僕は今、これからお世話になる六課の人達と挨拶をするために、食堂に向かっていた。
何でも皆さん食堂に集まっているそうだ。
「そういえば明久君。私の事は八神さんなんて他人行儀に呼ばんで良いで? ウチ、堅苦しいの嫌いやし、はやてでええよ?」
「私もフェイトでいいよ? その代り私も明久って呼ぶけど」
「うん。分かったよ。はやてにフェイト」
僕は2人の提案に従い名前で呼ぶことになった。
「ほな皆の所に急ごうか。アキ君。皆出て行ってもうたら無駄足になってまうからな」
「あ、アキ君?」
「何や? この呼ばれ方は嫌か?」
「い、いや、そんな事はないんだけど‥‥‥」
「ほな、私はこれからアキ君って呼ぶから、よろしくな」
‥‥‥嫌ではないんだけど、その呼び方は姉さんを思い出すんだよね‥‥‥。姉さんの料理と一緒に‥‥‥
「ほら。着いたよ明久。ここが食堂だよ」
僕が姉さんの料理を思い出し震えている間に、食堂に着いたようだ。
‥‥‥‥姉さんの料理を思い出した後に、食堂に来るってどうなんだろうか?
ついさっき、姉さんの料理を思い出したから、食堂という場所自体が今は恐怖なんだけど‥‥‥‥
と、僕が恐怖心を抱いてる間に
「皆おるか~? おる人だけでええから、新しいフォワードメンバー紹介するから注目してくれるか?」
突然、はやては食堂に入り、大声で言葉を発しだす。
ちょ!? はやて!? 早いよ!!
はやての行動により、僕は心の準備ができていないまま、食堂にいた皆の視線を浴びる事になってしまう。
うぅー。はやて~少しは心の準備させてくれてもいいじゃんか~
「ほら明久。自己紹介して」
フェイトが僕の背中を押してくる。
ええぃ! こうなったら勢いで挨拶してやる!
「え~、初めまして。吉井明久です。次元漂流者? らしいです。魔法の事とか詳しく分かっていませんが、一生懸命頑張りますのでこれから宜しくお願いします」
どうだ? 何か気の利いた挨拶はできなかったけど無難な挨拶にはなったか?
皆の顔を窺ってみると、皆普通にしていた。どうやら無難に挨拶できたようだ。
「じゃあ今度はこっちの挨拶するね。私は時空管理局・機動六課の高町なのは一等空尉です」
「同じく、八神ヴィータ三等空尉だ」
「アキ君、先に言っとくけど、ヴィータは子どもじゃなくて大人やからな? 子ども扱いしたらあかんよ?」
「え? そ、そうなんだ‥‥‥」
てっきり子どもだと思ったよ。もう少しで怒らせるとこだった
「何でビックリしてんだお前?」
「び、ビックリなんてしてないよ?」
「アタシの事、子どもだと思ってただろう?」
「そ、そんな事ないよ(流し目)」
「「「(この人嘘が下手だな)」」」
六課の皆の心が一つになった瞬間だった
「納得いかねえが、今回は許しといてやる。これから子ども扱いすんじゃねえぞ?」
「う、うん」
どうやら僕の嘘はバレてたみたいだ。まぁ許してもらえたからいいけど‥‥‥
「あ~続きをしてもいいですか?」
「あっ! ごめん! お願いします」
「では改めて‥‥‥コホン。同じく、ティアナ・ランスター二等陸士です」
「同じく、スバル・ナカジマ二等陸士です!」
「ここまでがスターズっていうチームや。で隊長はなのはちゃんで副隊長はヴィータや」
「それでもう一つのチームがライトニングで私が隊長だよ。そしてこの2人が」
「初めまして吉井さん。同じくエリオ・モンディアル三等陸士です」
「同じく、キャロ・ル・ルシエ三等陸士です」
小さい子達が僕に挨拶してくれる。この子達も見た目は子どもだけど大人なのかな? 某、名探偵みたいだな‥‥‥体は子どもで頭脳は大人の
「この2人はれっきとした子どもや。ティアナとスバルはアキ君と大体同じ位の年齢やな」
良かった。あんな某主人公みたいな詐欺は一人しかいないみたいだ。
それで、やっぱりこの2人は僕と同じ位の歳だったか。
なんかこの組織は若い人多くないかな?
「後もう一人ライトニングは副隊長がいるんだけど、今はちょうどいないみたいだから、また後で紹介するね?」
「アキ君には、スターズかライトニングに入ってもらうつもりやから、このメンバーとは良く一緒になると思う」
フェイトがまだあと一人いるのを教えてくれて、はやては皆に宜しく伝えてくれる。
さて僕はどっちの部隊に入る事になるんだろうか?
「なあ、はやて? コイツはどっちかに入れるって事はまだどっちに入れるか決めてないのか?」
僕と同じ疑問をヴィータが先に聞いてくれる。
「実はアキ君まだデバイス持ってないんよ。だからアキ君の能力によって、部隊を決めようと思ってんねん」
「そうなの? コイツ魔力持っての? 魔力持ってなかったら話になんないよ?」
「そこは大丈夫やと思う。これから一応シャマルの所行って調べてもらうつもりやしな」
「シャマルの所? 今シャマルってどこにいるの? はやてちゃん?」
「ん? 今はデバイス室におるって言ってたかな?」
「じゃあ私もついて行っていい? ちょっとシャーリーに用があるんだ」
「もちろんええよ~」
「じゃあ私はまだ仕事が残ってるから部屋に戻ってるね?」
ふむ。どうやらここから先はフェイトとなのはが入れ替わるみたいだ。
「キュルー」
「わっ! 何?」
僕がボサっとしてたのがいけないんだけど僕の目の前を何かが飛んできたので驚いてしまった。
「え? ドラゴン? なんで?」
それが何か判明した時はもっと驚いたんだけど
「わわ! フリード!? すいません。吉井さん!」
「いや、大丈夫だよ。ちょっと驚いただけだから。それにしても、ドラゴンか。僕初めて見たけどかっこいいね?」
「あ、ありがとうございます。良かったね? フリード?」
「キュルー♪」
「あははは。なんか、なつかれちゃったみたいだね?」
フリードは僕にじゃれつくように僕の近くを飛んでいる。
初対面のはずなのに、人懐こいんだなドラゴンって
「す、すいません。吉井さん! ほらフリード吉井さんから離れなさい!」
主に命令され残念そうに僕から離れるフリード。
少し可哀想だけど
「ごめんね? 僕としては少しくらい遊んであげたいんだけど‥‥‥‥‥」
「ほらアキ君! フリードと遊んでらんと、早よ行くで~」
「って言ってるから、また今度ね?」
僕はフリードを諭すようにいうと
「キュルー」
フリードは納得してくれたみたいだ。
「すいません。吉井さん。フリードが迷惑かけちゃって‥‥‥」
今度はキャロが申し訳なさそうにしているけど
「気にしないでいいよ。キャロ? 僕もフリードと遊ぶのは楽しいからね?」
「そう言ってもらえると助かりますけど‥‥‥」
「ほら明久君ー? 早くしないとはやてちゃんからお叱り受けるよー?」
「わわ! それは勘弁!」
はやてのお叱りがどれほどの物か知らないけど、怒られるのは何回経験しても慣れない物だから、できれば受けたくない。
そんなわけで、僕は急いではやて達の下へ向かう事にする。
「じゃあ、またね? キャロ」
「はい。また後程」
こうして僕等は食堂を後にしてデバイスルームへと向かった。
明久がフリードになつかれるのには理由があります。
その理由についてはこれからの話で明かされていきます。
そろそろ前作と同じ所まで到達します。
いや~明久一人だと進むのが早い!
逆に明久一人だとボケが少ない‥‥‥
これから明久一人でもボケを増やせるように努力はしてみようと思いますのでそこは長い目で見てやってください。(ペコッ)