Re:ゼロ RTA エミリア陣営・なんでもありチャート 《完》 作:青煉瓦
女性からの視線が痛いRTAはーじまーるよー!
前回はウンチを上半身に塗りたくったところでしたね。ズボンは後で利用するので汚さないよう気を付けましょう。
「ええっと……スバル、それはどういう意味が?」
今後屋敷で平和に過ごすための儀式みたいなモノだゾ。こんな状態で屋敷をウロウロするつもりはないし、二度とこんなことしないから。
「リア、信じがたいかもしれないけど、この子本気で言ってるよ」
「えぇ……? スバルってばロズワール以上の変態なのかも」
やや不審に思われますが、そこそこ変態なロズワールを間近で見てきているので反応薄めで済みます。感覚が麻痺してますねぇ。
ちなみに『魔女の臭い』フラグ未回収でこういったことをすると、馬鹿の虚言と思われてパックの魔法で洗浄されるので気を付けましょう。(1敗)
さて、屋敷の前で問答しているとレムとラムが迎えに来ましたが……ドン引きしていますね。当たり前だよなぁ?
「あなたが新入りの……えぇ?」
「あなたが新入りの……は?」
誰だって引きます。私だってこんな奴がいたらビビりますもの。
さて、視聴者兄貴たちがお察しの通り、ウンチを体に塗った目的の一つは嫉妬の魔女の臭いを一時的に誤魔化すことです。レムからの不審・監視の目をほんの少しの間だけ抑えたかったので。ちなみに死や『嫉妬の魔女呼び出し』を重ねすぎるとこういった小細工は効かなくなります。
いや、ウンチ塗るのも大概狂ってるし怪しいじゃねーかと思うでしょうが、レムに関してだけは魔女の臭いを漂わせるよりかなりマシなんですよこれが。レムにとって魔女教徒は憎悪の相手ですが変態は憎悪の相手ではありませんから。
勿論、目的はそれだけではありません。臭いを消すだけなら別の手段がありますから。もう一つの、そしてメインとなる目的は――
「おーやおや、なかなか来ないと思ってみれば……私もこの国最高峰の変態を自負していたつもりだぁーけど、これは負けるかもしれないねぇ?」
ロズワールをここまで呼び寄せること、そして身体が著しく汚れているという条件により、
「うんうん、キミとはなんだか気が合いそうだ。たーぁだ、その格好で屋敷を歩かれるのは困る。丁度、私も休憩をしたかったところだぁし……どうだい、少し早いが風呂に入ろうじゃあないか。男二人で裸の付き合いを楽しもうねぇ?」
アッー!な展開ではなく……ロズワールとの入浴イベントを前倒しで発生させることです。彼と密談をしたいからですね。
かなり忙しい彼と二人っきりで話をするのは難しいのですが、このイベントを発生させることで安定して密談できるというわけです。
では風呂場にイクゾー!
~少年移動中~
はい、風呂場につきました。着替えもちゃっかり貰っています。
ちなみにロズワール邸の趣向を凝らされた風呂場はかなり綺麗です。良い内装してんねえ!どうりでねぇ!
「ありがとぉ。さて、あそこで普通の人を、女性陣を遠ざける真似をしたのは私へのメッセージだーぁよね? キミは一体何の話がしたいのかな?」
勘の良いイケメンは好きだよ。ロズワールにお願いしたいのは……ラムに禁書庫での待機を、レムに渡り廊下の掃除を命じてもらうことです。それからレムに対して、『ラムはスバルくんへ屋敷案内をしている』とでも伝えといてください、オナシャス!
エミリアを助けた件の貸し借りは、これでゼロにしてくれていいからさ~頼むよ~。
「ふぅーん? 欲がないうえに奇妙なお願いだねぇ。どういう目的なぁのかな?」
それは今後レムやラムと平和に過ごすためですねぇ! もちろん危害を加えるつもりはないし、ロズワールの判断次第ではスバルくんを処分してくれていいんで。
「……良いよぉ。私としてもこれぐらいのことで貸し借りがなくなるなら喜ばしいことだ。従業員に負い目を持つのも嫌だからねぇ」
クッソ怪しいだろうし詳細は気になるだろうから、事が終わったらメイドに尋ねるといいっすよ。
「君といると悪だくみのし甲斐がなくなるねぇ。それに怖いもの知らずだ」
ま、多少はね?
さて、要件は済んだので風呂から出て着替えましょうか。ただし、ズボンは地球から持ってきたものを再び履きます。ウンチを塗らないようにしたとはいえ少し不潔ですが、これは必要なことなんでね。
さて、次は……ベアトリスのいる禁書庫に向かいましょうか。
~少年移動中~
あ、禁書庫に通じる扉がありましたね。本作では禁書庫に通じる扉を見つけるとエフェクトが発生して知らせてくれます。わかりやすいですね。
では早速侵入しましょう。おっ開いてんじゃーん!
「お前が勝手に開けたのかしら!? まったく無礼な奴なのよ……にーちゃから話を聞いてなければすぐに追い出してやったのに」
「やぁスバル、一応説得しておいたよ~。どういう話をするか気になるからボクも同席していいかい?」
いいっすよ。というかこっちから頼みたいぐらいです。
さて、ベアトリスにお願いしたいことがあるんですが……『扉渡り』で禁書庫の扉とコレを繋げてもらえませんかね?
「は、はあっ!? ななな、なにを言ってるのかしら!? 聞いてた以上に頭がおかしいのよ!」
「ぷっ、あはははっ! やっぱスバルって変だねぇ! ボクも、ベティー目当てに訪ねてくる子は何人も見たけど……くくっ、こんな目的で来た子は初めてだよ。あーお腹痛い。害意はないみたいだしさ、願いをきいてやりなよ」
「にーちゃまで!? 大体そんな所と繋げられるわけが……つ、繋がったのよ。ただ、この間を移動するのは……はっきり言って無理かしら、いろんな意味で」
ありがとナス!それは十分理解してますよ。それじゃあスバルくんが禁書庫から出て行ったらよろしくね。
さて、準備が終わったのでレムのところへと向かいましょうか。さぁ、青メイド解体ショーの始まりや。
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
今日は新入りの子がやってくると聞いていたので少しだけ楽しみにしていたのですが……まさかロズワール様以上の変態が来るとは。
姉様が暴言を吐いてしまったのも仕方のないことでしょう。レムも正直引いてしまいましたし。エミリア様の徽章を取り戻すのに貢献した凄い方らしいですが、尊敬するのは無理だと思いました。
と、掃除をしながらそこまで考えていたとき、コツコツと足音が響いてきました。噂をすれば何とやら、あれは新入りのスバルくんですね。
身体を洗って糞の臭いがなくなり―――ッ! この臭いはまさか!?
それに屋敷案内で同伴しているはずの姉様が彼の隣にいません。嫌な予感がレムの中を駆け巡ります。
「やっほーレムりん、良い仕事っぷりだねー。これから俺も働くことになると思うと気が滅入るぜ」
「……スバルくん、姉様はどちらに? あなたと一緒に居るはずなのですが」
「ああ、ラムちーなら誰の手も届かないところで
そう言って、彼は鋭い目でニヤリと嗤います。
ッ、ということは! あの狂った行動は魔女の臭いを一時的に誤魔化し、レムの目を掻い潜るため! そして姉様はもう……そこまで考えたとき、レムの頭がカッと熱くなりました。
こいつは、こいつだけは生かしておけない。隠していたモーニングスターをサッと取り出し、思いっきり攻撃を仕掛けます。
「うっぉおおおお、あぶねえ! 今のマジで神回避!」
初撃は回避されましたが、彼はそれだけで精一杯で、もう隙だらけです。最初に見たときも感じていましたが、動きが素人のそれです。これでどうやって殺人鬼を討ち取ったというのか……。ですがそれは好都合ですね。
今は周囲に誰もおらず、扉もないため万が一にもベアトリス様に邪魔されるということもない。彼にはレムに対する勝ち目がありません。
ここで一気に仕留めようと思い、攻撃に移ろうとした正にそのとき―――彼がズボンの前開きに手を伸ばし、大きく開け広げました。
「……は?」
思わず思考停止。ですがすぐに思考は再開し、レムの中の怒りが膨れ上がりました。
「お前はどこまでレムを馬鹿にすれば……もういい、死ねえぇぇぇぇ!」
怒りを乗せて攻撃を行い、鉄球を彼に飛ばします。
あの体勢では避けられない、勝ったと思ったその瞬間……
『フーラ!』
鉄球がはじかれました。
「一体なにが―――」
突然の事態に困惑していると、
『やめなさい、レム。バルスは馬鹿で臭くて頭がおかしくて救いようのない豚だけど、エミリア様の恩人であり、そしてロズワール様の貴重な駒となる存在よ。ここで潰すのは二人への反逆。そんなことラムが許さないわ』
彼に殺されたと思っていた姉様の声が響いてきたのでした。……彼の股間から。
「姉様ッ!……えっ……えぇ?」
設定画見た感じスバルくんが履いているズボンはファスナーとか無さそうなんですけど、本RTAではファスナー有りのズボンを履いているということで。