異界の暴食   作:使徒

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遅筆ですがこれからも書いていきますのでよろしくお願いします。


12話

 うんうん、スライムくんが魔王を名乗ったし国家としても大きくなってきたし暴風竜も復活したし正装で会いに行くか、これを着るのはいつぶりかなドゥを造った時以来だから数百年は着てないのか

 

「王様〜お仕事ですよ〜」

「タイミングがいいじゃないかキミ」

「あっ、それでは〜」

「逃さないよ」

「い〜や〜だ〜」

「自分の運のなさに嘆いてどうぞ」

「それで何をするのですか、正装に着替えて」

「新たな国と国交を結ぼうと思ってね」

「王様のことだからテンペストとかですかね〜」

「そうだよ〜」

「それならどれぐらいにします〜」

「十いればどこも手出ししてこないかな」

「親衛隊の方から出しときますね〜」

「ほかはドゥにも準備させて武器を持たせて」

 

 

 

「用意できましたよ〜」

「それじゃあ、行こうか」

 

 

 Side リムル

 

《告。三十騎の接近を確認。先頭に、個体名:ガゼル・ドワゴンの存在を確認しました》

 

 何事もないように、究極能力(アルティメットスキル)智慧之王(ラファエル)』から告げられる

 精度が高まった事で、出会った事のある人物なら特定も可能になったみたいだ、便利になったものだ

 常時報告させるようにしておこう、いきなり現れる師匠の人みたいのがいるかもしれない

 

 

 常時報告頼むよ『智慧之王(ラファエル)』さん。

 

《了》

 

 能力(スキル)で判明したのでやって来るのは偽物ではなく本物だ

 

「久しいな、リムル。聞いたぞ魔王になったらしいな?」

 

 やはり、そのことか

「まあね、色々あって魔王になることにした。面倒なこともあるけど、今後の対策も今から考えようとしていたところさ」

「ならば、俺もその会議に参加しよう!」

 

《告。後方より、六人が接近中です。その内一人は人造人間(ホムンクルス)精神体(スピリチュア・ボディー)を憑依しているようです。》

 

 敵意がないようだし声を掛けるか

 

「そちらの方々も出てきたらどうです」

 

「やはり、バレていましたか」

「貴様か。馬鹿みたいに高いところが好きな、耳長族(エルフ)の末裔よ」

「意外ですな、臆病な貴方が魔王に肩入れするとは」

「相変わらずだな、エラルド」

「お前もな、ガゼル」

 

 二人は仲良しらしいな

 

《告。高速にこちらに接近してきてる十騎を感知、魔素量が個体名:ディアブロと同等かそれ以上、騎乗している竜族は推定(ロード)級です》

 

 ちょっ、まずくない? 

 うん? 警告じゃない、そうなると敵意がないのか

 

 

 

 神が降臨した

 そうとしか表せない

 その場にいるものの視線を独り占めしている

 否、魔物たちを監視していたものたちも視線を離せないでいた

 このような麗しき存在を拝見できていることが

 高揚しているのがわかる、心臓の鼓動が早まっていくのを感じる

 

「やあ、祝福するよ新たなる魔王よ」

 

 一番先に言葉を話せたのは祝福を受けた魔王のリムルが

 

「えーとシズさんの師匠さんであってます?」

「あっているよ、おっと威光を出したままだとまともに話せないね」

 

 先ほどまであったプレッシャーが消えて自由に体を動かせるようになった

 

「これでいいかなラミリスも出てきな」

「お呼びでしょうか」

「恐れなくていいのに」

「王よ最近は何もしてないとはいえ昔にトラウマ紛いの植え付けたのをお忘れでしょうか」

「うーんこの状態じゃ話し合いが行えないじゃないか、まだ動けないのもいるし強制的に動かすか」

 

『空間操作』

『転移』

 

「これで話の場まで到着とじゃあ話し合いと行こうか、こことは別の大陸を支配しているウロボロスだ、そこの新たな魔王のリムルとはちょっとした縁があってね、魔国連邦(テンペスト)と国交を結びたくてね、どうだい」

「えーと」

「すまないね、いきなりで半分はジョークだから他のことから私が居ないものだと思って話してくれ」

 ……

 

 

 

 

 うーん居ないものとして扱ってくれって言ったからチラチラ見ないで欲しいのだけど

 教会の対策やら新しい王を作るとかおっと国交を結ぶ話が出てきたね、チラチラ見てきてるから口挟んでも謂れはないでしょ

 

「それでどうかなうちの国と国交を結び気にはなってくれたかな」

 おっとまた全員がこっちを見てからに

「メリットはこっちじゃああまり流通してないだろう魚類でもだそうか、武具や魔道具の類は需要がなさそうだしそっちは機密指定されてない道具とか製品を出してくれるといいのだけどこれがまとめとた紙ね」

「ふむ貿易においてはそれでいいとして」

「最大のメリットは我が国が国として認めるのが最大のものになるかな」

「それが最大?」

「話に入らせてもらうぞ」

「どうぞ、ドワーフの王」

「この方の国アトランティスが国交を結んでいるのはドワルゴン、サリオン、ルベリオスと東の帝国と数が少なくなお強力な国家ばかり」

「なるほど、国交をもし結ぶとなるとその国と同じと思われると」

「そうだから結んだ方がいいけどそこは自由に決めていいよ」

「それなら結ぶか」

「それは嬉しいね、これからの重要な国と良い関係と結べるとなると暴風竜復活の件も終わったし最後にラミリスがここにきた理由を話してくれないかな」

魔王達の宴(ワルプルギス)が発動されたのその名目がクレイマンの部下を殺し魔王を僭称したものとして処分するというものなのだから仲がいい私が教えにきたってわけさ」

「私の方にもきてたけどつまらない内容だったから断るとこだったよ」

「俺もそれに参加できないのか」

「今回のは魔王僭称に関してだしキミ自身が魔王だから参加する権利はあるはずだよ」

「それならこっちから参加して相手の目論見を破壊して流れをこっちに持っててやる」

「それじゃあ、魔王達の宴(ワルプルギス)参加の旨を伝えておくか、用件は片付いたから私は帰るが何かあるかな」

「全員これ以上かな」

「それじゃあ去らせてもらうよ」

 

『空間支配』

『転移』

 

「本当にあの方は嵐のような方だ」

「本当に何がしたいかが全くわからない」

「本当になんなんですかね」

 

 

 




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