インフィニット・ストラトス ~無声多重の操縦者~ 作:バアル・ペオル
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時間がかかったわりに短いです
保健室
っは!?どこ!?ここ!?保健室!?
気づいた時、そこは保健室のベッドの上で俺は横になっていた。
確かセシリアさんのお弁当のサンドイッチを手にとって食べて……食べて、うっ!?くっそ!思い出せない、いやこの反応は覚えてる、これは座員の手料理を食った時の反応……なるほど、セシリアさんも錬金術師だったか。
まさかのガチなメシまずかよぉ!あんまり綺麗に出来てたから油断した、そう言えば座員の1人に同じように、見映え綺麗なのに食ったら劇物料理を作るやつ居たわ。
俺はベッドから降り保健室の先生一言言って教室に荷物を取りに戻った。つか俺、身体が弱いわけでもないのに保健室に運ばれ過ぎだろ。
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寮
あーくっそ…今日は一夏を鍛え損ねた、話しによるとセシリアさんと箒さんが二人がかりで鍛えてたらしい、お?意味深か?
無事部屋に戻り寝ようとした時だった、遠くから女の子の怒声と扉を力強く閉める音がした。チラッと扉から廊下を覗くと2組の転校生凰鈴音さんが涙目で走っていった。
やべぇ…絶対面倒臭い事が起きた、それも一夏絡みで(直感スキル)、幼馴染とか言ってたしきっと「大人になったら毎日お味噌汁を作ってあげる」的な事を子供の頃に言ってたのを、奢ってあげるとかに勘違いされたに違いない!(疲れてる時の嫌な直感スキル)
………………よし!放置しよう!関わっても絶対良いことない!俺はそっと扉と鍵を閉めてベッドに戻り眠りについた。
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クラス対抗戦当日 アリーナ観客席
やぁやぁ!今日はアリーナ観客席で布仏さん達と一夏の試合を観戦してるぜ……兎の着ぐるみを着て!
「あの、蟲神くん?何で兎の着ぐるみを来ているの?」
「それはね~?前にニッスンがISのスラスターを2基駄目にしたでしょ~?折角整備とか手伝ったのに直ぐ壊したから罰ゲームで着て貰ってるんだ~」
えぇ、朝早くに訪ねて来たと思ったら「ニッスン~前にスラスター壊した罰ゲームね~」とか言って、兎の着ぐるみパジャマを持って来ましたよ、え?拒否しなかったのかって?本音さんに逆らえる分けないじゃないですかやだぁ。
『いやぁ、それにしても一夏の対戦相手がまさかの2組のリンさんか、フラグ回収早いな』
「そうだねぇ~それにあっちのIS強そうだよ~」
あの機体……俺達のレギオンとコンセプトと言うか戦闘距離同じだな。背中にマウントされた巨大な片刃の曲刀、それにあのカスタムウイング、俺のアヴェンジャーに搭載されてる衝撃砲の規格を大きくしたやつが搭載されてる。安定性と燃費を重視した機体ってところか?
『あれには多少無理してでも近接戦闘で行かないと一夏完封されるよ?離れたらカスタムウイングの衝撃砲を射たれて終わる』
「え?見ただけでわかるの!?」
『機体タイプが同じって言うか、使ってる武器種が被ってるからね衝撃砲だったらレギオンの武装にも搭載されてるのがあるよ?』
まぁあっちは近接に見せた中距離って感じだろ、俺のはガチな近接特化、アサルトライフルは無いよりはマシ程度、お守りって感じだからね。
なんて談話してると開始の合図が鳴った。それと同時に一夏とリンさんはそれぞれ動き始める。
「あっ!始まったみたいだよ!」
最初に仕掛けたのはリンさんだった、素早く最初にマウントしていた曲刀と同じ物を拡張領域から取り出すと二刀流で切り結び、ちょっと離れてはつばぜり合いを繰り返していた。
『いくらISでもあの質量で攻撃はエグいね』
「織斑くん!頑張れぇ!」
「いっけ~おりむ~」
もう何度目かの打ち合いをした時、織斑が距離を取り始めた、あっ……(察し)
『まずいあの馬鹿』
瞬間爆音と共に一夏は地面へと叩き落とされていた。
「え!?何!?何で織斑くん落とされたの!?」
「もしかしてあれが衝撃砲?」
『うん、俺のはほぼ零距離で使用するから気づかないけど、本来は砲身も弾丸も見えないのが特徴だからね』
まぁ言うて機体の駆動音で射撃タイミング計れるし避けること自体はできるんだよなぁ、ほら一夏も避けてる避けてる。
「おぉ~!おりむー凄~い」
しかしそこからしばらくは衝撃砲の弾幕により防戦一方の一夏だった。まぁ、距離を詰めようとしても衝撃砲を引き射ちされちゃうしなぁ。と思ってみたが一夏の表情を見ると何かを狙ってる様子。
『多分そろそろ一夏仕掛けるよ、なんかそう言う表情してる』
「え?それってどういう……」
一夏が仕掛けようとした時だった。
バリーーン!っと言う音と共にアリーナの障壁が割れたと思えば、アリーナの中央で巨大な爆発が起き、何かが侵入してきた。