アイドルとの高校生活   作:とみー@山口全力応援

20 / 26
前回のおさらい

体育でサッカーをやることになった俺たち。前半直己に先制点を献上してしまうが、後半で作戦を練り直し見事逆転に成功。久しぶりの体育の授業だったがとても楽しかった。
しかし、数日後に思いもよらぬ話が飛び込んでくるとは、この時は思ってもいなかった...


第20話「1学期期末テスト」

7月に入った。ぼちぼち期末テストの時期に入る。

 

HR担任「もうすぐで1学期の期末テストがある。期末テストでは基本的な5教科に加えて実践的教科の4教科もある。みんながキツイのは先生もわかるが、ここを乗り越えていかないと社会に出てから厳しくなるからな。だから、みんなには1学期の締めとしてもうひと踏ん張り頑張ってもらいたい」

雄星「合わせて9教科か。中間より厳しくなりそうだな」

HR担任「というわけで、みんな勉強の方をよろしくな」

 

俺たちは勉強の為に静かな図書館にやってきた。期末テストは教科数が多い為2日にわけて行われる。

 

雄星「9教科もあるとやる気出ないな」

麻弥「基本的な5教科だけでも大変ですからね...」

雄星「いいよなー日菜は。勉強しなくてもいつも高得点だし」

日菜「えー?勉強なんてシュババーン!ってやったらすぐできるよ!」

雄星「シュババーンはよくわからんけど、その才能は俺に分けて欲しいわ」

 

そんなことを話しながら勉強を進めていった。わからないところは教えあったりしながら、成績上位を狙う。

テスト勉強週間はこんな感じだ。あとはしっかり結果が出れば文句ない。

そして、期末テスト初日。この日は基本的な5教科のテストだ。

 

雄星「いよいよだな」

麻弥「これまでやってきたことを今日出し切りましょう!!」

雄星「そうだな」

日菜「雄星くん、今日はずいぶんと気合が入ってるねー!」

雄星「当たり前だろ、今日と明日終わったら1学期は終わりみたいなもんやし」

HR担任「みんな席につけよ」

 

出席番号順に座り、問題用紙と解答用紙が配られた。最初は社会のテスト、すなわち日本史と世界史、地理公民の混合型テストだ。

 

HR担任「チャイムなるまで静かにするように」

 

キーンコーンカーンコーン

 

HR担任「では、始め」

 

一斉に紙をひっくり返す音が聞こえてきた。苦しい2日間の幕開けだ。

 

雄星「うーん、日本史はすぐできたが...世界史と地理公民がわからん」

麻弥「あ!ここは教えていただいたところです!」カキカキ

日菜「(シュババーン!)もう終わっちゃった!」

雄星「えっと、これの答えは...太平洋ベルトだったっけ」

 

日本史はものの10分で終わった。だが、それ以外のやつが難しい。あれだけ勉強したはずだが...

 

雄星「あ、ここは日菜に教えてもらったところだ。答えは内閣だな」

HR担任「あと1分だ。間違いがないか今一度確認するように」

雄星「え、マジかよもう49分も経ったのか」

 

俺は急いで穴になっているところに答えを書き込んだ。

 

キーンコーンカーンコーン

 

HR担任「はい終わり。答案用紙を回収しよう」

雄星「社会終わったな」

麻弥「おふたりはどうでしたか?」

雄星「たぶん日本史以外全滅。あれは勉強してても難しかった」

日菜「あたしはすぐ終わっちゃったけどねー。シュババーン!ってやったら45分余っちゃった!」

麻弥「さすが日菜さんです...!!ジブン、ちゃんとできているか心配です...」

雄星「麻弥はあれだけ勉強したんだ。絶対大丈夫だと思う」

 

1限目から非常に疲れた。

その後にあった2限目の数学も、3限目の英語も、4限目の国語も、5限目の理科もなんとか空欄を埋めただけで高得点は期待できそうにもない。

 

雄星「やばいな。割とマジで日本史以外まずい気がする」

麻弥「そ、そんなに落ち込む必要ないですよ!?」

雄星「まあ終わってしまったものは仕方ないから明日に切り替えよ」

 

そんなこともあって、実技系教科は絶対高得点を狙う為に必死に勉強した。

おかげさまでオールしてしまった。

 

雄星「クッソ眠いな」

日菜「目にクマができてるけど寝なかったのー?」

雄星「ああ。せめて残りの4教科で点を稼ごうと勉強した結果よ」

麻弥「す、すごいですね...」

雄星「とにかく始まるけん席につこうか」

 

残り4教科。俺は必死に眠い目を擦りながら問題を解いていく。

 

雄星「ああ、ここはこうだったな」

 

必死に勉強したとはいえ、実技系教科は昨日よりはマシな問題が多く非常に解きやすかった。

そして、

 

キーンコーンカーンコーン

 

短いようで非常に長かった期末テストの終わりを告げるチャイムが鳴った。

 

雄星「ふぁぁ、ようやっと終わったよ」

麻弥「お疲れ様でした!!」

日菜「おつかれー!」

雄星「実技系は高得点いけそうだな。基本的教科はお察しだけど」

日菜「早く結果が知りたいなー!」

雄星「日菜はそんなん知らんでもどうせ100点満点だろ」

 

 

翌日、テスト返却の時間がやってきた。実技系は全て80点以上だったから及第点と言える。だが、

 

雄星「日本史は98点。文句なしだけど...」

日菜「雄星くん日本史以外のテスト点数低いね!?」

 

そう、日本史は非常に惜しかった。でもそれ以上に他の教科の点数が酷いったらありゃしない。赤点じゃなかっただけマシか。

 

雄星「数学49点...半分も言ってないやん...って麻弥!?」

麻弥「ジブン数学で満点取ってしまいました!」

雄星「麻弥にも負けた...はぁ」

麻弥「雄星さんは一時期学校来れませんでしたし、これは仕方ないです!」

雄星「慰めてくれてるのか俺を煽ってるのか...よくわからん」

 

まあそんなこともあり、期末テストは幕を閉じた。

ちなみに、家に帰って母さんにぶち怒られたのは言うまでもない。




期末テストに限らず、テスト系は嫌ですよね...自分も嫌でしたが、夢の為に必死に勉強しました。まあそれでも平均点しかとれませんでしたが。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。