捕食少女の闘争アカデミア   作:エターナルドーパント

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『最近、ますます頭がおかしくなってきてる』
「確かに、竜ちゃん(独眼竜)にも色々言われてるしなぁ」
『ヒラコーさんの描く狂気が分かりやすすぎて、更に染まりやすい俺の気質が合体事故起こした結果だろうな。最近どうしても狂気的な人間を書きたくなる。
誰が悪いかっつったら、間違いなく自分をコントロール出来ない俺だけど』
「カウンセリングでも受けてみたら?」
『その類い、殆ど効果が無い精神構造してるからなぁ・・・』


第5話 少年の決別

「ウンウン!みんな、サマになってるな!」

背納の狂気が露見した日の午後。屋内訓練場の前で、ヒーロー基礎学担当のオールマイトが感心する。

A組のメンバーは各々の要望に沿って造られたコスチュームを身に纏い、勝手を確かめていた。因みにマックスは見学兼解説役である。

「アハハ、せっちゃん完全にプレデターだね」

「色々とドクが勝手に書き加えてくれたけどね」

着替えを済ませ、出久と談笑する背納。その装備は、

頭部・鼻から上を覆う合金バイザーマスク

胸部・ビキニアーマーのように左右別れたラングプレート

肩・関節を保護する蛇腹プレート

右腕・リストブレイドガントレット

左腕・シミターブレイド内蔵コンピューターガントレット

腰・ウェストポーチ付きパンツベルト

と言う、プレデターの装備を丸パクリした物だった。因みに脚と腹は丸出しである。

「て言うか、出久こそ完全にRE:BORN(リボーン)の敏郎リスペクトじゃんね。あ、マスクはアビスウォーカーか」

「まぁ、ある意味僕のオリジンみたいなモノだからね、RE:BORNは」

そう言う出久のコスチュームは、

顔・鼻から顎までを覆うメタルメッシュのマスク

上・ナイロンのような質感のダークグリーンのパーカー

下・ブラウンにダークグリーンのグラデーションが掛かったミリタリーズボン

靴・忍者足袋(たび)

と言う構成。これ等は全て防刃加工が施されており、正中線を中心とした横幅10cmにはアラミド繊維が、鳩尾から肋骨周りにかけてはダイラタンシーアーマーが組み込まれている。オマケに股間にはファールカップが付いており、急所の防御に抜かりは無い。

「さて、ではチームアップのくじ引きと行こうか!」

「適当なのですか!?」

オールマイトの決定に、白いロボットのようなスタイリッシュかつメカメカしいコスチュームを着た飯田が驚く。

「何時も慣れた相手ばっかりとは組めないから、その練習じゃないかな?臨時チームアップなんかも、良くある事だしね」

「成る程!先を見据えたシステムだったのか!失礼しました!」

出久の分析に、飯田はまた大声で反応。オールマイトは言いたかった台詞を取られ、気まずそうな顔をしていた。

それはさておき、全員がくじを引く。中にはアルファベットが書かれたボールがそれぞれ2つずつ入っており、同じ文字同士で組む事になる。

「あ、僕はAだね」

「ボクはFか。まぁ、お互いに楽しもうぜ?」

(出久がバディじゃなかったのは少し残念だけど・・・まぁ、同じスタイル同士でも面白くなさそうだしね。今回は良いか)

出久に軽口を叩きつつ、背納は自分の相方を探す。

「Fの人は誰~?」

「お、Fか。なら俺だわ」

背納の呼び掛けに反応したのは、黄色い覆面レスラーのようなコスチュームを着たガタイの良いマッチョ、砂藤力道だった。

「あ、君か。昨日のテストを見るに、筋力特化型かな?昨日は交流出来なくてゴメンねぇ?子供の世話で忙しかったからさ。

あ、ボク触出背納ね」

「おう、良いよ良いよ。そっちも事情はあるしな。

俺は砂藤力道。個性は」

「それは後で!ウチのみみっちい爆発物を筆頭に、敵になるかもしれない相手の情報は絶対聞き逃さない奴は必ずいるから。自分の事は秘密にしといた方が、対戦で有利だからね。

2人の時に話そ?」

「あ、いっけねぇ。サンキューな触出」

背納の忠告に、砂藤は口許を抑える。

因みに爆豪はと言うと、背納に向けて盛大に舌打ちしていた。図星だったようだ。

 

―――

――

(出久サイド)

 

『そこまでッ!!ヒーローチームWIN!!』

最初の戦闘が終了。腕が6本ある人(障子君)凍らせた人(轟君)の圧勝だった。まさかビルを丸ごと凍らせるなんて。

「でも、まだ敵の精神構造への理解が未熟だね」

「確かに。もしボクが敵だったら、最後はどうにかして自爆した」

「最終的に、敵の目的はヒーローへの嫌がらせみたいな所があるからなぁ。逃げ場無く追い詰められれば尚更だ」

それにしても・・・

「あの左半身を覆ってる氷みたいなコスチューム、どんな機能があるんだろ・・・」

どうしてもそこが気になってしまう。

終了後に左手で壁に触れると氷が全部溶けた所から考えると、右で凍らせて左で発熱する個性、なのかな。なら、頭の天辺から爪先まで全部覆う必要性なんて無さそうだけど・・・

「フム・・・母上。人が身体の一部を過剰武装するのは、見たくないものに蓋をするという意味もあるそうですよ」

「え?見たくないもの・・・?」

マッちゃんの言葉に、轟君の顔を思い出す。そう言えば、左の目元に火傷痕があったな・・・

「そう言えば、彼の父親はあの向上熱心なエンデヴァーらしいですなぁ。となると、あの凍らせる個性は十中八九母親のもの・・・いやはや、都合の良い女がいたものですな。燃やすも凍らすも自由自在、完全に上位互換だ」

マッちゃんが意地の悪い顔をしてる。こういう顔をするのは、大抵人の狂気を見て笑ってる時だ。

まさか、エンデヴァーって・・・

「緑谷君、次私たちだよ!」

「あ、ゴメン」

バディの麗日さんに声を掛けられ、後ろに着いて行く。

対戦カードは、飯田君とかっちゃん・・・いや、爆豪君のチームだ。

「ついてるねぇ出久は。じゃ、一発カマしておいで!」

「うん、頑張るよせっちゃん」

せっちゃんにサムズアップを返し、肩甲骨を回すルーティーンでリラックス。

さて・・・出来損ないで無能の木偶(デク)じゃ無い事を、叩き込んでやろう。

 

―――

――

 

「いやー、緊張するねぇ緑谷君」

訓練用のビルに着いて早々、麗日さんが話し掛けてきた。

「僕はそんなに緊張しないかな。僕らは勝つんだから。

肉食獣は緊張しない。草食獣は、一瞬の緊張で命を刈り取られる。

僕らは狩られる側じゃない。狩る側だ。狩る側なんだから・・・乾いた生は、傷によって力を増す。光は闇によって力を増し、表裏一体であると知る···」

麗日さんに答えつつ、自己暗示で意識を切り替える。

小さい頃に絶対強者のイメージを強烈に刷り込まれたものの、それは所詮思い出補正で誇張された記憶だ。アイツは、大した奴じゃない。

「さて、作戦会議と行こうか」

「う、うん!」

この訓練は、ヒーロー対(ヴィラン)、2人一組ずつでチーム分けして行う戦闘訓練。僕らヒーロー組の勝利条件は、(ヴィラン)の持つ核兵器の確保か、渡されたテープでの敵の捕縛。

逆に敵は僕らをテープで捕まえるか、制限時間いっぱい逃げ切れば勝ち。またルール的には、回収不可能な状態まで核兵器を破壊し自爆する事でも確実に勝てる。まぁ、そんな酔狂は早々いないだろうけど。

言うまでも無く、敵が圧倒的に有利な条件。でも、僕には個性と技術の秘密というアドバンテージがある。

「まず、爆豪。アイツは僕が始末する。アイツは僕を潰す為に独断先行するだろうから、そこが狙い目だ。アイツを釣れば、核兵器が爆発する危険もグンと下がるしね。

麗日さんは、その間に核兵器の場所の特定をお願い。なるべく見付からないように、そして爆豪を刺激しないように。良いね?」

「えっと・・・取り敢えず、入ったら手分けするって事で大丈夫?」

「そうだ、それで良い。僕が敵の主戦力を潰し、君が核を探す。

見付けたら通信で咳払い1回、敵に捕捉されれば2回が合図だ。

1回なら掛け直すから、それまで身を隠して潜伏待機。良いね?」

「・・・何か緑谷君、本物のヒーローみたい。慣れてるって言うか・・・」

・・・そうか。僕のこの指揮能力は普通じゃないんだったな。つい忘れてた。

「似たような訓練は、何度か経験済みだからね。当然、こういう襲撃者としての立ち回りも・・・」

RE:BORN冒頭のアビスウォーカー襲撃を模した訓練をゼノモーフ相手にするのは中々大変だった。何せ暗闇でも見えるんだから。

『訓練開始!』

「よし、状況開始」

インカムから聞こえたオールマイトの合図に従い、ドアを開けて侵入。

姿勢を下げながら進みつつ、麗日さんに同じようにするようハンドシグナルを送る。

建物内は···かなり複雑だな。反響音から察するに、いろんな所に横道がある。相手を捕捉さえすれば、不意討ちもし放題って訳だ。

 

―コツ コツ コツ コツ―

 

「ッ!!」

固い足音。曲がり角の向こうだ。

(前方、敵、行け、急げ)

簡単なハンドシグナルで指示を出す。麗日さんは頷き、すぐに横道に入って行った。

僕は別の角に隠れて、パーカー内の脇腹に着けたホルスターから武器を取り出す。

鎌のような刃の、不思議な形をした銀色のカランビットナイフ・・・クレッセントブレイド・ダークネスのレプリカ、陰月刀だ。

「デェクゥゥゥ・・・何処に隠れてやがんだァ~?」

そしてついに、奴が曲がり角から出てきた。掌を小さく爆ぜさせながら、見えていない僕に話し掛けてくる。

「出て来いよォ、デクゥ・・・ブッ殺してやっからよぉ~ッ・・・!!」

奴の掛けてくる圧を無視し、その瞬間を待つ。

「・・・ッ!」

「がッ!?」

一瞬で陰月刀を首に掛け、頸動脈を絞めながら僕のいる通路に引きずり込んだ。そしてウェイヴで引っ張り投げ、狭い通路に放り込む。この時点で、リアルエッジならば既に頸動脈をバックリ斬られる致命傷だ。

「ゲッホゲホッ・・・デクゥ!!調子に乗んじゃねェ!!死ねッ!!」

噎せる爆豪から眼を離さず、陰月刀を仕舞う。そして胸の縦ポケットのチャックを開き、戦闘向けの武器を取り出した。

斧のような鎌のような、2つの湾曲した刃の付いた真っ黒なカランビットナイフ・ブレイカー・・・オリジナル・クレッセントブレイド、陰陽満月刃だ。

「そんなに僕を潰したいか・・・取りに来いよ」

 

(背納サイド)

 

「何つーか緑谷、暗殺者みてーな動きしてるな。漢らしくねぇ」

切島君の呟きに、全員がウンウンと頷く。

「ひゃー、才能マンだぜ」

「違うよ上鳴君。あれは全部、努力によるものだ」

上鳴君の呟きを、ボクは強く否定する。

出久は才能は無かったが、好きなものに没頭するオタクの気質があった。だから、それに合った訓練を一緒にこなしてきただけだ。

「おわっ!?爆豪がキレたけど緑谷が決めた!!」

「肘鉄、だよな?今の手ぇ弾いたの」

モニターでは、キレた爆豪が伸ばしてきた手を出久が肘の右フックで弾き飛ばしていた。あの威力だ、ガントレットも無事じゃないだろう。

出久の肘は、4発で生木を抉り抜くからな。

「うぉっ!今度は懐に飛び込んで、横っ面に肘カマしやがったぜ!」

「ケロ・・・ねぇ見て。爆豪ちゃんの頬っぺた、バックリと斬れてるわ。先生、止めた方が良いんじゃ・・・」

「ウムム・・・」

梅雨ちゃんの言う通り、出久の肘を喰らった爆豪の左頬は斬り込まれ、血がボタボタと滴っていた。

「それだけじゃない。飛び込む瞬間、ポケットから出したフラッシュライトで視界を潰していた。反撃を防ぐのには非常に有効な手段だよ」

「しかも見なさい。あの小僧、足元がおぼついていない様子じゃないか。

流石は母上。どうやら肘に肩のウェイヴを乗せて、脳を揺らしたようだ」

爆豪は我武者羅に大振りで右掌を突き出すが、それは出久の思う壺。

右の大振りの癖を熟知した出久はブレイカーでそれを逸らし、引っ掛けて回す事で爆豪を投げ飛ばして壁に叩き付けた。

「す、スゲェ・・・」

「速過ぎて見えねぇ・・・」

すると、打ち付けられた爆豪が出久にガントレットを向ける。手榴弾型のそれに付いたレバーを引き延ばし、安全ピンが起き上がった。

「ッ!爆豪少年ッ!殺す気かッ!?」

直後、モニターの映像がホワイトアウトする。

「成る程。あの小僧、中々頭が回るじゃあないか。

汗をガントレット内に溜め込み、チャージ攻撃を放つ機構か・・・良いなぁ、指揮したいなぁ♪」

どうやら、あの発想力はマックスのお気に召したようだ。

「え、じゃあ緑谷ヤバイじゃん!?」

三奈ちゃんの危機感が緊張となり、皆に伝播する。

しかして・・・

「おぉッ!ば、爆豪が・・・倒れたッ!!」

我が愛弟子の前にて、恐るに足らず。

「な、何て子だッ・・・!!」

建物の壁を吹き飛ばし、風通しを良くしてしまう程の爆裂攻撃。それを出久は容易く回避し、挙げ句にノックダウンさせてしまった。

「成る程。あの構えを見るに・・・爆裂噴射は弾避け肩甲骨ウェイヴの応用で右前方に大きく踏み込んで回避。そこからブレイカーに可変を乗せて左頸動脈を殴り、返しで肝臓を、そして更に反対から胃袋を凪いだ。計3発を、一息で打ち抜いたか。

技の直後の気の緩む一瞬で決めたようだ。もう起きられまい」

マックスが解説している間に、出久はインカムに手を添えて何かを喋る。相方側のモニターを見ると、飯田君が核を持って走り回っていた。部屋の入り口では麗日さんが苦い顔をしている。成る程、ステルスミッション失敗って所か。

「・・・って、アイツまだ立つのか」

そんな中、何と爆豪が立ち上がる。フラフラで今にも倒れそうだが、それでも健気に出久に手を伸ばしていた。

だが、出久は無慈悲にその手を払い除ける。そして左の拳を握り、強烈なパンチを叩き込んだ。

「ひっ・・・」

「こ、これは・・・」

透明人間の葉隠さんと百ちゃんが悲鳴を上げる。爆豪が再び打ち付けられた壁には、蜘蛛の巣状のヒビが入っていたからだ。

「緑谷少年!少々やり過ぎだッ!」

出久はオールマイトの通信に短く答えながら、血混じりの吐瀉物を口から溢してぐったりとしている爆豪を確保テープで拘束。適当に床に転がし、T字角まで戻る。

そして右手でデコピンの形を取り、天井に向けた。

 

―ドゴッ―

 

デコピンは衝撃波を発生させ、天井に穴を穿つ。

「「は、ハァ!?」」

全員が眼を丸くする中、出久は壁を蹴ってパルクールの要領で穴の縁に手を掛け、懸垂で二階に登った。

「み、緑谷の奴、あんな事出来んのか・・・もしかして、さっきは手加減してた、のか?」

「まぁ、そうだろうね。無個性と嗤われた相手に、無個性のまま打ち勝った。母上なりの意趣返しだろう」

クツクツと笑いながら解説するマックス。その間に出久はドアを蹴破り、フラッシュライトを直視させ視覚を強襲。怯んだ飯田君の首根っこを掴み、膝裏を蹴っ飛ばす事でスッ転ばせた。

最後は麗日さんが核を回収し、同時に出久が飯田君を拘束してゲームセット。ヒーロー組の勝ちに終わった。

因みに爆豪は即保健室送りになった。

 

―――

――

(出久サイド)

 

「さて、今回のMVPが誰か分かる人!」

「はい」

オールマイトの問いに、八百万さんが手を上げる。

「今回は緑谷さんですわね。

敵の行動を予測し、主戦力の爆豪さんを単独で引き付け撃破。

その後、遠い階段までの移動を天井に最小限の穴を開けてショートカットする事で迅速に麗日さんと合流、飯田さんを撃破した点です。

また、戦闘中に使ったフラッシュライト等の搦め手も、非常に高度な戦闘技術と判断出来ます」

「ありがとう八百万さん。まぁ、かっ・・・爆豪君にはちょっとした私怨でやり過ぎちゃったけどね。それに、出来ればあまり建物を壊さずに移動した方が良かったと思う」

とは言え、ちょっとスッキリしたかな。溜まった鬱憤を、少しだけ晴らせた気がする。

「逆に、爆豪さんは最悪手でしたわね。

未知数の相手に私怨だけで独断先行し、案の定緑谷さんの策に大嵌まり。挙げ句大規模攻撃で建物を破壊しました。

ヒーローとしても敵としても、建物の倒壊を引き起こしかねない屋内での大規模攻撃は最悪ですわ」

爆豪が冷静じゃ無くて良かった。にしても、あの大爆裂を喰らったら大怪我じゃ済まなかったな。避けられて本当に良かった。

「よし、パーフェクトだ八百万少女!では、次のチーム行ってみよう!」

と、もう次の訓練だ。しっかり観察しとかないと。

 

to be continued・・・




~キャラクター紹介~

触出背納

【挿絵表示】

我らが化物主人公。今回は殆ど出番無し。
武装は完全にプレデターのそれ。プレデリアンが知性持ってプレデター装備使うとかどういうホラー?
流石にプラズマキャスターは付いてない。

緑谷出久

【挿絵表示】

零距離(ゼロレンジ)系魔改造原作主人公。
自己暗示で意識を戦闘用に切り替えると、温厚なママ男子から冷徹な戦闘者に早変わりする。眼もこれでもかと吊り上がる。
服は俊郎、ソウルイーター(マスク)はアビスウォーカーのモノをイメージして作っている。
専用武器は、陰月刀(クレッセントブレイド・ダークネス)陰陽満月刃(カランビット・ブレイカー)、そして今回未登場だが陽月剣(クレッセントブレイド・シャイニング)の3つ。
それぞれレプリカでありダミーエッジだが、原作通りに玉鋼で拵えてある。
グリップ両面にはそれぞれ、《陰月刀》、《陰陽満月刃》、《陽月剣》と彫り込んである厨二病大歓喜仕様。

マックス
今回は解説オンリー。この世界のゼノには視覚というか、電磁波が見えるような能力があると言う事で納得して下さい。ゼノに眼球が無いの書き終わってから思い出したんです。

麗日お茶子
原作ヒロイン兼ゲロイン。
今作では把握テスト後のコペルニクス的回転の件がまるっと欠如しているので、デク君呼びせず普通に名字呼び。

~用語解説~

・RE:BORN
坂口拓主演の異形のアクション映画。
観たら肩甲骨回したくなる。今回登場したカランビットナイフ、クレッセントブレイドが出てくる映画で、出久はこれとYouTubeの動画を教科書、背納を教師として零距離戦闘術を修めた。

・乾いた生は傷によって力を増す。光は闇によって力を増し、表裏一体であると知る。
映画RE:BORN劇中で登場するフレーズ。作中世界で昔から戦闘者の間ではバイブルとして有名な《いさおしのおわりのはじまり》と言う書籍の一節。
尚、この本は主人公の元上司であるファントムの旧い仲間が書いた物らしい。

・クレッセントブレイド・シャイニング
RE:BORNの主人公、黒田俊郎が使うカランビットナイフ。陽月剣は作者のオリジナル当て字。
鉄で出来た肉厚の草刈り鎌を逆手持ちしたような形をしており、鍔に当たる部分が下方に出っ張っていて両手からウェイヴが掛けられる構造になっている。
作者は祖父の持ってた鋼材切断用円鋸の破片から削りだして作ってみた。結構お気に入り。

・クレッセントブレイド・ダークネス
俊郎の元バディであるアビスウォーカーが使うカランビットナイフ。陰月刀はオリジナル当て字。
オーズのカマキリソードに近い形をしている。逆手順手どちらでも使いやすく、出久は主に左手で、敵の死角からの強襲に使う。
因みに出久は原作通り骨と血で焼き入れ鍛練されたモノをリクエストしたが、流石のサポート会社も呪具を造るのはアウトだったらしい。

・ブレイカー
俊郎とアビスウォーカーがバディ時代に使っていたカランビットナイフ。
シャイニングとダークネスが合体したような形をしており、公式曰く『近接戦闘において最も理想的な形状』らしい。実際取り回しが非常に良い。
作者も作ろうとしたが、途中でグリップ部分が割れた。畜生め。
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