いよいよ始まったテスト勉強期間。俺はずっと家で勉強してたが、テスト2日前に麻弥に勉強を教えてほしいと誘われる。俺は麻弥に勉強を教えてるべく一緒に図書館に行った。時間になり帰ろうとしたとき、麻弥が突然勉強時間を割いてまで教えてくれたことに対して申し訳なさそうに謝りながら泣いてくる。俺は麻弥を温かく受け入れ、絆をさらに深めることができた。
いよいよ、テスト当日になった。ごく普通のテストとはいえ、いつもより緊張している。というのが、以前話した「日菜と麻弥との勝負」があるからだ。普通の高校なら数日に分けてテストが行われるが、羽丘は違う。1日で全教科のテストを受けることになるのだ。
雄星「あーいよいよテストか」
日菜「あたし、絶対雄星くんだけには負けないよ!」
雄星「どこからそんな自信が出てくるんだ...俺は麻弥ともテスト勝負するって一昨日言ったし...」
麻弥「雄星さん、ジブンだって負けませんからねー!」
雄星「ああ、俺も麻弥には負けないよ」
直己「長島!お前は勉強できたか?」
雄星「俺は結構勉強できたが、それがどうしたんだよ」
直己「あの後俺が帰ってから麻弥ちゃんに手を出し...」
雄星「それ以上言ったらお前、地獄に送ってやろうか??」
直己「ご、ごめんって!ひえー長島って怒ると怖いよなー」
日菜「直己くん!その話すごく気になるんだけどー!」
直己「ああ、ここだと長島にやられそうだから後で話すよ!」
雄星「おい直己、日菜にその事話したらわかってるよな?」
直己「別に日菜ちゃんなら良くねーか?」
雄星「な お き ? わ か っ て る よ な ?」
直己「は、はーい...」
雄星「日菜もあまり知らない方がいいよ」
日菜「(๑´з`๑)チェッ、雄星くんつまらないよー!るんっ♪って来ない!」
雄星「るんっ♪て来なくていいから」
麻弥「あ!もうすぐで始まりますよ!皆さん席につきましょう!」
俺たちが席につくと同時にチャイムが鳴った。いよいよ、中間テストの始まりだ。
だが、1限目は社会(世界史、日本史)のテストである。いきなり2人との勝負のメイン教科がきたか...
HR担任「時間は50分間。それぞれ問題用紙と解答用紙、印刷ミス等がないか今のうちに確認するように」
雄星「問題用紙と解答用紙...印刷ミス等の問題はなしだな」
\キーンコーンカーンコーン/
HR担任「では始め!」
チャイムと同時に担任の合図でテストが始まった。
雄星(まずは日本史を早めに解いておこう。それで残りの時間を世界史に充てるか)
日本史はかなり得意教科だから、ものの10分で解き終わった。
日菜(うん!この問題簡単だね!)
麻弥(ここ、雄星さんに教えてもらったところですね!しっかり問題文を読んで...あ!答えがわかりました!!)
その頃、日菜と麻弥もスラスラと問題を解いている。特に日菜は問題を解くスピードが早い。やはり日菜は天才なのか?
一方の麻弥も、俺がいろいろ教えたこともあってスラスラ問題を解いているな。これは俺も負けられない。
HR担任「残り10分、解き終わった人は間違いがないかしっかり確認すること」
雄星(残り10分か。あとここの問題解いたら大丈夫かな...って、ここわからんやんけ...日本史だけの勝負だが、ここまできたら世界史も負けたくない。)
日菜(うん!これで大丈夫だね!日本史も世界史も簡単だった!)
麻弥(なんとか世界史も解き終わりました...!あとはしっかり見直しをしてと...)
雄星(まずい、日菜と麻弥もう終わってるだと...よし、何がなんでも答えを書いて正解する確率を上げないと)
\キーンコーンカーンコーン/
HR担任「はい終了。筆記用具を置いて後ろから回収」
雄星「はぁ...1限目から疲れた...」
日菜「雄星くん!どうだった?」
雄星「日本史は結構簡単だったし、10分で解き終わったよ。世界史は知らん。まあそれは置いといて、日菜はどうだったのか?」
日菜「日本史も世界史も簡単だったと思うよ!あたし、絶対雄星くんに勝ってると思うけどね〜」
雄星「どこから出てくるんだよそんな自信...麻弥はどうだった?」
麻弥「はい!日本史はかなりスラスラ解けましたよ!世界史については少し心配なところもありますが、でもほぼ解けました!」
雄星「そうか。まあ日本史で勝つのは俺だから」
こうして社会のテストは終わった。だが、あと4教科残っている。絶対満点狙ってやる。
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それから国語、理科、昼休憩を挟んで英語と数学を受け、羽丘での初めての中間テストは終わった。
HR担任「みんなの真剣な表情を見てると、これまで勉強してきたことを全部出し切ってくれたと先生は思ってる。でも、ここで中間テストは終わりではない。そのためテストの結果が返ってくるまで気を引き締めてほしいと思う。それだけは心に留めておいてくれ。それでは今日はここまで、本当にみんなお疲れ様。」
雄星「やっと中間テスト終わったわー」
麻弥「ですね!雄星さん、日菜さんお疲れ様でした!」
雄星「ああ、麻弥こそお疲れ様」
日菜「麻弥ちゃんもお疲れ様だよ!」
麻弥「テストの結果、ジブンとても気になりますよ〜!」
雄星「俺もだな。他の教科はともかく、日本史がマジで気になる。絶対勝ってると俺は信じてるからな」
日菜「あたしこそ雄星くんには勝ってると自信持って言える!」
麻弥「ジブンも、雄星さんには負けてないと思ってますよ!」
雄星「2人ともすごいな。それはともかく、結果が出るのを待つしかないな」
日菜「うん!」
麻弥「そうですね!」
日本史のテスト、得意教科だけに俺は絶対2人には勝ってるはず。負けたら罰ゲームがあるだけに少し緊張感もあるが、逆に楽しみにしている俺がいた。まあ結果が出るのを待つことにしよう。
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数日後。日本史の授業でテストの返却が行われた。
担当先生「では今からテストを返しますが、一緒に模範解答も渡します。自分の解答と照らし合わせて間違いがあれば解説の後に先生のところにきてください。では出席番号順に取りに来てください」
1人ずつテストが返されている。結果が良くなかった人は落ち込んでいたり、良かった人は友達に自慢していた。
担当先生「次は長島くん。取りに来てください」
雄星「はい」
そう言うと、先生から模範解答と解答用紙を受け取った。まだ日菜と麻弥には点数を見せるつもりはない。席に戻る前に、俺はそっと点数を確認した。すると、
雄星「ま、まじかよ...!!」
点数を確認した瞬間、俺は驚きを隠せなかった。
中間テスト編でした。最後雄星が驚いているのは点数が良かったのか、それとも悪かったんでしょうか。気になりますね。
別件で、アンケートへのご協力ありがとうございました。どこかで挿入できたらと思います。あと直己との絡みは見たくないとのことだったので今後直己の出番は激減しそうですね。
直己「おい作者!俺って今日が最終回なのかよ!」