【完結】バディーライズ! ――ガンダムビルドダイバーズ外伝   作:双子烏丸

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二回戦、少女との再戦(Side ジン)★

 

 ――――

 

 第二回戦。

 他のダイバーが対戦を繰り広げ、そして二人の番がやって来た。

 

 

「さて……ようやく俺たちの第二回戦だな」

 

 フウタと並び、ジンは向かい合う相手に言った。

 その相手こそレーミ。そして彼女のペアとなる、茶髪でポニーテールの女の子だ。

 

「やっほー! 君たちがレーミちゃんが話した二人ね」

 

 女の子は快活な感じで、フウタとジンに話しかける。レーミとは違って明るい感じの彼女、もちろん初めて会う相手だ。

 

「初めましてだよね。私はマノモ、本名はミノザワ・マノモ……レーミの友達なの」

 

「むぅ、喋り過ぎだよ、マノモ」

 

「いーじゃん! レーミちゃんはともかく私は始めて会うんだもん。もっとお喋りさせてよ」

 

 そんな二人の会話。これはこれで良いコンビと言ったような感じだった。

 ……レーミとマノモは示し合わせるように、キラリとした瞳をジン達へと向ける。

 

「けど――お喋りは後でも出来るよね♪

 まずは第二回戦の勝負、貴方達を完膚なきまでに叩きのめした、その後でっ!」

 

「………そう言う事だよ。

 じゃあ……始めようか、ジン。今度こそあの時の決着をつけてあげる」

 

 レーミが見ていたのはジンの方。

 彼もまたレーミに視線を向けて、応える。

 

「俺も同意見だ!

 せいぜい後悔のない勝負をしようじゃないか!」

 

「ちぇっ、僕は無視かよ。つまらないな」

 

「確かフウタくんと言ったっけ、なら君は私が相手をしてあげる。

 正直ちょびっとだけど気に入っちゃったから」

 

「そりゃ光栄だけど、生憎僕には心に決めた人がいるんだ。

 とにかく……僕達も僕達で勝負と行こうか!」

 

 

 

 そして互いにガンプラを出現させて乗り込む。

 フウタ、ジンのレギンレイズとガンダムF91。

 対してレーミは以前戦った銀と濃紺のカラーリングは施されたストライクガンダム。そしてマノモのガンプラはと言うと。

 

〈ふはははっ! これが私のガンプラ、リーオー・ブラスター! この大出力でぶっ潰してあげるわ!〉

 

 マノモの機体は機動新世紀ガンダムWの量産機、リーオー。……らしいけれど、その外観はオリジナルとはかなりかけ離れていた。

 頭と胴体は元に近いものの、両腕には太い大型のビームキャノン砲となり、胴体もリーオーの物から異形の胴体の続きと下半身、そして四本足が生えている。

 

〈うげぇつ! これはまたえげつがない見た目だな。モビルスーツからかけ離れてない!?〉

 

 通信画面に映るフウタのギョッとする表情に、ジンは笑ってしまう。

 

「あんな奴と戦うとは災難だな! 

 さて、俺はと言うと」

 

 ジンのガンダムF91のアイカメラは、レーミが乗るストライクガンダムに向けられる。

 

「レーミとの戦いに集中しないとな」

 

〈私と……ジン、それにマノモとフウタ。実質二体二の戦い……だね。

 ……面白そう。だからその挑戦、受けてあげる〉

 

 

 

 スタジアムで四機は戦闘態勢に入り、それぞれ構える。

 

〈さぁ! 素敵なバトルを始めましょう、フウタくん!〉

 

〈僕は負けないさ!〉

 

 マノモとフウタは言葉を交わす。もちろん、レーミも。

 

〈……マノモの言う通り、行くよ〉

 

 これにジンは……頷く。

 

 

「もちろんだぜ。あの続き、ここで果たそうか!」

 

 

 





 以前にも登場したレーミのストライクガンダムはこんな感じ。
 
【挿絵表示】



 ちなみに新キャラ、マノモのリーオー・ブラスターは以下の通りに。
  
【挿絵表示】
  
【挿絵表示】
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