東方最高神[零ZERO]【異世界編(このすば編)】(完結)   作:神森リョウカ

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おっす!何時ものリュウカだ!んじゃあ、前回のあらすじ…簡単に纏めれば、俺達に弟子が出来た…んで弟子にする試験としてリョウカと戦ってもらった…更に弟子達に装備や魔法や技を伝授させた…って所だな…んじゃあ今回も見ろよ!


第3話 最高神達と素晴らしき仲間達【後編】

カズマ達がリョウカ達の所で修行してから…半年以上の時が過ぎて…数ヶ月の間に…新たな弟子…【ウィズとクリスとゆんゆんとあるえ】の以上4名が志願して来た…

 

 

今回は、弟子達の最後の試練…つまりは卒業試験を行うと言う話だ…尚、場所は屋敷の最深部の闘技場だ…

 

 

リョウカ(幻想)「さて、みなさん…本当に良くここまで頑張りましたね…今日これから、貴方達に…最後の試練…私達からの直接の卒業試験を行います!後、ついでに…アクアさんの女神復帰試験としての試練も兼ねてます…見事に合格すれば、私達の修行から卒業出来て…私達の保有する…最強の部隊…特殊部隊として任命しましょう…特殊部隊になれば殆ど私達と変わらない権限を永久に取得出来ますし…私達からの加護を最大限に受けれますし…他を上げればキリが無いのですけど…最大の特徴は…私達と一緒に、他の世界線の移動が可能になる点です…勿論貴方達の意思を優先しますから、私達と共に他の世界線にワープするか否かは自身の手で決めて下さい…ですが…勿論合格しなければ意味はありませんよ?」

 

カズマ「だろうな…。」

 

めぐみん「やってやりましょう!」

 

リュウカ(幻想)「後、アクア…今のお前なら上手く行く筈だ…俺達に本当に女神として…そして特殊部隊としての素質があるのかどうか…証明して見せろ。」

 

アクア「はい!みっちりとしごかれた分…見せてあげますよ!」

 

リョウカ(幻想)「では、最終試験の内容は…私とお姉ちゃんを倒す事です。」

 

全員(このすばメンバー)『……!!』

 

リュウカ(幻想)「寧ろ当たり前だと思うだろう?なんせ…卒業試験だ…簡単に行く訳無かろう?」

 

リョウカ(幻想)「…今回は何時ものと違って、始めから本気で行きますよ…それにお姉ちゃんも追加です…お姉ちゃんも始めから本気で行きます、貴方達は8人…対してこっちは2人…数の差では貴方達が有利です…でも貴方達にはまだ対人戦の実戦経験は少ないです…対して私達は対人戦も勿論の事…ありとあらゆる戦闘及び戦争を圧勝する程の実力…百戦錬磨の2人…数と絆の力が勝つか…私達の2人だけの絆と力が勝つか…私達にそれを証明して見せて…。」

 

カズマ「分かった。」

 

 

パチン!ピシュン…!

 

 

リョウカは、指を鳴らすとフィールドが変わり…最初に戦った所と違い…完全な異空間世界に変わった…そして、リョウカとリュウカの服装が変化し…戦闘スーツを着ていた…

 

 

 

リョウカ(幻想)「ではみなさん…、」

 

リュウカ(幻想)「最後の試練…卒業試験を始める…。」

 

リョウカ(幻想)「貴方達の全てを…、」

 

リュウカ(幻想)「お前らがこの期間得た物全てを…、」

 

 

ズガァァァン…!!!

 

 

リョウカ&リュウカ『私達(俺達)に見せなさい!(見せてみろ!)オオオオオオオォォォォォ…!!!!!!!!」

 

 

 

 

 

リョウカとリュウカが同時に魂の咆哮と共に、半人半龍形態を発動させ…カズマ達に襲い掛かった…

 

 

【神森一家特性:修行期間最終日:最終試練(卒業試験)】

 

 

VS【最高神:神森リョウカ[敵仕様&ラスボス仕様&本気仕様&伝説の最強最高現人神仕様][半人半龍形態&完全神化形態]異名:始焉創造無限神】&【最高神:神森リュウカ[敵仕様&ラスボス仕様&本気仕様&伝説の最強最高現人神仕様][半人半龍形態&完全邪神化形態]異名:終焉破壊零神】

 

 

戦闘方式【決闘試合(殺害禁止)】

 

 

勝利条件【リョウカ及びリュウカの撃破】敗北条件【味方の全滅】

 

 

地形【神森家:最深部:楽園の楽園【最深部】】

 

 

推奨BGM:作品名【モンスターハンターシリーズ】曲名【英雄の証[MHXXver]】

 

 

【戦闘開始!】

 

 

 

リョウカ(幻想)「はぁぁ…!!」

 

リュウカ(幻想)「おぉらぁぁ…!!」

 

ダクネス「仲間はやらせん!【ゴットガーディアン!!】」

 

 

ビキィィン…!!ガキィィン…!!

 

 

リョウカ(幻想)「やりますね、ダクネスさん!」

 

リュウカ(幻想)「ふ…良い判断だ…。」

 

ダクネス「今だ!めぐみん!アクア!」

 

めぐみん「喰らえ!!【エンデノヴァ!!】」

 

アクア「行きますよ!【ゴットアクアキャノン!!】」

 

 

ピキィィン…!!ポォォピィィ…!!!

 

キュィィィィィィン…!!ビィィィィィィ…!!!!

 

 

リョウカ(幻想)「…!!」

 

リュウカ(幻想)「おわ…!?」

 

 

ピキィィン…!!!!ズドォォォォォォン…!!!!

 

 

リョウカ(幻想)「成る程、考えましたか…!まさか不意を突くとはね!」

 

リュウカ(幻想)「ん?おい…奴が居ないぞ!!」

 

リョウカ(幻想)「え!?」

 

めぐみん「今です!カズマぁぁ…!!!」

 

カズマ「いっけぇぇぇ…!!!!」

 

 

カチ…!!ピギャァァァァァァァァァ…!!!ドギャァァァン…!!!!

 

 

リョウカ&リュウカ『……な…!?』

 

 

ガキィィン…!!!

 

 

 

リョウカ(幻想)「ぐぅぅ…!!!」

 

リュウカ(幻想)「っち…!!流石だな…!!!まさかの、二段構えか…!!!」

 

ゆんゆん「まだですよ!!【ゴットネメシス!!】」

 

ウィズ「行きますよ!【アブソリュートゼロ!!】」

 

 

ゴロゴロ…ピシャァァン…!!!

 

ゴォォォ…!!!ピキィィン…!!!ボォォォォォォ…!!!

 

 

リョウカ(幻想)「何…!?」

 

リュウカ(幻想)「挟み打ちだと…!?不味い…!!」

 

 

ビキビキ…!!

 

 

リョウカ(幻想)「……!?結界が…!?」

 

リュウカ(幻想)「破れる…!!」

 

カズマ「トドメだぁ…!!めぐみん!!アクア!!」

 

めぐみん「えぇ!!トドメですよ!!最終奥義!!【ゴットマスターファイナルノヴァ!!!】」

 

アクア「終わりですよ!!【ゴットレクイエム:ゼロ…!!!】」

 

 

ピキィィン…!!!ポォォピィィ…!!!

 

ピギャァァァァァァァァァ…!!!ドキュゥゥン…!!!!!

 

 

リョウカ(幻想)「………まさか…ここまでとはね……ふふふ…まさか私達が秒殺されるなんてね…。」

 

リュウカ(幻想)「……ふ…全くだ……2人揃って弟子に負けるのも…また一環だな…。」

 

リョウカ(幻想)「……本当に…強くなりました…みなさん。」

 

リュウカ(幻想)「ああ…本当に…最高だぜ…お前ら…。」

 

 

 

ビキビキ…!!ガッシャァァン…!!!ピキィィン…!!!!ズドォォォォォォン…!!!!!!!

 

 

 

そして…戦闘開始から1分と経たずに、カズマ達の猛攻と連携によって…神森一家最強姉妹である…リョウカとリュウカの撃破に成功した…

 

 

リョウカ(幻想)「きゅ〜…。」

 

リュウカ(幻想)「ごふ…あ〜…クソいて〜…。」

 

カズマ「………。」

 

リュウカ(幻想)「安心しろ…お前ら、俺達の負けだよ…だからこれ以上どうこうする気は無い。」

 

めぐみん「え…!?と言う事は…!?」

 

リュウカ(幻想)「ああ、試験に合格だ…おめでとう、お前ら。」

 

カズマ「いよっしゃぁぁ…!!!」

 

めぐみん「やりましたよ!」

 

ダクネス「ふぅ、一時はどうなるかと思ったぞ…。」

 

リュウカ(幻想)「それと、アクア…お前も合格だ…ほれ。」

 

 

ピキィィン…!

 

 

アクア「あ…ありがとうございます…!!」

 

 

リュウカは、アクアに女神の能力と権限を返却した…

 

 

めぐみん「…?そう言えば、リョウカさん…大丈夫なのですか?」

 

リュウカ(幻想)「ん?おーい、リョウカ?大丈夫…って!やばい…!俺よりも大ダメージもんじゃねーか…!?お前、大丈夫か!」

 

リョウカ(幻想)「げほ…だ…大丈夫ですよ…これくらいの傷位…。」

 

 

ピキィィン…!

 

 

リョウカは、よれよれながらも立ち上がって…能力で何とかダメージを完全回復させた…

 

 

リョウカ(幻想)「ふぅ〜…っと…っと…危ない危ない…。」

 

リュウカ(幻想)「…あ〜…こりゃあ、大分弱ってるな…。」

 

めぐみん「…へ?」

 

カズマ「おいおい…本当に大丈夫なんか?」

 

リュウカ(幻想)「怪しい物だ…実はな、お前らの修行内容や日常生活の世話…それを殆どリョウカがやっている…まあ俺もやってはいるが…俺は無茶はするなって言ってるがな…徹夜しながらも、お前らの為に色々と準備を進めていた…しかも今日まで殆ど休まず…寝てもいない…。」

 

全員(このすばメンバー)『……!?』

 

リュウカ(幻想)「まあ、それでも俺達がやられたのは事実だし…合格と言う事実も変わらん…結果は変更不可能だ。」

 

めぐみん「……ここまで聴くと…正直言って、先程喜んでいた自分が後悔して来ました…本当にすみませんでした、お師匠様。」

 

リョウカ(幻想)「だ、大丈夫ですよ…気にしないで下さい。」

 

カズマ「そうは言ってもな〜…あ〜…だったら、弟子としての頼みだ…もう休んでくれないか?それだったら良いだろう?」

 

リョウカ(幻想)「……はい…分かりました…。」

 

アクア「師匠…。」

 

リュウカ(幻想)「リョウカ…部屋まで行けそうか?」

 

リョウカ(幻想)「大丈夫ですよ……それじゃあ、後をお願い出来ますか…?」

 

リュウカ(幻想)「え…?あ…ああ…分かっ」

 

 

リュウカは、最後まで言えなかった…何故なら…

 

 

ドサ…

 

 

全員『……!?』

 

 

目の前で…とうとうリョウカが倒れてしまった…

 

 

 

めぐみん「お…お師匠様ぁぁぁぁ…!!!」

 

カズマ「リョウカが死んだ!」

 

リュウカ(幻想)「この人で…って!!何言わせようとしてんだ!!馬鹿もん!!おい!しっかりしろ!」

 

リョウカ(幻想)「うぅ…。」

 

リュウカ(幻想)「……っ!熱い!…無茶し過ぎて、高熱で倒れたか…!」

 

カズマ「おい、確か全状態異常は無効って言わなかったか?」

 

リュウカ(幻想)「確かに全状態異常は無効だ…だが、病気類は状態異常とは全くの別だ…まあそれの全病気無効は付いているが…自然に掛かる物は防ぎようが無いし…そもそも、完全に非戦闘状態時…尚且つ完全な人間状態時は、ありとあらゆる攻撃には弱くなるし…状態異常には掛かるわ…病気にも掛かるわ…これでもか位に絶望的に弱くなる…。」

 

カズマ「つまりは、今は完全に弱体化状態なんだな?」

 

リュウカ(幻想)「ああ、そうだが?…言っとくが変な気は起こすなよ?今のリョウカには確かにスティールは効くだろう…だがそんな事はさせん…何せ俺が居る目の前でやる様な馬鹿は居ない。」

 

カズマ「わ…分かっているって…。」

 

?「隙ありぃぃ…!!スティー…」

 

リュウカ(幻想)「おぉらぁぁ…!!!」

 

 

バキィィィン…!!

 

 

?「ぐふ…!」

 

リュウカ(幻想)「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ…!!!おおおぉらぁぁぁ…!!!!!」

 

 

ドコドコドコドコドコドコドコドコドコ…!!!バキィィィン…!!!

 

 

?「ひでぶぅぅ…!!!!」

 

 

ズガァァァン…!!!

 

 

リュウカ(幻想)「おい…リュウコ…お前俺の嫁に何しようとしてんだ?あ?」

 

リュウコ(幻想)「ぐふ…コイツらに実際に…スティールが効く所を見せてやろうと…!」

 

リュウカ(幻想)「馬鹿野郎が!!」

 

 

バキィィィン…!!!

 

 

リュウコ(幻想)「どわぁ…!!」

 

リュウカ(幻想)「あのさぁ…スティールをしたとしても、何も得が無かろうが?俺は有るかもしれんが…ってかさっき言ったよなぁ?俺の目の前でスティールをしようとする馬鹿は居ないって言ったが…家族内で居たわ…ま、とりあえず一回俺にやられろ。」

 

リュウコ(幻想)「勘弁してくれぇ!?」

 

リュウカ(幻想)「問答無用!エクスプロージョン!!」

 

リュウコ(幻想)「へ?ギャァァァァァァ…!!!!」

 

 

ピキィィン…!!!デデーン!!!

 

 

突如として乱入して来てリョウカに対してスティールしようとしたリュウコは、呆気なくリュウカの手により…デデられた…

 

 

全員(このすばメンバー)『……。』

 

リュウカ(幻想)「ふぅ、スッとしたぜ…さてと、さっさとリョウカを安心して寝かせてやらんとな…。」

 

めぐみん「…え…あ…お供します!」

 

アクア「私も行きます!」

 

ウィズ「私も付いて行きます。」

 

リュウカ(幻想)「そうか、助かる…。」

 

 

そして、リュウカ達はリョウカを部屋に運んで…ベットに寝かせてあげた…

 

 

因みにリュウコは、リョウコによって回収されて…変な気を起こさない様にリョウコに見張られている…リョウカの方は、どうやら思った以上に深刻で…徹夜だけでなく…能力も酷使し過ぎたそうで…完全に寝た切りになってしまったそうだ…無論だが、1日経っても目覚める事はなかった…

 

 

2週間後…

 

 

リョウカ(幻想)「……ん…ん〜!…良く寝ました…。」

 

リュウカ(幻想)「お!起きたか!」

 

リョウカ(幻想)「すみません…突然倒れてしまって…それよりも、どれ位寝てしまってました?」

 

リュウカ(幻想)「ああ、2週間位だ…。」

 

リョウカ(幻想)「2週間…ですか…みなさんは?」

 

リュウカ(幻想)「あ〜…待ってろ、呼んで来る。」

 

 

リュウカは、そう言い…カズマ達を呼びに行った…

 

 

オウカ(幻想)「こ」

 

ハナカ「の」

 

レイカ「す」

 

ユウカ「ば!」

 

 

数十分後に、カズマ達がリョウカとリュウカの部屋に集まった…

 

 

カズマ「2週間ぶりだな…。」

 

めぐみん「お師匠様…大丈夫ですか?」

 

リョウカ(幻想)「はい、寝たお陰でもう大丈夫ですよ。」

 

リュウカ(幻想)「って言うがよ…お前の場合はどうせ何回言っても無理しまくった挙句、こうしてベット送りにされるのは見え見えなんだよなぁ…これが…。」

 

リョウカ(幻想)「うぅ…すみません…。」

 

リュウカ(幻想)「それに、ずっと能力発動状態をしていたから発症しなかったが…どえらい量の病気に発症していたぞ?また…しかも全部命に関わる重病の物に危篤の物…お前どう言う体質なんだ?」

 

リョウカ(幻想)「さ…さぁ…?」

 

めぐみん「え…?お師匠様って…ずっと病気を抱えたまま戦っていたのですか!?」

 

リュウカ(幻想)「まあ、そうなるな…が、能力発動中は発症しないが…解除すると再び発症する仕掛けで…しかも発動状態時に本来病気には掛からないが…病気に関わると…発症はしないが、体内で蓄積されて行き…能力解除をすると…その掛かる病気に発症してしまう…つまりは、金で例えるなら…利息が付いて…それを支払わなず…どんどん利息は増えて来て…それが借金となって返って来るって所か…。」

 

カズマ「ふ〜む…更にややこしいな…。」

 

リュウカ(幻想)「じゃあ簡単に言えば…人間貯金箱…って所だ…ただし、貯金するのは病気だがな…。」

 

カズマ「確かに怖えぇよ!!だが…的を射ているな…。」

 

リュウカ(幻想)「更に言えば…リョウカは、元々完全な人間状態時は…神森一家の中で…完全人間状態時の中で…最弱中の最弱…最早ランキング外だ…。」

 

めぐみん「ど…どう言う事ですか…!?」

 

リュウカ(幻想)「まあ、今は最強に帰り咲いているが…この完全人間状態…現人神仕様では無く本当に完全な人間状態時は…元々、物凄く壊滅的に身体が弱い…些細な事でも大怪我負う…更には壊滅的に病弱…ありとあらゆる病気や状態異常に確実に掛かり…しかも重症化又は危篤化にほぼ確実になってしまう……更に色々有るが…とことん最弱を極まってしまった…最早最弱以上の何かだ…どこぞの配管工の世界線のキング・オブ・雑魚以上に最弱だ…。」

 

リョウカ(幻想)「うぅ…酷いです…でも事実です……本当に私って弱いですね…本当にごめんなさい…。」

 

めぐみん「な…だ…大丈夫ですよ…!!」

 

カズマ「そうそう、気にしない。」

 

リョウカ(幻想)「ありがとう…ございます…。」

 

リュウカ(幻想)「あ〜…本当に悪いって思っているが…実際に言えば…最近またこの状態時のリョウカの弱体化が酷くなっている一方だ…ほんの数日…いや数十時間後には再び病気に掛かっていたりする…んで、これが完全人間状態時のリョウカのステータスだ…。」

 

 

リュウカは、完全人間状態時のリョウカのステータスを見せた…

 

 

カズマ「おっふ…。」

 

めぐみん「な…なんですかこれは…!?」

 

ダクネス「…全ステータスが…いや…知力や保有能力は良いが…それ以外が…【0〜1しか無いだと…!?】」

 

カズマ「…確かにこれは酷い…んでこれで更に弱体化するのか?」

 

リュウカ(幻想)「ああ…これでもまだ優しい方だ…ってかこれがまだ可愛い方だ…んで…弱体化時…更に完全人間状態時の時のリョウカだ…。」

 

全員(このすばメンバー)『……!?』

 

 

そこに載っていたのは…

 

 

カズマ「な…なんじゃこりゃぁぁ…!!?体力及びスタミナ及び生命力や知力…保有能力はそのまま1のままだが…それ以外が…【マイナス無限】だとぉぉ…!?」

 

めぐみん「お師匠様…。」

 

リョウカ(幻想)「うぅ…恥ずかしいです…死にたいです…。」

 

リュウカ(幻想)「本当に悪いって…!だから落ち込むなって!」

 

リョウカ(幻想)「だけど…これでみなさんも分かった筈ですよ…私は能力も無ければ…数日も待たずに…それどころか1日も経たない内に死んでしまう程に弱いって所が…。」

 

カズマ「………。」

 

リュウカ(幻想)「んで、これが本当の意味でここまで防御やセキリュティ…お前らが必要な理由がこれだ…この弱体化時のリョウカは、どんな攻撃でも…いや…たかが赤ちゃん如きに1発小突かれただけで戦闘不能になる程弱くなる…無論、毒に掛かってみろ?その瞬間に即死だ…カズマ、お前の所風に言えば…スペランカー先生顔負け…しかもクリボー如きにも勝てない…って言われたら分かりやすいだろう?」

 

カズマ「うん…酷いを通り越した何かだな…常識外れも弱さまで追求するのか…。」

 

リュウカ(幻想)「う〜む…段々と酷くなる一方…ならこれも能力による呪いが原因だろう…お前も小説で多分見ただろう?俺達には…時間経過と共に、全ステータスが爆発的に上昇する能力が有るって…。」

 

カズマ「お〜…!それか…知ってるぞ?…んで、それがどうした?」

 

リュウカ(幻想)「…多分…リョウカにだけ、完全人間状態時に…これとは完全に逆の能力が発動し…常に全ステータスが一気にマイナス無限に引き下げられてしまっていると思う…んで病気や状態異常も同様に…完全人間状態時には、全状態異常及び全病気…確定発症と言う感じになっているな…完全人間状態時になると…どうやら、リョウカの能力が一部逆転して…この酷い有り様を作り出しているのだと思う…。」

 

カズマ「ふむ…確かにそれなら納得行くが…何で逆転するんだ?お前らは平気だけど、何故リョウカだけなんだ?」

 

リュウカ(幻想)「そこだ…これが俺達でも分からん所だ…原因は不明…だが発症してるのは事実…根本的に解決出来れば楽に出来るが…俺達でも解除は難しいな、下手にやればリョウカが死ぬからな…。」

 

カズマ「なるほどな…所で、その弱体化までの時間って決まってるのか?」

 

リュウカ(幻想)「お〜…確か、大体1週間毎に弱体化のデバフが掛かる…まあ能力酷使しまくると更に短くなるかもな?」

 

カズマ「こえ〜よ!ってか弱体化怖すぎだろ!?」

 

リュウカ(幻想)「まあな…んで今現在じゃあ、こう言う時には血を服用させて何とかって所だがな。」

 

めぐみん「……血…?」

 

リュウカ(幻想)「おう、俺達の血は物凄く優秀でな…万能薬になったり、俺達みたいな神になれたりも出来るって言う血だが…昔の場合は、家族同士の場合はかなり服用の際に気を付けなければならなかったがな…誰かと間違えて服用させたら入院物だったからなぁ…これが…。」

 

カズマ「これも見た事あるな…確か、使い道としては劇薬みたいな物か?」

 

リュウカ(幻想)「そう言うもんだ…が、敵に与えてしまうと…拒絶反応で即死する様にしてあるからセキリュティ的には問題無い。」

 

めぐみん「怖いですよ!敵に血を服用させると即死って!」

 

カズマ「いや、今更それ言うか?ってか今の俺達でも、殆どの敵倒せるだろ?」

 

めぐみん「…あ…確かにそうですね。」

 

リュウカ(幻想)「…まあ、とりあえず…リョウカに何らかの症状が現れたらこれを服用させて、何とか凌いでいる…。」

 

ダクネス「ふむ…だが、その台詞的には…もう効かなくなって来てるって言う言い草ですが?」

 

リュウカ(幻想)「ああ…まあ間違ってはいない…だが効かなくなると言うのではなくてな…だんだんと弱体化そのものがエスカレートして行ってるんだよな…これが…。」

 

めぐみん「……まさか…最悪の場合…お師匠様、死んじゃうの…?」

 

リュウカ(幻想)「……ああ、まあ可能性としては有り得ないって言うのが存在しない…つまりは、自身の能力の代償によって殺される可能性も出て来る…まあ、だったら肉体捨てて…精神体でどうにかしろって言うなら話は別だが…。」

 

カズマ「あ…そう言えば有ったな…精神体形態が…。」

 

リュウカ(幻想)「ああ、それなら少なくとも死ぬ事は無い…そう…死ぬ事はな…。」

 

アクア「う〜ん…じゃあ、死なないけど…弱体化そのものはそのままって所ですかね?」

 

リュウカ(幻想)「まあ、そうなるだろう…さて…困った物……いや待てよ…有るわ、どうにか出来る方法が…。」

 

めぐみん「へ?本当ですか?」

 

リュウカ(幻想)「ああ、今思い出した…今丁度目の前に居るじゃないか?呪い専門の神が…。」

 

 

リュウカがそう言い…全員の視線が…

 

 

アクア「…え?私ですか?」

 

リュウカ(幻想)「ああ、丁度女神が居るじゃないかってな…だから女神復帰としての初仕事だ…リョウカの呪いそのものをどうにか出来そうか?」

 

アクア「う〜ん、やってみるね。」

 

 

そして、アクアがリョウカの側に寄って…

 

 

ピキィィン…!!

 

 

リョウカに対して浄化をしてみた…すると…

 

 

リョウカ(幻想)「っ…あ…あぁ…!?ぐぅぅ…!!」

 

 

リョウカが、もがき苦しみ始めた…

 

 

リュウカ(幻想)「……は…!!し…しまった…!!思い出したぁ…!!アクア!!作戦中止!!浄化は辞めだ!!」

 

アクア「え…!?あ…はい!!」

 

 

シュゥゥゥ…

 

 

リョウカ(幻想)「はぁ…!はぁ…!」

 

カズマ「なぁ…何で浄化作戦を中止したんだ?」

 

リュウカ(幻想)「思い出したんだよ…最も重要な事を忘れていた…そもそも俺達は、最高神でもあると同時に…最高邪神だった…だから浄化をすれば、大ダメージを受けるんだった…。」

 

アクア「えぇぇ…!?」

 

カズマ「そうだった…確かにそんな事有ったな…。」

 

リュウカ(幻想)「すまなかった…リョウカ…大丈夫か?」

 

リョウカ(幻想)「だ…大丈夫…です…ごほ…!」

 

アクア「……!?血が…!!」

 

リョウカ(幻想)「大丈夫…です…貴女の所為なんか…じゃないです…元々、こんなに身体の弱い…私が悪いから…気にしないで…。」

 

リュウカ(幻想)「……なら、リョウカ…一回肉体と魂を分離出来るか?」

 

リョウカ(幻想)「え…?…あ…うん…出来ますけど…どうします?」

 

リュウカ(幻想)「お前の肉体と魂を別々に検査して…どの能力が原因かどうか探す…んで原因が分かったら、その能力に対して俺自身の手で直接浄化を掛けてみる…無論だが、荒事だ…俺がしくじればお前自身に何が起こるか分からん…成功すれば、身体が弱い事は変わらんが…死ななくなるし…これ以上弱体化する事は無くなる筈だ。」

 

リョウカ(幻想)「……分かりました…それじゃあ、みなさん…もしもの時は…あの子達の事を頼みますね…。」

 

カズマ「……ああ…分かった…。」

 

めぐみん「お師匠様……。」

 

リョウカ(幻想)「…………。」

 

 

ピキィィン…!パァァン…!

 

 

リョウカは、静かに眼を閉ざして…肉体と魂を分離させた…無論だが、肉体の方は完全にピクリとも動かなくなった…

 

 

リョウカ(魂)『ふぅ…分離に成功しました。』

 

カズマ「……見た目完全に幽霊だな…。」

 

リョウカ(魂)『ははは…まあこの状態になるのは、基本的に死んだ時にしかなりません…死んで復活までの間は暇ですからね…。』

 

リュウカ(幻想)「んじゃあ、先ずは肉体の方だ…えーっと……はぁ!?どんだけ呪われてんだよ…!!色々な大邪神供が居座ってやがる…!!…はぁ、そりゃあ…呪われる訳か…ほら、シッシ!さっさと消えろ。」

 

 

ピキィィン…!!!シュゥゥゥ…

 

 

リュウカ(幻想)「……ふぅ、取り敢えずは…肉体の方はもう異常は無いな…。」

 

カズマ「いとも簡単に大邪神供を浄化するって…どんだけ強いんだよ…。」

 

リュウカ(幻想)「ま、何時もの事だ…気にすんな…さて、お前の方を調べる。」

 

リョウカ(魂)『はい…お手柔らかにお願いします…。』

 

リュウカ(幻想)「あいよ…どれどれ〜…あ〜…お前自身もあの邪神供の所為で、随分と巻き込みの感じで呪われてるな…ジッとしてろよ…。」

 

 

ピキィィン…!!!シュゥゥゥ…

 

 

リュウカ(幻想)「…はい、お終い…これで良い筈だ…元に戻ってみてくれ。」

 

リョウカ(魂)『はい。』

 

 

ピキィィン…!!!

 

 

リョウカ(幻想)「………っ…う〜ん…。」

 

カズマ「…どうやら、大丈夫そうだな…。」

 

リュウカ(幻想)「ああ…そうだな…。」

 

 

リュウカの活躍によって…リョウカの呪いの浄化に成功した…が、超弱体化した状態はそのままだ…

 

 

リョウカ(幻想)「…ははは…やっぱり、完全な人間状態だと…動けませんね…。」

 

リュウカ(幻想)「ああ…人間状態時には、リハビリは必須だな…。」

 

リョウカ(幻想)「……うん…。」

 

 

バタン…!!!

 

 

兵士隊長1「お…お嬢様!!」

 

リュウカ(幻想)「何だ?騒々しい…何が有った?」

 

兵士隊長1「は!この国及び…アクセル街に向けて…超超極弩要塞級と思われる…モンスターが接近しております…!!!」

 

リョウカ(幻想)「何ですって…!っ…!!」

 

リュウカ(幻想)「リョウカ…!…で、そのモンスターの詳細は!?」

 

兵士隊長2「は!それは私が報告します!そのモンスターの名前は…【超機動要塞:スーパーゴットデストロイアーです!】」

 

リュウカ(幻想)「何!?デストロイアーだと!?しかも…その名前からして…超強化されてんな!?カズマ、確か前世では…通常個体のデストロイアーを倒したんだよな?」

 

カズマ「あ…ああ。」

 

リュウカ(幻想)「ふむ…早速俺達の影響受けて、超強化されるとはな…。」

 

めぐみん「か…勝てるのでしょうか?」

 

リュウカ(幻想)「大丈夫だ…俺達なら絶対に勝てる…自分を信じろ。」

 

めぐみん「はい!」

 

リュウカ(幻想)「んで、外の状況は?」

 

兵士隊長1「は!もう既にアクセル街にはデストロイアーの接近の報は済ませており…避難の方を進めております!本国の方でも緊急非常事態宣言を発令し、一般市民や非戦闘員等の避難をしております!尚、もう既に全軍の出撃準備は完了し…本国は第一次戦闘配備によって、全迎撃装置の用意は出来ております!」

 

リュウカ(幻想)「そうか…で、奴の到達時間は?」

 

兵士隊長1「は!こちらの最低射程距離まで…残り【1時間です!】」

 

リュウカ(幻想)「1時間か…リョウカ、その間に寝ていろ…本当に悪いって思ってはいる…だが、どうやらお前の力が必要だ…だから寝て…力を蓄えてくれ…。」

 

リョウカ(幻想)「うん…分かりました…。」

 

リュウカ(幻想)「時間になるか…何か有ったら起こす…。」

 

リョウカ(幻想)「うん…それじゃあ、一旦…休む…ね……………すぅ……すぅ…。」

 

 

そして…リョウカは、力を回復させる為に…眠りについた…

 

 

リュウカ(幻想)「さて、俺達は迎撃の準備を進めるぞ…恐らく、行動パターンはあまり変化は無いと思うが…何らかの攻撃手段は追加されていると思った方が良い…。」

 

カズマ「ああ。」

 

 

一方リュウカ達は、デストロイアーの迎撃の為の準備を始めた…

 

 

40分後…

 

 

迎撃の準備を整えて…リョウカを起こして、作戦会議が行われていた…無論、アクセル街に居る全冒険者も集まっていた…

 

 

リョウカ(幻想)「これより、超機動要塞:スーパーゴットデストロイアーの討伐作戦会議を始めます。」

 

「圧倒的な物量で攻める!」

 

「いいや!圧倒的な火力で倒す!」

 

リョウカ(幻想)「静粛に!…確かに、圧倒的な物量…圧倒的な火力…それらが有れば何とかなりますね…でも、それだったら火力に関しては、厳選も必要です…物量って言っても…相手は超巨大で…今の所、どんな攻撃をしてくるかどうか分からないですし…通常種のデストロイアーなら、まだ何もして来ずに…充分に倒せる可能性は有りますが…敵は、何らかの影響で突然変異して超強化されています…数の量で攻めても返り討ちに遭い兼ねません……でも…そこで、貴方達の案は最も重要でもあります……。」

 

カズマ「なんか作戦有るんか?」

 

リョウカ(幻想)「はい、恐らく…このデストロイアー戦での主力は…私達です、そして…私達の弟子の…カズマさんとめぐみんさんとウィズさん…最後にアクアさん…の以上が完全討伐に必須のメンバーで…相手の特性上…ただ、主力の攻撃だけだと…結界やバリアーによって防がれてしまう可能性も有りますし…相手がただ黙ってやられる筈がありませんので…みなさんの役目は…私達の軍と協力し合って…敵の翻弄及び時間稼ぎ…後…願わくばって所で、結界及びバリアーの破壊が出来たら最高です…。」

 

カズマ「ん?それって…。」

 

リョウカ(幻想)「ええ、貴方達も一度やったあのデストロイアー戦でやった戦法を…もう一度…アレンジを加えてやってみましょうって言う感じです…今回の場合は更に大規模な飽和攻撃を実行しなければなりません…カズマさんやめぐみんさんやアクアさんやウィズさんだけでは足りませんので…そこで私とお姉ちゃん…そして…私達の保有する艦…大和及び武蔵も出撃させ…更に、ジ・アースを出撃させます…つまり…攻撃メンバーは…【私・お姉ちゃん・カズマさん・めぐみんさん・アクアさん・ウィズさん・大和・武蔵・ジ・アース】の以上8体で実行します…。」

 

リュウカ(幻想)「んで、つまるところだ…その内一体欠ければ…それだけで、勝利出来る可能性がガクンと下がるって訳だ…だが、かと言って、お前らがやられるのも俺達のプライドが許さん…もしもの時は、お前らには…一般市民や非戦闘員を連れて…本国とアクセル街を離れろ。」

 

リョウカ(幻想)「…そして、本国の自爆装置を起動させて…敵諸共完全消滅させます…勿論、アクセル街もこの自爆範囲に入ってしまいますから…消滅は避けられません…。」

 

カズマ「…なら、やってやろうぜ!相手が超強化されてんなら…こっちだって超強化されてんだ!勝率が五分五分程度だろうが!」

 

リュウカ(幻想)「そうだな…お前の言う通りだ…ならば、野郎供!!今一度…総力を結集し…本国やアクセル街を滅ぼさんとばかりとする愚かな奴を撃滅するぞ!!」

 

全員『おおおおおぉぉぉぉぉ…!!!!!』

 

兵士隊長1『お嬢様!!目標が接近しました!!』

 

リュウカ(幻想)「ふ…どうやらお客が来たそうだ…行くぞ!!野郎供!緊急クエスト開始だぁ!!!」

 

全員『おおおおおおおぉぉぉぉぉ…!!!!!』

 

 

そして…リュウカの号令と共に…神森大連盟軍と冒険者達が…国の存亡を掛けた戦いに向かった…

 

 

ウォォォォォ…!ウォォォォォ…!

 

 

『敵の襲来!!敵の襲来!!全軍出撃せよ!!繰り返す!全軍出撃せよ!!これは演習ではない!繰り返す!!これは演習ではない!!』

 

 

ウォォォォォ…!ウォォォォォ…!

 

 

国の方は、けたましい音量でサイレンが鳴り響き…続々と軍が迎撃配置に着き…

 

 

ズゥゥン…!ズゥゥン…!

 

 

兵士隊長4「目標!!目視しました!!」

 

カズマ「うわぁ…!?なんじゃありゃぁ…!?デカイぞ…!?」

 

リョウカ(幻想)「…確かに通常個体よりも、超巨大で強いですけど…それだけです…!行きますよ!みなさん!」

 

 

ズゥゥン…!ズゥゥン…!

 

 

デストロイアー『オオオオオオオオオォォォォ…!!!!!!!!!』

 

 

デストロイアーが、咆哮を上げて…完全に敵意を示して…

 

 

兵士隊長2「目標!射程距離に入りました!!」

 

リョウカ(幻想)「……みなさん!戦闘開始です!!!」

 

全員『おおおおおおおおぉぉぉ…!!!』

 

 

 

そして…人類とデストロイアーとの戦いが始まった…

 

 

【緊急クエスト:難易度[ゴットZ級クエスト(至天征討伐戦&無双襲撃戦&アルティメットハードコアモード…の組み合わせ…)】

 

 

【第1章:最終ボス:最終ラウンド】

 

 

VS【超超極弩要塞級:超生物要塞兵器:スーパーゴットデストロイアー】

 

 

戦闘方式【要塞防衛戦】

 

 

勝利条件【デストロイアーが最終防衛ラインを突破するまでに撃破する】敗北条件【味方の内一体の撃破又は最終防衛ラインの陥落(拠点の陥落)】

 

 

【制空権確保】

 

 

 

 

リョウカ(幻想)「……行こう…!お姉ちゃん!」

 

リュウカ(幻想)「ああ!絶対に勝とうぜ!!」

 

 

推奨BGM:作品名【この素晴らしい世界に祝福を!(以後…このすば …と略します…)】曲名【fantastic dreamer(フルver)】

 

 

【戦闘開始!】

 

 

 

リョウカ(艦娘)『迎撃砲台!最前線から攻撃開始!!』

 

リュウカ(艦娘)『なるべく時間を稼げ!!主力の攻撃が整うまでだ!!』

 

 

 

ドォォォォン…!ドォォォォン…!バババババババババ…!ドドドドドドドドド…!バシュバシュバシュバシュバシュ…!!カァオ…!カァオ…!

 

 

ガキィィン…!!ズドォォォン…!!

 

 

兵士隊長1「目標!!結界によって、攻撃が届きません…!!!」

 

リョクヨウ(幻想)「攻撃を続けて!!」

 

戦車隊師団長「戦車隊!!攻撃を続行せよ!!」

 

 

ドォォォォン…!!ドォォォォン…!!

 

 

航空部隊師団長『全航空機!あの化け物の頭部に攻撃を集中せよ!!』

 

 

バシュバシュバシュバシュバシュ…!!!バババババババババ…!!!

 

 

リョクヨウ&アヤカ『スペルカード…!!【神符!!【ゴットマスタースパーク…!!!!】』

 

 

キュィィィィィィン…!!!ドッキュゥゥゥゥン…!!!

 

 

ピキィィン…!!!ズドォォォォォォン…!!!

 

 

デストロイアー『オオオオオオオオオォォォォ…!?』

 

リョウカ(幻想)「……!!今です!!第1次攻撃実行!!先ずは厄介な結界を破壊します!後、出来ればデストロイアーの弱点部位に大ダメージを与えます!カズマさん!ジ・アーク!!」

 

カズマ「ああ!喰らえ!!【ゴットアースレールガン…!!】」

 

ジ・アース(AI)『了解、【ゴットアースレールキャノン…フルチャージ。】』

 

 

キュィィィィィィン…!!!ドギャァァァン…!!!

 

ピキィィン…!!ビキビキ…!!ガッシャァァン…!!ズドォォォン…!!

 

 

デストロイアー『ギィヤァァァァァァァァァァ…!!!!?』

 

 

リョウカ(幻想)「良し!結界を破壊出来て…デストロイアーのコアに直撃です!!今ですよ!!第2次攻撃実行!!アクアさん!大和!武蔵!大和及び武蔵は、全武装の制限解除!!超重力波動神砲!!」

 

アクア「はい!!喰らいなさい!【セイクリッドォォォ!!!ブレイクスペルぅぅぅぅぅ…!!!!】」

 

ヤマト&ムサシ『了解!【最大出力!!超重力波動神砲…!!発射…!!!』

 

 

ピキィィン…!!ピギャァァァァァァ…!!!ドッキュゥゥゥゥン…!!!!!

 

キィィィィィン…!!!ズドォォォォォォン…!!!!

 

 

デストロイアー『ギィヤァァァァァァァァァァ…!!!!!』

 

 

リョウカ(艦娘)『デストロイアー…!!甚大なダメージ!!スピードが大幅に低下!!でも、まだ進行してます…!!!』

 

リョウカ(幻想)「そうですか…次!!これで決まってくれたらいいんだけれど…第3次攻撃実行!!めぐみんさん!!ウィズさん!!お姉ちゃん!!」

 

リュウカ(幻想)「おう!!めぐみん!!ウィズ!!全権限解除!!ありったけの火力の爆裂魔法をぶち当てるぞ!!同時攻撃だ!」

 

めぐみん「はい!!」

 

ウィズ「ええ!」

 

リュウカ&めぐみん&ウィズ『爆裂神魔法…最上級魔法!!【ファイナルマスターゴットノヴァ…!!!】』

 

 

キュィィィィィィン…!!!!ポォォピィィ…!!!!!

 

 

デストロイアー『オオオオオオオオオォォォォ…!!!!』

 

 

ピキィィン…!!!ガキィィン…!!!

 

 

リュウカ(幻想)「ぐうぅ…!!!リョウカぁぁぁ…!!!!最後の仕上げだぁぁ…!!!!」

 

リョウカ(幻想)「はい!…これで…終わりです…!!私達の絆の力を…見せてあげます!!神森家最強…最終奥義…!!ラストスペル…!!!【終止符…!!親愛なる…ファイナルマスターぁぁぁ…!!ゴットスパァァァァクぅぅぅぅぅ…!!!!!】」

 

 

ピキィィン…!!!ピギャァァァァァァ…!!!!!!ドッキュゥゥゥゥン…!!!!!!

 

ゴォォォォォォォ…!!!!

 

 

デストロイアー『オオオオオオオオオォォォォ…!!!!!!?』

 

 

ガキィィン…!!!!

 

 

全員『いっけぇぇぇぇぇぇ…!!!!!』

 

 

ビキビキ…!ビキビキ…!ガッシャァァン…!!!!!

 

 

デストロイア『ギィヤァァァァァァァァァァ…!?!?!?!』

 

 

ピキィィン…!!!!!ズドォォォォォォン…!!!!!!!!

 

 

リョウカ(幻想)「…やった…!やりましたよ…!!!」

 

リュウカ(幻想)「ああ!!俺達の…勝利だぁぁ…!!!!」

 

全員『おおおおおおおぉぉ…!!!!』

 

 

……リョウカ達の作戦により…見事に、デストロイアーは…完全に消滅した…

 

 

【メインターゲットを達成しました】

 

 

【任務完了!】

 

 

 

 

【スーパーゴットデストロイアー迎撃戦:報告書】

 

 

・需要:本来…通常個体のデストロイアーが、アクセル街に襲来する予定だったが…リョウカ達の存在によって、通常個体よりも更に強大になり…超巨大化したデストロイアーに突然変異し…アクセル街及び神森大連盟国に侵略…それにアクセル街及び神森大連盟国と二国と共闘し…この作戦が実行され…無事にスーパーゴットデストロイアーが撃滅された…

 

 

・報告:被害内容については、大規模に広がっていた草原地帯は…攻撃により…大部分が消滅…所々に大規模なクレーターが発生した…尚、現在は完全に修復された…尚、負傷者は居ないし…それ以外の損害は無かった…最後に、例のデストロイアーについては…デストロイアーの身体の一部と思われる部分を神森大連盟国によって回収し…今後の対策及び戦力増加の為のサンプルになった…

 

 

…以上が報告内容だ…

 

 

そして…迎撃戦から、2週間が経過した…

 

 

リョウカ(幻想)「ふぅ…今回も大量ですね〜…これで食材は問題無いです。」

 

リュウカ(幻想)「だな…まさかジャイアント・ドードが食材に出来るなんて知らなかったからな…。」

 

カズマ「なあ…それって、食うのか?」

 

リョウカ(幻想)「え?うん、そうだよ?」

 

めぐみん「あの…巨大カエルが…食材にされるなんて…。」

 

リュウカ(幻想)「まあ、俺達もそれ知った時は驚いたさ…だが料理にした時は美味いぞ?それに…俺達が作るんだ…何も問題無いだろう?」

 

めぐみん「確かにそうですね!お師匠様達が作る料理は最高です!!」

 

カズマ「まあ、そうだな。」

 

リョウカ(幻想)「さてと、今日もパァっと行きましょう!」

 

リュウカ(幻想)「おー!って、言っておくが…酒やワイン類はお前は飲めないからな?」

 

リョウカ(幻想)「え?あ…うん、分かりました。」

 

めぐみん「…そう言えば、お師匠様って…何でお酒は飲めないのですか?」

 

リュウカ(幻想)「…少し、耳を貸せ…実はな…リョウカにもし…一滴でも酒やワインやビールを飲ませてしまうと…暴走を超えた大暴走を引き起こす。」

 

めぐみん「えぇ…!?大暴走…!?」

 

リュウカ(幻想)「ああ…それぐらい、酒に滅法弱い…それで俺が殺されかけた…無論…周りを巻き込んでな…だから、特にリョウカは…いや、正確には妹達には絶対に飲ませたら駄目なんだよ…そもそも、飲ませる以前から未成年者だから駄目だ…。」

 

めぐみん「…?未成年?」

 

リュウカ(幻想)「20歳未満奴の事を未成年者って言う…無論だが、未成年者の場合には…そう言う類は絶対にしてはならない…そう言う法律なんでな…。」

 

カズマ「あ〜…有ったな…。」

 

アクア「でも、この世界じゃあ…その未成年に関する法律は存在しないですよ?」

 

リュウカ(幻想)「ああ…それは充分に理解している…だが、幾ら酒やビールやワインを飲めるって言っても…絶対に飲ませたら駄目だ…言っとくが…完全人間状態で飲ませてしまったら…どうなるかは知らんが…死ぬ可能性だって有り得る。」

 

カズマ「おいおい…普通の状態で飲ませても、暴走はする…かと言って人間状態で飲ませてしまっても、死んでしまう…完全に詰みじゃねーか!」

 

リュウカ(幻想)「……そうだな…だから、代わりにジュースで何とかしている…まあ俺達もだがな…流石にリョウカだけ飲ませないって言うのは可哀想だからな…だったら俺達もリョウカ達と同様にジュースを飲んでいる…ま…一部の特殊部隊や兵士達は、普通に酒類やビールを飲むけどな…。」

 

ダクネス「そうであったか…。」

 

カズマ「ん〜…だったら、」

 

リュウカ(幻想)「言っておくが…能力で、酒類を飲ませたら良いんじゃね?…って思うかもしれんが…答えは否だ…確かに酔うって言う状態も状態異常の一種だが…この状態でしか発動出来ない技も存在すると言う奴が居る為か…対象外ってなってしまっているし…何かしらのアレルギーも持っているからなぁ…アレルギーは、病気類の一種だからどうにか出来る可能性も有るが…俺達でも今の所アレルギーそのものを抑える能力は現時点で存在しない…しかも、例え飲めたとしても…どう言う理屈で大暴走状態になるのかどうか判明しない限りは治せないんだよ…。」

 

カズマ「…そうなのか…。」

 

リュウカ(幻想)「…さて、重苦しい話は終わりだ…さっさとこの100匹以上のジャイアント・ドードを運び込むぞ。」

 

カズマ「おう!って!100匹!?」

 

めぐみん「100匹…いつの間にそんなに狩っていたのですか…。」

 

リュウカ(幻想)「多いって思うかもしれんが…これでも足りるかどうか怪しいくらいだ…だからと言ってこれ以上狩れば絶滅するからなぁ…だからこれで我慢しているんだよ…。」

 

リョウカ(幻想)「…?みなさん〜!どうしましたか?早く運ばないと、腐りますよ?」

 

リュウカ(幻想)「おう!今始める!…そんじゃあ、始めるぞ。」

 

カズマ「へいへい…。」

 

 

 

そして、デストロイアーからの危機を救い…何時も通りにクエストを受けるカズマ達とリョウカ達…リョウカ達の旅はまだまだ続く…

 

 

 

【第1章:完】

 

 

 

【続く】


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