麗香side
パパはかえってきて、れいかのことをぎゅうってした。
れいかもパパのことをぎゅうってしようとしたけど、パパの背中はおっきくて手がまわらなかった。パパの背中っておっきいんだなぁ…。
及川「これからは、2人でいっぱい泣いて、笑って過ごそうね!」
麗香「うん!」
それからはパパとたくさんいっしょにあそんだ!
まっきーとまっつんといわちゃんとあきちゃんとゆうたろーともあそんだ!みんなでたくさん笑った!れいかはおっきくなったらパパみたいになるの!
麗香「れいかがんばる!」
及川「?よく分かんないけどパパも頑張る!!」
〜5年後〜
麗香「パパ!起きて!ご飯出来てるよ!!」
及川「んぅ〜…後5分待ってぇ…」
麗香「問答無用!」ガバッ
及川「わーっ!寒いー!!」
私は5年生になった。今ではパパの影響でバレーをやってる。私はどっちかって言うとパパに似てて、背が大きくて少しだけ才能があったのか他の子よりちょっとだけ上手い。チームではエースをしてる。でも私はもっと強くなってパパみたいになるのが夢だから、まだまだ練習する!
及川「いつも朝ご飯ありがとね、麗香!」
麗香「パパはバレー頑張ってんだからこれくらい普通だよ。
はいお味噌汁。あ、あとこれ今日のお弁当ね。高タンパク質低カロリー!」
及川「出来た娘でパパ嬉しいけど複雑っ!」
泣きながらお味噌汁を飲むパパは面白かった。←
それにしてもパパって年とっても全然見た目変わんないんだけど…なんで?ここまで来ると逆に怖いというか…。美容にでも気ぃつかってんのかな?
及川「?何この紙。」
麗香「え?あ"っ!?なんでもないから!!」
慌てて奪おうとしても凄く背の高いパパには届かない。
ヒョイっと紙を持ち上げてまじまじと見るパパ。あ、これもうダメだ……。
及川「なになに〜?授業参観のお知らせ…?二分の一成人式で作文発表…?はぁ!?なんで言わなかったの!?しかも今日!!?」
麗香「い、いや…だってパパ最近忙しそうだったし…?」
及川「パパに来て欲しくないの!?反抗期!?パパ泣くよ!?」
麗香「プリント見せなかったくらいで反抗期なら世界中の子供ほぼ皆反抗期だよ!本当に言うの忘れてて気づいたら参観日前日だったからもう遅いかなって思って言わなかったの!」
及川「パパは言われない方が傷つく!!」
こういうとこは面倒臭い!言ったら泣くから言わないけど!
あたしが将来彼氏でも連れてきたらパパどうすんの!?
及川「しかも二分の一成人式とか超大事じゃん!!絶対行くから!」
麗香「いやいや、今日試合でしょ!?」
及川「監督に言うもん!」
麗香「もん!じゃないから!!ダメ!大人しく試合行って!」
及川「優香ぁ!麗香が反抗期だよぉ!!」
麗香「ママに変な報告しないで!!ほらもう時間だよ!
早く行った行った!!パパの代わりに岩ちゃんたちが聞くから!」
及川「なんでパパじゃなくて岩ちゃんなのさ!?」
麗香「パパに言ってないこと相談したら来てくれるって。」
及川「パパにも教えてよ!!」
朝からギャーギャー言うパパを無理矢理バレーに行かせて、やっと一息つける…と思ったら鬼LINEしてくる…。じとぉ、っていうスタンプずっと送ってくるし…。終いには岩ちゃんに動画撮影頼むって。
麗香「はぁ……、バレーしてる時は超カッコイイのに…。」
……学校行こ。