べていたヴァンとエール、前回のミッションについて振り返っていた。

 

「あのフォルスアーマーってやつ、とにかく脅威になるな。以前戦ったハイボルトって奴をベースにしてるんだろうけどアイツ以上にきつかった」

 

「うん、油断できないね」

 

「・・・・・・・・・・・」

 

「どうしたの、ヴァン?」

 

「あっ、いや・・・・あの時、フランマールが気をそらしていたから勝てた様なもんだった。もしかしたら・・・・・って思ってな」

 

フランマールとの戦いはプロメテ程ではなかったものの、かなり苦戦を強いられていた。

もしあのまま油断されなければ・・・・・・・・と考えていた。

 

「この調子でモデルVどころか最後のフォルスロイドにも・・・・・・・・」

 

珍しくヴァンが弱気になっていた。

そんな彼の肩をエールが叩いた。

 

「何言ってるの、私達なら大丈夫だって!次は絶対に負けないんだから」

 

「そっ・・・・・・そうだな」

 

『ヴァンさん、エールさん、至急司令室へ来てください」

 

オペレーターの1人から司令室に向かう様に言われ、ヴァンとエールはすぐさま立ち上がった。

 

「よし、行こう!」

 

「来たわね、ミッション終わってすぐで申し訳ないけど、次のミッションよ」

 

「それで、ミッションの内容は?」

 

「エリアLで古い研究所が発見されたわ。実はその研究所の構造がお姉ちゃん、初代司令官がモデルXを発見した施設と似ているらしいの」

 

「俺は同行したワケじゃないからよく分からねぇけどな」

 

「そこにライブメタルに関するデータが手に入るかもしれないわ。それと敵も同じ事を考えているらしく既に進軍を始めているそうよ」

 

「それなら一刻も早く奴らより先にデータを手に入れないと・・・・・・」

 

「それとエール、貴方に2つ」

 

「何?」

 

プレリーがエールに声を掛けると研究室からフルーブが出てきた。

 

「エールさん、貴方のコピーX、オリジナルのモデルXが変身せずとも単独で変身出来る様にしておきました」

 

フルーブがエールにコピーXを渡した。

 

「ありがとう!それでプレリー、もう1つは?」

 

「落ち着いて聞いてね、エリアLに向かうにはエリアHを介さなければならないの」

 

「エリア・・・・・・・・H」

 

エリアH、エールにとってトラウマが残る場所、心の底ではもう二度と来る事はないと思っていたけど・・・・・・

 

「大丈夫、アタシやるよ。もう怖がっていられないもの」

 

「ゴメンなさいね、貴方にはちゃんと伝えるべきだと思って」

 

エールの事情を考慮した上で、プレリーはこの事を話した。もしエールが今でも恐怖に脅えていたならば、最悪ヴァンとバリアンだけでミッションに向かわせるという考えも頭に入れていた。

 

「何、ちょっと通るだけだし心配いらねぇって」

 

「それじゃ、行こうか」

 

そしてヴァンとエール、そしてバリアンの3人はエリアLへ向かう為、まず先にエリアHへと向かった。

 

「またここに来る事になるとはな・・・・・・・・」

 

「この扉だ。さっさと行くぞ」

 

「あぁ」

 

バリアンが指差したのは紫色の扉だったパンダの飾りが置いてありとても研究所の入り口とは思えない。

 

「しかし、こんな所に研究所があるなんてな」

 

普通に考えれば遊園地の近くに研究所があるだなんて誰も想像しないだろう。

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

エールはエリアHの光景を眺めていた。イレギュラーがいなくなった事で停止した

 

「ずっと・・・・・このままだったんだ」

 

「オイ、エール、大丈夫か?」

 

「あっ、うん・・・・大丈夫、ただ、ずっとこのままにしておくべきなのかなって」

 

イレギュラーがいなくなったらまた再開する・・・・・・・ってワケにはいかないよね。

 

「ゴメン、行こうか」

 

「んじゃ、開けるぞ」

 

バリアンが紫色の扉を開いた。するとそこは外が遊園地とは思えない殺伐とした施設となっていた。

 

「やはり手が速いな、すでにイレギュラーがいやがる」

 

施設内にはイレギュラーが研究所の捜索を続けていた。

 

「ここは俺に任せてくれ、お前達は先に言ってろ」

 

「分かった、気をつけろよな」

 

前方のメカニロイドをバリアンに任せヴァンとエールは先に進んだ。

 

「これに乗っていこう」

 

「うん」

 

ヴァンはモデルFXにエールはモデルPXに変身し小型飛行ユニットに乗って移動を開始した。

迫るメカニロイドを倒しながら先へ進み、小さい拠点の様な施設を発見した。

 

「あそこに何かありそうだよ」

 

「よし、急ごう!!」

 

2人は飛行ユニットから降りて小さな施設へ走り出したその時―――――――――――――――

 

「ヴァン、上!!」

 

「なっ・・・・・・何だ!?」

 

上空から巨大なサイの様な形をしたイレギュラーが小さな施設の踏みつぶすようにして降って来た。

 

「来たな、ガーディアンに与する愚かなロックマン、残念ながらここのデータは全てこの俺の中に記録した。後は貴様ら諸共この施設を踏みつぶせば全て終わりだ。冥土の土産に教えてやろう、俺様はモデルPのフォルスロイド、プロテクタス!セルパン様の・・・・・・我々の理想を阻むモノはこの俺様が踏みつぶしてくれる!」

 

一足遅かったか・・・・・・・いや、コイツからデータを取り出せるはずだ。早い所コイツを倒してデータを手に入れないと!!

 




いよいよ最後のパスコードを手にするミッションに突入、今の自分の力じゃ勝てるかどうか不安を抱くヴァン、果たして最後のフォルスロイド、プロテクタスに勝つ事は出来るのか?そして次回とんでもない事に――――――――――――
ゲームをやっていて何故遊園地から研究所に繋がっているのか?疑問を抱いており少しそこに触れる要素を追加しました。皆さんは疑問に感じた事はありますか?
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