魔法少女リリカルなのは バカの参戦    作:セイイチ

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第四話

 僕とはやてとなのはの3人はデバイスルームに向かう道中で

 

 「へ~なのはも地球出身者だったんだ」

 

 なのはとはやての出会いを聞いていた。何でも小学3年の時にフェイトも含めて3人とも地球で出会ったそうだ。

 

 「うん。明久君とは違う時空だったみたいだけど、はやてちゃんと私は同じ地球だよ」

 

 「で、中学校を卒業して働き始めるまでは、フェイトちゃんと3人で同じ学校に通ってたって事や」

 

 「それ以来の幼馴染なんだ?」

 

 「そういう事やな」

 

 「何かそういうのっていいよね? 小さい頃からの友達と一緒の職場で働けるとかさ。僕には幼馴染と呼べる人は身近にいないから何か憧れるよ」

 

 「明久君は仲のいい幼馴染とかいなかったんだ? 何となくだけど明久君は、結構いっぱいお友達がいるイメージだから、幼馴染の人がいないのはちょっと意外」

 

 「ん~、小学校の頃から知ってる友達で、今も同じ高校に通ってる子はいたけど、多分向こうは覚えてないと思うから、幼馴染って感じではないかな?」

 

 姫路さんとは小学校から高校まで同じ学校に通ってるけど、幼馴染って感じではないと思う。

 どちらかと言えば高校2年でようやく友達になったって感じだろうか?

 まぁ最近は美波の影響のせいか暴力が頻繁になってきてたけど‥‥‥

 

 「と、そんな話してる間にデバイスルームに着いたで。ここがデバイスルームやアキ君」

 

 どうやらデバイスルームに着いたようだ。う~ん、話ながら来たせいか、食堂からデバイスルームへの道をまるで覚えてないや。

 

 「いらっしゃいです。はやてちゃん~」

 

 はやてが扉を開けると同時に小っちゃい何かが飛んできた。何? 今の?

 

 「お邪魔するよ。リイン、シャマル、シャーリー」

 

 「いらっしゃい。はやてちゃんになのはちゃん。それと明久君‥‥‥でいいのかしら? いらっしゃい」

 

 白衣を着たシャマルと呼ばれた女性が僕等を歓迎してくれる。

 あれ? 僕自己紹介したっけ? 

 なんて首を傾げていたら

 

 「念話っていう魔法の一種を使って、明久君がこのデバイスルームに来ることは伝えてあったの。だからシャマルは明久君の事を知ってるんだよ」

 

 横にいるなのはが説明してくれた。

 うん。それは分かった。

 魔法で念話なんて方法で連絡を取り合えるなんて凄いとは思う。けどそれよりも先に突っ込ませて欲しい。

 僕にとって魔法が凄いとかよりも、はるかに先に突っ込みたかった事。

 それは

 

 「え!? 妖精!? 妖精って存在するするの!?」

 

 妖精のような小さな生き物がはやての周りを飛んでいることである。

 いやいやいや、魔法でも充分に凄いと思ったよ? けど想像してみて欲しい。

 もし自分の目の前を妖精サイズの物体が空を飛んでしかも普通に言葉を発していたとしよう。

 その前の魔法の説明がどうでも良くなるくらいに、妖精の事が気になって仕方がないだろう。

 とは言え僕の場合は

 

 「ア、アキ君!? いきなり頭から湯気なんか出してどないしたんや!?」

 

 頭から湯気を出していた。うん。

 僕の脳には容量が有りそれには限りがあるんだ。

 いくら僕の処理能力が高くても、不意打ちでいきなり妖精を見せられたらエンストをお越してしまう。

 

 「と、とりあえず落ち着こう明久君。湯気を収める事だけ考えて? ほら深呼吸しよう」

 

 なのはが何を言ってるのか、いまいち良く分からなかった。

 

 「??」

 

 「だ、だから深呼吸だよ。明久君!」

 

 どうやら深呼吸しろって言いたかったみたいだ。

 よし、じゃあなのはの言う通り深呼吸をして落ち着くとしよう。

 

 

 

 「落ち着いたか? アキ君?」

 

 「うん。もう大丈夫だよ。はやて、なのは」

 

 「なら話を進めよっか? シャマル達は明久君の事知ってるとは思うけど、明久君は知らないと思うから紹介しとくね?」

 「あ、うん。お願い」

 

 僕はなのはに彼女たちを紹介してもらう。

 

 「こっちのさっきから飛んでる小さい子が」

 

 「リインフォースⅡですー。皆にはリインと呼ばれているので、明久さんもリインと呼んでくださいですー。それとリインはユニゾンデバイスなので、決して妖精とかではないですよ?」

 

 リインが釘を刺してくる。

 あれ? 今の僕思考回路読まれたの?

 

 「アキ君はすぐに顔に出るからな~分かりやすいわ」

 

 「そ、そんな事ないよ!! 僕みたいな天才がそんな直ぐに顔に思ってる事が出るなんて事‥‥‥」

 

 「いや、天才と思ってる事が顔に出ちゃうのは関係ないんじゃないかな?」

 

 「というかアキ君。失礼な言い方になるけど天才ちゅうより、どっちかって言うとバカっぽい顔してるんやけど‥‥‥」

 

 「ホントに失敬な!! 僕がバカっぽいなんて事あるわけないじゃないか!」

 

 「そ、そうか? そら失礼したな」

 

 「全くだよはやて。これからは僕をバカ扱いしちゃだめだよ?」

 

 「気を付けるわ‥‥‥」

 

 はやては分かってくれたみたいだ。

 良かった分かってくれて。こっちの世界でもバカ扱いされちゃ嫌だからね。

 僕は頭が良いと思ってもらいたいんだ。こっちの世界じゃテストとかはないから、一度僕がバカじゃないと思ってもらえたら、バカだと思われる事はもうないだろう。

 と、僕は一安心する。

 ‥‥‥‥あれ? そう言えばさっきリインがユニオンデバイス? とか言ってたけ?

 あれって何なんだろうか? 

 僕は安心すると同時に、そんな疑問が浮かんできたから、皆に聞いてみる事にする。

 

 「ねえ? ユニオンデバイス? って何?」

 

 「ユニオンやなくて”ユニゾン”デバイスやでアキ君? えっとユニゾンデバイスっていうのは‥‥‥」

 

 はやてが丁寧に教えてくれるが、僕はこれっぽちも分からない。

 余計な事は聞かなければ良かった。と後悔する僕。

 

 「ちょ!? 明久君!? また頭から湯気出てるよ!? それもさっきとは比べ物にならないほど出てるよ!?」

 「へ? ってワアッ!? あ、アキ君今の理解できてたか?」

 

 「ゼンゼンムリ」

 

 「あの説明で理解不能なんか‥‥‥(やっぱりアキ君は否定してたけどアキ君はれっきとしたバカやったようやな)」

 

 「ええっと、ようするにですね~ユニゾンデバイスと所有者が合体できるって事です」

 

 「うん。とてつもなく簡単な説明ありがとう。凄くバカにされたような気がするけど、でもユニゾンデバイスについては分かったよ」

 

 リインの簡単すぎる説明のおかげでユニゾンデバイスについては理解できた。

 ついでに他のデバイスについても‥‥‥ほとんど理解できなかったけど、僕が理解しとけばいいのはデバイスには人工AIが搭載されていて所有者をサポートする役割を担っている。

 これだけ分かっていればいいらしい‥‥‥何か凄くバカにされてる気がする。

 

 「さて、話が大分それましたけど、そろそろ自己紹介の続きをしましょうか。‥‥‥私はシャリオ・フィニーノよ。ここじゃデバイスを作ったり調整をしてるわ。皆からはシャーリーって呼ばれてますから、明久さんもシャーリーって呼んでください」

 

 「私はシャマルよ。医務官をしています。ケガをした時は遠慮なく私に言ってね?」

 

 「分かりました。シャーリー、シャマル」

 

 「ほな、いきなりで悪いけど、アキ君のコアを調べてくれへんか? シャマル?」

 

 3人の自己紹介が終わり、直ぐにはやてが僕の魔力を調べるためにコアを調べるようにシャマルに頼む。

 それにしても、この自己紹介だけで僕はバカと認知されてしまったような気がするのは何でだろう? 

 ちゃんと頭が良いとみてくれるように行動したはずなんだけどな‥‥‥

 

 「分かったわ。はやてちゃん。明久君? そこの台の上で仰向けになってくれるかしら? どうせなら詳しく調べようと思うから」

 

 「はい。分かりました。‥‥‥ええっと、宜しくお願いします」

 

 僕はシャマルに言われた通りに仰向けになり寝転がり詳しく調べてもらう。

 シャマルが一通り見終わり検査の結果に驚いていたけど、何かあったんだろうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




めちゃめちゃ眠いから今回はここまでです。

ほんとは明久の能力詳細まで一気に行きたかったんですけど眠気がもう限界です。

というわけで明久の能力判明は次回で!!

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