学校生活で一番楽しいと言われる「修学旅行」の準備を行なっていた。俺はいつもの日菜、麻弥と一緒に行く場所などを決めていた。さあ、あとは思いっきり楽しむだけだ。
ピピピッ、ピピピッ、ピピ
雄星「ふぁーあ...今日もいい目覚めだ」
ついに、この日がやってきた。2泊3日の修学旅行の始まりだ。
雄星「修学旅行か。めちゃくちゃ楽しみだし、何より日菜と麻弥と一緒に行けるとなるととても楽しみだな。さて、行く準備でもするか」
いつものように朝飯と洗顔などいろいろ済ませて行く準備は整った。
雄星「それじゃあ行ってくる」
母「気をつけて行ってきんしゃいよ。あとしっかり楽しんできてね」
雄星「ああ、ありがとう。行ってくるよ」
そう言い残し、俺は学校に向かった。
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日菜「いよいよだね!!」
麻弥「そうですね!!ジブン、今日まで楽しみにしてたんです!」
雄星「おはよう」
日菜「あ!雄星くんだー!おはよー!!」
麻弥「おはようございます!!」
雄星「いよいよ始まるな」
麻弥「ですね!!雄星さんと一緒に行けるなんて、ジブン嬉しいっす!フヘヘ」
3人で話をしているとHR担任がやってきた。
HR担任「全員いるな。旅行先では迷惑のかかることは絶対しないこと。あとお世話になる方々にはしっかり挨拶をすること。それを守った上で、この修学旅行を楽しんでもらいたい。いいな?」
全員「はい!」
HR担任「よし。それじゃあ時間もそろそろだから出発だ。」
俺たちは1日目の目的地、佐賀県のある遺跡に向かった。いよいよ2泊3日の西日本修学旅行の始まりだ。
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飛行機とバスを乗り継ぎ4時間だろうか、目的地についた。だが4時間も乗り物に乗っていたせいか、少しだけ疲れてしまった。
HR担任「ではさっそく今から中に入るが、観光してる方もいらっしゃるから静かにするように」
さっそく遺跡の敷地に入った。だが、想像以上の広さに俺たちは驚いてしまった。
雄星「す、すげぇ...思ってたより広いな...」
麻弥「教科書で見たときよりはるかに大きいですね!」
雄星「確かにな...こりゃすげーや」
日菜「ねえねえ!!ここで写真撮ろうよ!!」
麻弥「日菜さんいいですね!雄星さんも一緒に撮りましょうよ!」
雄星「だな」
日菜がスマホを取り出すと、俺たちは丘の上に見える遺跡をバックに写真を撮った。
実は前日、俺はこの遺跡についてググっていた。元々この場所は福岡県境である標高1000m前後の山脈を北端とし、海側に行くに連れて標高が低くなり、南に開ける土地になっているらしい。この遺跡はその途中にある丘陵地帯にできた遺跡だとか。また、ここは特別史跡にも指定されていて、一部国が管理しているらしい。
雄星「これが噂の竪穴住宅か。思ってたよりかなり大きいな」
日菜「あたしもこんな家に住んでみたいなー!」
麻弥「ジブン、こんな建物があったら中でいろいろ機材を触ってみたいです!」
雄星「ここでも機材オタクっぷり発揮するのか...」
麻弥「いいじゃないですか!雄星さんは機材について全くわかってないようなので、ジブンが教えてあげるっす!!」
雄星「それはまた今度の機会にな、『機械』だけに」
........
なんでここでくだらないギャグを言ってしまったんだろうか。そう考えてると俺がバカに見えてきたわ。
雄星「ごめん、今の忘れて」
日菜「あはは!雄星くんやっぱり面白いー!!」
雄星「うるせーな。ほらみんな行ってるから俺らも行くぞ」
こんなくだらないギャグでスベったにも関わらず日菜は笑ってくれた。こんなとき笑ってくれる相手がいるととても助かる。
それから1時間ほど遺跡に詳しい人のお話を聞き、いろいろ学ぶことができた。
16時、俺たちは遺跡とさよならして、バスで宿のある福岡に向かった。商店などが並ぶ街には自転車に乗りながら友達と話す学生の姿が見られた。と思えばすぐ田んぼが広がる景色に変わった。
バスは長崎道に入り福岡方面に走っている。
雄星「結構良かったな」
麻弥「ですね!!雄星さんの面白みのないギャグも聞けましたし、ジブンは大満足です!」
雄星「もうその話題に触れるのはやめてくれ...俺のメンタルがやられる...」
日菜「あたしは面白かったと思うよー?また聞きたいなー♪」
雄星「そう言ってくれるの日菜だけだよ...感謝するわ」
日菜「るんっ♪ってくるね!」
雄星「まあ後は今日ホテルに行って体を休めるだけだからな。そこでまたくだらないギャグ聞かせてやるよ」
日菜「やったー!楽しみにしてるね!!」
雄星「おう」
それから九州道、都市高速を走り福岡市内にやってきた。時間は18時になったが帰宅ラッシュもあり道路は車の海になっている。
少しずつバスが動きながら、ようやく宿についた。
HR担任「では今日の日程は終わりだ。明日の班別行動に向けてしっかり休むように」
全員「はい!」
こうして各々指定された部屋に行き、体を休めた。ちなみに俺は6階で、同部屋はなんと日菜と麻弥だった。普通の学校の修学旅行なら男女部屋別で階も男女別のはずだが。でも、俺にとってこの部屋の組み合わせはむしろ好都合だ。
雄星「疲れたー。まさか部屋も同じとはな」
日菜「あたしは嬉しいよー!麻弥ちゃんと雄星くんと一緒に寝れるんだよ!るるるんっ♪ってくる!」
麻弥「ジブンも嬉しいです!!少しでも長く一緒にいたいんですよ!!」
雄星「そうか。まあ俺も2人と一緒で良かったよ」
麻弥「ジブン先にシャワー失礼しますね!!絶対覗かないでくださいね??」
雄星「覗いたりしないわ。日菜にくだらんギャグをお見舞いしてるけん」
こうして麻弥が先に風呂に入った。
雄星「でも遺跡は広かったな。迷子とかになってしまえば探すの大変そうだ。『佐賀』だけに」
日菜「あはは!もっともっと!!」
それから麻弥が上がってくるまでの間、くだらんギャグのオンパレードだったのは言うまでもないだろう。
日菜「じゃあ次あたし入るね!!絶対覗かないでね!?」
雄星「なんでだよ。そんなんじゃ俺がスケベじじいみたいじゃねーかよ」
日菜が入っている間、俺と麻弥の2人きりになった。
雄星「なあ麻弥」
麻弥「はい!どうしたんでしょうか?」
雄星「正直言って、俺は麻弥と一緒に修学旅行に行けてめちゃくちゃ嬉しい。しかも同じ部屋だし、修学旅行が終わるまでの間ずっと一緒にいれるのが嬉しいんだ」
麻弥「雄星さん...!」
雄星「すまない。ちょっと変なこと言ってしまったよな...気にしないでくれ」
麻弥「ジブンも、雄星さんと一緒に行動できて嬉しいです///」
雄星「麻弥...///」
麻弥「うわぁっ!!」
やってしまった。日菜が風呂に入っていて2人きりになっているのを良いことに麻弥を押し倒してしまった。
雄星「うわっ、すまん。」
俺はすぐ麻弥を起こした。まだ日菜が入っていたからよかったものの、見つかってしまえば大事になっていたはずだ。
麻弥「雄星さん...!今のはズルいですよ...!」
雄星「悪い。でも麻弥が可愛いのがいけないんだ」
麻弥「///」
雄星「今のは忘れてほしい。ほんとすまない。でも、前告白したときにも言ったけど、俺は本当に麻弥が好きだしこれからも一緒にいたい」
麻弥「///...もちろんですよ!ジブンも雄星さんと同じ時間を過ごしたいです!!」
雄星「麻弥...!」
その言葉に何を感じたのかわからないが、俺は麻弥を抱きしめた。
麻弥「雄星さ...」
日菜「上がったよー!ってあれー?2人とも何してるのー?」
突然寝巻き姿の日菜が姿をあらわした。
雄星「い、いやこれは...その...」
日菜「あっ!もしかして、2人とも....」
麻弥「ち、違いますよー!!日菜さん今のは見なかったことにしてください!!///」
日菜「ちぇーっ(๑´з`๑)あたしも知りたかったなー!」
雄星「(なんとかバレなかったか...)」
麻弥「(ですね...危なかったですよ...)」
その後俺は風呂に入り、2人としゃべったりテレビを見ながら過ごし、22時ぐらいには消灯した。
明日はいよいよ班別行動。楽しみすぎる。
遅くなりました。すみません。
次回は修学旅行2日目でごさいます。