~曜side~
「鞠莉ちゃん、どういうことか説明してくれる?」
練習が終わった後、私はすぐに鞠莉ちゃんに聞いた
お礼がしたいって言ったけど、奏くんを貸してだなんて、簡単に返事はできないよ!
「もーそんな怖い顔しないで?school idolは笑顔が大事よ?」
「…」
「わかったわ。本当のことを話すわね。」
「うん…」
「マリーはね、一人っ子なの。それで考えてたの。私に弟や妹がいたらって。」
「それで奏くんを…?」
「うん。少しでいいから体験してみたいの。弟がいる生活を。めいっぱい甘やかしてあげたいの…!」
「そっか……」
「ダメ…かな?」
「ちょっと奏くんにも聞いてみよっか」
そう言ってルビィちゃん達と話していた奏くんを呼ぶ
テテテッと走ってくる奏くんに愛らしさを感じながらも、ことの成り行きを話す。
「つまり今日は鞠莉さんのお家にお泊まりってこと?」
「そういうこと。どうかしら?」
「うーん。どうしようかなぁ。ウチから離れてますか?」
「そうね、結構離れてるかしら」
「お家どこなんですか?」
「ホテルオハラよ」
「へ?」
「だからホテルオハラよ」
「お姉ちゃん、どういうこと?」
そういえば奏くんに伝えてなかったなぁ
「鞠莉ちゃんはホテルオハラのお嬢様なの。この学校の理事長もやってるしね。」
「えぇぇぇぇぇ!?!?!?そういうことは早く言ってよ!!!」
「あはは、ごめんごめん」
「なになにー?どーしたの?」
奏くんの大声にみんなが集まってきた
みんなにも話をした。すると、千歌ちゃんが
「絶対泊まってみた方がいいと思う!鞠莉ちゃん家すごいんだよ!」
「で、でも…明日は学校あるし…」
だいぶ行きたいって思ってきてるなぁ…寂しいけど、ここはお姉ちゃんとして行かせてあげようかな
「奏くん!行きたいんでしょ?」
「え、えっと…それは……うん…」
「よし、じゃあ行っておいで!鞠莉ちゃん奏くんをよろしくね?」
「サンキュー曜!奏をめいっぱいかわいがってあげるわ!じゃあ奏、行きましょう?」
「あ、あの、制服とかは?」
「あぁ、後で家の者に取りに行かせるから大丈夫。さぁ、行くわよ!」グイッ
「わぁぁ、ちょっと待ってくださいよ!鞠莉さん!」
行っちゃった…これで良かったんだよね…?
「曜ちゃん、今日私たちもお泊まり会する?」
「千歌ちゃん…うん!やろう!」
「わーい!じゃあ梨子ちゃんも!」
「えぇ、行くわ」
私も切り替えて楽しまなくっちゃ!
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「うわぁ…おっきいホテル…」
あの後は…なんかよく覚えてない。気がついたらもう着いてた。呆然としていたら後ろから鞠莉さんに抱きつかれた
「もう!ホテルの前で何してるの?早く行くわよ?」
「ちょっと鞠莉さんあんまりくっつかれると…///」
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「ここがマリーの部屋よ」
ガチャ
「…!すごーい!」
「さぁ、入って入って…と言いたいところだけど…」
入ろうとしたら鞠莉さんに止められた。なんで?
「この部屋に入るには、一つだけ条件がありマース!」
条件…?ハッ!もしかしてお金…?こんなホテルに泊まるようなお金なんて持ってないよ…
「ご、ごめんなさい…お金は持ってないです…」
「へ?何勘違いしてるのよ?そんなんじゃないわ」
なーんだ良かった。お金って言われたらお小遣い何ヶ月分前借りしなきゃいけないかわかんないもんね
「じゃあ、なんですか?」
「今日は1日私のことをお姉ちゃんだと思うこと」
「…はぁ、分かりました」
「それも禁止!」
「?それって?」
「敬語!お姉ちゃんなんだから敬語は使わないでしょ?」
「わかりま…わかったよ」
「よろしい!じゃあ入ってちょうだい」
やっと許しが出たので部屋に入る。外から見るよりもずっと豪華に見えた。僕は今日こんなすごいとこに泊まるんだ
「早速で悪いけど、シャワー浴びてくるわね。練習で汗かいちゃって」
「は、はい」
「もう、そんなかしこまっちゃって。今日は私がお姉ちゃんよ?」
「あ、ごめん。慣れなくって…えへへ」
「と、とにかく浴びてくるから、部屋で待っててくれる?あぁ、それとも…一緒に入る?」
「!何馬鹿なこと言ってるの!早く行ってきて!!」
「はーい」
全く…鞠莉さんったら…あ、ここだとお姉ちゃんって呼べって言われてるんだった。待っててって言われても、特にやることはないのでベランダに出てみた。
「すごいなぁ、僕の家はあっちの方かな?」
家のベランダより高いところから見る町は普段と違って見えた。お姉ちゃんに写真撮って送ろうかな
実は僕、スマホ持ってるんです!僕は特に欲しいって訳じゃなかったんだけど、お姉ちゃんが危ないから持った方がいいってお母さんに熱弁して…
パシャリ
「よし、結構上手く撮れた」
早速今撮った写真をお姉ちゃんに送る
奏:【⠀ベランダからの写真撮ったよ〜】
ピコン!
返信早っ!
お姉ちゃん:【奏くんが楽しそうでなによりです。でもお姉ちゃんは奏くんに会えなくて寂しいです。早く帰ってきて】
「あはは…お姉ちゃん…」
お姉ちゃんは今何してるのかな…なんてね
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曜side
奏くんは今何してるんだろうなぁ。
「よ…………ん!」
鞠莉ちゃんと楽しくやってるのかなぁ。
「ね……よ…ちゃん!」
さっき写真送られてきたけど…早く帰ってきて欲しいなぁ…
「曜ちゃんってば!!」
「わぁぁ!千歌ちゃん!?どうしたの!?」
「どうしたのって、ずっと呼んでも返事しないから」
「え!嘘!ごめんね、ちょっと奏くんのこと考えてて」
「もう!奏くんは今日鞠莉ちゃんの家でしょ?じゃあ心配ないじゃん」
「そうじゃなくて、奏くんがいないっていうのが落ち着かなくって」
「ずっと一緒にいるんだものね、しょうがないのかも」
「じゃあ今日は私が奏ちゃんの代わりになってあげる!」
…千歌ちゃんは何を言ってるんだろうか
「ち、千歌ちゃん…?それは難しいんじゃない?」
「えぇ!」
「ふふっ、あははっ!」
「「!!どうしたの!?」」
「あはっ、なんでもない!ごめんね、ぼーっとしてて。さぁ、今日は楽しもう!」
「おーーー!」
「お、おー!」
奏くんに負けないぐらい私も楽しんでやるんだから!
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ーーー
あれからずっとベランダにいるのもなんなので、部屋に戻ってソワソワしながら座ってスマホで勉強してた。最近の技術はすごいよね
「…ら?な………の?」
イヤホンをしてたので僕は後ろの気配に気が付かなかった
ムギュ!
「!ふぁ!」
いきなりの衝撃に変な声が出ちゃった。それと同時にイヤホンが耳から外れる
「もう!話しかけてたのに!」
どうやら鞠莉お姉ちゃんが後ろから抱きついてきたらしい。そ、それにしても…
「何してたの?Oh!勉強してたのね!」ナデナデ
み、耳元で話されると、ゾクってする…
「ま、鞠莉お姉ちゃん!急に来るとびっくりするじゃん!」
「Sorry!でも奏が聞いてくれないから…」
ビクッ
「どうしたの?」
ビクッ
「?………!ふぅー」
何かに気づいた鞠莉お姉ちゃんが耳に息をかけてくる
「ふぁぁ!」
変な声がまた漏れてしまう
「へ〜、奏って耳が So weakなのね…いいこと知っちゃった!」
知られてしまった…僕は耳がすごく弱い。お姉ちゃんに
もたまにいじられる。その度にすっごい反応しちゃうから面白がってもっとやられちゃうんだよね…最近は千歌お姉ちゃんからも…
「は、離して!」
未だにハグをしている鞠莉お姉ちゃんに離すように言うけど…
「えー?いいじゃない、今日は姉弟なんだし」
フゥ
「んん!だ、だからぁ!」
パッ
「ふふっ、ごめんね。奏がかわいかったからついからかっちゃった」
「むぅ」
「さぁ、奏もシャワー浴びてきたら?」
「あれ?もうそんな時間?」
スマホを見ると、時間は6時を過ぎていた
「じゃあそうする。あ、でも着替えとかはないんだけど」
「心配しないで!後で持っていくわ!」
「な、ならいいけど」
妙に元気だった鞠莉お姉ちゃんが少し怪しかったが、早くさっぱりしたかったから移動する
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~鞠莉side~
「さてと…」
奏がシャワーを浴びている間に、私は用意していたものを取り出す。
「これ、奏に会った一昨日につい買っちゃったのよねぇ…」
ネットでいい服を見つけ、いつか奏に着せたいと思ってたけど、その日がまさかこんなに早く来るだなんて
「ふふっ、これを来たら絶対かわいいわ…!」
奏がシャワーを浴びに行って少し経った頃に服を置きに行く
「奏ー、着替えここに置いておくわねー」
「あ、ありがとう、鞠莉お姉ちゃん」
奏が出てくるのが楽しみだわ…!
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「な、なにこれ!!」
シャワーを浴び終わって体も拭いて、服を着ようと鞠莉お姉ちゃんが持ってきてくれた服に手をかけると…それは…
「こ、こんなの恥ずかしくて着れないよ…!」
今僕の手の中にはクマの着ぐるみパジャマがある。これを着ろって言うの?でも他に服もないし…
「しょうがない…」
若干苦戦しながらも着ぐるみを着た
ふと、見えたのはクマの格好をした鏡に映った自分だった。
「は、恥ずかしい…」
でもいつまでもここにいてもどうにもならない
しょうがない…部屋に戻ろう…
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ドアを開けて顔だけ出すと、部屋にいた鞠莉お姉ちゃんと目があった
「あ、出たのね。」
「鞠莉お姉ちゃん、服間違えてない?」
「あら、本当?ちょっとしっかり見せてくれないと分からないわ」
鞠莉お姉ちゃんはニヤニヤしながら言ってくる。やっぱり確信犯だ…!
仕方ないので洗面所から出た
「Oh,my God!!!なんてかわいいの!!!さぁさぁこっちにおいで?」
僕はできるだけ不機嫌な顔をして近づいた。
そして近くに行った瞬間、勢いよく抱きついてきた
「やっぱり私の見立ては正しかったのね!」
そう言って頭を撫でてくる鞠莉お姉ちゃんは何かに気がついたようだった
「あら?奏、あなたまだ髪が濡れてるじゃない」
「へ?いつもこうなんだけど」
「ダメよ。風邪ひいちゃうわ。乾かしてあげるから、ここに座って?」
言う通りに座っていると、鞠莉お姉ちゃんがドライヤーを持ってきた。
ゴォー
ドライヤーで頭を乾かしてもらうなんて…なんか子供扱いされてる感じがする…
「奏は曜と違ってStraight hairなのね」
「あ、うん。だから寝癖が目立ちやすくて。いつもお姉ちゃんに治してもらってるんだ。」
「そうなのね。じゃあ明日は私が治してあげることになるわね!」
「そうかも…」
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「はい、乾かし終わったわよ」
ワシャワシャ
「んんぅ、あ、ありがとう」
「どういたしまして!さぁ、そろそろご飯食べましょ?」
「!うん!」
そういえばお腹ぺこぺこ。どんな料理が出てくるんだろう…楽しみ…!
「じゃあ、ちょっと持ってくるわね。」
そう言って鞠莉お姉ちゃんが1回部屋から出た。
そしてすぐにホテルのスタッフさんと一緒に帰ってきた。
「さぁ、召し上がれ!」
「うわぁ!おいしそう!」
てっきり高そうな料理が出てくると思ってたら、出てきたのはハンバーグだった。どうやら僕のために作ってくれたらしい
「い、いただきます!」
早速ハンバーグに手をつける。
パク
「!!お、おいしい!」
「そう、良かったわ」
それから夢中になって食べた
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お互いに食べ終わり、食器も片付けられた
「ふぅ、お腹いっぱい」
「それは良かった。あ、奏、口にソースついてるわよ?取ってあげる」
「あ、ありがとう」
「いいのよ。この後どうする?何か映画でも見る?なんでもいいわよ?」
「うーん…」
「あ、そうだわ!ちょっと待ってて!」
タタタッ
思いついたように棚に何かを取りに行った。
「これよこれ!」
そう言う鞠莉お姉ちゃんの手には…耳かきが握られていた
「え!?耳かき!?僕苦手なんだけど…」
「心配いらないわ!絶対に痛くしないから」
「そ、そうじゃなくて…」
「お姉ちゃんを信じて!」
「ちょっとくすぐったくって…」
「あ〜、そういうこと…なるべく頑張るわね!さぁ、ここに頭乗せて?」
僕が反応する前に頭を太ももに乗せられてた。膝枕ってやつだね。気持ちいいけど、恥ずかしい…
「じゃあ始めるわね〜」
鞠莉お姉ちゃんは語尾に音符が付きそうなほど上機嫌だった
サワ
「んんっ!」
サワサワ
「んひゃっ!」
「ちょっと鞠莉お姉ちゃん!!くすぐったい!」
「S,sorry.ちょっと見えづらくて」
「もう!」
「そんなに怒らないでよ〜」ナデナデ
「むぅ」
「今度こそ始めるわ」
スッ
今度こそ耳かきが耳に入ってきた。
カリカリ
耳の中で耳かきの音が響く。
「気持ちいいかしら?」
「え、えっと…」
カリッ
「っ!」
「声、我慢しなくていいわ。気持ちいいならそう言いなさい?」
「き、気持ちぃ…」
「ふふっ、良かった。でも、そんなに汚れてないのよね…きちんと掃除してるのね。えらいえらい」ナデナデ
「うん、定期的にお姉ちゃんに」
「やってもらってるんだ」
「強引にね…」
「ふふっ、いいじゃない。」フゥ
「んひゃぁ!ちょっと!いきなりやらないでよ//」
「あれ?言ってなかったかしら、Sorry。じゃあ反対向いて?」
ゴロン
「それで?曜はいつもどんな感じでやってくれるの?」
「えーっと…普通にやってくれて、すごく気持ちいいんだけど、最後に…」
「最後に?」
「しつこいくらい耳に息をふぅってしてくるから…しかも頭を押さえつけて」
「それがくすぐったいのね…こんな感じかしら?」
ガシッ
「へ?鞠莉お姉ちゃん?もしかして…」
フゥー
「んん!ちょっと!」
「もう1回行くわよ!」
フウー
「ひゃぁぁ!」
「最後!」
フゥー
「も、もうひゃめへ…」
「おまけにもう1回!」
フゥー
「んにゃぁぁ!」
「どうだったかしら、慣れればこれも気持ちよく…」
「もう…無理…」
「Oh!目がトロンってしてるわ!気持ちよかったのね!」
そう言って耳元に顔を近づけて囁いた
「またいつでもやってあげるわ」
「ひゃ、ひゃい」
ーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーー
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~鞠莉side~
耳かきの後、2人で学校のこととか、Aqoursのこととかいろいろ話してたらもう寝る時間になっていた
「奏、眠そうね」
「うん、このぐらいの時間には、寝てるから…」
「そうだったのね、じゃあそろそろ寝ましょうか」
「うん」
ウトウトしてる奏をベッドに連れてくる。目を擦ってる様子が可愛らしさ満点で、キュンとくる。
余程眠いのか口数も減ってきた
私もベッドに入って奏を迎える
「さぁ、こっちおいで?」
「ん」
眠そうにベッドに入ってくる奏は、そのまま私に抱きついた
「そ、奏!?って、もう寝てるし…」
やっぱりこういう所は子供ね、かわいい
「今日は私に付き合ってくれてありがとうね、奏」
チュッ
眠っている今日1日だけの弟の頬に口付けをする
「あーあ、ますます曜が羨ましくなってきちゃうわ」
でも、関係なく甘やかしちゃえばいっか!
そう考えると、これからの練習の楽しみが増えた気がした。
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ーーーーー
~梨子side~
「そういえば曜ちゃん」
「どうしたの?千歌ちゃん」
「奏ちゃんは今日鞠莉ちゃんの家なんでしょ?」
「うん」
「また会えるのはいつなの?」
「それは明日の朝でしょ?」
「学校あるのに?」
「…」
「ち、千歌ちゃん!その話はここまでに…」
「そうだ…!奏くんにまた会えるのは放課後…!そんなの耐えられない!奏くんに会いに行ってくる!」
「今から!?」
「よし!千歌もついてくよ!」
「待って!この時間だともう船がないわ!」
「なら泳いで行くまで!この渡辺曜、奏くんに会うためならなんでもできるのであります!」ビシッ
「そのいきだよ!曜ちゃん!よーし!じゃあ行っくよー!全速前進!」
「「ヨーソローーー!!!」」
まずい!2人ならほんとに行きかねない!ここで何としても止めないと…!
「お、落ち着いて2人とも!」
「なぁに梨子ちゃん?あ、もしかして梨子ちゃんも一緒に行きたくなった?」
「そうじゃなくて!その…今から行くよりも明日まで我慢してから会った方が…その…もっと嬉しいと思うの!」
自分で自分が何を言っているかわかんなくなってきたが、少し落ち着いてきた2人に畳み掛けるなら今だ
「それに…えーと…そ、奏くんが本当に好きなら奏くんの好きにさせることも大事なんじゃないかなぁ!」
ほんとに何が言いたいか分からないが、伝わるかな?
「……その通りだね、梨子ちゃん…」
「曜ちゃん?」
「そうだよ、弟を見守ることこそ姉の仕事…!」
「つまり、今の私たちがするべきことは…」
「明日奏くんに元気な顔で会うために早く寝る!」
「よし、寝よう!おやすみ!」
「おやすみ!」
わかってくれたのかよくわからないけど、とりあえず2人の暴走を止めることは出来たみたい…
立ったままの私を他所に2人はすぐに電気を消して寝てしまった…元気というか…自由というか…
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翌日、曜ちゃんは授業中ソワソワしてたけど、特に事件もなく放課後に。
私のせい?なのかは分からないけど、いつもより曜ちゃんのスキンシップが多くて奏くんが少し鬱陶しそうにしてた。私のせいなんだったらごめんね、奏くん。
あと、鞠莉ちゃんが曜ちゃんに耳打ちして、曜ちゃんが鞠莉ちゃんにグッって親指を立てるシーンも見ました。何があったんだろう…?
何はともあれ無事に終わって良かったです。
今回も読んでいただき、ありがとうございます。
さて、今回は鞠莉ちゃん回でした!それとは関係ないんですが、自分が書く曜ちゃんと千歌ちゃんがなんかアホの子みたいになってる気が少しするんですが、奏くんのことになるとこうなるって考えてください。
それでは次回でお会いしましょう。