大荒魂になった………ハハッ、オワタorz 作:その辺のおっさん
──転生した
………って、待てぇ!どういうこと!?どうしてこうなった!?
いや、落ち着こう、一旦落ち着こう、どうしてこうなったかサッパリ分からないが、自分が人ではなくなっている。
フッ、慌てることはない……自分は元とはいえオタク、つまり、この状況は俗に言う『転生したら俺TUEEEEE!』ということだろう!いや、そうにちがいない!!
だが、今の自分は人ではない。具体的に言うと真っ黒いナニカになっている……あっれー?これ何かのアニメで見たことあるんだがなー?何だったかなー?
「大荒魂……ッ!」
そんな声が足元(?)から聞こえてきたので下を見てみるとそこにいたのは右目を前髪で隠した黒髪ロングの美少女………うん?あれ?なんだろう嫌な予感がする………
「紫様っ!」
はい、終わったー!嫌な予感が大当たりー!!『大荒魂』と『紫様』、そして日本刀持ってて体が薄く光っているJKとJC………間違いなく『刀使ノ巫女』の世界ですねぇ、ココは
えっ、待って、じゃあ何?今の俺、大荒魂になってんの………?
あれ?このままだと確か俺こと大荒魂って大和平野のお母様と剣道馬鹿のお母様に封印されません?って痛い!斬んなや!指先を印刷したての紙で切った時みたいな地味な痛みが全身をぉぉぉぉ!あ、そこはダメですよ、羽島学長。アッアッアッ………痛ってぇえええええ!!!!!(ビクンビクン)
あれ?大事なムスコを斬られたのが痛くてのたうち回ってたら討伐隊が全滅してねぇ?これ?いや、マズイですよ!
あ、ちょ待って、来ないで、大和平野のお母様こっち来ないで……あ、ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ーーーーーーーーーッ!!
***
『お願いします!助けて下さい!この二人助けますからぁ!!』
そう今まで戦っていた大荒魂から直接半泣き声で話しかけられた私は絶句した
「……本当に美奈都と篝を………」
『助ける助ける!つか、早く決めて!早くしないと(俺が)死ぬ!』
「死…っ!わかった…私の体を差し出すから………2人を………」
2人を失いたくなかった私は大荒魂の提案を受け入れ自らの体を差し出して………………
「………どうしてこうなった……?」
『ウボァーーー100連目も爆死したぁ!やはり緑の事務員とギルド職員は悪魔!はっきりわかんだね!』
20年後、私の執務室であるにも関わらず、私の髪の中からから僅かに出て来て器用に携帯端末を動かし、ゲームのガチャを(人の金で)回す大荒魂がいる
『限定キャラは天井まで回さないと出ないってか!畜生めぇぇぇぇぇ!』
「ハァ………」
私には理解できない単語を叫ぶ大荒魂に私…折神 紫は何度目とも分からぬ大きな溜息をつくのだった
とじみこのギャグってあんまないよねって………