Warrior beyond despair   作:レオ2

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おはようございます((。´・ω・)。´_ _))ペコリ。
加筆とかしていたらやっぱりあまり光輝の家族の描写があまりにも少なすぎて少しな〜と思い文字数は少ないですけど光輝と家族の描写を入れます。今回は祖父です。


番外編 光輝と〇〇
光輝と祖父


「やああああ!」

 

「いいぞ光輝!」

 

と言って小さい手を止めてるのは老人だがその体つきはがっしりとしている人だ。幾らか光輝の攻撃を受け流し光輝は下がって息をゼェゼェとする。

 

「はぁはぁ、全然当たらない・・・」

 

そう言って少し落ち込んだ顔になる。そんな光輝に老人・・・光輝の祖父、西沢武蔵だ。息子・・・つまり光輝のお父さんは武蔵のような武人ではなく割とガリ勉タイプで武蔵はそれに少し悲しいなあと思いながらも息子の道を行かせた。そしてそんな息子が結婚して孫娘とその孫娘が生まれてから10年後に男の孫が生まれた。そして孫は隔世遺伝したのか小さい頃からウルトラマン等を見て武蔵によく勝負と言ってよく懐いた。そんな孫・・・光輝を武蔵が可愛がらないはずがなく4歳頃からよく一緒に修行をしていた。そして拳を振るう意味などを光輝が使い方を間違えないように説いていた。

 

「いいか光輝。拳は弱いものいじめをする為にあるんじゃない。弱いものを守る為にあるんだ。」

 

「はーい!」

 

武蔵は光輝に何度もそう言った。光輝は今6歳だ。

 

「おじいちゃんに全然勝てない。」

 

と落ち込んでいるのは光輝だ。武道でも剣道でもまだ勝てない事に落ち込んでいた。そんな光輝に苦笑いしながら武蔵はわしゃわしゃと光輝の頭を撫でた。

 

「そう簡単にじいちゃんは負けないぞ?だけど・・・いつかはじいちゃんを超えてくれ。いいな、光輝?」

 

「うん!おじいちゃんを頑張って超える!だから次は剣〜。」

 

「おう!」

 

そう言って2人は竹刀を取った。武蔵は一刀、光輝は二刀流だ。ただ普通の剣道では長刀の竹刀を2本とは認められていない。だから光輝は大会などに出たいならば一刀か、小太刀を1本の二刀流にせねばならない。だが光輝がやってる理由はただ強くなりたいというものだしまだ小一で言う必要は無いと武蔵は考えて敢えてほっといてる。それにどちらにせよ小学生じゃ二刀流は認められていないのもある。

光輝は二刀を持って少しぐらついている。竹刀は光輝用に短めとはいえそれでも今の光輝には少し重たい。そんな光輝が武蔵の所に突撃した。

右の竹刀を振りかざしたが武蔵の竹刀で止められた。そんな武蔵に光輝は左の竹刀を横払いで胴を攻撃したが武蔵は下がって躱した。

そして武蔵は距離を詰めて上から光輝目掛け振り下ろした。それにギリギリ反応した光輝はニ刀を交差させて歯を食いしばって止めた。

 

「やああああ!」

 

そう言って弾こうとするが武蔵の方が力が強く押し込まれそうになる。光輝はそれに耐えながら作戦を変えた。さっとニ刀を戻すのと同時に自分も下がった。力を入れてた武蔵は前のめりになる。そこを狙って下がった瞬間に突撃した。だがそんな作戦が武蔵に引っかかる筈なくぐっと足を踏ん張ってコマのように回転した。そんな回転した武蔵の横に光輝は左の竹刀を振っていた。だがもう武蔵は回転し終わり飛び込んできた光輝に面を取ろうと竹刀を振り上げた。

 

「うおおおおぉ!」

 

と、光輝は気合いの声をあげて無理やり体を反転させて右の竹刀で止めた・・・のだが片方だけでは受けきれずそのまま少し吹っ飛んだ。

 

「また負けた〜!」

 

「光輝の課題はやっぱり力をつけることだな。幾らか竹刀に振り回されてる場面があったからな。」

 

「う〜、はーい。」

 

そう返事して光輝は息を整え武蔵に聞いた。

 

「う〜、おじいちゃんみたいなそう言う流派がないから独学するしかないのが辛いな〜。」

 

武蔵は武人と言うだけあって色んな流派を知っているし、また身につけてもいる。だが武蔵は先程の試合の通り一刀だ。だから剣道・・・剣術を始めた時から何故か好んで二刀流の光輝には独学でさせるしかなかったのだ。あまり二刀流がいないという事も相まって光輝の二刀流修行は光輝オリジナルが増えている。

 

「そうだな、だが光輝の年から二刀流は中々いない。だから戸惑ったりする気持ちも分かる。だけどな光輝、お前もその内良い流派に出会うだろう。その流派がお前の力になる。だから今は光輝自身で頑張って見るんだ。」

 

そうまた頭を撫でながら武蔵は言った。それに光輝は嬉しそうに返事した。

 

「はーい!僕も早く真剣使えるようになりたいな〜」

 

さらっと恐ろしい事を言うが光輝はガチである。初めて祖父が真剣を使ってるのを見た時から自分も使いたいと思い剣術も始めたのだ。それに苦笑いしながら撫でながら祖父は言う。

 

「光輝、真剣を使う時には掟があるんだ。」

 

光輝はそれに不思議そうな顔をして首をコテっとする。

 

「それはな、自分に取って大事な人や場所を守る為に使うんだ。」

 

「守る為?」

 

「そうだ。そうしたら剣はお前に答えてくれるだろう。剣に込められた記憶や思いは永遠にそこにある。例えあの真剣の形が変わろうともな。」

 

この時の光輝にはあまり祖父が言ってる事は分からなかったがそれでも祖父が良い事を言ってると理解し笑顔で頷いた。

その時家のチャイムが鳴った。そして外から声が聞こえてきた。

 

「光輝〜!遊ぼ〜!」

 

「あ、愛美だ。」

 

「ははは、人気だな光輝。きりもいいし今日は終わるか。」

 

「うん!」

 

そう言って孫と祖父は母屋に行った。




お疲れ様です。これからも偶に光輝の笠木と戦う前の話は入れます。(*´∇`)ノ ではでは~
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