魔法少女まどか☆マギカ〜魔法少女と落ちこぼれ魔法使い〜 作:光三
まどかは、今ほむらと話をしている。
「じゃあほむらちゃん、これから私用事あるから帰るね」
「まどか、
「!!」
まどかは、ほむらが言っていた事に驚いた。やっぱり、あの夢は何かがある。そう、まどかは感じた。
「まどかさん。あの子は、今日やって来た転校生ですよね。なのに、何故あんなにも親しいのですか?」
今、話しかけて来た女の子は
「それにまどかさん………今、何かに巻き込まれているんじゃないんですか?いや、違いますわねこれは………っ!!もう、巻き込まれてる?」
「相変わらずだね、仁美ちゃんのその能力。確か、対象の可能性を視る能力だったよね?やっぱり、制御出来てない感じ?」
「制御は、出来るようになりました。しかし、あなたのそれはとても重要な岐路に立たされている感じだったので………あなたのその選択で世界の明暗が分かれているから。1つアドバイスをするなら、どうか考えてください。考えて、考えて、悩んで、悩み抜いて………そして、後悔のない選択を!」
仁美は、所謂お嬢様と呼ばれる部類の人間だ。そんな彼女が不思議な能力を発現させたのは、小学4年生の時だ。この能力は、暴走して無差別に対象の可能性を視てしまった。彼女は、『心』を病んだ。しかし、そんな彼女を救い出した1人の女性がいる。名前は、ユーシュ・レイグバート。彼女は、自分のことをこう紹介した。とある秘密結社の最高幹部の1人で、『異能者』であると。
「未だに信じられないんだけど、この世界に『異能』なんて不可思議なものがあったなんて……」
「でも、実際あることを私自身が証明してしまいましたから」
「『異能』のような不可思議なものが、まだまだ存在するのかな?」
「まどかさん………」
「ごめんね、こんな話しちゃって。そろそろ家に帰るね」
そう言ってまどかは、家に帰っていった。
家に帰って来たまどかは、早速話を聞く為に父と母の元へと向かった。
「まどか、あなたの見た夢は夢じゃないわ。あなたは、選ばれたようね………『記録者』に」
「『記録者』?何それ?何かを記録する人?」
「うん、とっても名誉な仕事なのよ!何故なら、これからあなたは総てを手にする事になるから」
「あ!総てを知る者だっけ。でも、わたしいらないよ総てなんて」
「ふふ、やっぱりこの答えに行き着くのね。でも、遺伝なのかしら?『記録者』の能力の一部があなたに存在しているみたい」
「『記録者』は、基本的に未来の出来事を対象者に伝えてはならない。そして、『魂』を対価とする契約をする」
「『魂』を対価とする契約?『記録者』になると、『人間』じゃなくなるってこと?」
「いや、『人間』のままだ。『人間』のまま『神族』と似たようなことが出来る」
まどかは、思い出していた。あの不可思議な出来事を。『異空間』を管理する『総てを知る者』。彼は、自身のことを『神』と称した。『神』と『神族』の違いはなんなのだろうか?とそんなことを考える。
「まどか、多分これから大きな流れに飲み込まれるわ。その時、まどかはどんな風に困難に立ち向かうの?」
質問の意味は、わからなかったがまどかは一生懸命に答えた。
「わたしは、友達が困ってたらその子と一緒にその問題を解決したい!そして、わたしが困ってたら今度はその子がわたしを助けてくれると嬉しいな」
「まどか、いい答えだ。それがまどかの一番大切なことなんだな?」
「お父さん、お母さん。わたしは『友だち』を守りたいの!さやかちゃんに仁美ちゃん。それに、ほむらちゃんも」
「なら、この想いを覚悟をこれからも持っていて欲しい。それが、最良の結果に繋がるだろうから」
これは、このわたしの言葉は覚悟と言えるのだろうか……まどかは、そう感じたが自らの想いはしっかりと伝える事が出来たのでよかったと感じた。
「まどか、ちょっと待っててね」
「?」
「お待たせ。まどか、これを持っていて欲しいの」
そう言ってお母さんが取り出したのは、お守りだった。
「どうしたの?このお守り……」
「これは、まどかとまどかのお友だちを守る為のお守りよ。だから、なくさないでね」
「うん、ありがとう」
秘密結社の名前ですが、軌跡シリーズお馴染みの身喰らう蛇ではありません。志筑 仁美に関しては当初『魔法少女』にするつもりでしたが、この物語の目的にはそぐわないので『異能者』ということでアクロスと同じ感じにしました。