アイドルとの高校生活   作:とみー@山口全力応援

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前回のおさらい

俺は共学になった羽丘に通うことになり、道中で氷川日菜と出会い、同じクラスとなる。そこで大和麻弥にも出会うが、日菜と麻弥はアイドルバンド「Pastel*Palettes」のメンバーであるという。2人が現役アイドルと知った俺は、驚きを隠さずにいたがこの高校生活を楽しんでやろうと決意。俺とアイドルの高校生活が幕を開ける。


第2話「初めてのホームルーム」

校長「今年からは男子生徒も加わり、この羽丘学園高校はより一層賑やかになると願っております。皆さんの夢に向け、我々教職員一同全力を尽くしてサポートしてまいります。」

 

この校長先生の挨拶と共に、1学期が始まった。

始業式が終わり、俺は教室の中にいた。共学化に伴い、ホームルーム担任の先生も今年から男性教員が加わることになった。

 

HR担任「では、みんなには顔と名前を覚えてもらうために1人ずつ自己紹介をしてもらう。」

 

そうして1人ずつ自己紹介をしていくうちに、俺の出番がきた。

 

HR担任「次は長島だな。」

雄星「はい。えっと、長島雄星といいます。父の仕事の関係で山口の高校からこの羽丘にきました。趣味はゲームとサッカー観戦です。宜しくお願いします。」

 

教室内から拍手が聞こえてきた。

 

雄星「ぶち緊張したわ」

日菜「雄星くんよかったよ!」

雄星「そうか?まあ、ありがと」

HR「次は氷川。」

日菜「はーい!氷川日菜だよ!パスパレでギターやってるんだー!日菜って呼んでくれたら嬉しいな!よろしくねー!」

 

雄星「日菜はすげーよ。堂々と自己紹介できるなんて羨ましいし、拍手の音量も大きかったな」

日菜「るるるんっ♪ってくるね!」

雄星「おい、るるるんっ♪ってなんだよ」

日菜「るんっ♪の進化系だよ!」

雄星「るんっ♪でも意味がわからんのに余計にわからなくなったわ」

 

五十音順に自己紹介したため、最後は麻弥が自己紹介をすることになる。

 

HR担任「最後は大和。」

麻弥「はいっす!こんにちは!上から読んでも下から読んでも『やまとまや』どうも、大和麻弥です!パスパレでドラム担任してます!ジブンのことは、気軽に麻弥と呼んでください!よろしくお願いするっす!」

 

雄星「麻弥はすぐに名前覚えられそうだな」

麻弥「そうですかね?フヘヘ...」

雄星「なんだよその笑い方」

麻弥「ああ!これは失礼しました...!」

日菜「フヘヘは麻弥ちゃん特有の笑い方なんだよ!」

雄星「そうだったのか、まあ麻弥の個性が出ていいんじゃない?」

麻弥「ありがとうございます!フヘヘ...」

 

HR担任「さあ自己紹介も終わったところで、みんなにはもっと交流を深めてもらうために、クラスの人ともっと話をしてもらいたい。これはコミュニケーション力を高める目的でもある。30分ほど時間を与えるので沢山話をしてくれ。よーい、スタート。」

 

担任の合図と共に30分のフリートークタイムが始まった。

 

??「長島だっけ?話しようぜ!」

雄星「ああ。君って確か...」

直己「三宅直己(みやけなおき)。よろしくな!」

 

直己は前の高校で野球部のエース。羽丘の共学化に伴い野球部も新設されたため、直己はすぐに野球部に入部した。

 

雄星「おう、よろしく」

直己「あ、日菜ちゃんも一緒に話をしようぜ!」

日菜「話そー!麻弥ちゃんも一緒に雄星くんと直己くんと話そうよ!」

麻弥「ジブンもですか!?」

雄星「人数多ければ会話が弾むし、麻弥も一緒に話そうや」

麻弥「では、ジブンも参加させていただきます...!」

 

こうして、フリートークのメンツは俺、直己、日菜、麻弥の4人になった。

 

直己「そういえば長島と日菜ちゃんって朝から一緒だったよなー。知り合いかなにかか?」

雄星「いや、俺が学校の場所知らんくて、たまたま交差点で日菜に出会って一緒に学校に来たわけよ」

日菜「そう!そこで雄星くんが山口の方言を言っててるんっ♪ってきちゃった!」

直己「る、るんっ♪...って何だ?」

日菜「るんっ♪は、るんっ♪だよ直己くん!」

直己「さっぱりわかんねぇ...長島と麻弥ちゃんわかるか?」

雄星「俺もよくわからん」

麻弥「るんっ♪っていうのは、日菜さんにとって『すごいことが起きた、嬉しいことが起きた』などのプラスの気持ちが現れた時に表現するものです!」

直己「なるほどな。でも日菜ちゃんの個性が出てるし、俺はいいと思うぜ!」

日菜「直己くんありがとう!雄星くんもわかったかな?」

雄星「麻弥の説明でなんとなくわかった気がする」

麻弥「そういえば雄星さん、前の高校での話ってないんですか?」

直己「麻弥ちゃんナイス、俺も聞きたいわ!」

雄星「前の高校での話?...別に大した話じゃないけど」

日菜「あたしも聞きたいなー!」

雄星「前の高校でも普通に高校生やってたわ。まあ部活は音楽部という男が入るような部活じゃなかったけど」

直己「音楽部か。って事は歌とか歌ってたのか?」

雄星「歌ってたよ。バンドとかJ-POPとかいろんなジャンルのやつ」

直己「へー。あ、確か日菜ちゃんと麻弥ちゃんバンドやってたよな?」

日菜「うん!ギターやってるよ!」

麻弥「はい!ジブンはドラムですね!」

直己「長島がボーカルで日菜ちゃんギター、麻弥ちゃんドラムという組み合わせ、一回見てみてー!」

雄星「おいちょっと待て、なお...」

日菜「あたしは賛成ー!」

麻弥「ジブンも賛成っす!今日はパスパレのお仕事ないので放課後でも大丈夫です!」

雄星「俺の話...」

直己「じゃあ決まりだな!今日の放課後音楽室集合だな!」

日菜「おーっ!」

麻弥「はいっす!」

雄星「俺の話は無視かよ」

 

こうして30分のフリートークも終わり、放課後になった。直己の要望で、俺は音楽室に行くはめになった。

 

日菜「準備おっけーだよ!」

麻弥「ドラムも準備完了っす!」

直己「よし!楽しみやなー!」

雄星「そんな期待すんなよ...」

直己「えーじゃん!頑張れ元音楽部!」

雄星「はぁ。曲は◯◯(皆さんの好きな楽曲を当てはめてください)でいい?」

日菜「いーよ!」

麻弥「大丈夫っす!」

雄星「じゃあ1曲、◯◯。」

直己「イェーイ!フゥー!!」

 

 -演奏中-

日菜のリズミカルなギターに麻弥の力強いドラム、それに呼応するかのように俺は歌い続けていた。それをみている直己はかなり盛り上がっていた。

 

直己「めっちゃうまいやん!長島のボーカルに日菜ちゃんのギター、麻弥ちゃんのドラム、最高かよ!」

雄星「別に大したことじゃねーよ。すごいのは日菜と麻弥だし」

日菜「雄星くんと直己くんに褒められて、るるるんっ♪てきたー!」

麻弥「ジブンはあくまでも雄星さんと日菜さんのサポートをしただけっすよ!」

直己「そんなことないぞ!3人ともすごかった!」

 

正直、放課後での演奏といこともありめっちゃ疲れた。けど久しぶりに歌うことができて、更にアイドルと共演できて素直に嬉しかった。直己のおかげだな。

 

直己「今日はみんなありがとな!これからの学校生活、楽しもうな!」

雄星「そうやな。」

日菜「直己くんもたくさん話してくれてありがとう!」

麻弥「また明日、たくさん話しましょう!」

直己「おう!というわけで、みんなお疲れ様!」

 

「お疲れ様(っす!)!」

 

朝からいろいろあったけど、俺には日菜、麻弥、直己という素晴らしい友達ができた。

アイドルとの高校生活は、まだ始まったばかり。素晴らしいものになるに違いない。




今回オリキャラとして三宅直己に出てもらいました。直己にはちょくちょく出てもらおうかなと思います。
あと、るんっ♪は自分なりに解釈して書いてます...

何かありましたらコメント等お願いします。
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