実は作者は地味に週に1回は投稿するというのを目標しております。
今回はギリギリでしたが何とか投稿することができました!
さて、前回の最期にあった明久の連戦の相手は誰なのか?
気になる相手は本編にてご確認下さい!
明久がガジェットと一緒に周りの風景まで破壊した頃、見学組みでは
「す、凄いです。吉井さん。とても魔法初心者とは思えないです」
「魔法もそうだけど、あの回避力の高さの方が私は気になったんだけど」
「ティアずっとそれ言ってるね~まぁ、私もあの回避力は凄いと思ったけど」
「でしょ? いくらデバイスが危険を察知してくれるからって、あの回避力は以上だわ。普通はいくら警告されていたとしても、自分で攻撃を確認するものじゃない? なのに吉井には確認するという行動が一切なかった」
キャロは素直に明久の実力に賞賛を、ティアナとスバルは明久の回避力の高さに驚愕していた。
「う~ん。ティアナとスバルの疑問は最もやけど、なのはちゃん達はどう思った?」
はやてがなのはとフェイトに明久の実力について2人がどう思ったのかを聞いてみる。
「私はティアナの言う通り、回避力が高いとは確かに思ったけど、魔法の使い方は雑だね。もっと練習が必要な感じはしたよ。後はめちゃくちゃな作戦を考えるのが凄いって感じ。けど総合的に判断するのはこれだけじゃあ難しいかな?」
「私もなのはと同じ意見だよ。ただ見てて思ったのは、回避するのは慣れてるって感じの避け方だったと思ったかな」
「二人とも私とほぼ同じ意見か‥‥‥アキ君には悪いけど、これはもう一戦やってもらわな実力は分かれへんな」
「「「え!? 今からですか!?」」」
フォワード陣の皆、今まで明久の戦いに驚き過ぎて一言も発せなかったエリオまでもが驚きの声を上げる。
「ん? 何を驚いてるんや? アキ君の実力を知るにはもう少し強い相手でもう一回戦ってもらうしかないやろ?」
「そ、それはそうですけど‥‥‥」
「いくら何でも連戦はキツイんじゃないかと‥‥‥」
エリオとキャロの明久を心配した発言は
「あの戦闘でアキ君が疲れたりすると思うか? ほとんど力使ってへんでアキ君?」
はやてのこの発言で即却下された。
確かに、はやての言う通り明久は回避→魔法を使う。これ以外の事をまるでしていないので多少は回避するのに疲れたかもしれないが、この程度の疲れは疲れているに入らないのでエリオ達もはやてを止める事はできなかったのだ。
「じゃあ、はやて。明久の相手は私が‥‥‥」
「ちょっと待て。テスタロッサ」
フェイトが明久の相手に立候補しようとしたが、いつからそこに居たのか分からないシグナムとヴィーターがいて、シグナムがフェイトに待ったをかける。
「テスタロッサ、悪いが吉井の相手は私にさせてくれないか?」
「な、なんで!? 私も戦いたかったのに‥‥‥」
フェイトはシグナムにズルイと言わんばかりの目を向ける。
「すまんなテスタロッサ。吉井が炎を使っているのを見て、少し炎の使い方を教えてやろうと思ってな」
「‥‥‥シグナムさんって前『私には攻撃が当たる範囲に近づいて斬れくらいし教えられんから教導には向いていない』って自分で言ってませんでしたっけ?」
「細かい事は気にするな高町。とにかく吉井の実力を間近で見てみたいと思ったのだ。すまんが私にやらせてくれるか? テスタロッサ」
「私だって明久と戦って見たかったのに‥‥‥まぁ、今回はシグナムに譲るけど次の機会があれば私にやらせてよ?」
「ああ。それは約束しよう」
「決まったなら早よ行ったてくれるか? シグナム。アキ君がお待ちやからな」
「分かりました。主」
シグナムは明久の待つフィールドへと嬉々として向かっていったが、ヴィータは
「(明久に一言もなしで連戦が決まってるみたいだけど良かったのか?)」
明久のこれから味わうであろう苦労に同情する気持ちもあったが、明久がシグナム相手にどこまで戦えるのか興味もあったので、口出しは一切しなかった。
☆
「あれ? シグナム? どうしたの?」
僕が自分で壊してしまった景色を見て怒られるのを覚悟していた時にシグナムが僕に向かって飛んできたのだ。
「どうしたも何も、お前と戦いにきたんだ吉井」
「‥‥‥‥‥‥はい? 今なんとおっしゃいました?」
僕はシグナムが何かの冗談を言ってるんだと思い、思わず聞き返してしまった。
「だから、お前と戦いに来たと言ってるんだ吉井」
どうやら、冗談でも聞き間違いでもなかったようだ。
「ちょっと待ってよ!! どうしてそんな話になってるの!?」
「主がお前の実力をもう少し詳しく把握したいらしくてな。ガジェットでは力不足なので私がお前の相手をすることになったのだ。というわけで、かかってこい吉井」
はやてがシグナムとの戦いを認めたって事!? 何考えてるの!? 僕はまだ魔法を使ってから1週間しか経ってないし、実戦なんて今日が初めてなのに!
「大丈夫だ吉井。当然、手加減はしてやる」
「‥‥‥本当に?」
「ああ。お前の実力を測るためにやるのだから、それ位は当然だ」
「良くはないけど、それなら‥‥‥」
僕の力量を測るのが目的なら、僕の力に合わせて戦ってくれるだろうし、まぁいいかな。
「お前は魔力素質はSSS以上で回避が上手いから楽しい戦いになりそうだな」
「今、本音が出ましたよ!? 今のが絶対本音でしょ!? 僕の実力を見るとかじゃなくて自分が楽しむために僕と戦う気でしょ!?」
この人絶対に僕の実力測るために僕と戦うつもりじゃないでしょ!? 絶対に自分が楽しむために戦う気だな!?
「そんな事はないぞ? それにだ、仮にそうだとしても、ちゃんと主に許可を得ているのだから問題ないだろう?」
「僕の生命に危険が迫ってるんですけど!?」
「ごちゃごちゃうるさい! 行くぞ!」
「嫌だー!! 誰か助けてー!」
ガキィン!!
僕は助けを呼びながらシグナムの攻撃を何とか弾き返す。
「いくらなんでも、いきなり過ぎない!? 攻めてくるの!?」
「お前がごちゃごちゃうるさいからだろう。それより今のを良く止めれたな吉井」
シグナムは僕がシグナムの一撃を凌いだ事に対し称賛をくれる。
僕としては召喚獣でいつもやってる事を、自分の体で実践しただけだから、そんなに難しい事じゃない。
‥‥‥あれ? もしかして僕って意外に強いのかな? もしそうなら僕がシグナムに勝つような事が起こり得るのか?
「今のが止められるなら、もう少し本気でやっても問題ないな」
前言撤回! この人、全然本気じゃないなんてどんだけ強いんだ!?
「ちょっ!? 待ってよ!! 僕が相手なんだから、そんなに本気でやらなくても」
「何を言ってるんだ? お前が相手だから、もう少し本気で戦うんだぞ?」
ダメだ。何言っても聞いてくれないや‥‥‥
「もういいです。いい加減覚悟を決めます」
「うむ。では行くぞ!!」
シグナムは先ほどよりも早いスピードで僕に接近してくる。
かなり早いけど、見えないほどじゃない!
僕はシグナムの攻撃を最小限にかわして、カウンターを狙い右手の剣を振るうが、シグナムはそれをあっさり受け止めてしまう。
僕はそこまでを予測していたので、すぐさま左の剣も振るったが、シグナムは薄らと笑みを見せた後、僕の右手の剣を押し返し僕の体を吹き飛ばしてきた。
くっ! 最初から分かってた事だけど強い!
僕は空中で体の態勢を整え無事に着地するも、既にシグナムが僕に斬りかかってきていた。
「うわぁ! もう攻めてきてるの!? ちょっと本気になり過ぎじゃない!?」
今度の僕にはカウンターを狙う余裕など一切なかったので、シグナムとつばぜり合いになる。
「やるではないか吉井。今のは結構本気で攻撃したのだがな」
やっぱりこの人って、手加減できない人なんじゃないだろうか?
「そんな本気になられても困るけど、僕は必至で防いだけだよ」
「それでもかなりのものだ。今度剣の稽古をつけてやろう。そうすれば今より強くなって私との戦いももっと楽しくなるだろう」
「強くなれるのはありがたいけど、楽しくはならないと思うよ?」
この人強すぎて楽しむ余裕なんかなさそうだし、何より僕は戦いが面白いとは思わない。むしろ痛いのは嫌だから戦いなんてできるだけ避けたいんだけど‥‥‥
「それはやってみなければ分からんだろう? ではそろそろ本気でやろうか?」
いや、アナタはどうか知らないですけど僕は痛いの嫌ですから、それに僕は既に本気でやってますから。
今更本気もくそもないです。
ていうか
「本気!? 貴女さっき手加減するって言ってましたよね!? 冷静に、ここは冷静になるんだ! 僕はシグナムが本気を出すような相手じゃないよ!?」
「では本気の私を止める修業だと思え」
「めちゃくちゃ言わないで!! これは僕の腕試しなんだよ!?」
「私の本気を受け止められるかの、腕試しだ」
僕は、このシグナムの言葉に絶句する。
この人本当にめちゃくちゃだ! どんだけ戦いたいんだよ!
こうなりゃコッチから行ってやる!
今度は僕から攻めようと決めてから、一度シグナムから離れるため後ろへと飛んだ後、着地と同時にシグナムに飛びかかる。
「ほぉ。中々やるではないか」
「そりゃどうも」
僕は休む事なくシグナムに斬りかかるが僕の攻撃は全てシグナムに防がれる。
クソッ! 全く当たらないじゃないか!
僕が攻めあぐねていると、シグナムは僕の隙をついて剣を振るってくる。
僕はそれを避けきれずに直撃してしまうと
「くっ!」
僕は、すぐさま距離を取ろうと後ろへ飛ぼうとする
「不利になれば後ろに下がるんだなお前は」
けど、これは完全に読まれていたようで、僕が後ろへ飛ぶと同時にシグナムは逆に前に飛び込んできた。
「な!?」
僕はその動きについていけず、シグナムが振るってきた攻撃にも反応できずで、もろに当たってしまった。
僕はその斬られた勢いのまま地面に叩きつけられて、地面を何度もバウンドして後方へと吹き飛ばされてしまう。
「がはぁっ」
僕は口から大きく息を吐き呼吸を整えてシグナムともう一度向き合う。
正直もうこのまま寝ていたい位だけど、男のプライド的には何としても一撃を入れたいものだ。
「どうした吉井? お前の力はそんなもの‥‥‥ん? 何やら目つきが変わったな吉井。何かあったのか?」
「別に大した事はないよ。ただシグナムにどうやって攻撃を当てようか考えてるだけだから気にしないで」
シグナムは僕の言葉に驚いた顔を見せた後、唐突に笑い出した。
「ははは。吉井、お前やっと本気になったのか?」
「僕は最初から本気だったよ?」
僕はシグナムとの戦いでは一度だって手を抜いていない。本気で戦って僕は剣ではシグナムに手も足もでなかったんだからね。
僕の空気が変わったなら、それは気持ちの問題だろう。
「ではこれからどうするんだ? どうやって私に攻撃を入れる気だ?」
「それは見てからのお楽しみってね」
僕はそう言いながらシグナムに向かって剣を振るい炎の斬撃を飛ばす。
「甘い!」
シグナムはその斬撃を切り落としてしまった。
僕はその瞬間にもう一方の剣を振るいもう一度炎を飛ばす。
シグナムはそれも斬ってしまったが、僕は何度も炎を飛ばし続ける。
「何度やっても私には効かんぞ!」
同じ事を繰り返して、シグナムが痺れを切らし炎の斬撃の中、僕に向かって飛び込んできた。
「今だ!」
僕はシグナムが飛び込んできた時に、今まで炎での攻撃しかしていなかったが、シグナムの不意をつく形で雷の斬撃を放つ。
「な!?」
雷の斬撃は炎の斬撃よりも早い。これを利用して僕は簡単な時間差攻撃を行ったのだ。
シグナムは炎の斬撃に目が慣れているプラス、僕に接近してくるという二つの要素で、雷の斬撃は普段のスピードよりもかなり速く見えるはずだ。
シグナムが雷に気づいた時には回避不可能な距離にまでなっていたため、シグナムには足を止め、雷の斬撃を斬る以外に選択肢はなかった。
シグナムが足を止めた瞬間に僕は全速力でシグナムに突進していく。
雷を防いだ後に、僕の攻撃を避ける手段はシグナムにはない!
一発限りの奇襲作戦だ。これなら流石のシグナムにも勝てる‥‥‥はずだった‥‥‥
シグナムは足を止めた後、あろうことか
「紫電一閃!」
紫色の斬撃で雷を吹き飛ばしてきた。その攻撃は衰える事なく僕に向かって飛んでくる。
「な!?」
僕は何とかその斬撃を、紙一重でかわしきる。
何だよそれ!? 僕の渾身の功撃を、たった一振りで防ぐとか、この後僕にどうしろうと!?
「今のを避けるか‥‥‥凄い回避力だな」
今のは本当に、自分でも良く避けれたなと思うよ。
「私も今ので決めるつもりだったのだがな、避けられるとは思ってもみなかったぞ」
「冗談。僕はあれ位の攻撃へでもないよ」
本当はかなりギリギリで、今も恐怖でいっぱいだけど‥‥‥‥‥
「言うではないか。ならば私の本気の一撃をくれてやろう」
「じゃあ僕もそうさせてもらうよ」
シグナムは剣に炎を纏わせ斬撃を放つ構えを取る。
僕はそれに対抗するように炎と雷を合わせ雷炎にし魔力を剣に込める。
両者のチャージが終わり、後は放つだけとなった。
僕はSSS以上の魔力があるらしいから、本気の魔力のぶつかり合いなら、僕に分があるだろうけど、そんな事はシグナムも当然分かっているはず。
という事は何か仕掛けてくるのは目に見えている。
僕はシグナムの動きに注意しながら自分の斬撃を放つタイミングを取る。僕とシグナムは僕の汗が流れ落ちるのと同時に砲撃を撃った。
「雷炎龍の粉塵!!」
「紫電一閃!!」
僕とシグナム、二人の攻撃がぶつかり合い、大爆発を起こす。
その瞬間、僕は思わず目を瞑ってしまいシグナムから目を放してしまった。
次に僕が目を開けた時には、シグナムは僕の目の前に迫っていて、僕は反射的に剣を振るったが、シグナムの攻撃の方が早く僕はシグナムに斬り倒されていた。
その一撃は僕の意識を刈り取るには充分な一撃だったので、僕はそのまま意識を失いシグナムに敗北したのだった。
というわけで明久の対戦相手はシグナムでした。
フェイトを希望していた方はごめんなさい。
今回の相手はシグナムでした。
作者的にはバトルに力を入れてみたつもりなのですがバトルを書くのって難しいですね(汗)
今回の話で、もう少しバトルの書き方が上手くなりたいと思った作者でした(泣)
今日はもう眠いから寝ます!!
おやすみzzz
感想、評価お待ちしております。