俺は突然麻弥に呼び出され人気のないところに連れて来させられた。そこで麻弥は俺のことが好きだということを伝えられ、一瞬困惑したが答えはすぐに出た。麻弥に好きな想いを伝え、俺は麻弥と結ばれた。これからの高校生活、ますます楽しくなってくるな。
俺が麻弥に好きと伝えた日から何日が経過しただろうか。あまりよく覚えていないが、あのときの麻弥の顔は間違いなく笑みで溢れていた。それだけは鮮明に覚えている。
さて話を今に戻すと、学校生活の中で一番楽しいと言われる行事「修学旅行」が1週間後に始まる。俺たちはその準備をしていた。
HR担任「来週からある修学旅行だが、行き先は佐賀と福岡、それに山口に決まった」
雄星「福岡と佐賀と山口か.......は!?山口!?」
HR担任「どうした長島?何か問題あるのか?」
雄星「いえ、なんでもないです。すみません」
おいおい、福岡と佐賀はめちゃくちゃ楽しみなんだが、まさか行き先に山口が含まれてるなんて...予想外だった。
普通の高校なら北海道や沖縄、あるいは大阪や京都など有名なところにいくはずだろう。だが羽丘の修学旅行の行き先はちょっと特殊だった。福岡なら博多天神百道浜あたり、佐賀なら遺跡や温泉などもあるからまだわかる。でも山口は驚いた。どこに行くつもりなのか...
HR担任「では今から修学旅行での班決めをするぞ。1班3人男女混合で組むように」
雄星「班決めか。まあぶっちゃけ麻弥と一緒になれたら後は誰でもいいかな」
麻弥「雄星さん!一緒の班になりましょう!!」
雄星「もちろん、俺も麻弥と一緒にあれこれ廻りたいしな」
麻弥「フヘヘ、嬉しいっす!あと1人は誰がいいですかね?」
日菜「はいはーい!麻弥ちゃんと雄星くんと一緒がいい!!」
雄星「もちろんいいぞ。これで決まりかな」
麻弥「いつものメンバーですね!!ジブン今からが楽しみになってきました!!」
雄星「おいおい、その楽しみは修学旅行当日まで取っておいた方がいいぞ」
麻弥「でも、雄星さんと一緒に廻れると考えるとジブン嬉しいっす!」
雄星「まったく麻弥ってやつは」
こうして、麻弥と日菜と俺の3人で行動をすることになった。ちなみに直己は...どうでもいいや。あいつには申し訳ないが今回は出番なしだな。
HR担任「班が決まったら次は修学旅行での行程を決めてほしい。とはいっても、2日目の福岡班別自主研修の行程だな」
修学旅行で廻る場所決めをしていた。1日目は学年共通で佐賀の遺跡で歴史の勉強を主に行い、2日目は福岡で班別行動をする。最終日は山口で学年共通で名所旧跡などを訪れて東京に戻るかたちだ。今から決めるのは2日目の班別行動で廻る場所。
雄星「2人はどこ行きたい?」
麻弥「そうですね...」
日菜「うーん」
配られた福岡観光スポットを見ている2人は悩んでいた。それもそのはず、2人は他の県に行ったことないからである。俺はちょくちょく福岡に遊びにいったことあるからなんとなくここにこれがあるというのはわかるが。
麻弥「ここってどんなところなんですか?」
雄星「あ、ここか。ここはショッピングモールで噴水ショーもあるんだよな。博多駅から歩いても10分ぐらいの場所だし。確かなんかの機材も取り扱ってたような」
麻弥「機材ですか!?ジブンそこに行きたいっす!!」
雄星「なぜ機材という言葉だけで目を輝かせるのか...まあ俺もここ行きたいし行くか。日菜はどこ行きたい?」
日菜「あたしー?あたしはどこでもいいよ!!」
雄星「そうか?なら俺が勝手に行く場所とか決めておくよ」
日菜「うん!お願いね!!」
こうして班別行動での行程をある程度俺が決めることになった。俺は必死で悩んだが、2人にしっかり楽しんでもらいたいと思い、次の行程を提案してみた。
雄星「行程はこんな感じだ。福岡タワーに行ってから天神でちょっと買い物したり飯を食べたりしよう。飯は福岡ならではのもの、例えば博多豚骨ラーメンや明太子とかだな。飯を食べたら天神からバスでこのショッピングモールに行って、そこでもいろいろ買い物したりして、時間になったら博多のホテルに集合。お土産はタワーや天神、ショッピングモールで買うことができる。これで問題ないか?」
麻弥「大賛成です!!」
日菜「うん!るるるんっ♪とくるね!!」
雄星「よしこれで決まりだな。あといろいろお土産もあるから各自で何買うか調べておいた方がいいかもな」
麻弥「了解っす!!」
日菜「わかったー!おねーちゃんに何買って帰ろうかなー♪」
2人の楽しそうな顔をみてると、本当に楽しみなんだなとしみじみ感じる。もちろん俺も楽しみである。
決めるべきことは全て決まった。あとは当日になるのを待つばかりだ。
学校生活一番の行事の修学旅行、私も東京に行きました。めちゃくちゃ楽しかったのを覚えてます。
ちなみに作中で出てきた博多駅から近く噴水ショーもあるショッピングモール、福岡県の方ならご存知かと思いますw