魔法少女リリカルなのは バカの参戦    作:セイイチ

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今回もギリギリで目標達成!

もう一個の方は無理だ!
って事で目標は1週間の内に1個は投稿するって事でオマケしてください。

それでは本編をどうぞ!!


第九話

 シグナムとの腕試しをした翌日。

 僕は早朝訓練が始まる時間よりも早く起きていた。

 初めての訓練という事もあってか緊張で早起きをしてしまったのだ。

 このまま二度寝したら、早朝訓練に遅れちゃうかもしれないし、体でも動かしておこうと思い、僕は身支度を済まして、訓練所に向かったのはいいけど

 

 「暇だな‥‥‥」

 

 僕は早く来たのはいいけど、暇を持て余していた。

 海の上にはまだ訓練の時間じゃないから訓練するための設備もないし、本当に暇だったんだけど、そこにシグナムが声をかけてきた。

 

 「ん? どうした吉井? こんなに朝早くからこんな所でボーットして」

 

 「あ、シグナム。僕はちょっと早く起きちゃったんで暇してたんだ。シグナムは?」

 

 まぁこんな所でトレーニングウェアを着て走ってたみたいだから聞かなくても想像はつくんだけどね。

 

 「私か? 私は見ての通り朝練だ。前線で戦うのはお前達フォワードの新人だけではないからな。私も新人達とはメニューは違うが毎朝自主練はしているのだ」

 

 この人すでにあれだけ強いのに、まだ強くなろうとして自主練なんてしてるの? そりゃ魔法使い始めたばっかの僕じゃ勝てるわけないって

 

 「吉井も一緒にやるか? ちょうどランニングも終わろうと思ってたところだ。軽く剣を振るのに付き合ってくれ」

 

 そう言ってシグナムはレヴァンティンを構えてきた。

 

 「え? 僕まだやるなんて一言も‥‥‥」

 

 「早くしろ吉井。それとも素手でやる気か? まぁお前が元龍の子孫なら素手でも問題なく戦えるだろうが‥‥‥いいのか?」

 

 そう言いながら僕にジリジリ近寄ってくるシグナム。

 くそっ! やっぱり僕に拒否権なんてないのか!

 僕が戦いたくなくて、ドラグーンを使わなかったとしても、シグナムは戦闘を始めるだろう。 

 僕は仕方なく素手で戦うよりはましだと思い、ドラグーンを構える。

 

 「準備はできたようだな吉井。では行くぞ!!」

 

 シグナムが僕に向かって飛び出そうとしてきた時

 

 「やっちゃ駄目です!!」

 

 声がするのとほぼ同時に魔力弾が僕等の前を通過していった。

 

 「‥‥‥高町か」

 

 シグナムの言う通り、この戦闘を止めてくれたのはなのはだった。

 

 「もう! シグナムさん何やってるんですか? いくら昨日の模擬戦が楽しかったからって、二日も続けて明久君と戦おうとするなんて」

 

 「いや、それは吉井が暇そうにしてたんで暇つぶしにでもと思ってだな」

 

 「その暇つぶしで明久君がまた気を失ったらどうするんですか? 明久君は一応初心者なんですから、もう少し気を付けてもらわないと」

 なのはがシグナムに注意するのって、何か見てて変な感じがするな。なんて考えてたら

 

 「明久君もだよ?」

 

 「え? 僕?」

 

 飛び火が飛んできた。どうして僕まで!?

 

 「これから早朝訓練なんだから、ちゃんと断らないと途中でバテちゃうでしょ? ちゃんと断らないとダメじゃない」

 

 いや、断ろうとしたけどシグナムってば、全然話しを聞いてくれないんだもん! 僕にはどうする事も出来なかったと思うんですけど!?

 とは言え、なのはの言う通りちゃんと断らないといけなかったのも、確かなわけで僕には謝る以外に選択肢はなかった。

 

 「ごめんなさい。次からは努力します」

 

 「努力だけじゃなくて、ちゃんと結果もだしてよ?」

 

 なのは若干困った顔をしながら僕に念をおす。

 

 「それじゃあ皆揃った所で訓練始めよっか?」

 

 なのはがそう言ったのを聞いて僕が周りを見渡すと、周りにはフォワード陣が全員集まっていた。 いつの間にか集合時間になっていたようだ。

 

 「吉井、あんたって以外にタフなのね」

 

 「昨日シグナム副隊長と戦った後なのに今日も模擬戦をしようとするなんて凄い根性ですね吉井さん」

 

 ティアナには呆れられ、キャロは目を輝かせて僕の事を本当に凄いと思ってくれてるみたいだ。

 

 いや、僕としてはできれば戦いたくなかったし、そんな凄い事は何もないんだけど‥‥‥

 

 「ほら、早く準備! 時間は限られてるんだからね?」

 

 なのはが急かしてきたので、僕等は軽く柔軟をしてからなのはの指導を受ける。

 そして、僕が指導を受けてから数分、僕は思いっきり、バテていた。

 な、何だこれ!? めちゃくちゃ疲れる! 僕は息切れしながらも、なのはの指導について行き、何とか乗り切った所で集合をかけられる。

 

 「はい。それじゃあ集合ー。皆お疲れ様、今日の早朝訓練はラスト1本で終わりだけど、皆まだ頑張れる?」

 

 「「「はい!!」」」

 

 みんな元気だな‥‥‥僕はついて行くのに必死なんだけどな

 

 「じゃあ最後にシュートイベーションをやるよ。レイジングハート」

 

 なのはが自分のデバイスであるレイジングハートに声をかけると、なのはの周りに魔力弾が複数現れる。

 

 「私の攻撃を5分間、被弾無しに回避しきるか、私にクリーンヒットを入れればクリア。誰か1人でも被弾したら最初からやり直しだよ。準備はいい?」

 

 「「「はい!!」」」

 

 開始直前にティアナが念話で僕達フォワードに向けて声をかけてくる。

 

 『4人とも今の疲れ切った状態で5分間もなのはさんの攻撃を回避しきれる自信ある?』

 

 『ない!』

 

 『同じくです!』

 

 スバルとエリオがティアナの質問に即答する。

 早っ!! 一瞬たりとも考えなかったよこの二人。

 まぁ僕もそんな自信ないけど‥‥‥

 

 『じゃあ被弾する前に何とかなのはさんに一発当てよう』

 

 こっちの作戦会議が終わると見るや、なのはは右手を高々と上げる。

 

 「それじゃあ行くよー。レディ~ゴー!!」

 

 声と同時に右手に振り下ろすなのは。その瞬間に、なのはの周りにあった魔力弾が僕等に向かって接近してくる。

 

 「全員絶対回避! 2分以内に決めるわよ!」

 

 ティアナの掛け声と共に僕等はそれぞれ魔力弾を回避する。

 と、同時にスバルがなのはの周辺にウィングロードを展開し、そのままスバルは、なのはに向かっていき、ティアナは離れた位置から、なのはに向かって銃を構える。

 

 「アクセル!」

 

 なのはは二人の行動を見て二人に向かって魔力弾を向かわせたが

 

 「シルエット!? ‥‥‥やるねえティアナ」

 

 魔力弾は2人には当たらずにすり抜けてしまった。

 

 「今だ!!」

 

 僕はなのはが驚いて一瞬動きを止めたのを見るや背後からなのはに斬りかかる。

 なのはは僕に気づいてバリアを展開するが

 

 「これもシルエット!?」

 

 その僕もシルエットで作られた物だった。

 

 「でりゃああぁぁぁあああ!!」

 

 今度はスバルがなのはに向かって拳を放つ。

 

 「今度は‥‥‥幻覚じゃない!? くっ!」

 

 なのはは今度は幻覚じゃないスバルの攻撃に一瞬反応が遅れて回避しきれずバリアを展開するしかなくなる。

 

 「キャロ! お願い!!」

 

 「分かりました!」

 

 ティアナはそれを確認するとキャロの魔法により威力を上げた砲撃を放つ。

 

 その攻撃はなのはが魔力弾で相殺する。

 

 「エリオ、吉井!! 今よ!」

 

 「「了解(です)!!」」

 

 僕とエリオはティアナの幻覚で今の今まで隠れていたがティアナが砲撃してなのはの魔力弾を相殺して周りに魔力弾がなくなったルートでなのはに突っ込んでいく。

 流石に片手では僕達2人を止める事ができなかったいと、判断したなのはは、スバルを弾きとばし、僕等に向けてバリアを展開する。

 

 「甘いよなのは!」

 

 僕はなのはに向かい雷と炎の斬撃を1発ずつ放つ。

 当然僕等も飛び出した勢いのまま、なのはに向かっていってるせいで、なのはは僕の斬撃を避けるしかない。

 この攻撃はなのはを、僕達二人の正面に向けさせない為の斬撃だったのだが、なのはは僕の狙い通り少し斜めを向いている。

 

 「これならいける!! でりゃあああぁぁぁああ!!」

 

 エリオはなのはが少し斜めを向いているのを見るやスピードを上げてなのはに接近していき、なのはに突っ込む。

 なのははそれをバリアで防ぐが

 

 「これでどうだぁぁぁああ!!」

 

 僕はエリオのちょっと横に飛び出て、なのはのもう片方の手が届かない場所に剣を振るうが

 

 「なっ!?」

 

 なのははエリオを僕の方に押しやり僕と交錯させてきた。

 

 「くっそ―――――!!」 

 

 僕は最後の意地で無理やり剣を振るったがエリオと一緒に地面に向かって落とされてしまう。

 僕はエリオを掴んで上にして地面に衝突するのを庇い、受け身を取れず地面へと激突する。

 

 「吉井さん!! 大丈夫ですか!?」

 

 エリオが僕の事を気にしてくれるけど

 

 「大丈夫! これくらい慣れっこだから! それよりエリオは大丈夫だった?」

 

 僕はすぐに立ち上がりエリオの無事を確認する。

 

 「は、はい。僕は吉井さんが庇ってくれたので大丈夫です」

 

 「それなら良かった。さてじゃあ今度はなのはに、どうやって1発入れるかだね?」

 

 「あ、それなんですけど‥‥‥」

 

 エリオがなのはの方に視線を向けるとなのはが

 

 「ミッションコンプリート。今日の早朝訓練はここまでだね」

 

 「え? 終わり? 誰が最後なのはに攻撃をしたの?」

 

 あれだけ作戦を練って攻撃したのに1発も入れられなかったなのはに一体どうやって攻撃したんだろうか?

 

 「はぁ? あんたが最後に一発入れたんでしょうが?」

 

 「え? 僕?」

 

 一体いつ入ったんだ? 

 

 「うん。そうだよ明久君。ほら、ここにしっかり一発入ってるよ?」

 

 そう言ってなのはが見せてきたBJの腕の袖の部分が少しだけ破れていた。

 

 「吉井さんの最後の攻撃がなのはさんに当たってたんですよ。気づかなかったんですか?」

 

 エリオが僕の攻撃がいつ入ったのか教えてくれる。けど

 

 「うん。全然気づかなかった」

 

 「無意識の内になのはさんに一発入れるなんて凄いよアキ!!」

 

 「いや、無意識の内っていうか、僕自身剣が届いてた感じがしなかったんだけど‥‥‥」

 

 最後に苦し紛れに剣を振ったのは覚えてるんだけど何かに当たった感触は一切しなかったんだけどな? 一体どうなってるんだ?

 

 「何にしても凄いですよ! 昨日だって最後の最後でシグナム副隊長に1発入れたんですから!」

 

 「え? 昨日は僕、一発も入れれずに終わったんじゃ‥‥‥」

 

 「何言ってのよ? 昨日も今日と同じ感じで、最後にシグナム副隊長に一発いれたじゃない」

 

 僕は昨日も今日みたいに、知らない内に一発入れてたの? 全く感触がなかったんだけど?

 

 「明久君の事はひとまず措いておいて、朝ご飯にしようか?」

 

 「それもそうですね」

 

 「じゃあシャワーを浴びたら食堂で集合ね?」

 

 「「「はーい」」」

 

 僕はまだ何が起こったのか理解できてないから、もうちょっと詳しく聞きたかったんだけどな。  まぁ、なのはは分かってるみたいだから後で聞けばいいかな?

 

 「ほら、明久君も。早く来ないと置いて行っちゃうよ?」

 

 「あ! 待ってよ皆~」

 

 僕はなのはに呼ばれて皆の元に走っていった

   

 

 

 

 

 

 




明久が攻撃してたのに何故明久が気づかなかったのかは大した理由はありません!
期待していただいた方は申し訳ありません。

それでは今回はこの辺で!

では最近では恒例になっているあの言葉で締めようと思います。
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