機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズofアストレイ 作:黒アライさん
突如として地面から現れたソレは、正確に、相手のグレイズのコクピットを捉え、確実に破壊した。それを成したモビルスーツ。それは…
???「ガンダム…」
???「…と言っても、なんかボロっちいなぁ…所々フレーム剥き出しだし、あれで動くんだからびっくりだ…まぁ、300年もの前の遺物なんだし、仕方ないのかも…ねぇ、お前もそう思うでしょ?《アビス》」
その様子をしっかりと上空から見続けていた一つのモビルスーツ。それもまた、三日月と同じ、ガンダムであった…
ーーCGS 前線ーー
シノ「ま、マジかよぉ!?本当にやっちまったぁ!!」
昭弘「アレに三日月がのってるのか…!?
また突然現れたモビルスーツに、CGSの少年らも混乱してしまっていた。しかしそれでもわかっていることはあった。それは、三日月が乗り、相手のモビルスーツを倒してくれたのだということ。
アイン「そ、そんな…モーリス隊長が!?それに、こんなところにモビルスーツがあるなんて情報はなかったのに!?」
クランク「っク…!」
クランクは現状に歯を噛みしめながらも冷静に現実を見ていた。故に行動するのも早かった。
ギュィィィン!
モビルスーツが持つ原動機、エイハブリアクターの生じる甲高いスラスターの起動音を轟かせながら、クランクは前に出る。
アイン「!?クランク二尉!?」
クランク「アイン!貴様は援護だ!!」
アイン「!は、はい!!」
ギュォォォン!!
ユージン「!?お、おいおい!またくるぞぉ!?」
オルガ「…チッ!」
オルガは舌打ちをしながら策を練ろうとしたが、急に三日月が、オルガの前に立ち、
三日月「オルガ、下がって!」
オルガ「…やれるのか?」
三日月「やるしかないでしょ…!」
三日月はそういいながら、自機に向かってくる二機のグレイズに向かって突っ込んでいく。
クランク「行かせるかァァァ!!」
クランクも迎え打とうとした、がしかし、バルバトスは急に軌道を変え、二機のグレイズとは違う方向へ飛行する
アイン「っ!クランク二尉!自分が足を止めます!」
クランク「待てアイン!そっちは…!」
クランクはなぜかアインの動きを止めようと指示した、それは何故か、それは…
アイン「っ!?あ、あれは…撤退中の我が軍のモビルワーカー隊!?」
アインから見て、一直線上にガンダムがいる。そしてその横には、撤退中のGHモビルワーカーがいたのだ。
ガンダムはそれをいともたやすく踏み潰していった。それはまるで自分達がやられた時と同じように…
三日月「…これじゃ撃ちにくいだろ?」
三日月はワザとコクピットを潰さず、中のパイロットがギリギリ生きている具合で止めていた。その目的はただ一つ、相手の遠距離武器を封じる為である。そして、それを見ていた上空に佇む謎のモビルスーツも感心していた。
「へぇ、考えるなぁ、確かにあれじゃ撃ちづらい。GHにとって同士打ちはご法度だからね…」
しかし、実際に戦っている前線のものにはそれを考える余裕もなく、アインは叫ぶ。
アイン「ックゥ!貴様ぁ!モビルワーカーを狙うとはなんと卑怯なぁ!」
アインは激情し、三日月に突っ込んでいく。
三日月「…どの口が言ってんだ…!」
三日月も、自分の武器である鉄塊、メイスを片手に、相対す。
しかし、この中でも冷静に対処しようとするものはいた。クランク二尉である。
クランク「やめろアイン!私が合流するまで…」
アイン「やれます!!銃が使えなくたとも、こんな奴!」
アインは懐のバトルアックスを引き抜こうとした瞬間、
三日月「…ッフッ!!」
ガンダムは急に自分の武器であるメイスを《ぶん投げて》きた。そして、そんな突拍子もない行動に、アインはギリギリ弾き返しだが、そのせいで体制が崩れかけた
アイン「ッグゥ!!…武器を投げてくるなんて!!」
アインは悪態をつきながらも、なんとか体制を整え、再びガンダムを捉えようとする、が…
アイン「…!?何ッ!?」
アインは体制を整える時に、少しばかりガンダムから目を離した。しかしその一瞬とも言える間に、ガンダムは視界から消えていた。
アイン「ど、どこにっ!?」
アインが探そうとした途端、突如上からはじき飛ばした筈のメイスを手に持ったガンダムが、メイスを振り下ろしてきた。
バキィン!
アイン「っ!?何ィッ!?」
ガンダムの全体重が乗った一撃に耐えれるはずもなく、片腕を潰された。
???「うわ…あれが人間のする動き?」
上空のモビルスーツも、その動きには驚きを通り越して引いていた。
???(メイスをぶん投げ、ワザと上に打ち返させ、上空に飛びそれをキャッチすると同時に襲い掛かる…まさか一瞬にしてこれを頭の中で…?)
???「…なんて奴」
三日月「チッ…浅いか!」
しかし当の本人は不満気であった。どうやらさっきの一撃で決めたかったようだが、結果的に片腕を潰しただけであった。三日月は更に追撃しようとするが、
ボォォン!!
クランク「ヌォォォァァ!!」
三日月「…!?」
バギィィンッ!!
もう一機のグレイズ、クランクがそれを許さず、バトルアックスを持って三日月のメイスに打ち付ける。
クランク「どこから持ってきたのか知らんが、そんな旧世代のモビルスーツで、このGHのグレイズの相手ができるとでもッ!?」
クランクはそういいながらグレイズの特徴的なカメラアイをバガッと開き、バルバトスを見つめる。
三日月「よく言う…すでに一人死んだみたいだけど?」
三日月は流れ出た鼻血を拭いながら動揺することもなくそう告げる。
クランク「ッ!?その声、まさかっ!子供なのかっ!?」
クランクは自分が相対するモビルスーツのパイロットが子供だという真実に、動揺を隠せなかった。
三日月「そうだよ…あんたらが殺しまくったのも…」
三日月は続けて言う。
三日月「そして!」
ガギン!ギギギギッ!
クランク「ヌゥッ!?」
さっきまで押していた筈のグレイズが力負けしてきている。
三日月「これからッ、あんたらを殺すのもッ!」
クランク「ヌグゥっ!」
クランクは押しつぶされそうになるが、
アイン「クランク二尉ッ!!」
三日月「ッ!チィッ!」
バッ!
ガガンッ!バンッバンッ!!
片腕を失ったアイン機がライフルを片手に撃ってきたのだ。しかし三日月は咄嗟にバックステップで避けた。
クランク「…ッ!なんて反射速度だッ!」
三日月は地面スレスレを背中を向けて滑るように飛行し距離を取ろうとした…が、そこで最悪の事態がおこる。そしてそれを上空から見ていたモビルスーツのパイロットも思わず口に出してしまう
バシュン!バシュッ…ブシュー…
???「…あ」
三日月「…!?」
三日月「ガス欠!?」
???「ガス欠だ」
ーーモビルワーカー格納庫ーー
おやっさん「アァァァァァァァァァ!!?」
ヤマギ ビクッ!
ヤマギ「お、おやっさん?」
急に叫び出したおやっさんに驚きを隠せないヤマギだったかがそんなもの関係ないと言わんばかりに雪之丞は叫ぶ
おやっさん「いっけねっ!ヤマギ、ヤベェッ!スラスターのガス補給すんの忘れたァッ!!」
ヤマギ「…え、えぇぇぇ!?」
ーーCGS 前線ーー
三日月「…チィッ!」
三日月は残りのガスを使い切り、なんとか体制を立て直し、メイスを使って地面を叩き、土煙を起こし、煙幕をあげた。
アイン「無駄だッ!この距離なら照準はッ!!」
クランク「違うアイン!!下だァッ!」
アイン「ッ!?」
三日月は超低姿勢でアインの懐に潜り込み、削り取るようにメイスを振るう、が、スラスターがない状態でのこの体制はモビルスーツにとってはキツイものであり、コクピットの装甲と頭部の装甲を削り取るだけであった
三日月「ッ!また浅いッ!」
三日月がそう言うや否や、クランクは三日月をそっちのけでアインを回収し、スラスター全開で距離を取るように逃げる。
クランク「アイン無事かッ!?」
アイン「…は、はい!しかし「よしッ!このまま撤退する!」…ッ!?い、一体なにを!?」
クランク「相手はスラスターが不調だ!モビルワーカー隊も、安全圏まで離脱できた…逃げるなら今しかない」
やはり腐っても上官、クランクは部下の命を守るため、引き際も完璧に逃さなかった。一方で三日月は…
三日月「…まだだッ!」
ドクンッ!と、三日月の阿頼耶識につながれたコードが脈打ち、更に追い討ちをかけようとするが…
三日月「まだ…だ…」
ガクッ!
キュォォォン…ヒュゥン…
三日月がなんらかの原因で気絶し、それに応じてバルバトスも機体を停止した。
???「…潮時かな…行こう、アビス」
上空にいた謎のモビルスーツも、まるで語りかけるように喋り、戦闘区域から離脱していった…
ビスケット「…?あいつ、今までずっと上空にいたのか?何故…?」
ビスケットはそのモビルスーツの豆粒程に小さく見える後ろ姿を見ながら重要なことに気づく。
ビスケット(!!…待てよ、エイハブリアクターの感知された数はうちのを除いて3つだった筈!その3つはあのGHのグレイズの筈だ…じゃああいつのは…!?あんな近くにいて、感知できない筈ないのに…何故…)
そしてそれを偶然見たビスケットの疑問に、答える者は誰もいなかった
ーーアーレス 本部ーー
コーラル「何ィ!?失敗しただとぉ!?」
クランク「…指揮官である、モーリス・ステンジャーが死亡、三割の兵と、グレイズ一機を失い、止むを得ず撤退を「ふざけるなぁッ!」…!」
画面越しでもわかるぐらい、神妙な顔で報告するクランクのことなどどうでもいいと言わんばかりにコーラルは怒鳴り散らす。
コーラル(なんて事だ…火星独立宣言をした旗頭であるクーデリア・藍那・バーンスタインが、我々の襲撃により華々しい戦死を遂げる…ヒロインを失った火星は、今まで以上の混乱に陥り、地球への憎しみを強くするッ!そういう手筈だったのにッ!)
コーラルは机上を強く叩きながら頭の中でそう叫ぶ。
コーラル(…そういえば)
コーラル「おいクランク!《あいつ》はどうなった!」
クランク「は…?あいつ、とは?」
コーラル「とぼけるな!貴様のところに向かわせた傭兵、《鈴付き》は!!」
クランク「よ、傭兵ですか?い、いえ我々が戦闘をしている間は傭兵の類のものは何も…」
コーラル「…何ィ!?」
コーラルはそれを聴くや否や電話をとり、部下につなげる。
GH兵士「ご命令でしょうか!コーラス閣下!」
コーラル「今すぐ鈴付きを呼んでこい!」
コーラルは怒鳴りつけるように言い放った…
コーラル(いかん、落ち着け、このままではノブリスからの資金援助はオジャン…しかも、モビルスーツを失ったとなれば…)
コーラルはまたも机上に頭を打ちつけ、考える。
コーラル「ファリド特務監査がこちらに着くのはいつだ!」
GH兵士「はっ!2日後に到着する予定です!」
コーラル「聞いたなクランク!2日後だ!それまでの間にクーデリアを捕らえろッ!そして、戦闘の証拠は全て消せ!相手ごと全て!」
クランク「…それは」
クランクは拳を握りしめながら告げる。
クランク「相手は…子供でした…!」
それを聞いたコーラスは更に激怒し、
コーラル「何ィ!?子供!?雁首揃えて、子供たちにしてやられたと言うのかぁ!!」
クランク「子供はッ!」
クランクはそこまで言うと一旦区切り、息を整えて再度伝える
クランク「私は軍人である前に、一人の親でもあるのです…少年兵を相手に…戦うことなど出来ません…」
クランクはなおもまだ訴え続ける
クランク「彼らが自らの意思で、戦っているとは思えません…」
その言葉を聞いたコーラルはそんな事など関係ないと言わんばかりに更に怒鳴りつける。
コーラル「ふざけた事をぬかすな軟弱者が!相手が子供だろうと関係ない!一人残らず駆除しろ!いいか!?これは命令だ!!失敗は許されんぞ!!」
クランクはその言葉にはを食いしばりながら了承した。
そして、それらを影から一部始終見ていた、短い銀髪の、青い鈴付きのリボンを髪にくくりつけてる小さな少女がいた。
???「…」
「ミトメタクナイ!ミトメタクナーイ!」
???「静かにしてね、ハロ」
ハロと呼ばれた真っ白い円形状の喋る、結構大きい機械が、その少女に抱き抱えられていた。
ーーCGS 戦場跡ーー
「おーい、こっちだー!」
「急いでクレーン持ってきてくれ!下敷きになってる!
「…こいつはもうダメだな」
シノ「…嘘だろ?これが…アイツの…?」
そう言うシノの掌の上には、小さな鉄の燃えかすのようなものが握られていた。
「間違いない…焼き尽くされた後に残ったのはその阿頼耶識のピアスだけだ…」
そう言った褐色肌のこの少年は「チャド・チャダーン」である。
シノ「…チッキショウッ!お前言ってたじゃねぇか!!死ぬ時はでっけぇオッパイに埋もれて死にてぇって!!オッパイはやわらけぇんだぞ…こんな硬いコクピットとは違うんだ…」
シノは泣きながら鉄の燃えかすにそう言っていたそして、それを見つめていたオルガも、なんとも言えなかった。
オルガ「…」
昭弘「…おいオルガ、一番組の奴らが戻ってきたが、どうする?」
オルガ「…フゥ…」
ーーCGS 基地内ーー
ハエダ「クッソ…どこ行きやがったあのガキどもは…」
ハエダは戦闘区域から離脱する時、わざわざ自分達のモビルワーカーに信煙弾を設置し、起爆させることによって囮にされたことに気付いた為、その犯人であるのだろうオルガを、血眼にして探していた。
ササイ「…なぁ、これからどうする?GHに目ぇつけられちまって…マルバもいねぇし…」
ハエダ「んなもん知るか!取れるもんは取って、とっととずらかるだけだ!」
ハエダはとにかく虫の居所が悪くそう怒鳴り散らすばかりであった。
そして、それをモビルワーカーの影から聞いていたトドは…
トド「…こいつは潮時だなぁ」
そう言って自分のヒゲを弄っていた。
ーーモビルスーツ格納庫ーー
ドクンッ!
三日月「ングッ!?」
三日月は阿頼耶識の刺激によって目を覚ますと、そこはバルバトスの半分程空いたコクピット内だった。
おやっさん「おぉ、目ぇ覚めたか」
三日月「…おやっさん…うぐッ!」
おやっさん「ちょっとまってろ、お前が気絶してる間は、この阿頼耶識は取ることはできなかったんだよ……」
おやっさんはそう言うと、三日月の背中から阿頼耶識の装置を取り外した
カチャカチャ…
おやっさん「…」
三日月「…」
カチャ…プシュー…
おやっさん「…」
三日月「…ねぇおやっさん」
おやっさん「なんだ?」
三日月「何人死んだんだ?」
おやっさんはそれを聴くと、なるべく普通に言った
おやっさん「…三番組は47人、他の奴らは68人だ」
三日月「…」
三日月はそれを聴くと特にどうこうするでもなく、ただじっとしていた。それを見たおやっさんは言う
おやっさん「…お前は、お前とコイツは、良くやったよ…」
おやっさんはバルバトスのコクピットを軽く小突きながらそう言った
ーーCGS 駐車場ーー
アトラ「…」
イジイジ…
物資の配達の車に寄りかかりながら手首に巻いてあるミサンガを弄るこの少女は、「アトラ・ミクスタ」である。いつもはこのCGS内の料理当番や、物資の配達係を受け持っているがCGSの組織に入っているわけではないというあやふやな立場である彼女。そんな彼女の唯一の目的は…
ザッ…ザッ…
アトラ「…!み、三日月!」
三日月「ん、あれ?アトラ?なんで…あぁ…配達か」
そう、彼女は三日月に会うのが目的でこのCGS内の仕事を受け持っていると言ってもいいだろう。しかし、いつもは会えばとても嬉しがるが、今日は一瞬驚いた顔をすると、下に俯き、体調を尋ねる。
アトラ「…三日月、大丈夫?」
三日月「え?うん?大丈夫だよ?それだけ?じゃあ俺仕事あるから」
三日月はそれだけ言って去っていった。
アトラは何故今日はあまり嬉しがらないのか?理由はさながら分かりきっている
アトラ「…馬鹿だなぁ私…大丈夫な訳無いのに…」
誰でも、血で顔半分真っ赤に染めていたら、不安がるものだ。ましてそれが、自分の愛する人なら当然である。
ーーCGS 基地内部ーー
クーデリア「…」
クーデリアは戦闘が終わった後、なにかできることはないかと探したがどこも邪魔だと言われて終わりだった
クーデリア「…私の、せいで」
クーデリアには分かっていた。今回の襲撃が、偶然ではなく、確実に自分を狙っているものだという事を。
フミタン「お嬢様」
そんな落ち込んでいるクーデリアに、侍女のフミタンはどうこうするでもなく、普通に接してきた。
クーデリア「!フミタン!どこにいたの!?心配し…て…」
よく見れば彼女は右腕を抑えており、その服には血が滲んでいた。
フミタン「…お気になさらず、かすり傷です…それより、申し訳ありませんでした。非常事態の場合は、まずノーマン様に連絡をと命じられていたので」
フミタンは相変わらず、声に感情を載せずそう言った。
クーデリア「ッ!…お父様はなんと?」
フミタン「大層心配していらっしゃいました。すぐに戻ってくるようにと」
それを聞いたクーデリアは顔をすこし歪ませる。
クーデリア「…今回の地球行きは、秘密裏に行われる予定でした。ですが、ギャラルホルンの攻撃は、間違いなく私を狙ってのもの。そして、いつもは私の活動に反対なさっているお父様が、今回に限って…考えたくは、ありませんが…」
クーデリアはそこまで言うと、フミタンから顔を逸らす。
フミタン「…お嬢様」
クーデリア「分かっています。ただ私は、それを確かめてからでないと…お父様の元には戻れません…」
クーデリアはキッパリとそう言った。フミタンはそれを聴くと、仕方なさげに言った
フミタン「…わかりました。ですが、ここに残る意味も無いでしょう」
クーデリア「…それは」
クーデリアは言葉に詰まってしまう。すると、後ろから聞いたことのある声が聞こえた。
「まだいたんだ」
クーデリア「!…あ…」
三日月「…」
振り向くとそこには荷物を運んでいる最中の三日月がいた。
クーデリア「み、三日月!あの…」
クーデリアはそこまで言うと、もう一度息を整え、はっきりと言った。
クーデリア「先程は守っていただき、ありがとうございました!」
クーデリアが礼を言うと三日月はさも興味なさげに、
三日月「そういうのいいよ」
と言って終わった。しかしクーデリアは納得がいかないのか言葉を続ける
クーデリア「…でも、私の、せいで…大勢の方たちが「マジでやめて」…ッ!」
三日月は振り返らずに言う
三日月「たかがあんた一人のせいで、あいつらが死んだなんて…」
三日月「これ以上、俺の仲間を馬鹿にしないで」
三日月が珍しく、言葉に静かな怒りを乗せてそう言った
…はい!いかがでした?なのだ!一応主人公は出したのだ!一応!とりあえず、今のところはまだほとんど原作に忠実に作っているのだ!大体かわってくるのは宇宙に出た時?だと思うのだ!それまでまた見て欲しいのだ!それではまだなのだー!