そして最後に待ち受けるのは――――――――――――
「っ・・・・・・・・何て固い装甲なんだ!!」
ヴァンの撃つナックルバスターをプロテクタスの装甲の前ではビクともしなかった。
「これならっ!!」
エールが頭上に飛び込みモデルZXに変身し、ZXセイバーのチャージセイバーをプロテクタスの背中に直撃させる。
「フン、効かんな、そんな攻撃ハエが止まった様に感じるわ!」
プロテクタスの両腕からドリル状のミサイルが発射された。
そのミサイルをヴァンはナックルバスターで撃ち落とし、エールはZXセイバーで切り裂いた。
「ほぅ、少しはやる様だな。これまでのフォルスロイドを倒しただけの事はあるわ!」
「そりゃ、どうも!!」
ヴァンはモデルLXに変身し、プロテクタスの足元を凍らせる。
「動きを止めればこっちのもんだ、エール今だ!!」
「分かった!!」
エールは動きの封じられたプロテクタスにチャージバスターを放った。
「そんな程度!!」
プロテクタスの足元からジェットが噴射し、宙に浮いてチャージバスターを回避した。
「小賢しい真似をしおる、貴様らの攻撃なんぞ1ミリも通らんぞ!!」
プロテクタスの周りに白く巨大なバリアが張られた。
「クソっ!この!!」
「エイッ!!」
ヴァンとエールはプロテクタスのバリアを破壊しようとするが、攻撃は通らず、バリアは破壊されないままであった。
「フハハハハハ!!そんな攻撃で俺様のバリアを敗れると思っているのか!!」
2人の足元に赤、青、緑の爆弾が投げられる。
「っ・・・・・こんなもの!!」
ヴァンの方に投げられた爆弾はハルバートの攻撃で凍らせることが出来たが、エールの方に投げられた爆弾は彼女の足元で爆発、大きく吹き飛ばされた。
「キャッ!!」
「エール!!」
「フン、もはやここまでだな。まずはその小娘から始末してくれよう」
マズい、このままじゃエールが・・・・・・・・・・・・考えろ、考えるんだ!!
ますはあのバリアを突破しないと・・・・・・でもどうすれば・・・・・・・
ヴァンは考えた、あのバリアを破る方法を。並みの攻撃じゃ破壊されない。だがあのバリアを破らなければプロテクタスにダメージを与えられない。
「あの小僧の前でお前を木っ端微塵にしてくれるわ!!」
「うっ・・・・・・・・」
エールは立ち上がれずにいた。
「・・・・・イチかバチかだ!!」
ヴァンはある戦法に掛ける事にした。
「さぁ・・・・・サヨナラだ」
エールの上から数発のミサイルが降って来た。絶体絶命、その時―――――――――――――――!!
「あっ・・・・・あれは・・・・・」
ミサイルを十字手裏剣が切り裂き、空中で爆破した。
「ほほぅ・・・・・・まだやるというか」
プロテクタスの背後には、モデルPXに変身したヴァンがいた。
「一気に行くぞ――――――――――――!!」
プロテクタスの方に向かってヴァンは前進した。
「フンっ我がバリアを破れると思うな!!」
プロテクタスの腕から発射されるミサイルがヴァンを襲う。
「っ――――――――!!」
ギリギリのタイミングでヴァンはミサイルを避ける。だが一発がヴァンに直撃しようとするが・・・・・・・・・・
「何っ!?」
ヴァンがミサイルをすり抜けた。そのまま一気に走り抜ける。
「通ってくれ!!」
「貴様・・・・・・こんな手を!?」
ヴァンがプロテクタスのバリアをすり抜け首元にしがみついた。
「貴様っ、離せ!!」
「バリアをすり抜けちまえばこっちのもんだ!!」
モデルLXに変身し、氷を付与したハルバートをプロテクタスの首の隙間に突き刺した。
どんなに固い装甲でも隙間だけは防御しきれない。最大の弱点を突いた。
「ぐぁっ・・・・・・・・・・この俺様の装甲の隙間を狙うとは・・・・・ぐっ・・・・・おおおおおおおお!」
プロテクタスはそのまま機能を停止しバリアが解除された。
「ハァ・・・・・ハァ・・・・イチかバチかに掛けた甲斐はあったぜ」
「やったね、ヴァン!」
「あぁ、何とかやってやったぜ」
機能停止したプロテクタスからモデルPがエネルギーを吸い取った。
「いかなる強固な装甲も、信念という刃に勝るモノはないという事だ。取り戻したパスコードの修復には時間が掛かる、しばし待たれよ」
これで・・・・・・・全部のパスコードを手に入れた。後は全ての修復を待つだけだ。これでようやく・・・・・モデルVにたどり着けるのか。
「ん・・・・・・・これは?」
エールの足元にデータディスクが落ちてあった。
「あのフォルスロイドが落としたものかな?」
エールがデータディスクを起動した。
『ライブメタルレポート:分類ナンバー555913、チカラを受け継ぎし者へ、私が作ったライブメタルを手にするであろう選ばれし者へこのメッセージを送ります。わたし・・・・・・・・・・イレギュラー・・・・・・うみだす・・・・・・・おそるべき・・・・・・・モデルV・・・・・・たいこう・・・・・・・』
「駄目だね、あのフォルスロイドとの戦いでデータが壊れたみたい」
「んじゃっ、ガーディアンベースで修復してもらおうぜ。バリアンと合流してさっさと戻ろう」
「そうだね」
「・・・・・・・・・このままでは・・・・・・終わらんぞ・・・・・・・」
「何っ!?」
機能停止したはずのプロテクタスの目が光った。
「モデルVの元へは行かせん・・・・・・・貴様らは・・・・・・・ここで・・・・・・・・」
プロテクタスの背中から巨大なミサイルが発射され上空へ放たれると同時にプロテクタスは完全に機能を停止した。
狙った先は・・・・・・・・・・
「エール、早く逃げろ!!」
「えっ・・・・・・・・・あっ・・・・・・」
エールの方へ向かってミサイルが落ちていく。
「エール――――――――――――!!」
ヴァンがモデルHXに変身し急いでエールの元へ走り出す。
「キャ――――――――――――」
ミサイルは地面に直撃し大爆発を引き起こした。
「・・・・・・・ひどい・・・・・」
エールが目を開けると辺りはミサイルの爆発で酷く崩れていた。プロテクタスもミサイルの爆発でボロボロになっていた。
「オイ、なんかすごい音がしたが大丈夫か!?」
そこへバリアンがやって来た。
「わっ、私は大丈夫だけど・・・・・・」
エールが立ち上がろうとすると何かが倒れる様な音がした。
「ヴァン・・・・・・?ヴァン!?」
エールの目の前にはボロボロな姿のヴァンが倒れていた。
「エール・・・・・無事・・・・・・か?」
ひょっとして、あの時アタシを庇って・・・・・・・あの爆発をもろに喰らって・・・・・・・・
「なんてこった・・・・・・早くガーディアンベースへ戻るぞ!!」
「うっ・・・・・うん!」
バリアンが倒れたヴァンを抱えながら、トランスサーバを介してガーディアンベースへ戻っていった・・・・・・・・
ようやくパスコードを手に入れた矢先・・・・・・・プロテクタスの置き土産でヴァンが重傷を負ってしまった、果たしてどうなるのか・・・・・・・・・・・・・
プロテクタスのバリアってゲームだと結構簡単に敗れちゃうのでもっと強固にしてやりました。実際モデルPのシャドウダッシュですり抜けはできないんですよね、ソニックブームでは貫通できるけど。
波乱の展開で終わり次回はどうなるのか・・・・・・・?