Re:ゼロ RTA エミリア陣営・なんでもありチャート 《完》 作:青煉瓦
Part.2
死が隣り合わせの異世界生活、もう始まってる!
前回はプロローグが終わり第一章が始まったところでしたね。
第一章の舞台となる王都ルグニカでは多くの人々が行きかっています。中には商人や吟遊詩人、休日を満喫している衛兵、獲物を見定めに来た犯罪者なんかもいますね。
異世界転移してから最初に行うことは、クッソ多い人々の話に聞き耳を立てて情報収集することです。聞いた話によってフラグが立ち、そのフラグによってイベントが発生したりイベント中の選択肢が増えたりするので、結構重要だったりします。
ただ、取得できる情報がランダムなので、乱数に見放されるとタイムロスになるのですが……。祈りつつ聞き耳開始です。
『ぬわああああん疲れたもおおおおん! やめたくなりますよ~護衛稼業~~~!』
『カドモンの売るリンガは美味いな、果実がしっとりしていてベタつかない』
『剣聖が矢の雨を潜り抜けたって逸話マジ? ウッソだろwww』
『先輩コイツ飴玉とか舐め出しましたよ、やっぱ好きなんすね~』
『貧民街にぃ良い盗品蔵があるらしいっすよ』
『ぷは~今日も良い天気☆』
『衛兵三人に勝てるわけないだろいい加減にしろ!』
っとと、ここで聞き耳ストップ。今回はかなりデレてくれましたね。今後必要となる『貧民街の盗品蔵』『衛兵の存在』『ラインハルトの矢避けの加護』の情報についてパパッと入手できました。それぞれの情報について解説を。
まず『貧民街の盗品蔵』について。ルグニカの貧民街には巨人族の爺さん、ロム爺が営んでいる盗品蔵が存在しています。
フラグを立てずともスバルくんを操作して盗品蔵に直行することはできますし、ロム爺にお菓子を渡せば懐柔できるのですが……そのルートはキャンセルだ。本チャートでは別の道筋で行きます。
盗品蔵の情報を得てからフェルトという貧民街のメスガキに会うと、盗品蔵に連れて行って貰うイベントを起こせるので、そのルートを選びます。
『衛兵の存在』はラインハルト利用のために必要なフラグですね。ラインハルトというのはクッソ強い衛兵の兄ちゃんです。原作既読の兄貴達はご存じの通り、衛兵の存在を知ることは路地裏でラインハルトを呼び出す選択肢を発生させます。
『ラインハルトの矢避けの加護』の情報が要るとかウッソだろお前wwwと思うかもしれませんが……要ります(鋼の意思)。
矢避けの加護というのは、飛び道具などが当たらなくなる能力ですね。原作ではパッとしないこの加護ですが、本チャートでは大きな役割を持つんですよ。それに関しては後ほど。
もちろん、他人の加護の利用自体はフラグを立てずとも可能です。ですがその場合、相手からの不信感が上昇したり場合によっては拒否されたりするので、今回は安定をとる形になりました。
さて、必要な情報は得られたので、人によっては『腸狩り』のエルザ姉貴より印象に残っている、チンピラのトン・チン・カン三人組に会いに行きます。お前らのことが好きだったんだよ!
なぜ彼らに会いに行くのか……それはもちろん死ぬためです。
あっ、おい待てぃ(江戸っ子)、リゼロRTAで死ぬとかガバか?チャート練り直してどうぞと思った兄貴もいるでしょうが、これに関しては必要なことなんですよね。
原作と同じく本チャートでも、死に戻りの自覚とそこから派生する『嫉妬の魔女呼び出し』のスキルが必要となります。そしてこのスキル、本チャートでは第一章から活用します。
ただ、このスキルの獲得フラグを立てるには最低でも二回死ぬ必要があるんですよね。原作では死に戻りの自覚まで死を三回経験する必要がありましたが、本チャートでは自宅でループものの小説を読んだので気づきが早くなり少し短縮できます。
というわけでここで1死稼いでおきましょう。では逝クゾー!デッデッデデデデ……。
~少年移動中~
はい、路地裏に到着しました。前方からトン・チン・カンの三人組が歩いてきてスバルくんとぶつかってきます。
「おいテメェ、黒髪のガキ。他人様にぶつかっておいて謝罪も――ブヘァ!?」
トン・チン・カンはぶつかると謝罪と金品を要求してくるのですが、長いセリフはキャンセルだ。無言でトン・チン・カンの内のヒョロガリ、チンの顎を殴って会話スキップ。戦闘開始です。
ここで本作の戦闘について解説しておきましょう。
本作の戦闘は数多のアクションRPGと同じく主人公を操作して敵を撃破していきます。設定されているステータスはアクションの結果や過程――例えば筋力ならダメージ、俊敏なら行動速度など――に影響を及ぼすわけですね。
敵へのダメージは筋力だけでなく攻撃が当たるときの速度も考慮されるらしいです。スピードキャラの攻撃が痛くないって物理的におかしいダルルォ!?って考えの下設計されたのでしょうかね。俊敏ではなく『速度』が影響するので、ステータスゼロの岩を落とすとかでもダメージを与えられるわけです。
ステータスは重要な要素ではありますが、プレイヤーの技術や工夫次第では積極的にステータスを上げなくてもクリアできます。各ステータスの詳しい解説については後ほど。
さて、予測していなかった攻撃でトン・チン・カンがひるんでいるので、その間に大柄なトンに掌底を、小柄なカンに蹴りをお見舞いしてやりましょう。お前のそこが隙だったんだよ!
こうやってある程度ダメージを与えると相手の油断がゼロになり、チンがナイフを取り出してくれます。やめろォ(建前)、ナイスゥ(本音)!
そして、ナイフを持ったチンが
「このボケがァ調子に乗りやがって……三人に勝てるわけないだろ!」
と言って激怒しながら突っ込んできてくれます。
逃げたり人を呼んだりせず、こちらからも突撃して積極的に殺してもらいましょう。ここでモタモタしているとフェルト登場イベント、更にはエミリア登場イベントと2連続で操作不可能のムービーシーンが挟まるので大幅なタイムロスになります。
パパッと殺られて、おしまいっ!
真っ暗になった視界は……やがてクリアになり、そこには都を行きかう人々の姿が。
オッハー!(激寒)
死に戻りからの目覚めは気分が悪いですね。死亡シーンは結構凄惨なので何度プレイしてもあまり慣れないです。
さて、糞みたいな目覚めをしたばかりですが、早速フェルトのねぐらに直行しましょう。フェルトとの合流イベント、その後に続く合言葉確認イベントを発生させに行きますよ~行く行く。
フェルトのねぐらはガバガバセキュリティなので、侵入のためにフラグを立てる必要はないです。試走で位置は分かってるので急ぎましょう。
~少年移動中~
はい到着。ねぐらに難なく侵入できましたね。ちなみにここ、貧民街では珍しく安全地帯となってます。貧民街でここ以外に留まってるとランダムでならず者襲撃イベントが発生するので気を付けましょう。
さて……トン・チン・カンに殺された影響で時間が巻き戻っているため、フェルト帰宅までクッソ待たされます。
それまでの空き時間に本作のステータスと成長方法について解説をしておきましょうか。
本作のステータスは大きく分けて二つあります。
1.肉体値
現在の身体能力を表す数値です。更に細かく見ると体力・魔力・筋力・知力・俊敏に分かれています。体力・筋力・知力・俊敏については鍛錬で伸びます。魔力については生まれつき決まっているので伸びません。
それぞれの能力を高めると、それに関連する行動に補正がかかります。
2.技能値
技能の熟練度を表す数値です。細かく見ていくと剣術・鞭術・投擲……などなど多岐にわたります。技能値が高いと攻撃の威力が上がったり命中率が高まったりと行動に補正がかかります。
スバルくんは地球での経歴から剣術の値がやや高くなっていますね。
ちなみに死に戻りをした場合、肉体値はセーブ地点の能力に戻される一方で技能値は引き継がれるといった違いがあります。
そして、スバルくんがこれらの値を伸ばす方法は、『訓練を行う』『強敵を撃破する』『章をクリアする』の三つがあります。
NPCのステータスに関してはこれらに加えて加護が合わさってくるのですが……加護に関しては必要に応じて解説を入れることにしますね。
解説終了。前述したとおりフェルト帰宅までかなり空き時間があります。現在行える成長方法は訓練のみ、この後死ぬ予定なので肉体値の成長はリセットされてしまう。というわけで……フェルト宅で技能値トレーニングやるぞオラァ!!!
盗品蔵に直行しなかった理由はここにあります。合言葉無しで盗品蔵に行った場合、フェルトが来るまで会話イベントが続いて拘束されるんですよね。その間自由行動が不可能になるのがちょっと不味いです。
本チャートではエミリア陣営ルート第一章のボス、エルザ戦にて受け身の技術が必要になるので、どこかで受け身の訓練をしておきたいんですよ。
その上で盗品蔵の合言葉を知っておきたい。次の周回で合言葉を使って客として入れば、盗品蔵の中で自由行動できるようになります。これは本チャート第一章攻略の必須条件です。
それじゃ盗品蔵の近くで訓練しつつ合言葉だけ盗み聞きすればいいんじゃね?と思うかもしれませんが、フェルト宅以外だとならず者襲撃イベントが発生するせいで安定しないんですよ……。
このようにしてチャートを練った結果、フェルト宅で訓練して時間を潰す→フェルトと合流→共に盗品蔵へGO→合言葉を確認→エルザに殺される、これが一番効率が良いと判断したわけです。
チャートを確認したところで早速訓練を始めましょうか。
床に寝転がり、ゴロゴロすることで受け身の練習を行います。クッソ長いのでスピードは32倍速で。ゴロゴロ……ゴロゴロ……ゴロゴロ……。Foo↑気持ちいぃ~!
「あー疲れた。あの姉ちゃんしつこ過ぎ――ッ! へ、変態だーーー!!!!!」
フェルト帰宅早いっすね。こっちの事情も考えてよ(棒読み)。
「勝手に他人の家に入ってゴロゴロする事情って何だよ!? どう考えても頭おかしいじゃねーか!」
おっ、そうだな(適当)。
フェルトが混乱していますが、今回はここまで。ご視聴ありがとうございました。