山口に戻ってきた俺のレオーニ山口での練習が始まった。1日目はチームの雰囲気に慣れるということで楽しみながら練習を行なった。その夜、麻弥からの電話で、パスパレのみんなが練習見学に来るということになったが...
麻弥「おはようございます!!」
日菜「おはよー!」
イヴ「おはようございます!」
彩「おはよう!」
千聖「おはよう、みんな」
ジブンたちは今、羽田空港にいます!なぜかと言いますと、今から雄星さんに会いに行くんですよ!!
千聖「麻弥ちゃん、山口行きの飛行機はどこから出るのかしら?」
麻弥「えっと、あそこのゲートから出ますよ!早く行きましょう!!」
手続きを終えて、いよいよ飛行機に乗って山口に向かいます!!楽しみですね!!
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今日も練習に行くため、カバンを片手に市道を歩いていた。今日はどんな練習メニューなんだろうか?非常に楽しみだ。
雄星「おはようございます」
宮下「今日も練習、頑張りましょう」
雄星「はい。よろしくお願いします」
そこに、凌太さんがやってきた。
凌太「今日も練習来たんだね」
雄星「はい。昨日の夜から早く練習したいと思いまして、うずうずしてました」
凌太「あはは。でもその心意気は素晴らしいと思うよ。今日もよろしくね」
雄星「はい。こちらこそよろしくお願いします」
まだ練習開始まで少しある。俺は軽くジョギングすることにした。
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飛行機に乗って1時間半後、山口宇部空港に到着しました!ここからバスに乗って、雄星さんがいる練習場に行きます!
麻弥「ついに!!やってきましたよー!!」
日菜「あたしと麻弥ちゃんは修学旅行以来の山口だね〜」
彩「そういえば、麻弥ちゃんと日菜ちゃんは山口来たことあったんだよね?」
麻弥「はい!あのときは雄星さんにいろいろ教えてもらいながら観光しました!また来ることができて嬉しいです!!」
千聖「確か、麻弥ちゃんから教えてもらったのはこのバスに乗っていけばいいって話だったわよね?」
麻弥「あ!千聖さん!そのバスは行き先が違いますよー!!」
日菜「千聖ちゃんって本当にのりかえが苦手だよね〜」
イヴ「マヤさん!あのバスですか?」
麻弥「あれですね!!行きましょう!!」
バスに乗り、いよいよ出発です!!
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宮下「今日も練習頑張るぞ!よしランニング!!」
はいっ!!
昨日と同じくランニングから入り、ストレッチをやってボール回しに入った。
雄星「白鷺さん、今日もよろしくお願いします」
凌太「うん、よろしくね」
今日も凌太さんにお願いしてボール回しをやることにした。
凌太「そういえば長島君って高校どこだったっけ?」
雄星「東京の羽丘学園です」
凌太「羽丘ね...確か俺の妹の友達がそこに行ってるんだよね。たぶん長島君と同級生だった気がすると思うよ」
雄星「そうなんですね。ちなみにその同級生の名前ってわかったりします?」
凌太「うーん...名前までは思い出せないかな。ごめんね」
雄星「いえいえ、こちらこそ突然変なこと聞いてしまってすみません」
凌太さんの妹さんの友達が俺と同じ羽丘に通ってるのか。しかも同級生とな。初耳だ。今度麻弥と日菜に聞いてみよう。
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バスに乗って数十分、ついに練習場に到着しました!!
千聖「ここが練習場なのね?」
麻弥「はい!ここで雄星さんは練習してるそうですよ!!」
日菜「ねえねえ!早く行こうよー!」
麻弥「ですね!早速行きましょう!!」
雄星さんに教えてもらった見学スペースに行くと、多くの人が練習を見ていましたよ!
彩「今はボールを回す練習をやってるのかな?」
麻弥「ですね!!基本ペアを組んでやるとおっしゃってました!!」
日菜「よーし!たくさん写真撮っちゃおー!」
イヴ「ワタシも、ユウセイさんを熱く応援します!!」
麻弥「イヴさん、ここは練習場なので声を出しての応援は控えましょう!!選手の皆さんに迷惑かかっちゃいますし!」
千聖「日菜ちゃん、あの人が長島さんじゃないかしら?」
日菜「あ!あれが雄星くんだよ!!おーい!!」
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「おーい!!」
誰かの声が聞こえ、その方向に振り向くと麻弥や日菜がいた。また丸山さん、若宮さん、白鷺さんもいた。
凌太「どうしたの?」
雄星「いえ、何でもありません。すみません」
凌太「まあいきなりおーいって声が聞こえたら振り向いちゃうよね」
雄星「そうですね。あ、続きをお願いします」
凌太「もちろんだよ」
日菜...ここは練習場だから少しおとなしくしてくれよ...そう思いながら練習を続けた。
宮下「よし!今日はひたすらシュート練習といこう!」
はいっ!!
コーチがボールを出し、それをシュートに持っていくというものだ。もちろんGKと1対1だ。
コーチ「よし、行こう!」
いいボールが来た。あとはゴールを狙うだけ。
雄星「いっけぇぇぇえ!!」
ゴール左隅を狙ったが、悉く読まれてしまった。
凌太「惜しかったけどいいシュートだったよ」
雄星「ありがとうございます」
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麻弥「あーっ!惜しかったです!!」
彩「長島さんさすがだよ...プロの選手と同じぐらいに見える...!」
千聖「しかし、ここの監督さんはよく長島さんをスカウトできたわね...」
麻弥「監督の方ともう1人の方がたまたま雄星さんを見に来て、オファーを出したそうですよ!!」
彩「す、すごい...長島さんにはぜひプロになってもらいたいね!」
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宮下「よし、午前のトレーニングは以上!ゆっくり休んで午後も頑張ろう!」
はいっ!!
午前の練習が終わり、麻弥たちに会いに行くことにした。
雄星「まさか本当に来るとは思ってなかったな。よく来たな」
麻弥「もちろんですよ!!あの時の約束忘れていませんでしたし!」
雄星「そうか。あ、丸山さんと若宮さん、白鷺さんもようこそおいでくださいました」
彩「麻弥ちゃんに誘われて見学に来てしまいました...!良かったです!」
雄星「そんなことないです。まだまだここから頑張っていくのみです」
凌太「お、長島君の知り合いかな?」
雄星「はい。僕の学校の友達です」
麻弥「よろしくお願いします!」
日菜「よろしくねー!」
凌太「こちらこそ。ってあれ?なんで千聖も来てるの?仕事は?」
「「「「「え?」」」」」
凌太さんから驚愕の一言が出てきた。
千聖「仕事がおやすみだったからみんなで長島さんの練習を見に来たのよ。そしたらお兄さんが長島さんと一緒に練習してたじゃない」
雄星「え?白鷺さん(凌太)、千聖さんのこと知ってるんですか?」
凌太「うん。だって千聖は俺の妹だからね」
「「「「「えぇぇぇぇぇぇ!?!?!?」」」」」
彩「千聖ちゃん、私初耳だよ...」
雄星「うん、自分も初耳ですよ」
イヴ「まさに『寝耳に水』です!!」
雄星「若宮さんちょっと使い方が違う気が...」
凌太「まあ千聖が来たならしょうがないね。ちなみに、長島君はよく頑張ってる。周りからの評価も高いよ」
麻弥「あ、午後の練習見学しても大丈夫ですか?」
凌太「大丈夫だと思うよ。一応スタッフに確認してみた方がいいかもね」
麻弥「わかりました!!」
雄星「それじゃあ、俺は一旦休憩するからまた後でな」
俺と凌太さんはクラブハウスに戻って休憩と軽く昼食を取った。
日菜「しかし、千聖ちゃんにお兄さんがいたなんて知らなかったな〜」
千聖「お兄さんはプロサッカー選手になるって言って体育大学から山口に行ったのよ。4年生の時に監督さんにスカウトされて練習参加して、そのまま入団が内定になったわ」
麻弥「でも、雄星さんにしろ千聖さんのお兄さんにしろ監督のスカウト能力はすごいと思います!!」
千聖「そうなのよね。お兄さんが1年目のときから能力を遺憾なく発揮したおかげで、他チームからオファーがあったの。でも『俺は山口で代表になってやる!』って言ってて、ずっと山口でプレーしているわ。ある意味『諦めの悪い』お兄さんかしら」
彩「さすが千聖ちゃんのお兄さんだね。私も見習わないとなぁ...」
千聖「彩ちゃんはまずライブトークでのミスをなくさないといけないわね」
彩「うぅ...一番言われたくないところ突かれたよ...」
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雄星「しかし、白鷺さんの妹さんがまさかの千聖さんだったなんて、思っていませんでした」
凌太「千聖はね、子役時代から活躍してたんだ。そこから女優だったりアイドルになったりとね、いろいろ頑張ってる。まさに俺の誇りの妹だよ」
雄星「実は僕、一回千聖さんのライブに行かさせていただいたことがありまして」
凌太「お、千聖のライブか。どうだった?」
雄星「はい、ベースを弾きながら歌ってファンを盛り上げてましたよ。流石プロのアイドルだなと。僕には到底できないです」
凌太「長島君に千聖の魅力知られてしまったか。これは参ったな。あはは」
雄星「よし、午後の練習も頑張りましょう。よろしくお願いします」
凌太「うん、こちらこそ宜しくね」
俺と凌太さんは再びグラウンドに向かった。
宮下「午後はひたすら走って体力をつけるぞ!!」
はいっ!!
ひたすら走った。体力をつけて90分走れる選手になれるためだ。
途中休憩も挟みながらではあるがかなりキツかった。だがこれもプロの選手は当たり前のようにこなすんだろうな。
17時になったところで、練習が終わった。
宮下「よし!今日は終わりだな!たくさん走ったからゆっくり体を休めるように!明日は午後のトレーニングのみだけど自主練したい人は午前中来てもいいぞ!以上!」
リカバリートレーニングをやってその場に仰向けになった。
しばらく落ち着いてからクラブハウスに戻ろうとしていた。そこにはまだ麻弥たちがいた。
雄星「ハァ...ハァ...疲れた」
麻弥「お疲れ様です!」
雄星「ありがとう、ってまだいたのか」
日菜「当たり前だよ!!せっかくの休みだもん!雄星くんの頑張る姿、最後まで見ないとね!!」
雄星「そうか。もう今日は終わりだから帰るけど、みんなはどうするんだ?」
麻弥「今日はホテルを予約してますのでそこに泊まります!!」
雄星「ホテル泊まるのか。だったらみんなで飯食いにいくか?」
日菜「え!いいの!?」
雄星「もちろん。あ、丸山さんと若宮さん、千聖さんと白鷺さん(凌太)もどうですか?」
凌太「長島君からのお誘いね。俺でも良かったらいいよ」
千聖「お兄さんが行くなら、私も行くわ」
イヴ「ぜひ行かさせていただきます!!」
雄星「よし。あとは丸山さんの返答だね」
彩「私もいいんですか?」
雄星「もちろんですよ。せっかく東京から来てくれましたし、みんなでいろいろお話しましょう」
彩「はい!お言葉に甘えますね!!」
雄星「これで決まりですね。では、準備してくるのでちょっと待っててください」
20分後、シャワー浴びてサッパリした俺と凌太さんはパスパレメンバーを連れて近くのご飯に行った。
学校生活やパスパレでの活躍、凌太さんの山口での生活の話などで話が進んでいった。
雄星「じゃあこれで失礼します。お疲れ様でした」
凌太「うん。また明日ね」
雄星「はい。ありがとうございます」
時刻は19時を回っていた。
俺は凌太さんとパスパレメンバーと別れ、友達の家に向かった。
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雄星さんとお別れして、ジブンたちはホテルに向かっていました!!
麻弥「皆さん今日はどうでしたか?」
彩「私は楽しかったよ!麻弥ちゃん誘ってくれてありがとう!」
イヴ「ワタシも、普段見れないサッカー選手の練習を見ることができて、カンシャカンゲキです!」
日菜「あたしも〜!雄星くんの活躍がみれて楽しかったな〜」
千聖「長島さんの練習見学が目的だったけれど、それ以上にお兄さんが頑張っているところも見れて、私としても山口に来て良かったわ」
凌太「千聖にそう言われるとちょっと恥ずかしいな。てか千聖もホテルに泊まる感じ?」
千聖「もちろんよ。麻弥ちゃんが予約までしてくれたもの」
彩「あ!ホテル着いたよ!」
麻弥「ここですね!!」
凌太「ここに泊まる感じか。それじゃあみんな、今日はゆっくり休むんだよ」
イヴ「チサトさんのお兄さんもお気をつけてください!!」
凌太「ありがとね。みんなにまた会えるといいな。俺はこれで失礼するよ。おやすみなさい」
「「「「「ありがとうございます!!!!!」」」」」
千聖さんのお兄さんとお別れして、ホテルに入りました!!今日一日、雄星さんの練習が見れて、いろんなことが知れて良かったです!!
雄星さん、千聖さんのお兄さん、ありがとうございました!!!
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私は石田GMと長島君について話していた。
石田「長島君、この2日間よくやってくれてると思いますね」
宮下「おそらく今まで見てきた選手の中でもひときわ伸び代がある選手だと思っています。私としてはぜひ入団してもらいたいものです」
石田「それは私も思っていますよ。あとは、彼の判断を待ちましょう」
宮下「そうですね。明日からも来てくれるそうです」
石田「おお、うちとしてはかなり有難いことですね」
宮下「では、私はこれで失礼します」
石田「お疲れ様でした」
宮下「(長島君、山口で共に成長していきましょう。私は入団決定を心待ちにしておりますよ)」
そう思いながら、クラブハウスを後にした。
結構長くなった...
イヴちゃんの登場回数が少ないのは申し訳ないです...
2021/1/19 追記
本作第22話、第23話にて登場した白鷺凌太君と千聖さんを描いた小説「妹に誇れる兄になるために」を投稿致しました。そちらも読んでいただけると幸せます。