花巻side
今日は俺が仕事休みだから俺が及川ん家で麗香ちゃんを預かることになった。保育園は今日休みで一日中2人で家でゴロゴロすることにした。
花巻「ゴロゴロするのも暇だな〜。麗香ちゃんもお友達と遊びたいよな〜」
麗香「れいかはお友達と遊べなくてもさみしくないよ!」
花巻「ん〜、お絵描きでもするか!」
麗香「する!」
白い紙とクレヨンを用意した。麗香ちゃんは器用に肌色のクレヨンを持ち、小さい手で何かを描き始めた。人なのは確か……この髪型は…
花巻「それパパか?」
麗香「うん!まっきーとまっつんといわちゃんも描くよ!」
絵に描かれた及川は笑顔だった。
俺は麗香ちゃんの笑顔は好きだけど見てると心配になる。
ずっと笑顔で、嫌なことは溜め込んで…なんてしてほしくねぇしな。
花巻「あ、そうだ。国見とかでも呼ぶかな。」
麗香「くにみ?」
花巻「俺の知り合いだよ〜。…あ、もしもし国見?」
連絡を取ったら国見も丁度休みで、こっちに来ることになった。
確か国見は優香の葬式の時に麗香ちゃんを少し見た程度だったよな…
ピンポーン
花巻「お、来た来た。 ガチャ よう国見。久しぶりだな。」
国見「どうも。あれ、及川さんいないんですか?」
花巻「アイツ今合宿。今日は俺が預かってんの。麗香ちゃーん!」
たたたっ…と足音がして、少し照れたように麗香ちゃんが国見の前に出る。え?天使すぎね?
麗香「こんにちは!おいかわれいかです!」ぺこっ
国見「こんにちは、国見英です。英でいいよ。」(可愛い…)
麗香「れいかのことはれいかって呼んでね!よろしくね!あきちゃん!」
国見「可愛すギルティ……」←
いやホントそれな。麗香ちゃん以上に可愛い子いないだろ。
優香は青城のマネージャーだったけどその時からモテてたし…麗香ちゃんも絶対モテるだろうなぁ〜〜…
国見「麗香ちゃんパパいなくて寂しくない?」
麗香「れいかはママの分までいーっぱい笑うからさみしくないよ!」
国見「……そう。」
まぁ思うよな…たった5歳の子が泣きもせずワガママも言わず笑顔で寂しくないなんてなぁ…。もう少しワガママ言ってもいいのにって思うよな。
麗香「まっきー!きょうご飯どーしよ!」
花巻「そうだなぁ…、唐揚げでも作るか!」
麗香「からあげ!やったー!」
国見「俺の分もお願いします。」
花巻「じゃあ下ごしらえとかするから国見、麗香ちゃんと遊んでて」
麗香 国見「はーい」
国見絶対麗香ちゃんにオチたな←
……そういや、明日俺仕事だったな、明日誰に頼むか…。
唐揚げ用の鶏肉を用意しながら電話を繋げる。
花巻「……あ、松?明日俺仕事なんだけど来れる?」
松川『あー、悪い。明日は仕事だわ。明後日なら休み。』
花巻「え、マジか。明日岩泉も仕事なんだよね。」
国見「俺明日も休みですよ。預かりましょうか?」
松川『え?国見来てんの?』
花巻「おー。今麗香ちゃんと遊んでもらってる。
俺は夕飯の唐揚げの下ごしらえ中。」
松川『え、俺も食う。仕事、巻で終わらせて岩泉と行くわ。』
花巻「じゃあめっちゃ作っとくわ。」
麗香「まっつん仕事がんばれー!!」
松川『俺今なら社長に登り詰めれる気がする』
花巻「気持ちは分かる。」
国見「今金田一も呼びました。来るそうです。」
男5人って…しかも元運動部。滅茶苦茶作んなきゃだろ…。
…まぁ、賑やかな方が麗香ちゃんも楽しいよな。人見知りはあんましないし。金田一は良い奴だから大丈夫だろ。らっきょだけど。
花巻「いっちょ頑張りますかー!」