えがお
及川side
及川「
麗香「あ!パパ〜!おかえり!!」
そう言って俺の胸に飛び込んでくるのは5歳になった愛娘の麗香。
もうすっっごく可愛いの!!天使だから!
麗香と手を繋いで歩きながら今日あったことを話す。
及川「今日は何してたの〜?」
麗香「んーとねー?おともだちにね、おもちゃ貸してあげた!」
及川「麗香は優しいね!」
うちの子可愛すぎるっ!めちゃめちゃ優しいし!!
麗香の優しさは死んだ
優香は1年前に脳のがんによって死んでしまった。けど麗香は…泣かなかった。
涙を目にいっぱいためて、それでも笑顔をつくって、泣いている俺の頭を撫でてこう言った。
麗香「れいかがママの分までいーっぱい笑うよ!
パパのこともいーっぱい笑顔にするから、だいじょうぶだよ、パパ!」
たった4歳の子供に、俺は我慢させてしまった。
だから俺は決めた。これからは絶対に麗香を笑顔でいっぱいにする。
優香のお墓の前でもそれを誓った。
及川「今日のご飯は何にしよっか〜」
麗香「にゅ、…ぎゅーにゅーパン!」
及川「麗香、それご飯じゃない!」
ていうか今言い間違えたよね!にゅーにゅーパンって言いそうになったよね!
超可愛い!!なんで動画撮っとかなかったんだろ!!
麗香「パパの好きな食べもの!」
及川「めっちゃ嬉しいけど違うのにしようね!
じゃあ〜麗香の好きなカレーにしよっか!」
麗香「れいかもおてつだいする!」
及川「じゃーまずはお買い物だー!」
麗香「ダメだよパパ!おかいものならヘンソーしないと!」
及川「はっ!そうだった!」
俺は今でもバレーをしててテレビにも出てる。つまり有名人なわけ☆
買い物とかに行くといっつも女の子たちが寄ってきちゃうから出かける時は
変装しなきゃなんだよ〜。
及川「お家とうちゃーく!じゃあお着替えしよっか!」
麗香「うん!」
はぁああぁ……あと10年もしたらこんな風に一緒に着替えらんないんだ…
お風呂も一緒に入らなくなるだろうし…洗濯別にしてとか言われたら俺絶対に泣いちゃう自信あるんだけど…
麗香「ん〜〜、ん?」
及川「麗香、袖はここだよ。」
麗香「ん… スポッ ぷはぁ!」
及川「ん"がわ"いい"……っ、」(震)
麗香「?」
この可愛さ最早罪じゃない?もう誰にも渡さない!
彼氏とか連れてきても絶対認めてやんないもんね!!
麗香「パパ、まっきーだよ」
及川「え?あ、ホントだ。」
LINEを開くとマッキーからご飯の誘いが来てた。
まっつんと岩ちゃんも来るらしい。丁度いいじゃん、着替えてたし。
及川「麗香、マッキー達からご飯のお誘い来てたよ。行く?」
麗香「まっつんと岩ちゃんもいるの?」
及川「うん、この前行ったお店だから麗香の好きなお子様カレーもある!」
麗香「行く!!」
及川「よーし!じゃあ出発だー!」
麗香「おー!」