ねぇパパ?   作:AO.K

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ご飯

岩泉side

 

及川「やっほ〜!」

 

花巻「麗香ちゃん久しぶり〜」

 

松川「あれ、また可愛くなった?」

 

岩泉「デッかくなったな」

 

及川「ねえ俺は!?」

 

何歳になってもうるせぇなコイツ。

麗香が及川じゃなくて優香に似てて良かったわ。

 

及川「岩ちゃん顔に書いてるよ!!失礼だな!!」

 

松川「麗香ちゃん、俺の膝の上来る?」

 

及川「まっつんはダメ!!麗香によからぬ事しようとしてるでしょ!」

 

麗香「いわちゃんのとこ行くー!」

 

及川「そこはパパじゃないの!?」

 

過保護すぎるだろコイツ…絶対男連れてきても認めないな。

…まァ麗香なら分からなくねぇな。麗香は誰が見ても可愛いからな。

優香に似て目が大きくて肌が白い。髪の色は茶色で少しクセがある。

顔の造形はどっちかっつーと及川だな。

 

花巻「大きくなって益々可愛くなったな〜」

 

麗香「まっきーはカッコイイ!」

 

花巻「この子天然タラシだわ……」

 

及川「麗香〜パパは〜?」

 

麗香「パパもカッコイイ!ボールずばーん!って!すごい音!」

 

及川「んんん、今度の試合絶対勝つ!!」

 

デレすぎだろ…まぁ、及川だし。

最近は試合だ合宿だの忙しくて俺らが麗香を預かることが多かった。

その時麗香はいつもワガママ一つ言わないで笑って及川を見送ってた。

 

及川「あ、チームメイトから電話来たからちょっと行ってくるね」

 

麗香「行ってらっしゃいパパ〜!」

 

及川が行ってからも麗香はずっとニコニコ笑ってた。

いつからだったか……麗香が泣かなくなったのは。昔はもっと泣いてた。

子どもらしくワガママも言って。……優香が亡くなってから、麗香は笑顔しか見せなくなった。

 

松川「なぁ麗香、おいか…パパがいなくて寂しくないか?」

 

麗香「れいかはママの分までいーっぱい笑うからさみしくないよ!」

 

それが当然であるかのように麗香はそう言った。

俺たちは麗香のその答えを聞いてただ頷くしかなかった。

 

花巻「悲しいことがあったらいつでも言うんだぞ!」

 

麗香「うん!ありがとうまっきー!」

 

及川「れーいかー!ただいまー!」

 

岩泉「うるせぇ及川!!」

 

麗香「おかえりパパ!」

 

コイツ親バカすぎるだろ!

…いや、俺らも人のことは言えねぇかもな。

 

及川「麗香…、パパ急な合宿入っちゃったんだ…。」

 

松川「何日だよ?」

 

及川「明日から5日間。…麗香が5回夜に寝たらパパと会えるよ。

ごめんね、それまで岩ちゃんたちのとこで待ってられる?」

 

麗香「…れいかパパがたくさんがんばってるの知ってるよ!

れいかはだいじょうぶ!笑顔でパパのこと待ってるね!」

 

及川「れいかー!大好きー!!」がばっ!

 

岩泉「重い!!離れろクソ川!!」

 

麗香「パパがんばれー!」

 

そう言った麗香の手は無意識か…俺の服の裾を掴んでた。

 

 

 

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