松川side
麗香「ぅ……っ、ま、ま…ぁ、」
松川「ん……、?麗香ちゃん…?…!どうしたの?」
俺はいつも笑ってる麗香ちゃんが泣いてることに気づいて飛び起きた。他の奴らも物音に目を開け始める。
松川「よしよし、どうしたの?」
抱き上げて膝の上で背中をさすりながら優しく聞く。
ホント珍しいな…麗香ちゃんが泣くなんて。
麗香「ママが…パパの手、ひっぱってつれてっちゃったぁ…っ
ママとパパわらっ、てて……っ、れいかひとりぼっちで…」
松川「今麗香ちゃんは寂しい?」
あえて今聞いてみた。今なら、我慢してたもの全部出せるんじゃないかって思った。麗香ちゃんは止まらない涙を拭きながら頷いた。
麗香「パパに会いたいぃ…っ、」
花巻「及川に電話するか?」
金田一「起きてますかね……今3時半っすけど、」
岩泉「叩き起す。スピーカーでいいだろ。…………このクソ、はよ出ろ!」
岩泉キレすぎだろw気持ちは分からなくもないけど。
麗香ちゃんが泣いたなんて知ったらアイツすっ飛んでくんじゃないの?
及川『ん"…なに岩ちゃんこんな時間に…まだ3時半だよ…』
岩泉「うっせ、ほら麗香。及川だぞ。」
及川『え?麗香?』
麗香「ぱぱぁ…っ、ひっく、ぅう…」
及川『バッ!ガタッ!ズル,ドタッ い"だっ、麗香!?どうしたの!!?』
岩泉「うるせぇな!そんなデカく喋んなくても聞こえるわ!」
今及川明らかにベッドから飛び起きてすっ転んだろ。
現にい"だっ、て聞こえてるしな。
麗香「ママが…パパのことつれてっちゃうユメみて…っ、
れいかひとりぼっちで…っ、"さみしい"よぉ…、パパぁ…っ」
及川『~~っ、パパ今から帰るから!待ってて!』
花巻「は!?お前帰って来れんの!?」
及川『娘と合宿どっちが大事なのさ!!』
花巻「どっちかっつーと言うならソレこっちのセリフな!」
及川『監督には意地でも許可とるし!!今から帰る!!
麗香!パパすぐ帰るから!あ!タクシー!!』
松川「既に外に出てるwつーか声デケェな」
金田一「行動が早いっすね…」
ホント親バカだな。まぁ無理ねぇな。
麗香ちゃんが泣いた上に寂しいって言ったんだから。
麗香「パパ……ワガママ言ってごめんね…」
及川『何言ってるの麗香!パパすっごい嬉しい!
パパも寂しかったし、麗香が自分の気持ち言ってくれて嬉しいよ!』
及川の奴今絶対にやけてんだろ。
…じゃあここいらで言ってやるかな、アレを。
松川「及川〜、麗香ちゃんは大きくなったら国見と結婚するらしいぜ」
国見「げっ、ちょ、松川さん!」
及川『はぁー!?なんで国見ちゃんがいるのかは知らないけど絶対認めないからね!!麗香!絶対パパの方が良いって!』
花巻「お前声落とせよwタクシーの運転手可哀想だろうが」
及川『だって麗香の将来の危機なんだよ!え?運転手さんなんて?
え、渋滞!?じゃあここで降ります!はいお金!お釣りいらないです!』
金田一「何で帰る気ですか!?」
及川『え、金田一もいんの?何ってそりゃあ…走るでしょ。
大丈夫、あと1駅くらいだから!』
松川「じゃあとっとと来いよ〜。一旦切るから。」
及川『麗香〜!!待っててね!!』
岩泉「うるせぇっつーの! ブチッ はぁ…近所迷惑だろアイツ。」
花巻「どっちが子供か分かんねーな。」
国見「恨みますからね…松川さん…」
松川「はっはっはっ。さぁ〜て、俺はホットミルクでも作るかな。」
俺は国見の言葉をスルーしてリビングの電気をつけてキッチンでホットミルクを作る準備をした。