楽園の悪鬼   作:我輩=メイじゃもん

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三章 砂漠の男
14.ナメてナメられ空の旅


 女将さんは厨房に立ち、すでに夜の仕込みをしていた。スパイスのいい香りがする。宿の裏口から首を伸ばしてのぞきこめば、グツグツいってる鍋の中に、今日は魚だ。いいなぁ、魚!

 

「なぁんだよう、今日はウチで食べるのかい? あんたいっつも夜は食べ歩きに出てっちゃうから、あんたの分は足りないかもしれないよう?」

「えぇぇえぇーん………! うまそう、食べてぇ、でも食べねぇ」

「どぉっちだよう!」

 

 宝石が見つかったから、タマリスクに行く。そう告げれば女将さんは合点した。話はすでに通してある。〝変わった宝石が欲しいから、クロコダイルに色々探してもらっている〟というカバーストーリーである。

 嘘はキライだ。

 ただし本当に、あちらで宝石を買ってくれば、嘘は誠にもなる。

 

「じゃ、2、3日帰らねぇと思うが、部屋はとっといてくれ! 荷物もたのむ!」

「2、3日ってあんた、2、3週間のまちがいだろう? タマリスクまで陸路でいくなら、片道1週間はかかっちまうよう! ちゃんと調べたかい?」

「あー、それだと、宿代が足りねぇな? いくらだ?」

「そうだねぇ………今流行ってるんだよ、タマリスクの〝水の宝石〟。それを土産に買ってきとくれよ。そんなら宿代は、帰ってきてからでいいからさ!」

 

 今すぐナノハナを出る、と言えば女将さんは慌てて鍋の火を止めた。そこからは〝女将さんラッシュ〟だ。

 

 日差しをさえぎる上掛けに、頭に巻くスカーフ。

 それを押さえるヘッドバンドのようなもの、ブーツに水筒に手袋に、サソリの毒の解毒剤など、砂漠歩きの一式をどんどんと持たされる。

 

 あっという間に大荷物となったので、やたらとかさばる保存食はこっそり置いてくことにした。

 

「じゃ! いってきまーす!」

「あんたちょっと、そっちじゃないよう! タマリスクはあっち! 港の東側から砂漠にでて、海沿いに歩いて行くんだってば!」

「わかった! いってきまーす!」

「わかってないだろあんたっ! ちょっと………! マジェルカー! そっちは真逆だよーうっ!」

 

 わざわざ店の前まで出てきてくれた女将さんに手を振って、ナノハナの西へ向かう。タマリスクは、東だ。真逆なのは知っている。

 

 これも干ばつの影響なのか、はたまた、ただ持ち主が怠慢なのか。ナノハナの外れ、町の西側には、廃墟が乱立していた。

 屋根はどこにいったのだろう。あるのは風にさらされた、崩れかけの壁ばかり。

 その根元をみれば辛うじて、砂に埋まった床の部分がチラホラ見える。

 これらは程よい障害物として、私〝たち〟の姿を隠してくれるはずだ。

 

 立ち止まり、町が見えないことを確認する。残る三方は、すべて砂漠。見聞色の覇気をつかって、無関係な人間がいないことをたしかめる。よし。

 私はだらりと脱力した。

 

「いいぜ! 今なら、襲ってきても。マナーのいい襲撃者は、大歓迎だ」

 

 おどけるように腕を広げても、なにも起きない。ヒョオオオウオオ、と甲高い鳴き声のような、風の音。

 この後、大事な用があるのだ。あまり長く待ってやるつもりはない。

 

「さっさと出てこいよ。そっちの男、身長185センチ前後。そっちの女、身長170センチ前後、悪魔の実の能力者。そこの男、身長200センチ前後、めずらしいなそりゃ薙刀か? あんたの持ってるその武器だよ」

 

 崩れかけの壁に隠れたそれぞれが、肩をびくりと硬ばらせる気配がした。

 

「これまで見てるだけでなにもしなかったんだ、知ってるとは思うが………念のため、確認しよう。私はマジェルカ、シェルディーナ・マジェルカ。このあだ名は好きじゃねぇが、楽園の悪鬼とも呼ばれてる。そして…………主張はひとつ。…………………私をどうこうするために、私以外のだれかに手を出した奴、出そうとした奴……例外なく、生首にする。組織全員、一人残らず。あの世の果てまで逃がしゃしねぇ……」

 

 身長約2メートルの方の男が、もごりと口を動かす。読唇術はできやしない。それでもなにを短くつぶやいたのか、察してあまりある。

 ーーーーー〝生首の夢〟。

 かつて私が起こしたいくつかの騒動は、まとめてそう呼ばれている。

 今の宣言は、脅しじゃない。比喩でもない。ただありのままの過去の説明であり、未来への宣誓だ。

 

 瓦礫のような壁から出てきた、2メートルの男は、両手をあげていた。

「こ………! 降参するよ………! つけ狙ってたのは、悪かった! でも! おれたちはまだ何もしてない!」

「おい! バンロ!」

 もう一人の男の声が、咎めるようにとんでくる。なるほど。女の姿が消えている。

 

 私は足元の砂を蹴った。

 ボウンッ………と、砂がまきあがる。ともに蹴り上げられたのは、一匹の蛇。

 毒々しい紫色をもったその蛇は、砂煙の中へ消えた。

 

 見聞色の覇気は、便利だ。無残にけり飛ばされた蛇が、砂煙の中、シュルリと姿を膨らませ、異形となって巨大化していく様もわかる。

 蛇の頭に、髪が生える。

 蛇と人とを掛け合わせたかのような、顔面。

 巨大化してゆく蛇腹のわきに、ニュルリと現れたのは、人の両腕だ。

 あれはただの蛇じゃない。ゾオン系・悪魔の実の能力者だった。

 

 ゾオン系能力者は、3つの姿に変身できる。1つ、動物そのままの姿。1つ、人間そのままの姿。

 そしてもう1つが、動物と人間をかけあわせた姿、人獣型。

 

 能力に慢心せず、よく鍛えているらしい。人獣型に変化した女の姿は、5メートル以上ある。

 

 砂煙から猛然と飛び出してくる、大蛇の牙。

 蛇とも人とも言い切れぬ顔が、髪を逆立てて、牙をみせつけていた。

 開かれたアギトの、大きさと言ったら。噛みつくどころか、私を丸呑みできそうだ。

 

 この夏島は、影が濃い。

 大きくあいた蛇の口から、その喉の奥が見える。真っ暗なトンネルがせまってくるようである。

 一歩。

 私は大きく、右足だけを前に出した。

 

 深く沈み込むよう、体制を低くとる。ほんの僅かに浮かびあがった、大蛇のアゴの下へと滑り込むように。

 そして、蛇らしく薄っぺらい下唇を、左手でがっしりとつかむ。

 

「おら」 左手で、大蛇の口をひっぱりあげた。

 軌道がそらされ、天へ向かってしまう蛇人間の顎。それを下から右手で押し出してやれば、大蛇の胴がたわむ。

 

 前方へ加速しようとする胴体。

 タイミングをあわせ、左手につかんだ大蛇の下唇を、後方へ引きもどす。

 

 砂煙の中、大蛇の尾が、止まろうと力むのが分かった。しかし、もう遅い。

 

 つんのめってしまった大蛇の頭。私の左手を起点にし、大蛇の胴体は、つっ転ぶように浮いていく。

 

 能力者は宙を舞った。ドズゥン、と控えめな音がしたのは、深い砂地であるせいだろう。

 

 私の足元でひっくり返った大蛇の頭と、ちり広がった髪。遠心力に引きずられ、ズザザザザ、と滑っていく。その目がこちらを凝視しているのを気配で感じとり、思わず一言。

 

「ちょっと、ナメすぎだろ……?」 んな単調な攻撃、私に入ると思ってんのか?

 

 隙がある、と踏んだらしい。

 大蛇を投げた私の背中をねらい、薙刀が、ギラリと振り下ろされてくる。

 まだ足をおおきく広げ、姿勢を深くしたままの私の首元へ、迫る刃。

 

 先ほどの〝ビビった〟ような有様も、打ち合わせを重ねた上での演技だったのか。2メートル男はもう、一片の怯えすら見せず、勇猛に私へ肉薄する。

 

 立ち上がるまでもない。

 男の振り下ろした薙刀の、鋭い動きに寄り添うように、肩をぐにゃりと蠢かせた。

 

 歌に踊りは、旅人の嗜みだ。

 本職の踊り子には負けるが、この体も、そこそこ柔らけぇんだぜ?

 

 しなやかに首を回し、地面ギリギリまで沈めた体をさらに沈ませ、ドロリと溶ろけた〝飴玉〟のように、砂地へとへばりついて切っ先をかわした。

 

 灼熱の砂は、触れてもいない頬の皮膚まで、ジリリと熱くする。低すぎる視線の先には、男の足。

 空ぶってしまった薙刀を、切り返そうというのだろう。

 力の込められた足首へ、指先をのばす。

 

 〝タッチ〟。

 男はピタリ、動きをとめた。

 おかしなことはしていない。ふれた指先から、私の覇気を少々、流し込んだだけだ。

 

 見聞色の覇気で、それがはっきりわかる。2メートル男はあっさりと意識を失う。

 

 万物に宿る〝存在力〟。それが覇気。

 

 己と他者の境界線を、はっきりさせておくためだろう。生物の覇気は、おもしろい特徴をもっている。

 反発しあうのだ。

 

 このため、触れあったり、殴り合ったりしようとも、生物どうしの覇気が勝手に混ざることはない。

 

 ただし〈覇気使い〉……覇気というエネルギーを、意図的にコントロールできる術者………が、〝ムリやり他者の体の中へ、己の覇気を流し込む〟とどうなるか。

 

 うっかりコップからこぼれた水より、意図的に、コップからぶち撒けた水の流れの方が、強い。それと同じことだ。

 ただそこにあるだけの覇気よりも、〈覇気使い〉が意図的にあやつる覇気の方が、〝強い〟。

 

 〈覇気使い〉が流し込んだ覇気は、他者の体がもつ覇気を〝押し出し〟て、他者の体内から消してしまう。

 

 これらの覇気の性質を応用したのが、この技。

 触れた場所から、己の覇気をムリやり他者に流し込む、その名も。

 〝意識をかっくんさせるタッチ〟!

 

 相手に宿る覇気……相手のもつ存在力を吹き飛ばしたと言っても、ほんの一瞬のこと。健康な成人ならば、時間が経つと共に、自然と覇気は元に戻る。

 こいつなら、1日と少し眠ったら目覚めるだろう。

 

 2メートル男が倒れる前に、その体の影から、185センチ男が飛び出してこようとした。

 手にした武器の狙いはまっすぐ、ちょうど立ち上がった私の心臓付近。

 

 変わった剣だった。レイピアのような、針に似た刀身。しかし、レイピアより太い。

 刃に毒を仕込めるのか? 先端、そして刃の至る場所に、小さな穴がある。

 

 女将さんが頭に巻いてくれた、砂よけのスカーフが、風になびく。解けかけた布が垂れて、私の目元を隠してしまう。

 

 勢いづいた185センチ男が、毒剣を突き出した。

 ボンっ……と突風さえ巻き起こし、放たれた〝突き〟。

「よ……っし……!」

 勝利を確信したらしい。気の早い喜びの声をもらす、男の目は爛々とギラついている。

 いつ気づくだろう。

 虚空へ突き出されただけの毒剣に。

 その横顔をちらりと見上げ、男の腕の筋肉の山を、人差し指でつっついた。

 意識をかっくんさせるぅ〜? タッチ!

 

 蛇女が仕掛けてきてから、全員一通り攻撃をかますまで、4秒弱。速くはないが遅くもない。

 ただ、ちょっと、つまんねぇな。思った以上に、戦い方がふつーだぞ、こいつら。

 

 察するに、男二人はヒットアンドアウェイ。蛇女の攻撃に巻き込まれぬよう、攻撃を入れたらすぐに一度敵から離れる、という筋書きだったのだろう。

 

 〝なぜか〟攻撃を入れた体勢のまま、動かなくなってしまった仲間2人の姿に、蛇女が困惑している。

 グッと、天へ伸び上がった鎌首。異形の巨体が、砂に漆黒の影を落とす。

 チロチロと飛び出した蛇の舌先は、サイズが大きすぎる。舌というより鯉のぼりみてぇ。

『オマエ……! ナニをした……!』

 

 声なのか、〝念波〟なのか。ゾオン系能力者はなぜか、人獣型をとった姿でも、人の言葉を話すことができる。

 未だ〝立ったまま〟気絶している男2人から、私は歩いて遠ざかった。

 

「そっちから仕掛けてきたんだろう? 私は今、〝ケンカ〟してるよ。あぁ、それとも……」

 

 立ち止まったのは、蛇女が仲間を気にせず、私を攻撃できるだろう位置。肩をすくめた。

 

「ケンカっつうより、遊んでやってるように見えたか?」

 

 ズズン、と、大蛇の頭が地に落ちてくる。怒りとともに引き絞られた、その瞳。

 タテに鋭く裂けた、その虹彩は金色だ。ありゃ、私の目とおそろいね。

 シュルシュルと、舌を出し入れする大蛇へ、指を一本立てて見せる。

 

「10秒やるよ。考えろ。〝倒された〟仲間を背負って退散するか……3人揃って、ここで、倒されるか。……全員気絶させようと思ってたんだが……ここ、アチいよな? こんなとこで一日寝てたら、全員死ぬだろ、脱水で」

 

 それとも凍死になるのだろうか。砂漠の夜は寒いから。

「あんたがここで負けを認めりゃ、私は立ち去るぜ?」

 

 選択肢をあたえたつもりが、蛇女にはただの侮辱と取れたらしい。

『………ナメルナ…………! アッキィィイイ!』

 ふり絞ったような言葉が、大蛇から発せられた。シャアアア、とその喉が鳴る。

 

 どこぞの神殿の支柱のような、巨大な胴をしならせて、つっこんでくる、髪をふりみだした大蛇の顔。

 どうあっても私を〝食いたい〟らしい。食いつきたいほどいい女、ってことかな? 照れるねぇ。

 

 迫り来る牙。あ、違う。

 こいつも毒か!

 牙の表面にはヌラヌラと、唾液とはまたちがう、液体がしたたっていた。

 

 力比べがしたいのかと、つい、待ち構えてしまった私へ、毒牙は迫る。

「うおっ、と!」

 その下顎を、右足で止める。ズォオン、と足元の砂地がわななく。

 勢いよく噛み付こうとしてくる、上の牙。毒液がボタリ、滴って、女将さんがくれた上掛けの裾に穴をあけた。

「ええええーーー!?」

 せっかく! 女将さんが! くれたのに!

 

 シュルリと私の腹を包み込んだ、大蛇の舌先。巻きとって逃がさぬつもりらしい。さらに加速し迫りくる、私の半身ほどありそうな、牙の切っ先。

 

「ふざけんなてめぇぇーーー!」

 ガスンっ。大蛇の下顎を蹴り上げた。

 ゴォォ……!

 風の速度で天をあおいだ、大蛇の口。舌に巻かれたままの私も、引っ張られ、一緒に宙へぶち上がる。

「この上掛け女将さんがくれたんだろうがてめぇ見てたんじゃねぇのかゴラァ!」

 私を〝舐る〟舌の付け根を、ムリやりワシ掴み、体をひねる。

 

 背負い投げの要領だ。ただ、お互いの体勢が体勢なので、これを背負い投げといったら柔術やってる友人に説教される気がする。

 

 ドパァン……!

 

 辺り一帯、砂地が凹む。一拍遅れて、爆発的に、砂が舞った。

 投げとばす瞬間、ゆるんだ舌から解放されて、私は空を〝駆けおりる〟。

 砂漠に打ちすえられた、異形の大蛇は、ぐたりと脱力したままだ。

 

「あぁ……せっかく……くれたのに……」

 『あたしの使ってた奴だから、あんたにはおっきいけどさ!』そう言って出してくれた代物は、どこか安心をさそう匂いが染みていた。気に入ってたんだけどなぁ。

 クリームがかった桃色の上掛けには、毒にジュウジュウ溶かされた、穴があいてしまっている。

 

 ドサ、ドサ、と音のする方を見れば、男2人がようやく地面に倒れたところだった。

 

 思った以上にぶん投げちまったらしい。遠くあちらの、砂のクレーターのど真ん中、大蛇の姿がシュルシュル縮む。

 女の方も、死んではいない。

 見聞色の覇気でとらえた女の気配は、立ち上がろうとして、また砂に倒れた。足が言うことをきかないようである。

 

 念には念を。いくら行儀のいい襲撃者だろうと、心変わりしない保証はない。

 私がここにいない間、ナノハナで知り合ったみんなへ手出しできない状態にしておく、という目的は達成できた。

 

 服に穴あけちまう予定はまったくなかったんだがな!

「はぁ……もう……。油断したぁ………」

 眺めていたって、服は直らない。気を取り直し、まだ意識のある蛇女へと声をかける。

 

「おーい! じゃあなー! 私、もう行くからなー! 再挑戦するなら、もうちょっと強くなってから来ーい!」

 

 砂漠らしく乾ききった空へ、〝駆け上がる〟。

 

 目指すタマリスクは、島の東。ナノハナからは北東になる。

 海沿いにぐるっと遠回りし、砂漠を歩いて向かうのがセオリーだ。

 しかしそれでは1週間もかかる。

 私は空路を行くことにした。

 

 サンディ島の上空は、地上に比べりゃいくらか涼しい。ただし、日差しは地上よりも強烈だ。

 私の肌はチョコレート色。そのおかげで紫外線につよい。その私が、チリチリ不快に思うくらいなのである。砂漠、やべー。

 

「んっ!?」

 20分も走っただろうか。もうナノハナはとっくに通りすぎ、いくつかの町も背後にした。まさに今、砂に呑まれかけている、放棄された町もみた。あれもまた、干ばつのせいなのか。

 

 きらめく海を眺めては、しんみりした気分を紛らわせ、地上に視線を戻した時。

 変なものを、みた。

 

 思わずひきかえし、旋回するように丸く円を描いて走る。

 見間違いではない。

 砂漠に、変なものがある。

 

 それは砂埃をあげていた。まるでクジラの潮吹きみてぇに、バシュバシュ砂を打ち上げている。

 それは砂漠を走行していた。打ち上がる砂は、一ヶ所ではない。高速で移動する〝舟〟のようなものの後ろで、砂の波しぶきのごとく、もんどりうって散っていく砂塵。

 

 いや、あれ、舟だ。マストがある。畳んだ帆がついているのも見える。

 砂漠の上を、舟が走ってる?

 

「ええええー………!」

 なにそれおもしれえ………!

 


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